2007年11月26日

「羅州の“血の涙を流すマリア像”とは無関係」

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「羅州の“血の涙を流すマリア像”とは無関係」
【朝鮮日報より、以下転載】
天主教(韓国カトリック教会)光州大教区(教区長:崔昌武〈チェ・チャンム〉大主教)は21日、全羅南道羅州市の「血の涙を流すマリア像」(聖母の丘)と関連し、「荒唐無稽な盲信による信仰の逸脱行為だ」という公式的な立場を発表した。「羅州聖母の丘」に関して光州大教区が公式に立場を発表するのは、1998年、01年、05年に続いて今回が4回目となる。光州大教区は今回の発表文を通じ、天主教聖職者・修道者・信者の「聖母の丘」訪問と儀式行為を禁止すると発表した。

 「羅州聖母の丘」は、天主教信者だったユン・ユルリアという女性が85年6月に自分が所有するマリア像が涙を流したと主張、以後約20年間にわたり韓国国内外から巡礼客が訪れる場所となった。これと関連し、MBC放送の報道番組『PD手帳』は今月13日に「奇跡か、詐欺か-羅州聖母の丘の真実」と題した特集番組を放映、「聖母の丘」にまつわるさまざまな「奇跡」についてでっち上げの可能性など疑惑を提起した。

 光州大教区は「ユン・ユルリアとその周辺人物たちは、教皇庁と教区の公式的な立場と指示が確かに存在するにもかかわらず、これをわい曲したり拒否した。『PD手帳』の番組を通じて、一部分ではあるがその荒唐無稽な実態が明らかになったという点で意味がある」と語った。また、光州大教区は「自称“聖母の丘”でユン・ユルリアとその周辺人物らが任意的に行っている集会や儀式は、カトリックの信仰と無関係であることを再度確認する」と発表した。そして「“奇跡”や“私的な啓示”という主張や宣伝は、カトリック教会とはまったく無関係。所属教区を問わず、聖職者・修道者・信者たちの訪問と儀式行為は、教会法と宗教界の秩序を破壊する行為である」と強調した。さらに「番組の中で、“奇跡の水”や“ユル腎液(ユン・ユルリアの小便)”、“ユン・ユルリアに関連する出来事”を信奉していると証言した教区所属の司祭に対しても、適切な形で責任を問う方針だ」と語った。
さてさて、いつの時代でもこういったものは無くなりませんが、20年間に渡っているとは、結構続いていますね。

最も既にカトリック教会からは、完全否定されてるようですが・・・。そういえば日本にもありましたね。秋田の聖母とか。あちらは今の法王であるラッツィンガーさんが教理聖省にいた時に出した文書があったはず。否定も肯定もしてなかったと思うけど・・・? ちょっと記憶が怪しい。以前に本は読んだんだけど・・・???

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ラベル:聖母 ニュース
posted by alice-room at 22:59| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 【ニュース記事A】 | 更新情報をチェックする
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