(エキサイトニュースより転載)やっぱり、この手のニュース大好き。なんか成果が出ると面白いんだけど…。昔だったら、ビッグフットの想像図がついたかわら版とかが刷られて、路上で売られたんだろうけどなあ~。現代は、写真や動画が自由に使える半面、想像力の働く余地が少なくなって、少し残念かもしれない。
[バンクーバー 26日 ロイター] カナダ西部の荒野に出没するといわれる猿人ビッグフット(別名サスクアッチ)。その存在の真偽が現代のDNA検査の世界で検証されることになった。
カナダ・ユーコン州テズリンに住む複数の住民が7月はじめ、深夜、村にやってきたビッグフットが残したと主張する体毛のサンプルをある研究所が検査する。ビッグフットは大きな獣人と言われるが、これまでのところまだ神話的な存在だ。
検査をするのはアルバータ大学の野生動物遺伝子学者のデビッド・コルトマン氏。同氏が25日、明らかにしたところによると、科学者たちはクマやバイソンなどユーコンに生息するほぼすべての巨大動物のDNAの一覧リストを作成した。
「こうすれば、比較検証できるでしょう。どれともマッチしなければ、非常におもしろいことになりますがね」とコルトマン氏。同氏自身は毛はユーコン・バイソンのものではないかと見ている。
「もしビッグフットが霊長類なら、サンプルは人、チンパンジー、ゴリラに近いはずです」
カナダ西部と米国の山奥に密かに生息している巨大で体毛の長い二足歩行の生物の伝説は、この大陸にヨーロッパ人が住みつく以前に遡る。テズリン近辺でのビッグフットの目撃情報はこの1年で2度目だ。
最新の目撃情報は、テズリンの住民のグループがCBC(カナダ放送協会)に語ったもの。小枝が折れる音がして、家の近くを巨人のような生き物が走るのを目撃したという。その巨人は大きな足跡を残し、一房の毛を落としていった。それを野生動物局の関係者に渡したのだ。
コルトマン氏によると、28日には結果が出るという。検査の結果、体毛がビッグフットのものでなくても、検証過程は、学生たちにDNA検査の分野に興味を持たせるいいきっかけになるのではないかと期待している。
「野生動物版『CSI:科学捜査班』ってとこだね」
2005年07月29日
「ビッグフットの体毛」、DNA鑑定に
「ビッグフットの体毛」、DNA鑑定に、の記事
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