
著者の書いた経済記事は以前からよく目にしていて、個人的には馴染みのある著者の書いた読書ハウツー本。
こちらも標準的な内容ですね。
一部、個人的には納得しない点もありますが、まあ、大筋、こんな感じの読み方が多いです。私も。
本書で特徴的なのは、紹介されている本はなかなか斬新な内容のものが多いですね。
どこまでが読むに値する内容の本で、個人的にも読んでみようかと思うかは別ですが、どっかで書名を見たときに反応するだけのフックにはなるかと。勿論、見方次第でどうとでもなりますのでそれが正しいか否か、納得できるか否かは別物ですが、視野は広がりそうな感じがします。
ただ・・・目から鱗、とまではいきません。
読んでも読まなくても良い本かと。
【目次】
第1章 「さわり」を読む―頭の中に残る情報だけが重要だ
第2章 読書の土台をつくる―子どもや学生のころに読んだ本
第3章 歴史を学ぶ―大局観が身につく本
第4章 視野を広げる―世界を縦・横・斜めに見る本
第5章 経済を学ぶ―「今日よりいい明日はない」生き方
見る読書 (ベスト新書)(amazonリンク)