2018年03月11日

「男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (3) ―Time to Pray―」時雨沢 恵一 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス

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前作の2巻までで上下で完結していたと思った作品の続編。

大概、この手の流れでは続編はおまけで前作よりも面白くないのが普通ですが、本作はその予想を大いに裏切ってくれました。つ~か、こちらの3巻は私好き! こちらを読むための伏線というか、前置きの為だけに1、2巻読んでもいいぐらいですね。

いい意味でこれまでの1、2巻がこの3巻で生きてきます。

作中の物語ではありませんが、コテコテの王道ラベコメ(どこがコメディ?とかは置いといて)って感じです。唐突に重い話が出て来たりもしますが、まあ、ご都合主義もそれほどなく、許容範囲でJK眼鏡っ娘が魅力的に描かれてます。

後書きに著者のお遊びで続刊の予定が書かれていますが、続きが読みたいですねぇ~。
予定のストーリーはちょっと・・・という冗談レベルですが、続刊が有り得るなら、是非読みたいです♪

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (3) ―Time to Pray― (電撃文庫) (amazonリンク)

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posted by alice-room at 01:08| Comment(0) | 【書評 小説C】 | 更新情報をチェックする
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