今日は、国立博物館をお散歩。天気もいいし、みんな郊外に出てるのかなあ~。ずいぶんとすいていました。まるで平日の時みたい。お気に入りのお散歩コース。毎月1、2回は来てるもんなあ~。



常設の展示物でも結構、珍しいものあるしね。イラクから寄贈されたヘラクレス像、象頭人身のガネーシャ、陵墓に置かれた唐三彩の生き物なんてなかなかカッコイイ!

あっ、何気にミイラもあるんだよね。昔はミイラを削って粉にしたものを薬と称して飲んでいたんだそうだけど、何に効くのかな? あと、ヨーロッパの貴族の間ではパーティーの席で発掘されたばかりのミイラの包帯を解いて、中身を航海するのが余興として流行っていたそうです。人間って本当に怖い物や珍しい物が好きな生き物ですね。ちょっと、気味悪いけど、なんか見たくなってしまう私。

防災に関する特集もやってました。これは地震を起す鯰を扱ってますね。なんか、こういうのもイイ。


今回は古銭の展示もやってましたよ。普段見る機会の無い、大判・小判が展示されてます。盗んでばら撒くと義賊鼠小僧かな? 基本中の基本、皇朝十二銭もあり。



大・大・大好きな芳年があったのでニンマリ。無残絵とか残酷絵の範疇かな?映画のスプラッターは嫌いだけど、芳年の絵は壮絶な中に血の美学があるんでスキ!!「英名二十八衆句」より。いつも展示されてるわけではないので好きな人は今のうちに見に行っておくように。今回はたまたま出会えて良かった。やっぱり夏はこれでしょ、これ! 真夏の怪談って、妙に親和性あり。

こういう蚊帳と美人って、もう言うことなし。日本の美女、万歳ってなカンジですね。

キリシタン関係遺品の展示がありました。これが、噂に聞く踏み絵ね。初めて見たかも? マリア観音やメダイなんかもありましたよ~。今回もいつも通り楽しめる時間でした。もっとも、池袋西武の古書市に寄ってしっかり本もGETしたしね(笑顔)。
芳年妖怪百景(amazonリンク)
珍しく私が予約して出版と同時に購入したもの。これは持っていて損しません、お好きな人には。何故か、ここ数年はテーブルマットの下に、芳年の新形三十六怪撰のポスター「さぎむすめ」が入っていてこれを毎日見ていたりする。ちなみに左半分にはクリシュナだったりする。訳分からん?私。