2007年11月18日

「百学連環-百科事典と博物図譜の饗宴」印刷博物館

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雑協・書協創立50周年記念世界出版文化史展「百学連環-百科事典と博物図譜の饗宴」
印刷博物館のサイト

『百学連環』とは西周(にしあまね)が作り出した Encyclopedia の訳語だそうですが、どうしてどうして言い得て妙を得た表現かもしれませんね。荒俣氏が大好きな博物学と大いにオーバーラップするところでしょう♪

いつも行っている印刷博物館ですが、本当にここはさりげなく凄いものが展示されていて困ったものです。何が困るかというと、せっかくホームページもあり、宣伝用のチラシ作ってるくせに、具体的に何が展示されているかがサイト上にもチラシにも書かれていないんですよ~。全く~!

何が展示されているのかが事前に分からなかったので行こうかどうしようか悩んであやうく中止するところでしたよ~(プンプン)。

下手なチラシ作るより、単純に展示される書物の題名をひたすら列挙すするだけで黙っていても今の何倍も人が行くと思うんだけどなあ~。宣伝が下手過ぎでもったいない!! とにかく素敵なものが展示されています。

私もおぼろげな記憶とチラシ見ながら、展示されていたものを挙げてみると・・・。

山海教、禽獣魚介蟲図譜、エジプト史、三才図会、和漢三才図会、ターヘルアナトミア等々、ごめん、全然書名が思い出せない・・・(涙)。

とにかく、ちょっとでもその手の博物学的なものに関心がある人なら聞いたことのある有名どころの本がゴロゴロ展示されています。そしてインキュナブラも!! 私は、展示場入るなり、インキュナブラ見ただけでもう満足しちゃいました。それっぐらい、素晴らしい稀稿本の類いがたくさんあります。

いやしくも本好きというなら、絶対に行ってみるべきでしょう♪ 

昆虫や魚類、人魚に天馬、人体解剖図に技術関係の資料図面などなど、encyclopedia というだけあってもありとあらゆる図もありますし、楽しくってワクワクもんです。残念ながら、写真撮影禁止ということで写真撮れなかったのだけは心残りですが、じっくり見るだけの価値は必ずあると思います。

普通じゃまず見れないと思うんですけど・・・。これだけよくも集めたって感じです。

そうそう、こないまではなかった展示ですが「ヴァチカン教皇庁図書館との共同プロジェクト」(=キケロ・プロジェクト)展示が始まったようです。

昔は羊皮紙が大変貴重だったので、一度使用した後で再利用して新たに文章を書いたりしていたそうですが、その消された以前の文章を特別な技術で読み取るプロジェクトだそうです。それによって、今では失われた数々の貴重な文書・情報が復活するんだって! 以前、何かのニュースで読んだけど、凄いよね、本当に!

その辺のことも説明があるし、バチカンと交わした契約書も展示されています。見ておいて損は無いでしょう♪

それらも含めて、私ももう一度会期中に見に行こうっと♪ 本は眺めているだけでも楽しいなっと♪

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posted by alice-room at 16:44| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【芸術】 | 更新情報をチェックする
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