
前日に行った吉見観音に続き、坂東三十三所観音霊場の九番札所を巡る。ここは、非常に交通のアクセスが悪く、車じゃないといけないんだよねぇ~。バスもほとんど通っていなくて不便な為、最寄の駅である小川町駅からタクシで向かう。
山の上まで登ったのでタクシーで30分以上。深夜でもないのに3200円以上だったのには驚いた! せいぜい2千円だと思ってたし、一瞬ぼったくられたかと思いましたよ~(笑)。

実際、山を丸々登るようなハイキングコースになってます。健脚の方なら、下から登るのもいいかも? この時は親と一緒だったので、無理はせずタクシーで行きました。

まあ、札所はどこでも山中にありますが、ここはとりわけ山の奥深いところにありました。

彫刻はまあまあでしょうか。

風神、雷神も彫られています。

白馬の木像も奉納されていました。

これは何の彫刻だろう?

「申八梵王(さるはちぼんのう)」1768年
山の神の使いともされるお猿さんを象った石像だそうです。

思ったよりもシンプルなお寺でした。

季節柄もあって、新緑が本当に美しく目にも鮮やかでした。

手前は日陰の場所に咲く可憐なシャガ(射干、著莪)、右下は桜です。
実は、この山へ行った時、満開の桜でびっくりしました。桜の種類は実に様々でしたが、八重桜や山桜が多かったようです。
関東ではとっくに桜の季節は終わっていると思っていたので、まさにサプライズでした!!

山を下る道の途中で、桜や樹木の切れ目から眼下を眺めた景色。
こちらも上から、新緑、桜、著莪の三層になっていて、とっても見晴らしがいいのです(笑顔)。


板碑。梵語が彫られています。うちの周りにも結構あるのでそれほど珍しくはありませんが、山中にあると雰囲気もひとしおです。

こちらも別な樹木の切れ間から、山々を見下ろした景色。
続きは以下へ。
埼玉散策シリーズ~都幾川村慈光寺②(20080429)
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