
西武のリブロでちょっと面白い展示方法をしてました。「松岡正剛の千夜千冊」の販促ですが、「PULL」を引っ張ると折り畳まれていたその本の書評が読めるというものです。ちゃらいけど、好き♪
ジュンク堂に行く前に、古書往来座へ向かう。それなりにしっかりとした本がある古書店なので、ちょっと駅から歩くがたまにチェックしてみる。今回は、山川出版が出した「埼玉県の歴史散歩」を購入。へえ~あの山川出版がねって感じの本。歴史が専門の出版社だし、作りは悪くない感じ。

デジカメでただ、写真を撮りたくて雑司が谷の鬼子母神へ向かう。

いつも思うのだけれど、この桶の感じがいい。中央にあるのは、石榴のマークでしょう。

狛犬です。まあ、普通ですね。


何度見てもこの絵馬が懸かっている姿は、インパクトあるなあ~。ビジュアル的にも強いものがあってスキ!

鬼子母神が子供の代わりに食べる石榴の実を描いた絵馬です。

ここにも石榴。あのつぶつぶが表現されてますね。妙に瑞々しくつやつやしていて、今にもはじけんばかりのあの粒が毒毒しいのですが・・・。何故か食べた記憶がないなあ~。母が好きでよく食べていたらしいのだが、自分は食べる気にならなかった。

お稲荷様。

子授け銀杏なんだそうです。女性がこの銀杏を抱く姿というのは、今回は見ませんでした。今はもう、流行らないんでしょうね。

東京都指定天然記念物、だそうです。


対の仁王像ですね。

鬼子母神のすぐ近くにあるお寺です。一見すると、人気がなく静かなたたずまいなのですが・・・ここからがいささか恐怖の体験をすることになります。

異様にうるさい蝉の鳴き声。なんでだろうと不思議に思い、手近の樹を眺めた時です。これ見つけたのは・・・!!
な・なに・コレ!!

同じ樹のすぐ隣の枝もこの状態。写真に写ってないところでも、枝全体がこの状態なんだもん。ほとんど、ホラーの世界ですよ~。背筋がゾクってしました(マジに)。
一つや二つの蝉の抜け殻なら、分かりますが、ここまでくると異常でしょう。目の前にこれを見ると怖いって、洒落になりません。
しかも、人気がない境内に異様なほど騒々しいアブラゼミの鳴き声。いやあ~、悪質ないじめですって!ここまでくると。

樹を見ると、こういった蝉が所狭しといたりする。うわあ~、TVで見た17年蝉みたいで怖いです。
写真を撮ると速攻で私が逃げたのは言うまでもありません。たかが蝉、されど蝉。ヒッチコックか何かに映画にしてもらったら、すごい恐怖映画ができそうです。ちょっとした『真夏の怪』ですね。
それにしても何でも数が多いと恐怖の対象になりますね。
高校時代に野原(野原が学校と駅の途中にあったんです・・・今は別世界のようですが)の真ん中に立ってた木に鈴なりにカラスがとまってたことがあります。
三々五々歩いてた生徒がなんとなくシーンとなるんで、ウン?といぶかしく思って先を歩く子たちの視線を追うと・・・・どのくらいの数のカラスだったか。
もろにヒッチコック!!
本当に怖かった。
数年前偶然その話がでまして、やはり誰にとってもインパクトの強いエピソードだったんだな、と改めて実感しました。
夕暮れまでいたら、もっと怖くなったかもしれません。結構、私臆病なもんで(アセアセ)。
カラスも怖いですよねぇ~。何しろ大きくて漆黒の翼で、眼がギロリってしてますよね。うちは田舎なんで、夕方に無数のカラスが特定の山に帰っていく群れを見たことが何度かあります。ヒッチコックというよりも、横溝正史の「犬神家の一族」とか「八つ墓村」って感じのヌエの鳴き声でも聞こえてきそうな感じでした。
カラスの集団って怖いですね、本当に。なまじ、利口なだけに、不気味ですし・・・。
蝉はなつかしい。。。なんていっていられない感じです。
ところで17年蝉ってなんですか?
>ところで17年蝉ってなんですか?
17年蝉ってアメリカの方の蝉らしいのですが、17年間を地中で過ごして17年後にいっせいに地上に出てくる種類のセミらしいです。
ちょうど蝉が地上に出る年に当たると、樹木といわず、地上一面が蝉だらけになるとTVで放映しているのを見ました。道路も蝉、蝉、蝉で埋め尽くされるようです。
ちょうどイナゴの大群が襲来したかの様相を呈していました。もう、ホラーもどきではなく、完全に災害の一種みたいですよ~。怖くてアメリカには行けません! ホント!(青白い顔)