
『胡蝶の失くし物』3巻
『さびしい女神』4巻
『先生の隠しごと』5巻
『鋼の魂』6巻
『童子の輪舞曲』7巻
本シリーズは通し番号が振ってないので、この本読んだから次の本はどれか分からなくなるのが難点。
その辺、出版社さん不親切じゃないかなあ~。何らかの意図があるのかもしれませんが、イチイチ順番
を控えておかなければならないのが面倒だったりする。
さて、3巻は刺客が登場するのですが、あっさり道中の連れとなっていきます。
4巻はのんびりとした流れが段々と大事になっていきますね。
先生の過去がかなり暴かれますが王弁がまたまた活躍します。で、次巻へ先生の過去は続いていく順当な流れ。
5巻に至っては、う~ん、太平天国のアレではないですが、この手のユートピア思想、つ~か独立国思想の話は、
個人的には中国ものとはノリが違うので出来れば、本シリーズでは扱って欲しくなかったですね。
正直、当初の世界観からは相当隔たりがある路線だと思いました。
興覚めしつつ、とりあえず読了しましたけどね。
6巻は蚕嬢が人に戻っちゃうでしたっけ?
何巻に何が書いてあったのか・・・既に忘れかけていたりします・・・・呆けたか私。
で、7巻は番外編の短編を集めた作品。
ここしばらくの中では、これが一番良かったかなあ~。
1巻目のほのぼのとした素敵な雰囲気が一番出ていて、個人的にはこの辺が好き!!
中国の志怪小説の流れを現代風にアレンジしていて、且つ方向性は揺るがないこの路線の小説は思ったよりも
少ないのでその意味でも期待したいところですね。
さて、とりあえず、残りを読了したいところですね。
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