
7月3日は移動日でチュニジアからパリへ。なんか一気に温度が下がった気がする。パリ初日の朝は、夜中から雨が降り、雷までなる空模様。飛行機でたった二時間だけど、ずいぶんと違うもんですね。ホテルの部屋の中は暖かくて気がつかなかったのですが、窓を開けて外の気温を知ると驚いた! だって、寒い。半袖では外に出れないくらい寒い。長袖を持ってきておいて良かったと初めて思った。
朝のラッシュアワーに巻き込まれないことを願いつつ、早く行き過ぎても寒くて困るだろうと8:30にホテルを出て大正解。9時まで10分前、しかも雨の中で傘さしてルーブル開館を待つという形でしたが、おかげで人が少なく、すぐ入れました。こういうのも全て普段の行いが良い(?)からですねぇ~。うんうん。


透明三角ピラミッドからゲートを通ると真っ先にモナ・リザへ。既に人が集まり始めてましたが、まだまだ余裕。人に声かけてダ・ヴィンチ・コードとともにパチリ。これがやりたかった!!(笑) ミーハーの極みですね。勿論、「岩窟の聖母」の前で本と共にパチリ。基本中の基本です。この為に、わざわざ洋書持ってきたんだから…(オイオイ、なんか違うって)。勿論、手に持っているのはUK版のダ・ヴィンチ・コードです。洋書では半分しか読んでないのに…。モナ・リザはそんなに好きでもないんですが、ブログの趣旨からもこれぐらいはやっておかないと。(ちなみに午後、モナ・リザのとこ行ったら、人が多くて真正面まで行くのさえ大変そうでした。朝イチならさすがに数人しかいなかったけどね)



」やっと一仕事終えたような気分になり、ここからが自由気ままなルーブル巡り。ラファエロやボッティチェリが思っていたよりあったなあ~。懐かしく思いました。やっぱラファエロの聖母もいいよねぇ~。


<これ以降、ホテルに戻ってから書いたもの>
疲れて足が棒のようになったけど、開館の9:00から17:00まで(閉館は18:00)8時間、昼食もとらずに歩き回りました。かなりグロッキー状態。でもね、満足いくまでしっかり見てきたつもり。基本的に絵画が好きだし、風景画はぱっと眺めるだけ。彫刻は中世以前のものだけ、しっかり見て18世紀以後は基本的にスルーです(オイオイ)。

ニコラ・プッサンの「アルカディア」もしっかり見てきましたよ~。暗号が隠されてるそうですが、じっくりと何度も見たけど、暗号解けなかった…(涙)。


ラ・トゥール。あるじゃん&あるじゃん。「ラ・トゥールの間」があったんだけど、ほとんどの人は素通り。せいぜい10人に1人くらいが止まって、イカサマ師とヨセフをみるぐらい。上野の西洋美術館のあの盛況とはやはり違いますね。前、ブログに書いたけど、僕もラ・トゥール展なかったら、素通りしていたね、間違いなく(笑)。


まあ、おかげでずっと「マグダラのマリア」の前で見てました一人で。ほとんど貸切状態ですね。ラッキー! 場所が3階の端だから、みんな辿り着く頃には疲れ果て、よほど好きな人じゃないとイチイチ見てらんないよ、って感じでした。なんか気持ちが分かる。
それはともかく、以前見れなくて歯痒かったのがようやく解消。コレです、コレ! これが見たかったんですよ~。やっぱり、このマグダラは見ておく価値ありますね、ウン。
ラ・トゥールのマリアだけで10枚以上写真撮っちゃった。ただね、自然光のせいでどうしても表面が反射しちゃってね。フラッシュ使えないし、ちょっと残念ですが、しかたないですね。あっ、でも絵葉書売ってたから、「マグダラのマリア」買ってきました。しかしルーブルもぼったくり。1枚1ユーロ(=140円以上)。ったく、ユーロ導入以後、物価高くなってないか~。10枚で8ユーロって書いてあるけど、あんまり安くない強気の商法やってます。入場料も8.5ユーロ。



