
以前GYAOか何かでも流していた作品。ニコニコやyoutubeにもあったような・・・?
2003年の製作ながら、時代的な違和感は全く無い。むしろ、今の方がしっくりくるような感じ。金持ちの御曹司ながら、気ままな一人暮らし&貧乏暮しをしている天才プログラマー。
かつては、その凄腕で業界に数々の逸話を残しながらも普段はマイナーなソフトウェア会社でのバイトに甘んじ、隣に住む親戚の少女にちやほやされながら、日々を怠惰に生きてます。
金銭目的は動かないが、マニアックなパーツ(ジャンクもどき)やレアモノグッズを報酬とした依頼があると、さりげなく引き受けて仕事を完璧にしちゃうあたりがオタクの自尊心をくすぐるかな?(笑)
確かに情報関係だったら、こういった感じの人いそうです。かつてのユナボマーみたいな感じ?
ほんの少しオタクっぽいノリが分かれば、最高に楽しめる作品です。毎回繰り返される、誤解を招く場面で「大義の前の小事」とばかりに「超法規的措置」にしちゃうのが笑えてたまりません。そうそう、大人の社会では都合の悪い事は見なかったことにしておくのが一番です。どこぞの年金を扱うお役所みたい(笑)。
勧善懲悪(悪は滅びてないけど)というか、あからさまに露骨な悪人らしい悪役も素敵! この手のノリは大好きです、私。
ただ、少しだけ疑問に思ったのが、携帯電話から、自宅のPCをリモートで操作してどれだけのことができるかなあ~ってこと。予め、作成してあるプログラムを開始させたり、データを転送してくることは簡単にできるでしょうが、一からプログラムを作成するのは相当やりにくくない?
二進数やアルファベット使えるから16進数で作成したのを送って、それを自宅PCでコンパイルかけてやりゃできないこともないけど、それはそれでいくら超人的頭脳といっても無理でしょう。
あっ、いかん、こういう論理的な疑問を呈する事自体がアニメではナンセンスで無粋でしたね。テヘっ!とか言ってスルーしておかないと。
最近のスマートフォンだと、もうちっと実現性が高いんだけどなあ~。
それに複数のキーボードを操るっていうのは、映像的には映えるけど、今だったら、同一キーボードで切り替えで対応できるでしょう。つ~か、1台のPC上にエミュレーターで複数画面開けばいいだけだし。
まあ、いいんだけどね。
以前は、大学経由だとセキュリティの甘い官公庁内のサーバーに容易にアクセスできて、そこからいろいろとできたりしたのはよく聞いたし、どこの会社でも所詮は一部の人以外、何にも分かっていなくて人こそがまさにセキュリティー上の穴になっているしねぇ~。
以前、本当に驚いたのは管理者権限がないのでフォルダやファイルの変更等ができないのに、強制的に権限を無視して変更させるようなプログラムを組んだ中国の技術者さん。実際にソフト会社にいた時、その人が作ったソフトのテストしていてそのことに気づき、びっくりしたことがある。勿論、非常にやばいことなのでそれは実装されない仕様となったが、実にそら恐ろしい限り。勝手な仕様を作り上げないように!(苦笑)
インドの人とは、仕事したことはないのですが、いろいろと違った意味でおもしろいのかなあ~。
休み明けには、そういやあアクセスでVBAを組まないと・・・。効率的でカッコイイ方法ないかなあ~???
とにかく、エセオタクの心をくすぐる作品です。たぶん、本当のオタクの方だと子供じみてて苦笑されちゃうんでしょうけど、私はとっても面白かったです。
思いっきり引きが入ったままで終わっていますので、これは続編作るべきだと思うんですけどねぇ~。一定数の客がついてきていると思うのですが・・・。期待しています!!
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そうそうwikipediaに非常に詳しい説明があります。
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