

上下巻セットで読みました。
久しぶりに登場人物が極端に少ない本ですね。
主人公の一人語りでそれ以外の登場人物は同級生一人。
その他はもうあってもなくてもいいだけの希薄さです。
ストーリーは途中で想像がつき、綺麗に伏線が回収されて、やはり・・・そうなるかと思いながら、無難に終わっているのですが、その途中のラノベ作家さんにまつわる話が非常に興味深いです。
もっともこういう内容の話も今は普通なのかな?
先日見たアニメでもラノベ作家が主人公で出てくる知り合いもラノベ作家っていう、ごく特殊な限られた世界の中で完結した物語でしたし。あれ?妹萌えの設定でしたっけ?
アニメは置いといて、ラノベ作家の生態がそれだけ日常生活レベルに関心を持たれる時代になったんですねぇ~。もっともどこまでが真実か分かりませんし、小説として書かれたものをそのまま受け取ることもありませんが、興味深いと思ったのは確かでした。
でも・・・それ以外は特に何も面白いところは感じませんでした。
逆に、この内容で上下二巻に出来るって凄いなあ~と思いました。
出版社さんの方の話ですが・・・・。
今回、Amazonで見てて、もっと驚いたのがこれ2巻で完結だと思ったのですが、続きの3巻目が出てること。
えっ、あの後、どうやって続けるの?
それこそ、蛇足を地でいきそうですが・・・・。終わったと思っていたのに続きがあり、探して読むべきか、今、迷ってます。なんか非常に微妙な気持ち???
ただ、わざわざ、読むほどでもないのでたぶん読まないかなあ~と思います。
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど 年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている(電撃文庫)(amazonリンク)