
絶対に映画館で観ようと思いつつ、結局上映に間に合わず、レンタルビデオになるまで観れなかった原作・夢野久作による「ドグラマグラ」の映画パンフレットです。
昨年の年末にたまたまこれを入手し、ようやく今日読むことができました(何かの下敷きになってたよ~涙)。作品自体はDVDで購入済みですが、できたら映画のパンフが欲しいと思っていたので実に嬉しい♪
更に、読んでビックリ! なんと、荒俣宏氏と戸川純氏がコメント書いてるよ~。他にも何人か書かれてますが、まさかこの濃ゆいこのお二人が書いてるとはねぇ・・・。

当時でも十分にマニアックな映画でしたし、観る人が限られた映画だったと思いますが、そうかそうか、そういう人を選んだとは・・・大いに納得! この人選、正解だと思います(笑顔)。
しかし、今頃になってそんなことを発見して一人喜んでる私も暗いなあ~(苦笑)。でもでも、このパンフはわざわざ購入した価値がありました。
監督の映画作りの話も面白かったですが、美術さんはあの鈴木清順監督のとこでもやられてた方だったんですね。どうりでどうりで納得のあの映像です。(ちなみに私は鈴木清順監督の大正三部作その他もDVDで持ってます)

それに・・・呉モヨ子大好きだし!! 今、この女優さん見た覚えないけど、まだ現役なのでしょうか? それはおいといて、人形劇も面白いし、いろんな意味で本作品は今でもスキ。
当然、言わずもがなですが原作が秀逸というか、最高でしょう♪ 数々の小説を読んできたものの、未だに私の中では「ドグラマグラ」が永遠の一番です。もう4・5回読み返してますが、それでも毎回面白いもんなあ~。
なんだかまた読みたくなってきました。
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ドグラ・マグラ(1988年)松本俊夫監督
「死後の恋」夢野久作 出版芸術社
ユメノ銀河(1997年)石井聰亙 監督
「暗河 21」1978年冬 葦書房
「楊貴妃後伝」渡辺龍策 秀英書房(1980年)
良い買い物をされましたね!
最近、青空文庫で『ドグラ・マグラ』が公開されました。
これを機会に、中断したまま積読本と化していた『ドグラ・マグラ』を読みはじめたところです。
この映画は、僕もレンタルビデオで見ました。
細かいところは憶えていないのですが、割りと良い作品だったと記憶しています。
何だか、久しぶりに見たくなりました。
そういえば、昨年12月からでしたっけ、青空文庫で読めるようになったのは。wikiで知ってなんかビックリしました。さすがはlapisさん、ご存知なんですね!
読むとつい夢中になってしまいますが、やっぱり私は大好きです♪ 実は、私、映画から原作に進んだ邪道の人なのですが、原作には映画以上にはまってしまい、既成概念というか価値観が根底から揺さぶられてしまいました。とても懐かしい思い出です。
観たいです。