2008年01月06日

「良書選び 速読のススメ」日経新聞2007年12月15日

効率の良いビジネス書の読み方として、載っていた記事「良書選び 速読のススメ」よりメモ。
・本の上半分しかよまない
 ←ビジネス書は内容が重複している場合が多いので新しい箇所を探す為だけなら、それで十分だから
・読書によって何をするのか、アウトプットや目的を明確化しておく
・本の選び方―著者の経歴から、得意分野を理解し、そこの章から読む。その章に価値を見出せない場合、他の部分は更に内容がないので読まない
・ビジネスで他人に勝つ為には希少性が大切。他人と差別化する為にあえて以下の本を読む
1)高価な本
2)分厚い本
・読んでいる本に引用されている文献を全て読む
正直、ビジネス書の読み方としてはかなりワンパターンな部類だが、改めて確認の為にメモしてみた。

ビジネス書は実用書であり、原理原則が多いので自然と幾つかの事柄に収束する。故に、重複するのは同意。但し、上半分だけ読むというのは、私的にはバカバカしいと思う。読むのなら、斜め読み&飛ばし読みで全文をさらうか、目次で絞った部分を流し読みして読む価値があるかないかを判断し、無ければそもそも本全体を読むのを止めた方がいいように思うのだが・・・。

その意味で、著者の経歴から判断する読書法は、基本中の基本。有用だし、学生時代からやっていて当然の方法でしょう。じゃなければ、大学の授業で文献読む時間ないだろうに・・・???疑問だ?

差別化の為に本を読むのか・・・・。私には理解できない考え。読みたいし、必要があれば高価でも厚くても、外国語でも読む気になるが、漠然と差別化の為だけに、そんな本を読む暇など私にはないなあ~。

仕事に使う範囲で雑誌やネットの記事読んだりはするが、必要性を痛感しない限り、余計な本など読みたくないな。娯楽の読書でも読みたい気持ちがないのに、読むなんて人生の浪費だと思うのだが・・・。

なんかさもしい感じがしてしまう。そんな方には、日経新聞の私の履歴書を読むことをお薦めしたい。あのグリーンスパン氏はかつてサックス奏者だったんですねぇ~。今の日銀委員の中にそういう異色の経歴の人が一人でもいるのだろうか??? 

人間は、役立つからとかそんなさもしいレベルで物事を判断していて優れた人になるとは思えないのだけれど・・・。まあ、庶民の私が言っても説得力ないかなあ~。ふと、そんなことを感じました。

ブログ内関連記事
活字の海で~読書術は普遍的テーマ 相次ぐ指南本が好調~
「仕事に活かす!本200%活用ブック」日本能率協会マネジメントセンター
「ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊」立花隆 文藝春秋
「ぼくはこんな本を読んできた」立花 隆 文藝春秋
「知」のソフトウェア 立花隆 講談社
「キラー・リーディング」中島孝志 実業之日本社
「レバレッジ・リーディング」本田直之 東洋経済新報
「本を読む本」M.J.アドラー、C.V.ドーレン 講談社
「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」勝間和代 ディスカヴァー・トゥエンティワン
posted by alice-room at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 【ニュース記事A】 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック