2018年12月10日

「紀元千年のヨーロッパ」 L.グロデッキ 新潮社

著者があのグロデッキで翻訳者が柳 宗玄だったので読んでみました。

もうちょい、ゴシック建築とかロマネスク建築、聖遺物や装飾写本とか出てくるかなあ~と思ったんですが、フランスのものが意外と少なく、シャルトル大聖堂とかほとんど出てこないうえに、ドイツの中世建築とか・・・ね。

なんか私の求めているものとは、かなりずれているのを感じました。
説明文も多いのですが、中世美術や宗教関係の記述もちょっとなあ~。
ヤンツェンやフォションが引用されてたりするが、ちょっと違うんですよね。

ざっと全頁をめくって興味が持てそうなところだけでも拾い読みしようと思ったのですが、全くそれに値する箇所もありませんでした。
本書のポイントがいまいち私には理解できませんでした。

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「ロマネスクのステンドグラス」ルイ グロデッキ、黒江 光彦 岩波書店
ラベル:書評 中世
posted by alice-room at 21:50| Comment(0) | 【書評 美術】 | 更新情報をチェックする
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