2011年03月19日

モバイルでのネット環境構築グッズの購入

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今回の地震の影響で、通勤に使用している電車がほとんどマヒし、満足に会社に通えない状況が続いています。

どこぞの立派な会社のように、せめて先週いっぱいぐらいはお休みにして欲しかったけど・・・それはそれで業務的にまずいので無理なのはしかたないねぇ~。

どうせなら、もっと早くにホテルでも取って欲しかったけど・・・。

今週は結局3泊ホテル暮らし。この連休最後の日(21日)も新宿のホテルに泊まって出勤に備えます。あ~あ、メンドイ。

別に私がいなくても業務は回るんでしょうが・・・私がいることで上司の仕事がやり易くなる(雑務の負担が減る)のも事実。それだけでも自分の責任を果たして役立ちところですね。

まあ、それはさておき、ホテル暮しで一番感じたことは、有意義な時間の過ごし方をどうするか?ってこと。

一応、生命保険の試験の問題集を持参したけど、頻繁に地震も来るし、正直落ち着かず、勉強する気になれない。

TVでNHKを流しっぱにしたまま、こないだ購入したGALAXY TAB君で遊びました。映画も見れるし、漫画も読める。いやあ~、本当に便利。
先々週ぐらいに秋葉でMICRO SD16GB(CLASS10)を2500円で購入してあったので本体の空き容量も12GBぐらいあるけど、MICRO SD CARDで16GB別にあるのって、本当に心強いし、便利。

iPhoneと違って、動画再生できる対応ファイルはほとんどたいていのもの全てできるしね。音も5.1CHにしたり、画像も綺麗で至れり尽くせり。後はこれでネット繋がったらねぇ~。

TAB君をSIMフリー化し、テザリングでiPhoneをネットに繋げるところまではやってみたんだけど。今回の災害で、電話で安否確認をする必要などがあり、するとどうしてもTABを電話にするよりは、iPhoneを電話にしておくべきなんだよね。携帯性からも、その点ではiPhoneがやはり上。

そんなこんなでSIMカードはiPhoneに戻してあったので、androidのTAB君はホテルでは当初ガラパゴス状態で使ってました。

ホテルの部屋には高速回線来てても有線LANなんで、使えない~(ギャー!)。ロビーの無線LANを使ってましたが、やっぱりどうしても不便。

もっとも二日目以降は、災害時ということで誰かアクセスポイントを解放してくれたみたいで、暗号化されてない回線を見つけ、かろうじてネットにつなぐことができました。向きを変えるとすぐにブチって切れるような状況でしたが、それでもすっごく助かりました。

iPhoneで見るよりも、TAB君で見た方がずっと楽なんでね。日経のサイトとか。

そんなこんなでネットにつなぐ大切さが身に染みましたので、今日はようやく自宅に戻ったばかりですが、運行ダイヤの乱れや、所要時間の3割増しにもめげず、わざわざ池袋まで出て、UQWIMAXの申込をしたのでした!(秋葉に行く気力はさすがになかった)

自宅近辺、今年の頭は対象範囲に入ってなかったのですが、たぶんエリア内になったであろうという予測と(サイト上では確認したけどね)、最悪、自宅で使えなくても都内や外出先で使えればいいからね。
要らなければ、その時点で解約すればいいし。

ビックカメラとヤマダ電機で条件を比較し、NECのATERM(WM3500R)という機器代1円で3150円以上のもの同時購入なら、同3150円引きで購入可という条件でヤマダ電機で購入しました。

ちなみに特に欲しいものはなかったのですが、せっかくなので16GBのフラッシュメモリ3480円も買いました(確か実質330円で)。

あとね、ホテルの有線LANを無線LANにするもの(GW-SC150N)も1980円で売っていたので即、購入。なんだか無線LAN関係が異様に充実しだした(笑)。
【追記】このGW-SC150Nはホテルの有線LANを無線化できない。ノートPCとかデジタル家電のLANポートあるものに刺して無線子機化する機器だったorz。

でもって・・・自宅に戻った後のお話。

自宅は未だに光ではなく8MBのADSLなのですが、回線速度としては実効速度で下り6MB近く出ているので、通常使う分にはあまり困らなかったりする。

WIMAXは、自宅でも使えてまずは何よりでしたが、回線速度としてはだいたい3MBってところみたい。ADSLの半分か。

外で使うことを考えれば、安くはないですが、確保しておきたいところでしょうね。実際にまだ持ち歩いていないのでなんとも言えませんが、電池の持ちは8時間程度とのこと。まあ、6時間以上は持つのかな?