とにかく写真はいっぱい撮ってしまいました。マグダラのマリアは特に重点的に。ネット上でいくらでも画像は集められるんですが、せっかく新しいデジカメ購入したばかりだし。その一部を載せておきます。あとは趣味に合わせていくつか。画像が多くて重くなってたらすみません。でも、ルーブルを堪能できました(笑顔)。最後は逆さピラミッド。







関連ブログ
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美の巨人たち ラ・トゥール『常夜灯のあるマグダラのマリア』
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「ダ・ヴィンチ・コード」にパリの教会が「ノン!」
何だろう?
とけたら教えてください。こういう写真を見せられるとルーブル又行きたくなりました。
やっぱり、ルーブルは素晴らしいです!僕は、「モナ・リザ」よりは「岩窟の聖母」が好きです。レオナルドやラファエロに混じって、アルチンボルドが入っているあたり、nice!です。アルチンボルドがあったことなどすっかり忘れていました。フォンテーヌブロー派や、アングルや、ボスも好きです。僕も、ルーブルに行きたくなりました。
http://library666.seesaa.net/article/2371032.html
まあ、どこまで本当かは分かりませんが、BBCで番組として放映されたのでも有名らしいです(但し、BBCは後にあれは間違いだったと否定する声明を出しています)。ちなみに「ダ・ヴィンチ・コード」の種本の一つがこの本だったりします(笑)。
lapisさん>すみません、のっぺら坊で驚かせてしまいました(笑)。別に隠さなければならないほど、まずいご面相でもないのですが、ブログのアクセス数が減るかもしれないので・・・冗談です。もともとが目立ちたがりでもあるんで、一つ出すとたくさん出しちゃいそうで、自制できなくなりそうなのが怖くって。それはさておき、私も改めて思いました。やはり、ルーブルはいいです。毎月第一日曜日は無料みたいですから、パリに住んでたら毎週第一日曜日は美術館巡りしてそう。モロー美術館もオルセーも無料だったはず。忙しくて疲れちゃいそうです(笑)。到着した日がちょうどこの第一日曜日で是非、どれか行きたかったんですが夕方5時過ぎでどこも回れなくてそれだけがちょっと心残りでした。今度は、御一緒にルーブルでも行きます?(と、とりあえずふってみる適当な私、すみません)
ニヤリ
8時間も歩いたなんて頑張りましたね。十分心は満たされたと思います。また遊びに来ます。
二度見に行ったことがありますが、どちらもしっくりこなかった。本物は、地下に保管してあると聞きましたがどうなんでしょう?
私もラファエロの聖母が大好きです。
ヴァチカンにあるラファエロの絵もすばらしいですよね。ダビンチとミケランジェロと本人が描かれていて最高傑作です。
ところで下の果物の顔の絵ですがロバートグリーンの「権力に翻弄されないための48の法則」の本の表紙の絵に使われてますね。おいしそうな顔だこと~。
ラファエロの聖母は、本当に&本当に何度見ても最高だと思います。中でも一番好きなのはフィレンツェのピィティー宮殿のもので、今まで4、5回は行ってます。で、一周りした後でも、5,6回は戻ってきてラファエロの前に30分ほどたたずんでいたりしちゃいますもん。
さすがのフィレンツェでも冬季や夕方になると、人が減るので10分くらいなら、ラファエロの絵と自分以外誰もいない貸し切り状態になるので、それが至福の時です(ウットリ)。時々、持ち帰りたくなるような気持ちに襲われて、自制心が試されることもしばしばでした(笑)。
果物の絵、北斎漫画みたいでこういうのもなんとなく好きなんですよ~。コメント有り難うございました。
フォンテーヌブロー派、繋がりということで、TBさせていただきます。よろしくお願いします。
画集の記事ですが、『ガブリエルデストレとその妹(双子のヴィーナス)』があるということで、お許しください。
うらやましiina~
写真も明るく綺麗に撮ってありますね。
顔にモナリザを貼ってあったら笑えましたけど
・・・惜しい
それだと 真面目なサイトが台無しになりますね。
失礼しました。