今回は金で済まされる所は全て金で済ます。この炎天下、ドゥッガの遺跡で歩き回ることを考えると体力温存が最優先課題!! 絶対に古代ローマ帝国を見るんだ!

8時にはホテルを出てタクシーを拾う。初めてメーターで支払う約3TD。バス停まで汗一つかかずに到着。ちょっと感動。メトロでも行けるのだが、メトロに乗るまでが面倒だし、降りた駅から歩くことを考えると迷子になる私には大きな時間と体力の節約です。チケット売り場は珍しくすぐ見つかり、すんなりと切符GET。発車時刻を聞くと、8:30出発。あと10分ぐらいで非常にスムーズ(通常1時間に1本の間隔)。バスはたくさんあって分からずにチケットにかかれたテブルスークの文字を見せつつ尋ねたら、すぐ教えてもらえた。ラッキー。

念の為に、バスに乗り込んでからも人に聞くとOKとの事。安心した。やや遅れたものの35分に出発。エアコンは入っていないが、窓から風が入り、全然暑くない。非常に快適。今日は日差しもやや弱め。本当についていたかも。ガイドブックには1時間半の所要時間とあったがこれなら楽勝かも。
結局、2時間近くかかったが、人はドンドン降りていき、テブルスークまで乗っている人は少なかった。そこからドゥッガへ行くのだが…??? 見渡してみると、タクシーがない。なんとかして探すか、最悪、金の力で白タクでも頼むかと悩みかけた所…。捨てる神あれば拾う神あり。案ずるより産むが易し。おじさんが声を掛けてきた。「ドゥッガ?」「Oui.」とそこで値段を聞くと15TD。ガイドブックに書かれたまんまの値段。ほんとかよ~っと思いつつ、値切るまでもなく、飛びついた。往復で他に足が無いし、6キロなんて夏の炎天下に歩けません。道も知らないし…。日本なら楽勝で歩くけどね。
最後に白タクとか思ったらルアージュ(乗り合いタクシー)でした。結構な距離乗りましたよ。6キロ以上ある感じ。体感的には砂漠とは言わないまでも広々とした大陸って感じの道路です。道は良かったですよ。

で、ドゥッガに行くと、あっ、あれだ!! 絶対コレ!! うわあ~、なんか胸に熱いものがこみ上げてきます。山の斜面みたいなところに巨大なレンガ作りの建築物。あのパンテノン神殿でお馴染みのような神殿が目に入ってくる。この感動だけは何物にも代え難いです。心の底からチュニジアまで来た甲斐があった。これさえ見れれば、、バカ高いエール・フランスのエアー代もお釣りが来て余る。だってこれだけのものは、そう見れませんよ。おそらくどこ行っても。チュニジア一の最良の保存状態のローマ遺跡。まさにその名にたがいません。
~ドゥッガ遺跡の紹介へ続く~
だって、遺跡がチュニジアにもそしてドイツにまであるのだから。。。
あしたカタルゴあたりの話TVでかかると宣伝してます。出来たら見てみようっと。
日本でもあれば、私も見てみたいかも?カルタゴの映像。