USB給電出来るらしいので、ACからUSB口2つを取れるものがあるのでそれ使えば、iPhoneやGALAXY TABの充電以外にWIMAXの電源にも兼用できそう。TABはタフネス・バッテリーでかなり持つので、これでどこのホテルでも快適に過ごせそう。

仮にWIMAX駄目でも、部屋の有線LANから無線LANにいけるしね。両方駄目なら、もう死ぬっきゃないけどさ(苦笑)。

とりあえず、今日の休みは、モバイル環境構築のグッズ購入で終わった一日でした。その後、川越のソフマップを物色し、地元の雑貨店では、短期旅行用のボリカボネート製バックを5千円で購入。

これでいつでも、どこでも対処できるぜぃ! 
まあ、うちの会社、転勤も出張もないっぽいけどね。

そうそう、ついでにメモ書きしとくと、昨日の晩に楽天のショップよりTAB君用のちょっと形状の特殊なUSBケーブル2本を購入。別のショップからもTAB君用の急速充電可能なACアダプタとUSBの間にかますグッズを購入。

これでTAB君もフル活動できることでしょう。

逆にiPhoneは、既に去年からいろいろと関連グッズ買っていたので今更購入するものないなあ~。
予備用バッテリー1200MAもあるし、iPhone用のUSBも4、5個転がっている(今度会社に置いておかねば)。BLUETOOTHキーボードやスピーカー、ヘッドセットもあるけど、さすがに出番がないなあ~。(TVにつなげて出力する奴もあったっけ?使ってないけど)

更にいうとLet's NOTEなんて電源さえ入れた覚えがないけど・・・・。

まあ、なんだ、22日のテストに向けて勉強しないとなんだけどね。こんな状況の休み明けで会社抜け出して、テスト受けに行くのってちょっとどうかと思いますけどね?そもそもテスト自体を実施するのかさえ、分かりませんが・・・?逆にそんな時にテスト受けて、落ちる訳にもいかないのでやらないとなあ~。

6月の海外旅行は無理っぽいし、GWも旅行どころでなさそう。なんとも困ったもんだ。

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これらの二つなら、有線LANを無線LANに出来るみたい。上の安い方を改めて購入しましたよ(トホホ)。

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2011年03月05日

川口淳一郎 講演会 「はやぶさ」式思考法 紀伊國屋書店

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川口淳一郎 講演会 「はやぶさ」式思考法 紀伊國屋書店

【書きかけ、途中】


2011年3月3日に新宿・紀伊國屋ホールで行われた川口プロマネの『「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言』の出版記念講演会です。

一応、有料ですがたった千円でお話が聞ける貴重な機会です。しかも職場が新宿の私には、仕事帰りに寄れて絶好の機会。日経朝刊で情報知って、速攻で予約して出掛けました。事前にはやぶさ好きの知人にも教えておいたので友人と一緒に。

会場は正直、古ぼけた田舎の市民ホールのようなちゃちなものですが、今回は実に貴重なお話を伺う事ができました。やっぱり、本物の関係者のお話は為になります。「百聞は一見に如かず」とは言いますが、「百読は一聞に如かず」(私が勝手に作りました)と言うところでしょうか?

既にはやぶさ関係の本は数冊読んでおりますが、直接川口プロマネのお話を聞いて、非常に刺激を受けました!

