さすがはシーズンオフ。正直言って誰もいない。そもそも日光の駅も秋の観光シーズンまでの休憩時期なのだろう。駅前でさえガラガラだった。



まあ、今回は日光駅からバスで1時間20分も奥に入るので早朝に家を出て正解。9時には既にJR日光駅に到着。そこから、湯滝入口へ。名前の通り、いきなり滝の歓迎を受ける。


この戦場ヶ原では、よく鹿を見かける。もっともたくさんの観光客が来るシーズンには、いないかもしれないが…。前回は1回観たが、今回はな・なんと3回も異なる鹿(おそらく小鹿)を観た。奈良にいる鹿達は人間に餌をねだりに来て、厚かましく、それほど好きではないが、ここの鹿は野生であり、人間に媚びを売るようなマネはしない。潔く堂々と、勝手に餌を食べている。そこがなんとも素敵に感じられる。



この辺りは尾瀬なんかと一緒で美しい湿原地帯であり、人が入り込むことで生態系が壊れたりしないように木道が整備されている。木道の脇には絶えず小川が流れており、その流れに沿った木道の上を歩いていく。



朝まで雨が降っていたせいで、水量がとっても多い。木々の緑がより一層青く瑞々しいことこのうえない。真夏でも25度以上にはならないと聞いているが、標高が高いうえに絶えず流れる水は、気化熱を奪い、天然のクーラー並み。まさに滝壺にいるかのようでじっとしていると肌寒いくらいだ。幸い、歩いて間はちょうどいい快適さだった。


あちこちで倒れた木々を見かける。冬の間に雪の重みで倒れてしまうのだろうか? 寒冷の気候の為、木々の成長は遅く、なかなか大きく育たないそうだ。この根っこも自然に倒れたものが乾燥したらしい。なんかある種のオブジェのようだ。


小鹿がちょっといい感じに水面に映っていたが、撮影ではなかなか綺麗に撮れなかった。湿地帯故か、トンボがとにかく多い。何度も景色を撮影しているカメラの上や、手のうえに止まる。自分の目で楽しまず、写真なんかを撮っている私の無粋さを揶揄するかのようだ。それとも自分が写りたいのだろうか? それではと撮ってやろうとすると、プイと気まぐれに離れていってしまう。これだけ雄大な自然を前に、自分の思い通りにしようとする傲慢さを思い知らされる。
気にしないでいると、いくらでも寄ってくるのに。
とにかく人がほとんどいない中で、これだけの自然に浸れるのはイイ! 唯一の心残りは、アルコールが切れていたこと。宇都宮から日光までの車中で既に、12年物のスコッチウィスキー(小瓶)を飲んでしまい、この大自然の中ではしらふのままだった。それだけは悔やまれる。まあ、いい休日だった。
そうそう行く途中でお約束の猿を見たことと、帰りのいろは坂で気持ちが悪くなったことを付け加えておこう。やっぱりあの坂は苦手。毎回酔うわ、ありゃ。
戦場ヶ原をほぼ貸切状態とは、贅沢ができましたね。僕は、残念ながら戦場ヶ原には行ったことがありません。それにしても、美しい風景ですね。出不精の僕も、行ってみたくなるような素敵な記事でした。
でも、このような美しい自然に浸るときは、アルコールが切れていたほうがよいと思います。(笑)
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突然の書き込み、失礼しました。
Portag
へ理屈を申し上げますと、私の場合はアルコールが入っていた方が自然なので…(アル中ではありません、本当に、たぶん?)。しかし、こんなこと言っていていいのでしょうか(自爆)。
蜻蛉つながりということで、TBさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
戦場ヶ原のような素敵な風景にふさわしくない巫山戯た記事ですが、お許しください。もっとも、記事と言うほど文字もありません。(苦笑)
拝見するのは2回目ですが、素晴らしい風景ですね!
lapisさんが撮られたら、もっと綺麗なの撮れるの保証しちゃいます。だってトンボをあんなに大きく撮れませんもん、私には(笑顔)。
またまた蜻蛉つながりということで、TBさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
今回は、アキアカネの写真ですから、ひょっとするとalice-roomさんが撮られた蜻蛉と同じかもしれません。たびたび、お騒がせして申し訳ありませんでした。
これで4つめになってしまいました。(苦笑)
たびたびお騒がせして申し訳ありません。