2007年12月19日

Google、“実名版Wikipedia”を実験中であることを明らかに

Google、“実名版Wikipedia”を実験中であることを明らかに
【INTERNETWATCHより以下転載】
米Googleは13日、“実名版Wikipedia”とでも言うべきプロジェクトを社内で実験中であることを明らかにした。このプロジェクトは、知識を意味する英単語「Knowledge」から文字を取って「knol」と呼ばれている。knolでは、知識の1単位を意味するようにこの言葉を使用する。このプロジェクト名は、Google公式ブログで明らかにされた。

 knolプロジェクトの最も大きな特徴は、著者を明確にするということだ。サーチエンジンの専門家で、米Googleのエンジニアリング担当バイスプレジデントであるUdi Manber氏は、「我々は、誰が何を書いたかを知ることは、Webコンテンツを著しく使いやすくすると考えている」とコメントしている。

 knolは百科事典にあるような科学的知識や医学的情報、地理や歴史に関する情報にとどまらず、エンターテイメントや商品情報、機械の修理の仕方に関するノウハウなど、テーマは基本的に多岐にわたっている。誰もが自由にknolを書くことができ、Googleは編集作業に関与せず、記述に関する全責任は著者が負うことになる。そのことから当然、同じトピックに関して複数のknolが書かれることが予想される。これについてManber氏は、「アイディアの競争は良いことだ」とコメントしている。

 Google公式ブログに掲載されたknolのサンプルページを見ると、knolには、閲覧者がコメントや質問を書き込んだり、そのknolについてレーティングしたり、レビューを書き込むことができるようになっている。画面右側には広告が表示されているが、公式ブログの説明によれば、著者が了承した場合には広告を表示できると説明する。著者が広告を載せることを選ぶ場合、Googleは「相当量」の売上を著者に還元するとしている。

 knolは現在、招待制による限定された人々によるベータテストが行なわれている段階だ。Googleではknolをコンテンツの囲い込みに使用する考えはなく、むしろ、できるだけ広く流布したいと説明する。しかしGoogleによるプロジェクトから発生したコンテンツが、検索結果として不必要に高い順位で表示されるようになれば、非難の声が集まることは容易に予想される。今後、Googleはknolをインデックスする際に、knolをいかに適切にインデックスして順位付けするかという難問を解決しなくてはならないだろう。
ちょっと前の記事だけど・・・、検索順位を提示するgoogleがコンテンツ自体を提供するサービスを始めるというのは、なかなか難しいところがありそうですね。この記事にもあるように。

その一方で、wikipediaの問題点を解消しつつ、より優れた『知』の集積DBを作りあげていく仕組みとしては、面白そう・・・。広告料というインセンティブを付けるというのも、なかなか巧妙な仕掛けです。

さてさて、どうなるだろう? とりあえず楽しみです♪


posted by alice-room at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 【ニュース記事A】 | 更新情報をチェックする
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