
日本だと蔵書印の方が一般的だと思いますが、西洋では印よりこの蔵書票の方が一般的なんだって。革張りのしっかりした装丁のぶ厚い本とかには、その方がピッタリくるからだそうです。なるほどね。たま~に見る事ありますが、あれってなかなかカッコイイですよね!!

それはともかく、本書はこのディープ且つマニア心をくすぐる小紙片を取り巻く妖しい魅力ある世界をたくさんの資料や作品例で解説しており、こんな世界があったんだと、未だ知られざる新たな世界への目を開かせてくれる本です。美しいものが好きとか、モノを集めて並べたり、整理するのが好きな人にはうってつけの世界です。
だ・か・ら・・・
怖いんですよ~。これ読んでると自分も集めてみたくなって困ってしまう。実は、なにげにいろいろと紙系のものをコレクションしていたりする私としては、この手の誘惑には弱いんですよねぇ~。意識して捨てるようにはしているんですが、なかなか面白くて美術館の入場チケットとか捨てられなくて・・・。興味ない人には紙ゴミでしかないんですが結構、凝ったデザインや魅力的なものもあり、アルハンブラ宮殿のものとかまだ2枚も持ってるしなあ~。ロンドンやNYで観たミュージカルのチケットや無料のパンフレットとかも持ってたりする。それ以外にも世界各地で購入した絵ハガキもあるし、栞もあるし、他にも・・・。

特殊な私の嗜好に合致して、尚且つ独自基準で内容が合格した保存しとくものにベタッと押してみたいですね。う~、なんか楽しそう。まあ、論より証拠。本書にいくつか載っていたものをここに転載しときますね。
ちなみにカラーは冒頭の数ページだけで、あとはモノクロですのでデザインは分かるものの綺麗な色を期待して本書を買うのはお薦めしません。でも、読み価値っていうか観る価値はある本かも? とても楽しい本でした。マッチラベルの本とか、あと引札の本とか綺麗なもの大好きなんだよね~。
蔵書票の美(amazonリンク)
ウッ、こういうマニアックな世界好き!
何たること!!!(笑)
そうなんですよ。。。これ。。。。いいんですよね。。。
EX Librisの 判もあったりしますね。
自分ですらなければならないわけですが。。。
昔は私も作りましたよ、自分で。。。
最近はコンピューターで作ってますけど。。。
蚤の市なんかでも売ってることありますね。。。
ふふふ。。。(意味不明)
証明用写真をプリンターで印刷したことはありますが、蔵書票を印刷したことはありませんでした。この本を読んで私もチラリとPCで作成して印刷することが浮かんだのですが、紙質とかって意識してやっぱり考えた方がいいのでしょうか?
薄くて丈夫なものがいいのかなあ~とも思ったのですが・・・?
何かコツとかありましたら、是非&是非御指導下さいませ。蚤の市で売ってたりして”seedsbook”と書かれたEX Librisが(笑顔)。