感銘を受けた点は多々ありますが、思いつくままにメモを。
1)座学は駄目。教科書には過去のことしか書かれていない。まずは自分でいろいろと考えてやってみること!本を読むのはそれからでいい。

2)ゴールの設定:100点を目指すのではなく、60点は100%取れる方法を考える。

3)技術より根性。

4)はやぶさと連絡を取れなくなってくると、出入りするエンジニアの人数が減ってくる。プロジェクトは終わっていない&継続していると思ってもらう為に、毎朝、ポットにお湯を入れておいた(ポットのボタンを押した時、水が出たら、プロジェクトは終わっているとみんなが思う)。
 また、勉強会を以前よりも頻繁に行い、常に宿題を課した(やるべきことがある。プロジェクトは継続しているから)。

5)神頼み。どんなことでも出来ることは全て行う、ということと同時に(それ以前に)、なすべきことは全てやったということを自分自身で納得いくまでやり尽くしたからこそ、最後に神頼みする気にもなった。

6)明確に社会に役立つミッションの自覚、と同時に、『科学』に対する社会の希望・信頼を担う強烈な自負心。図らずもイトカワで弾を打ち出してサンプル採集をしたというニュースは、間違いで嘘になってしまったこと。

7)税金で行われていることへの責任感。客観的な実現可能な数字を出したうえで、会計年度も踏まえてうえでの行方不明になったはやぶさの探索を継続し、プロジェクトを継続し続けた判断と周囲への説明、働きかけ。

8)人材の育成。はやぶさの運用中にも、どんどん新しい人を入れて経験させていき、イカロスへと繋げていく。技術・ノウハウ・経験の伝承。

9)加点法の評価。はやぶさのプロジェクトの決定自体が画期的な加点法だった。

10)目標に向けた気の長い永続的努力。計画から実施までの15年以上もの期間。そもそも計画を実施可能にする諸条件が整うまで(イオン・エンジンの技術開発等)、一つ一つ問題をクリアしていく根気。まさに『技術の開発』。

11)はやぶさの持ち帰ったサンプルは一部だけ調査し、残りはそのままの状態で保管。今後、分析技術の開発が進んだ段階で、未来における調査資料としてあえて、現状のまま保管継続。

まあ、挙げればキリがありませんが、プロジェクト達成への情熱とその為に役立つことなら、どんなことでもする(今回の講演会のような広報活動も含めて)その徹底した合理的姿勢。しばしば聞きますが"Cool Head,but Warm Heart"という言葉を思い出しました!

どちらかというと、"Warm Heart and Cool Head"かもしれませんが・・・。

そういえば、人との出会いとか縁についても語られていましたね。
くだらない仕事をもらおうとか、コネ作ろうとかして異業種交流会とかで名刺を配る話ではありませんよ~(笑)。日々、一生懸命努力している過程で関わった人達が、期せずして、素晴らしいアイデアを出してくれて窮地を救ってくれたり、結果的に自分のミッションを成功へと導く助けとなったりしたそうです。

コンビニでジュースを買った時に、店員さんに掛けられた言葉「砂、入っているといいですね」も縁?(笑)

話を聞いていて思いましたが、何でもそうですがどんなプロジェクトでも周囲の人間を巻き込めないようなものは、成功しませんよね。リーダーの確たる信念と強烈な情熱、と同時にそれを周囲に広げ、共感を得ていけるようなエヴァンジェリストで無ければ、プロジェクトが成功するはずもありません。

その際には、信念や情熱といった熱い想いは必須ですが、それを納得させるだけの客観的な数値も当然必須でしょう。100%なんて、絵空事の数字では勿論ありません! そんなの有り得ないし、それが客観性のある数字なら、ルーティンであり、わざわざプロジェクトにする必要もないでしょう。

しかしながら、実際の場面できちんと数字を出せているのは少ないような気がしてなりません。やったことのないものであれば、当然、予測でしかないでしょうが、完全に前例のない(似た事例の無い)こともまた稀でしょう。一部であっても類似のもっとも参考になりそうなものから、諸条件を加味し、仮定のパラメーターはそれはそれと明示して、客観的に許容可能な範囲で、それでも数字を作ることは大切でしょう。

ケース・バイ・ケースでいささか信憑性に欠ける場合もあるかもしれません。ただ、それは不確定性の事象であること自体に起因するならば、止むを得ません。自分の主張にとって有利なようにしようとする恣意性が明確に排除されている限りは、その数字を許容して良いはずです。

また、それらを明示して数字による説明をするならば、リスクを分かったうえで支持してくる協力者が絶対に出てくると思います。今までの私の経験では、反対者も必ずいますが、賛成者も必ず誰かいます。

