

【第六話】
雪山であわや遭難という状況のとがめと七花。お互いに裸で体を温め合う・・・というお約束な展開にこの著者がなるわけもないが、まあ、別な意味で着実に『お約束』的ノリで話は進む。
まあ、次の七話につながる布石という側面もあるが、この巻単独でも悪くは無い感じ。嫌いじゃない。だいぶアマアマではあるが・・・。
そうそう今回、七花が初めて経験することがあった!
【第七話】
いよいよ一つのクライマックス、山場。第六話にも通じるが、毎回闘っているんだけど、結果は闘わずにして・・・? というか、闘わなくても・・・的な決着のつけ方がハヤリらしい。
七花は、ついに普通の剣士になってしまったようです。活躍する場面はないなあ~。主役は対戦相手のようですし。
それなりの意外性は常に確保して安定的な面白さを提供している点はすごいかも? ただ、読んでて一時間はかからないからなあ~。漫画の週刊誌を読むのと同じ時間だもの。値段も200円台にして欲しいなあ~。
ちょっと深刻っぽい回かもしれません。
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