2007年09月19日

「フランス世紀末文学叢書1 パルジファルの復活祭」ジョゼファン・ペラダン 国書刊行会

短編集。フランス文学で世紀末と言われれば、何も考えずに買ってしまうでしょう。若き頃の私も、気がつくと購入していたようです。恐らく・・・ユイスマンスの「腐乱の華」とか読んだ後だったような気がします?

それ以来、この本は読まれぬまま積読本に。数ヶ月前に、部屋から発掘し、「責苦の庭」で感銘を受けた勢いで読んでのですが、またまた挫折。

短編集なんで、たま~に一編づつ読んだりしてましたが、結局三分の一ぐらいしか読んでません。そのまま、二ヶ月以上が過ぎたので認めざるを得ませんネ。これ、永久積読本決定!買ってから、死蔵してたので紙が妙に綺麗で心苦しいです。

だって、いくら読んでも盛り上がらないんだもん。詩的断片のような単語が重なり合っても、私のような無骨な詩的センスの無いものには、ちっとも心に響きません。散文的にして欲しかった。

時には、ちょっと興味を惹かれるものもありましたが、一瞬かすって終わってしまうカンジ。タイトルが全然生きてないようなんですが・・・? タイトル倒れの内容のように思えました。

そうそう選ばれている短編はバラバラの作者ですが、翻訳を担当しているのもバラバラの異なる翻訳者です。企画としては失敗してるんでしょう。「責苦の庭」は良かったんだけどねぇ~。同じシリーズなのにね。残念でした。

余談ですが、amazonで検索するとタイトルは「フランス世紀末文学叢書1 」となっていて、本来のタイトル「パルジファルの復活祭」が出てきません。amazonって何気に間違いが結構ありますね。以前も似たようなことが何回もありましたけど。残念ですね。

フランス世紀末文学叢書1(amazonリンク)

関連サイト
「責苦の庭」オクターヴ・ミルボー 国書刊行会
posted by alice-room at 01:43| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 海外小説A】 | 更新情報をチェックする
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