
実は青春18切符で、いつものように何も考えず、ただ&ただ適当に電車に乗り継いで下っていました。上越線で長岡行きだったので、長岡経由で新潟或いは柏崎とかも考えたのですが、柏崎へ行っても何もできないし、邪魔なだけだもんなあ~って思い、新潟は親戚もあり、幼少の頃、毎年行ってましたが、特に見学したいとこもないし・・・?
とか、ぐだぐだ考えていたら、ふと六日市駅で降りてみようと思い立った。土合で降りてもぐら駅を歩いて地上に出る、ってのも魅力的な案だったのですが、まあ、とにかく六日市駅で降りてみました。
手元の時刻表で見ると、六日市駅からは北越急行も出てるらしい。これって、越後湯沢で乗り換える「特急はくたか」とかあれかな? 数年前に金沢に行ったときに乗った奴。
細かい事は気にせずに、とりあえず駅に降りてみると、まずは観光案内所へ。何たる偶然か分かりませんが、観光案内所内にそのまま併設されているのが、「棟方志功アートステーション」というギャラリーだったりします。駅にあるギャラリーってよくあるけど、ほとんどの場合、たいしたことないし、複製とかばっかりで失望することが多いので、棟方氏の作品が何点ぐらいあるか、確認してから入場券を購入しました。

いささか懐疑的な心持ちで入ってみると、驚愕の作品群。私の大好きな棟方氏の作品がずらずら~っと並んでいます。うっ、いい! これはいいです!! 棟方氏の作品だけで版画、肉筆あわせて22作品が展示されていました。
ちなみに所蔵点数としては144点もあるんだそうです。うっ、全て見たい!! だって、棟方氏の故郷である青森の棟方志功記念館って何気に展示点数少ないんだよ~。以前行った時には、ショックだったもの。都内でやってる棟方志功展とかってほとんど行ってるけど、満足のいくもの少ないしね。
地元の実業家の方が収集していた作品だそうで、お亡くなりになった後に町に寄贈したんだそうです。やっぱり、個人の情熱は偉大ですね。お役所には、できない熱意があればこその作品だとつくづく思いました。

藤田嗣治氏のエッチングやリトグラフ、喜多川歌麿の浮世絵もあれば、伊藤深水に加山又蔵、ウォーホールまであったりして、ええ~っ!てな感じです。

是非、機会があれば観て欲しいです♪ 料金は500円ですし、なんと上の写真のような棟方志功の「釈迦十大弟子」のハガキまでもらえます。
こりゃ行っとくべきでしょう。ただ、行くの大変なんですけどね・・・。それが問題ですね。私、スキーとかしないし。ちなみに、他の写真は購入した絵葉書のものです。いいですよねぇ~大好き♪
【展示作品~棟方志功だけ抜粋】
海幸妃の柵(版画)
美業の柵(版画)
鷹持妃の柵(版画)
茶韻十二ヶ月 10月 美誕の柵(版画)
大漁妃の柵(版画)
美女神誕生の柵(版画)
故知らずの柵(版画)
変幻無極の柵(版画)
あおもりはの柵(版画)
墨面と板業者の柵(版画)
波乗妃神の柵(版画)
琵琶弁天妃の柵(版画)
沙羅双樹妃の柵(版画)
女人観世音板画巻 仰向妃の柵(版画)
歌々板画柵 吾妹の作(版画)
天妃図(肉筆)
白肌妃図(肉筆)
裸女図(肉筆)
風信図(肉筆)
円窓右向妃図(肉筆)
沖縄慈波の女(肉筆)
ご無沙汰しております。
まさか、alice-roomさんが新潟へ来ておられたとは予想外でした!
恥ずかしながら、地元の人間なのに、このギャラリーは行ったことがありません。盲点でした。(笑)
先日は、暖かいお見舞いのお言葉をいただき、ありがとうございました。
おかげさまで、生活の方もだいぶ落ち着いてきました。
当分の間、ブログの方は、不定期更新になるかと思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。
このギャラリーは、私も全然知らなかったので偶然の産物ですが、ちょっと徳した気分です♪
lapisさんのところからは、微妙な距離ですが、そのうちお時間がとれるようになって、機会があれば、お寄りになってみて下さい。小さいところですが、なかなか魅力的な作品が多かったです。
まだ当分は大変だと思いますが、本当に無理しない範囲で、こちらこそ今後とも宜しくお願いします。しかし、暑いですねぇ~。お互い体調管理を気をつけていきたいものです、ホント。