
seedsbookさんの書かれた「月見草」に触発されて、ふと思い出した絵葉書に出てくるカフェーである。lapisさんの記事に、竹久夢二による宵待草の歌詞が書かれている。私の大好きな映画「夢二」のエンディングがこの曲で、いまも頭から離れない。
どうしてもこの絵葉書を探し出さずにいられなくなり、ついつい夜中にゴソゴソとしてしまった・・・。この絵葉書をくれた女性への憧憬にも重なり、妙にしんみりした気持ちになっている深夜である。人と人との出逢い、ちょっとした出来事、切れ端のメロディー、時間が切り取られた絵葉書・・・。
そういった断片が重なり合い、思い出を宝物のようにしてくれるようだ。たまにそういう時があっても良いのかもしれない。
【追記】
実は、このカフェーがどこにあるか漠然と疑問に思っていたのだが、この葉書の左に住所と電話番号が記されていた。ここではお店に迷惑をかけても困るので削っておいたが、何故今まで気付かなかったのだろうか・・・?
気付きたくなかったのだろうか・・・?
いつでも行けるが、だからこそ、これからもそこには行かないような気がした。口に出して説明できる気持ちではないのだが・・・。
夢二(amazonリンク)
また、僕のサイトをご紹介いただき、感謝しております。残念ながら、鈴木清順「夢二」は、見たことがありません。リンク先のアマゾンでは、DVDは、絶版になっており、マーケットプレイスでは、プレミアがついていました。こうなると見たくなるから不思議なものです。(笑)
写真からすると、素敵なカフェのようですね。
こちらからもTBさせていただきましたので、よろしくお願いします。
TBとその上私のサイトまでも名指しいただき有難うございました。
こちらからのTBお返し、お受けくださいませ。
夢二も無くなってましたか?そもそもマイナー系ですので、あまり数をプレスしてなかったのかもしれませんね。そのうち、機会があれば入手してご覧下さい。近くであれば、お貸ししたいところです・・・。舞台は金沢になっています。金沢の遊郭が舞台に使われていて、なかなか味のあるものになっています。あっ、ごめんなさい。あんまりこんなこと書くと、余計見たくなってしまいますね。失礼しました。