2005年11月21日

イスラエル考古学者がゴリアテ関連遺物を発見

イスラエル考古学者がゴリアテ関連遺物を発見 
【■世界キリスト教情報■第777信より以下、転載】
【エルサレム=ENI・CJC】聖地で約3000年前の聖書にも関係があると見られるものが相次ぎ発見されたことから、イスラエルの考古学者の関心が高まっている。

 聖書サムエル記上にある、青年ダビデが打ち勝ったペリシテの巨人戦士ゴリアト(ゴリアテ)の名前が刻まれた陶器の破片が古代ペリシテの都市ガトの遺跡で発掘された。ゴリアテの存在を、聖書以外で初めて裏付けるもの。

 「ゴリアテ」の文字を発見した考古学者アラン・マイア教授(バルイラン大学)は、それがあの戦士ゴリアテについて言及したものである可能性は「ほとんどない」が、「ゴリアテ」が当時のペリシテでは普通にある名前だったことを示していると言う。陶器破片は紀元前950年ごろのものと見られる。ダビデとゴリアテの物語について聖書から推定される時期からは約100年後のこととなる。

 ゴリアテが住んでいたガトは、地中海沿岸の都市アシュケロンとエルサレムの中間に位置する。「これはゴリアテの聖書物語が事実上、当時の地域文化に基づいている証拠を提示したものであろう」とマイア氏は言う。

 また米ピッツバーグ神学校の考古学者ロン・E・タピー氏は、エルサレム近郊テルザイトの発掘で発した石片に古代イスラエル文字が書き入れられている、と発表した。紀元前10世紀ごろのものと見られる。この文字はテルザイトが、ダビデ王とその息子ソロモンによって統治、拡張された王国で繁栄した国境の町であったことを示すものと見られる。

 これまで多くの考古学者が、ダビデとソロモンは聖書に描かれているような王国建設者ではなく族長に過ぎなかったと主張していた。タピー氏は、国境の町が大規模で繁栄していたとすれば、ダビデとソロモンの下でイスラエルの歴史上、最盛期であったという聖書の説明を支持することになる、と語った

えっ、伝説の話でなくて本当だったの? ダビデやソロモンまで絡む壮大なスケールの話でなんか期待してしまいますね。でも、どこまでが本当なんだろう? 以前に「イエスの弟の石棺」というのが見つかって大騒ぎしたけど、あれも贋物だったしなあ・・・? 最近、いささか疑り深くなっている私。

【追記】exciteのニュース記事にもありました。
本当に起こった聖書物語? イスラエルで考古学発見
【以下、転載】
[ラマトガン(イスラエル) 13日 ロイター] 聖書にある、ダビデがペリシテ人の巨人ゴリアテを倒したエピソードが本当に起こった事件だということを示す考古学的証拠がはじめて見つかったという。イスラエルの研究者が発表した。

十年にわたって発掘が行われている南イスラエルの遺跡から出てきた陶器の破片に、初期セム語の文字で、"Alwat""Wlt"と記されているのが発見された。発掘活動を監督するアレン・マイヤーによれば、これは「ゴリアテ」をペリシテ式に訳したものとみられるという。

「これは画期的な発見です」彼は錆色をした陶器の破片を指して言う。「私たちはいま、聖書に登場するゴリアテが後世の文学的産物ではないことを示す素晴らしい証拠を手にしています」

テルアビブ近郊にあるバーイラン大学の考古学部長であるマイヤーがロイターに語ったところによると、ボウルの一部であるとみられているかけらは、テル・ツァフィート の地下およそ2メートルあたりに発見されたそうだ。

発掘現場は、聖書にゴリアテの故郷であると記されている古代都市があった場所だと信じられている。

後にイスラエルの王となるダビデが、自分よりもずっと大きい巨人ゴリアテを倒す物語は、困難を越えた善の悪に対する勝利のメタファーとして人気が高い。

マイヤー曰く、発見された陶器は紀元前900年前後のもので、紀元前1000年あたりの人物とみられるゴリアテ自身のものだったとするには新しすぎる。

しかし彼は続ける。「私たちがイスラエルでゴリアテ、またはゴリアテのような名前を発見したのは、これがはじめてです」

「額に穴のあいたゴリアテの頭蓋骨を見つけたというわけではありませんが、しかしこれはペリシテの土地で発見された、物語に強い信憑性を与える初の考古学的証拠なのです」アメリカ出身の研究者は言う。

サムエル記上17:4-10によれば、重装備の巨人ゴリアテは、イスラエル人の兵士に決闘を申し出た。そのとき羊飼いだったダビデは挑戦を受け、投石機と石で巨人を倒した。

また、この陶器の破片はイスラエルで発見された最古のペリシテ語の記述だという。

「これまでに私たちがペリシテ人について知っていることのほとんどは、聖書の視点によるもので、それは非常に主観的です。彼らは悪者で野蛮であり、私たちは彼らの良い点を知り得ていないのです」マイヤーは言う。

「考古学的な観点からペリシテ人を見ると、非常に豊かで、ダイナミックで、魅惑的かつ高度な文化があった証拠が残っているのです」

マイヤー曰く、発見の検証には他の研究者たちと協力して数ヶ月が費やされたという。 また今月中に、アメリカで行われる学会で議論がなされる予定とのこと。


posted by alice-room at 22:56| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 【ニュース記事A】 | 更新情報をチェックする
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