基本的に土日は、だいたい何かやってるからね、ココ。
ここしばらく顔出していても欲しい本はあまりないのだが、今回に限って欲しいものが実にたくさんあった!(笑顔)
あまり出回らなさそうな本が多く、しかも安い♪ 調子に乗ってpick up してたら、あまりに重くなり、重ねていたら本が倒れそうになってきた。う~ん、馬鹿だねこりゃ?
しかたないので購入候補から、ドンドン外していく。
中国の切手帖・・・千円
ヒッタイト(洋書)・・・200円
世界の不思議物語(洋書、少年少女用)・・・300円
吉原関係の本
美術史に関する本、等々
中国の切手は、非常に美しいデザインのものがたくさん入っていて見ているだけで楽しくなるのだが、買っても使い道が無いし、場所を取るからなあ~泣く泣く諦めて戻す。
ヒッタイトは鉄器を最初に使った騎馬民族で有名だが、それ自体は興味があまりないのだが、100年近く前のもので実に装丁(表紙・造本)が綺麗。元々の所有者が教養のある方だったようで、書き込みが結構あり、それがかえって面白い。また、蔵書印なども含めてデザインがいいので手元に置いておきたかった・・・。でも、読まないで終わりそう・・・、それで断念。
世界の不思議物語は、それほど古くないが装丁が革っぽくてしっかりしているうえに古いのに非常に綺麗で、中のイラストが色鮮やか。アラビアの話とか、ギリシア・ローマの話とか内容も面白そうでこれも後ろ髪をひかれたのだが、何しろ立派過ぎて本が重い。自宅で邪魔になりそうだし、物理的に持って帰れないので諦めました。
送料払って宅送するくらいならそのお金でもう一冊、本を買うほうを選びますね、私だったら。う~ケチだね。
結局、最終的に残ったのは以下の本。
[9月8日購入分]これらは、絶対に見つけたら買わずにいられない部類なんで嬉しい反面、重くて嵩張るので何気に憂鬱な面持ちで購入してきました。
「能勢に潜幸された安徳天皇」野木圓之助 平成4年・・・600円
「日本名著選集 怪談名作集」 昭和2年・・・200円
「大満州國建設録」駒井徳三 中央公論社・・・3500円 昭和8年
「京都の伝説」 角川書店 昭和51年・・・400円
安徳天皇はご存知、壇ノ浦の合戦で3歳で入水自殺したはずなのですが、実は生き延びていた・・・という、実に怪しい義経伝説みたいな本です。その割に相当金をかけて作られていて、タイトルなんて金地に盛り上がった文字ですもん。装丁もしっかりしているし、外見で箔をつけようとしたように見えてなりません。読むのが楽しみ♪
満州の本は、満州国の経済全般を担当していた政府高官自身により書かれた本らしく、内容が実に生々しく興味深い。巻末には満州国の法律の条文まで載っていて、ウキウキしますね。専門書を当たればあるのでしょうけど、一般書で満州国の法令をそのまま載せているのって滅多にないと思います。しかも当然著者は立法者でもあるわけで、その点からだけでも更に興味が増します。
古書はどうしても黴臭いのでさっきからお天道様の下、除菌の為、アルコールスプレーで綺麗にお掃除してました。やっと、終わったので部屋に持ち込み、ブログにメモっと。
さて、外出するかな。