
昨日、TVの番組でイスファハンのモスクなどを見てしまい、ついつい以前行ったアルハンブラ宮殿が懐かしくなって写真などを引っ張り出してしまいました。写真は150枚以上あるが、ごく一部を。


この時も時間が無く、マドリッドINのバルセロナOUTの飛行機だけ押さえて、初日のホテルも成田からFAX入れて予約確約したっけ? で、あちら行ってからも国内線を予約したり、ホテルも取ったり、結構あわただしかったのを覚えています。結局、マドリッド・グラナダ・バルセルナを2泊ぐらいづつの落ち着きの無い旅でしたが、真夏の暑い盛りでいかにもスペインって感じで良かったなあ~。


フラメンコもタブローでしっかり見たし、ガゥディのサクラダ・ファミリアも見たりと大満足の旅でしたが、せっかくデジカメの写真を見つけたので一番感動に残ったアルハンブラ宮殿の写真をご紹介。あの時もデジカメだけは持参してました(Vサイン)。


アルハンブラ宮殿はイスラム建築の精華ともいわれるこの美しさと、キリスト教徒の国土回復運動の最終場面として、悲劇のグラナダ王国の滅亡の歴史に魅せられ、とにかく観光客が多い。特に世界遺産となり、ある意味最も美しくなる夏には入場制限もあり、予約が必要だったりする。
あちこちでスペイン語以外の英語やフランス語、日本語による解説が聞こえるが、その集団はツアーの為、少し我慢すると足早に通り過ぎていく。時間だけはゆっくりある私としては、座り心地の良い椅子に座り、のんびりと遠き昔に思いをはせることができた。



ここの庭園も非常に美しい。色とりどりの花々が咲き乱れ、まさにイスラム的楽園のイメージなのだろう。日差しは強烈で35℃など軽く越えるのに、日陰の庭園の中は極めて涼しい。気化熱を計算してあるうえに、数キロ離れたシアラ・ネバダ山脈の雪解け水が清冽な涼気をもたらしてくれている。まさに、地上の王者に許された贅沢なのだろう。
ここには人懐っこい猫君がいることで有名。私が木陰で読書している間、ずっと餌を寄越せとちょっかいをかけてくるのにはいささか閉口したが、可愛さゆえに許す(笑顔)

しっかりと入場時間が記入されたアルハンブラ宮殿の入場チケット。連日行ったので、実は2枚持っている。ネットで予約出来たりもする。IT技術の恩恵はここにも生きていた。
関連ブログ
NHK世界遺産 光と影の王宮伝説 ~スペイン・アルハンブラ宮殿~
「アルハンブラ」佐伯泰英 徳間書店
ツアーで行ったので、時間的な制約はありましたが、それでも充分楽しめました。
最近NHKの番組で、この高台にある宮殿の水の源泉を知り、また鍾乳洞のような装飾のパズルのような組み合わせを知りました。
機会あればもう一度訪れたい場所です。
でも、本当にアルハンブラいいですよねぇ~。私も是非とも、もう一度行きたいところです。
そうそう、NHKの見ましたよ~私も。決まった数個のパターンの組み合わせだけであれだけのデザインを作り上げていくのも凄かったですよねぇ~。アラヤヌス(天人花)の花が咲き乱れ、それを写した水盤。まさにこの世の物とも思われません・・・。
いいですね。
行きたいところは沢山ありますから。。。
でも私の場合日本に帰らなきゃならないので、貯金です。(苦笑)