後は、その賛成者を一人でも多く増やす為に努力し、時間的経過と共に、反対者を減らして、様子見層を増やすというのもアリです。一部の賛成者(+)と意思表明しない層(0)と反対者無し(-)なら、
例えば 10人×(+)+0+0人×(-)⇒>0 【正】
プロジェクト実施可能になるかと思います。
・・・・
・・・・
・・・・
(書いてる間に時間経ったので続きはガラっと変わる)
・・・・
何度も事業仕分けの話が挙がっていましたね♪
はやぶさ計画の予算等の承認は、バブル崩壊後でも加点法の評価だったからこそ、達成できたもので技術開発は、1年とか短期的な視野では絶対に無理であることも指摘されてました。

大元のアイデアが生まれても当時は数々の技術的困難から、ずっと指をくわえて我慢していたわけですが、その間、イオンエンジンの技術開発やその運用に関するノウハウの蓄積など、根気良く一つずつ解決していくしかないわけです。巷で有名になった「二番じゃ駄目なんですか?」ってのいうのは、駄目なんですね。

新しいことを学ぶ時に、本を読むとか座学なんて駄目って!力説されてましたねぇ~。
まずは、やってみてそれから本を読むので遅くないって!

私自身もまずは、何でもいいので動くモノ作ってみて、それからじゃあ、どうすればより効率的に機能的に動くようにできるか?を考えるのですが・・・。

一応、人に教えるときもその姿勢でやっているのですが・・・ちゃんと意を汲んで伸びていってくれる人と、ネットで聞きかじった程度の知識でガタガタ話しているだけで行動が遅い、伴わない人など両極端に分かるような気がします。

今日も隣の人、口先だけで行動がお留守なので、時間がもったいないからさっさと動きなと言わざるを得ませんでした。あ~あ、いい歳して新人と同じような指示待ちって、何だろソレ?

同じような仕事をしているのに、もう一人の方は、ドンドン自分で判断して動いているのにねぇ~。
いかん愚痴っぽくなってる。

講演会後、友人とも話していて思いましたが、モチベーションを維持し続け、どんな状況下でも諦めずに目的の為に、冷静に判断して最善の手段を実行し続ける!
これは、少しでも見習いたいと思いました。

まさに『情熱』パッションですね。

先日、どっかのビジネスサイトでモーターで有名な日本電産の社長の記事、読みました。まあ、あれはワークホリック過ぎるかもしれませんが、どこかに通じる共通点を感じました。

出来ない言い訳を言うよりも、どうしたら出来るか、出来そうか? 何をクリアすれば、可能になるか?そういう方向性で話が出来ない奴とは一緒に仕事とかしたくないよね。

口動かす暇なら、黙って与えられた課題をこなせ、途中まででもやりもしないなんて・・・要らないんだけど・・・。全く・・・。

まずは、私もやることやらねばね。
それからだよ、先に向かってまだまだやりたい目標はいくらでもあるし、全然努力も実力も足りないしね。

さて、勉強してから寝ようっと。

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講演会のチケット。

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会場で本を売っていた時にオマケで配布していたポストカード。
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2010年10月03日

オクトーバーフェスト in 湘南(20101002)

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さて今年もこういう時期になりました。
自然の中で、大いに収穫を祝いましょう♪

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ただ単に美味しいビール飲んで、美味しいもの食べたいだけなんだけどね(笑)。
出来たての熱々が次々に出てくるのをほおばるのは、最高ですね♪

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ピッツアも石釜で焼かれたのを、地ビールでぐいっと流し込むのはたまりません!

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サラダも豊富だしね。

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ペンネやモッツラレチーズとかも。

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元々が倉庫だったところを改装してレストランにしているので、雰囲気もあってお気に入りですね。天井がとっても高いし、小樽の元倉庫街とかと似ているかも?

