の続き。

ちょうどお賽銭入れてお願いするところですね。この下の場所になります。分かります~? 碁盤のように行使なっている天井がここでも分かりますけど。

看板で説明があった格天井というのがこれになります。外で風雨に晒されている為、だいぶ色褪せているところもありますが結構綺麗な色が残っています。

一部を大きくすると、こんな感じ。

あるいはこういうのとか。

こいういうのや。

こんなのものある。
外に露出している部分がこれなのだから、内部もかなりいけるのではと期待してしまうが、ここも閉ざされていて見れないのがつくづく残念でした(涙)。
やっぱり、有名で大きなコンクリート造りのお寺よりも、こういう地元の人(地元でも知らない人が多いだろう)にしか知られていない風情&歴史のある寺の方が格段に楽しいですね。
都内のお寺って、立派なところが多いけど、正直個人的には全然面白くないんだよねぇ~。どうも最近のビルのようで、外観だけで中身があまり無いようでつまんない。田舎は退屈だけど、人々の意識に根付いたものってやはり素敵だと思う。ただ、実際に住んでいるとしがらみが大変だし、う~ん難しいものです。

先ほどの慶徳寺から、離れて付近を散策。なんか草木が鬱蒼としてます。

全く景色に溶け込んでいて気付かなかったけど、さりげなく蔵もあったりする。

高圧線の鉄塔。但し、建設中。完成したのは珍しくもないけど、電線が張られていない途中のものはあまり見たことありません。ちょっと、愉快なカンジ。

この手の石碑や馬頭観音、庚申塔はあちこちにあるのですが、隣に次のような説明があったので。

へえ~、全然聞いたことないんですけど、偉いお坊様らしい。そんな人がなんでこんな僻地のお寺の和尚さんをやっていたんですかね? いくら地元とはいえ、ちょっと気になります。何かの資料に出てこないかな? この人。
それはそうと、お名前が『愚禅』で、剃髪された方が『痴天愚』って絶対怪しいんですけど・・・? いくら謙譲でへり下っていても、何か他意がありそうに感じてしまう私って小説の読み過ぎかな?

既に刈り取られた後の田んぼ。

両脇が草ぼうぼうなのに、実は舗装されている道。
世の中には、面白いものがあちこちに転がっていますね(笑顔)。
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