2018年04月03日

「古書街キネマの案内人 おもいで映画の謎、解き明かします」大泉 貴 宝島社

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神田神保町にある名画座映画館を舞台にした作品。

ヒューマン・フレンドリー系のぬるい映画探偵物と言えば良いのでしょうか。
全般的にはそつなく慣れた感じで書かれた文章で悪くない感じですが、あえて続きを読んでみたくなるほどの作品でもありません。そこが残念かな?

また、謎解きを一応、ウリにしているのですが最後の作品については、ノーヒントで冒頭から分かってしまうのはいささか残念過ぎかと。他に思い浮かばないし、それで正解になってしまっては・・・。
ネタバレは避けたいので詳述しませんが、内容に深みはないかもしれません。

ただ、こんな映画館なら行ってみたいとも思いました。

古書街キネマの案内人 おもいで映画の謎、解き明かします (宝島社文庫) (amazonリンク)


ラベル:書評 小説 映画
posted by alice-room at 02:55| Comment(0) | 【書評 小説C】 | 更新情報をチェックする
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