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そういやあ~デザートのケーキとかも幾つかありましたね。私はお腹いっぱいでちょいと一口二口味見しただけでしたけど。う~ん、満腹。痩せない訳です。困ったもんだ。
ラベル:食べ歩き 湘南
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2010年09月26日

久しぶりのフレンチ

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雑誌に出てから、以前にも増して予約取りづらくなったのでここ数ヶ月行ってなかったお店です。それと客層がなんか一時変わっちゃってね。

お店の雰囲気って、お店だけじゃなく、お客さんと一緒になって作るものだから・・・。

前菜は、お肉のパテ。ワインは、グルナッシュを使った赤でスパイシー系でしたが、料理とよくあいます。
昼間っからガブガブ飲んじゃう(いつものことだけど・・・笑)。

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ツレは、今回新しく入ったメニューのタブレ(トマトベースのクスクスのサラダ)。6月にパリに行った時にも食べたけど、このタブレっていろんなものに合うので、なんでも美味しく食べられるのでいいね♪


見た目も赤系で統一感がありますが、食べてても美味しいの。

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メインは鴨のコンフィー。マスタードつけるとまた味が変わって美味しい。

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これはチキンのなんだっけ?下にパスタがひいてあり、チキンを煮込んだもの。これも赤ワインによくあうのだー。

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で、デザートは焼きバナナ入ったものにあまり甘くないクリームをかけたもの。私はさすがにデザートまで入らないのでツレのを一口もらったけど、焼いたバナナの独特の食感も面白くて良かったです。

そういえば、こないだのパリ旅行の奇蹟のメダイのご利益で、転職の決まった私ですのでお礼参りに奇蹟のメダイ教会行かないとねぇ~。シャルトルの聖母(聖遺物)のご利益かもしれませんので、そちらも行かないと。

今度フランス行ったら、1日くらいは食べる為に費やしてレストラン周ってもいいかもしれない。
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2010年09月23日

電子書籍リーダーKindle買ってみた

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(届いた箱を開けた状態)


iPadを買うかずっと悩んでいましたが、10月以降ANDROIDタブレットが続々出てきそうな現在、ANDRIDアプリ開発を目指す私としては、絶対にそちらを買うことは既定路線なので、そしたらiPad余っちゃうもんね。

それにiPadの用途としては、何よりも電子書籍を読むことを考えている私としては、iPadの重さがネックですね。あと大きな画面は、電車内で立って読むの無理っぽい・・・。

iPhoneで電子書籍を読む面白さを実感しながらも、どうしても3.5インチの制約にストレス溜まっていたので円高のタイミングだし、転職(?)お祝いも兼ねてアメリカのAMAZONから買っちゃいました♪

9/11の深夜購入で、当初品不足で出荷はだいぶ先になるかと思っていましたが、想像以上に早く手元に届きました。UPSで来たんだけど、9/15にアメリカの工場を出荷後、9/17に成田着、9/18の夜9時過ぎにクロネコヤマトで到着!

オーダーからちょうど1週間ですね。

それから毎日通勤電車で座って読んでますが、山手線では立ちながらも読んでみました。240gだから、ハードカバーの本を立って読んでた私としては、全く問題無いです。周囲の邪魔にならないサイズだしね。6インチだから。

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電源を切ると、その都度、壁紙のように画面が変わるのも面白い。上記の状態が電源オフ。今回は、たまたまコレ。「ケルズの書」とか作家の人物像とかいろいろバリエーションがある。

まだ、何日も使用していないが使ってみて感じたこと。
【良い点】
画面が大きくて非常に見易い。表示された文字は、印刷された活字とほとんど遜色ないと思います。本としての読み易さは及第点以上。

電池切れは基本、心配する必要は無さそう。バッグに入れっぱなしでOK。毎日充電しないといけないiPhoneとは違う。

英英辞書が2種類入っていて、本を読んでいて単語を調べるのは非常に楽。

軽い。携帯していても苦にならず、車内で立ち読みもOK。

青空文庫は、有志の方の努力でkindle向けのPDFに変換する方法が提供されています。おかげで青空文庫は、実に快適にkindleで読めます。感謝&感謝♪
青空キンドルのサイト
【悪い点】
車内で読んでいて邪魔にならないが、電車から降りた時、iPhoneなら胸ポケットに入れてしまえばいいが、kindleは必ずバッグにしまわないといけない。混んでるホームでkindleだけ持って歩くのは、ちょっと有り得ないかと。傷付きそうだしね。

自分の持っているPDF文書を読むことも考えていたのですが、kindleは表示サイズが自動以外だと150%、200%とか決まったものしかなく、自由に変更できないのでかなり読みにくいです。iPhoneとかiPadのようにタッチスクリーンで自由にサイズを変更するとかできません。これは正直不便です。
→『自炊』しても、kindleで読むのは不便そう。

