2005年07月30日

三銃士 スティーヴン・ヘレク監督

sanjyu.jpg原作読んで無いので、明確なことはいえないんですが、しっかりとそつなく作り上げられている作品だと思う。悪い意味で無く、正義のヒーローと悪役がきっちりと明示されており、裏読みしたりとか、登場人物の心情を考えたりすることなく、ただただ、ストーリーを追っていけば、大円団に至る安心出来る作品。家族で見ると、子供が健やかに育ってくれるのではないでしょうか、さすがはディズニー製作と言えるでしょう。

今回は、先日読んだ本「呪いのデュマ倶楽部」で重要な予備知識として三銃士が出てきていたので、とりあえずストーリーを知ろうと思ったので、その意味では目的達成かな。テンポのいいストーリー展開に、国王を悪の奸臣から守るというヒーロー物の王道をいきつつ、別けあって悪に手を染める美女。う~ん、物語ですねぇ。

現実に疲れたら見てもいいのかも? 個人的にはアルセーヌ=ルパン(ルパン3世ではない)とかの方が、面白そうに感じるけどなあ。同じ名作なら。まあ、今の日本には、いっぱいいるもんね、この映画に出てくるような悪役。トップの言うことを聞かず、権力を握って悪さしてる人々。先日、逮捕された道路公団の副総裁とか。なんか、この映画の悪役である、枢機卿リシリュー(あの歴史で有名な人がモデル)にそっくり。

今の日本のニュースを見てれば、もっとリアルかな。但し、映画のように勧善懲悪とはいきませんが…。なかなか。

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posted by alice-room at 00:46| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 【映画・DVD】 | 更新情報をチェックする
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