日本の名園「修学院離宮」
昨晩やっていた再放送のもの。1987年だって。これも古い番組だけど、内容がいいんだなあ~。とにかく美しい!!政治的な閉塞感から30代で天皇位を退いた後水尾上皇が自らの理想を託さんと細かいところから何から何まで指図して作り上げた日本庭園。
まさに、一種の小宇宙が凝縮されているとしか表現しようのないこの世界観。日本庭園というと、割合小さな空間に枯れ山水とかで空間を表現していることが多いが、これは雄大な山からの眺めと共に、それなりに巨大な空間全体を用いている点でも珍しいと思いました。
いやあ~、名前だけは知っていたけど一度も行ったことないんだよね。京都大好きで毎年2回ぐらいは必ず行っている(今年は一度だけだったが)私が行った記憶が無いんでなんでかなあ~と思っていたら、理由が分かりました。
ここって事前に予約しなければ入れず、しかも3ヶ月前からなんだって、その予約。道理で行ったことないわけです。数日前にふと思いたち行動する私としては、絶対に3ヶ月前から予定を決めるなんて無理! 仕事の関係もあるけど、自分の行動を自分で束縛するようなスケジュールって大嫌いだからなあ~。一生行けないんではないでしょうか?(涙)
でも、無理してでも行きたくなるくらい美しい映像でした。たま~にいいのやるんだよね、NHKって。これは当りの番組でした!!
関連サイト
宮内庁サイト 修学院離宮
2005年11月28日
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好きな建築をただ並べてみた
Excerpt: 以前、京都で暮らしたことがあるので、京都で、印象に残った建築を集めてみました。修学旅行の定番から、逆に絶対訪れない所、建物より言われに興味がる所などが混じっています。 【参観に申し込みが必..
Weblog: カイエ
Tracked: 2005-11-29 00:11
僕は、一度、修学院離宮に行ったことがあります。借景の手法を用いた庭園は素晴らしかったです。その時と変わっていなければ、はがき一枚で4人申し込めます。桂離宮もそうですが、訪れるだけの価値はあります。
隆慶一郎「花と火の帝」は、後水尾上皇を主人公とした作品で、彼の絶筆です。未完ですがなかなか面白い小説です。
過去記事で申し訳ないですがTBさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
3ヶ月前に予約しないと行けないというので、私も一生行けないだろうと思っていたのですが、友達が一遍見ておこうというので、どうせ面倒な事なら、二つ一遍に申し込もうと言うことで、前日を桂離宮、次の日を修学院離宮という強行スケジュールを組んで、冬の2月にそれだけの目的で京都へ行って来ました。
面倒な手続きを踏んだ価値ありでしたよ。
特に修学院離宮の敷地がスケールが大きくて、美しかったです。
しかも、案内してくれた宮内庁の方が、話がおもしろくて楽しかったのが意外でした。
「花と火の帝」ですか、なんかまた読みたいリストが増えてしまいました(苦笑)。きっと探してしまいそうです。いつもながら、情報&TB有り難うございます。
独楽知さん>独楽知さんも行かれてるんですね。う~ん、お話を聞いてますます行かねばと心密かに思ってしまいました。
私もそういう面白い話を聞かせてくれる宮内庁の方に出会えたらいいなあ~。来年は、頑張って予約して行ってみようと思いました。素敵な情報どうも有り難うございます(笑顔)。