グーテンベルク・プロジェクトなどの無料の本もありますが、快適に本や雑誌を読むには、なんだかんだ言ってそれなりにお金がかかること。図書館で借りたり、中古で購入した方が安いです。ニュースとかネットなら無料なのを考えると、お金を出してまで読みたい雑誌かは正直微妙です。

それと購入前からも調べて予想はしていましたが、思ったよりも読みたい本のkindle版は少ないです。私の個人的嗜好もあるのでしょうが、一般向けというよりは少数の人向けの本は、英語であってもkindle版になっていないものが多いです。買ってもいいと思う本は、ほとんど紙の本でしか買えませんし、読めません。う~ん??? 
それと・・・・kindleで英語の小説とか読んでたら、iPhoneで英語のニュースを読まなくなった。つ~か、読む時間が取れなくなった。どうやら両立は難しい。英語のポッドキャストニュースも聞かないのでリスニング力が・・・・ヤバイ?

どうしたもんかなあ~?

まあ、kindleは悪くないけど、iPadもとい、ANDROIDタブレット期待しよっと。う~ん、JAVAの本、それなのに読みかけで止まってる何冊も。

転職の為に提出する書類揃えるのが大変で、とても勉強している時間がないもんなあ~(あっ、言い訳してる自分を発見!)。昨日は、新大久保の法務局で法人登記の全部事項証明をとってきたし、今日は住民票とってこないと。ふう~メンドイ。

早く通常状態に復帰して、JAVAで実際にプログラム作りたいなあ~。そういやあ~読みかけのアルゴリズムの本も何冊か部屋に転がってること思い出した! 今日は、少し本も読みたいな♪
ラベル:読書 Kindle
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2010年09月18日

秋葉でお買い物(bluetoothドングル)

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iPhoneのおかげでBluetooth用のキーボードやスピーカー、ヘッドセットなどなど私の持っているBluetooth機器が増えてきたので、どうせならPCでも使えるようにしようってことで秋葉で購入しました。

最新の奴じゃないので10mぐらいしか届かないけど、安いので十分。だって、実際に使うか分からないし・・・。

最近、部屋のあちこちにパーツが転がっており、いつ購入したのか購入した記憶さえ定かではないものが増えていますが、やばいなぁ~。本と同じ状態だよ・・・トホホ。

安くてなんか使いそう、使えそうと思うと買って部屋に転がしておくのでモノが溜まる&溜まる。読了した本も全てをブログに載せているわけでもないのだけれど、それでも間に合わない・・・。

世間ではブログのネタ探すのが大変とかいうけど、信じられないなあ~。有り過ぎて取捨選択するのが大変というなら分かりますけど・・・?

まあ、戯言はその辺にしておいて。
500円で購入したBluetoothドングルですが、問題なくリュードの二つ折りキーボードとペアリングできました。普通に打てるけど、有線のキーボードの方が傾斜ついていてやっぱり入力しやすい。

確かあきばお~で1500円のBluetoothマウスも今日売ってたんだよね。ちょっとチャラくて使い勝手が疑問だったので買わなかったけど、今度行ってみたら購入してみよっと。

こうして使わないBluetooth機器が増えていくんだろうなあ~(苦笑)。

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2010年07月11日

ここしばらくのメモ

写真が溜まりだしたので、消去する前にまとめてブログにアップ。

単なる個人的メモです。

昨日(7/10)のスペイン料理。木曜日のインド料理も写真撮っておけば良かったな。

久しぶりだったので、調子に乗って飲み過ぎた。ツレは体調不良で酒控えているので、自分だけ一人で飲みまくり、テンション上がり過ぎた(反省)。

カバだけで丸々一本飲んでたし、ワインバイキングなんで、他の赤や白もばかすか飲みまくってしまった。う~ん、池袋の駅トイレで吐いてすっきりしたものの。

電車を二重の意味で乗り過ごし、自分の降りる駅の一つ先の終点で、反対側のホームに来てたその先の電車に乗ってしまう大失態。いやあ~慌てて、降りた次の駅で上りの最終に乗れたので良かったけど、あれ逃してたら、死んでたな。

本当に田舎でタクシーさえないから、隣駅まで5、6キロぐらい歩かないと?夜中の田舎道、道知らないし、死ねぜ、まじに。

そこまでいけばタクシー拾えるかもしれないけど、いったいどうするんだよ~!!自宅まで更に8キロあるはず。オイオイ~。昨日、11時半過ぎの誰もいないホーム上で青ざめてた私。

都内なら、ビジネスホテルにでも泊まればいいけど、洒落になりません。田舎で電車がないのは・・・本当に背筋が凍るほど怖い(ブルブル)。

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サーモンのマリネ。

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じゃがいものアリオリソース。

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カジョス。

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ムール貝の天日焼き?

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スパニッシュ・オムレツ(プレーン)。

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チーズトッピングのシーフードパエジャ。

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豚と玉ねぎの串焼き。

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レンズ豆のスープ。

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コーヒーババロワ。

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チョコレートムース。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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閑話休題。
木曜日の夜に見つけたコンビニ。卓球ができるコンビニって、初めて知りました!!
一度、中で卓球してみたいかも?(笑顔)

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最近、池袋で見つけた中華料理店の四川風焼きそば。
ここの刀削麺がかなり美味しいのですが、他のメニューにもチャレンジ中。

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ここは、友人に教えてもらったホルモン屋さん。
(ホルモンの)刺し盛り。新鮮で、珍味っぽくてお気に入り。

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そら豆。

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今年の我が家の庭先。
去年のプチ・トマトに味をしめ、苗を買ってきたそうだが、なんか種類が違わない?
プチではなくて、普通に大きなトマトになってしまい、がっかり。
雨で水分が多いせいか、味もイマイチなんだよねぇ~。ちぇっ、残念!

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見た目は綺麗でいいんだけどね。
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2010年06月13日

秋葉でお買い物(MICRO SDHC8GBとミニ三脚)

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4GBのSDHCや2GBのMICRO SDHCもあるのだけれど、旅行前にもうちょい容量の大きいメディアが欲しかったので、秋葉を散策ついでに探してみた。

SDとかは定番の上海問屋とかでネットで購入してもいいのだけれど、まあ、運動不足だし、散策も兼ねて♪

まあ、実際に行く手間と時間を考えれば、AMAZONのプライム便の方がよっぽど効率的だけど・・・ネ。まあ、いろいろなスポットのものもあるし、運動にはなるっしょ。

さて。
動画は撮らないし、連射での撮影も無いので普通の速度で書き込めれば、問題無いが、それでも早いのに越した事ないし、PCへデータを移すのに時間かかるのも無駄だからねぇ~。

8GBでクラス4以上ぐらいなら、まあ良いかって感じ。あとは値段だね。
1600~1800円ぐらいだったら、いくらでもありそう。

ブランドも特にこだわりないしね。長持ちする必要ないし、使えればOK! すぐバックアップ取るのは基本です。近頃の雑誌の特集を読むまでもなく信じてないです。デジタルメディアってもんはね。

さて、いろいろ探せばあるもんで、購入したものは、クラス6の8GBで1470円。いやあ~これで十分!!

あわせて、暗い教会内でステンドグラスを撮影するので当然光量不足になるので、長時間固定する必要があり、どうしてもぶれないように三脚とか欲しかったりする。

通常の三脚は持ってるけど、重いし、普通、教会内での三脚使用は禁止されているはずなので、ちっこいものを探していました。

これなら、信者の席上において使えるし、ポケットに入れておけるから。お値段157円。いやあ~いざとなったら、持ち帰らずに捨てちゃってもいいぐらいだね。このお値段。

購入後、MICRO SDHCは持参していたデジカメに入れて早速、動作確認。初期不良あると面倒だかんね! 全く問題なく、サクサク軽快に画像が保存されていて笑顔。

三脚は帰宅後にデジカメに取り付けてみたが、こちらもちゃんと固定でき、活躍してくれそうです。良かった~!

購入メモは以上の通りだけど、今回は意外なモノを見つけました。

一部では、噂になっているAndroid端末。中国深圳で作られていて現地では一万円で売られているというアレです。日本国内でも輸入して売られていて、ウィルス事件で名を馳せた某秋葉のお店のサイトでも、だいぶ数売っていますね。

そうM001(EKEN MID&Ebook)って奴。まあ、さすがに日本では16000円ですけど。

買っちゃおうかだいぶ迷っていたのですが、購入した方々のレビューを見ると、ACアダプターが使い物にならないとか、本体そのものもなんとも重くて、もっさりしているうえに、動画再生も無理みたい・・・・ということで断念していました。

しかし、気にはなっていたんだよね。

今日、それを売っている店を見つけ、現物の展示品触れてみました。
ネット繋がるんだけど、重いよ~、苦しいよ~、止まってるよ~と三重苦?(それ以上?)

先週、iPADいじっただけに、値段に変えられない大切なものの価値を教えられました。

ただ、ネットでいろいろと見た限りでは、そういうのを分かっているツウな方々が人柱覚悟で遊べるガジェットとして、試行錯誤をまさにされていらっしゃるようですね。

凄いね、何事にもチャレンジ精神旺盛なパイオニアがいるもんです(平伏)。

あちこちに分解図などもあがっていて、思わず、私も参加したくなりましたが、まあ、それよりもandroid用のアプリを作れるように、さっさとJAVAの勉強を進めるべきでしょうね。

なんとか踏み止まり、我慢しております。量産されて値段が下がり、使い勝手が格段に向上している、であろう、DELLのstreakやサムソンのsPADとやらに期待しましょう。

そこで動かせるアプリ作れるようにならんとね。

今、「明解JAVA」読んでるんだけど、実に読み易くてサクサク進む。その割にエディターでベタ打ちすると、コンパイルエラーも出まくってますが・・・・。

大文字と小文字が混在するのがうざい。

あれ、前どうしてたっけ? 今、IDEとかで勝手にその辺、修正してくれるのを当たり前に思ってるから、便利な環境に浸って駄目になってるな私。

極力、コピペ使わず、ベタ打ちして頭ではなく、手に覚えさせています。ただ、基本部分は非常に簡単みたいなので、初級レベルはさすがにすぐいけそう。

8月までになんとかしたいもんだなあ~。ふう~。

テスト用実機として、android端末も早く買いたいしなあ~。頑張ろうっと。
ラベル:秋葉原
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2010年06月06日

チュジニアで各種チケット

今では、だいぶ前のような気がするが、古代ローマ帝国時代の遺跡を観にチュニジアに行った時の各種チケット。

もうすぐ旅行に行くのでスーツケースを整理してたら、出てきたもの。

普段はあまり見ないアラビア語なども書かれていたので捨てる前に、ちょっと写真を撮ってみた。

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これは鉄道やバス。

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カルタゴだね。大カトーの「それでもカルタゴは滅ぼさねばならぬ!」って奴。

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世界で一番のモザイク画の量と質を有するブラドー美術館。
かなりお気に入りで、2回ぐらい行ったし。

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一つ前のブラドー美術館のチケットを拡大したもの。背景にモザイク画がしっかり入っているのがイイ♪

さて、少しは旅行の準備もせんと。

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ラベル:チュニジア
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2010年05月30日

デジカメ(FinePix F70EXR)用予備バッテリー(NP-50互換)購入

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FUJIFILM FinePix F70EXR(デジカメ)購入

新しいデジカメに合わせて予備用バッテリーも購入しました。

普通に使用していれば、1日くらい予備用のバッテリー要らないぐらいには持ちそうだけど、確かデフォルトのバッテリーでメーカー公称230枚ぐらいだったかな?

使用した感じではフラッシュとか使わなければ200枚ぐらい撮れそう。

でも、EXRモードにすると口コミで書かれているように電池の消耗が激しいですね。随時、計算しつつ最適なものを調整している感じ。

しかし、何個もカメラ買ってるけど、毎回、デジカメの性能って上がっていることを痛感します。どれほど裏で制御しているのかと思うと頭が下がります。

下手な話、本当にカメラ向けてズームで大きさ調整してボタンさえ押せば、誰でも綺麗に撮れるんだもん! 凄いです。

iPhoneも300万画素のわりにかなりイイ写真が撮れるのですが、デジカメは専門ですから、それだけの付加価値があるんだなあ~と思いました。

今度、高層ビルもデジカメで撮ろうっと。

さて、前置きが長過ぎですが、旅行先では1日で100枚以上なんてざらに撮るし、ましてシャルトルではすべての彫刻とステンドグラスを撮ってやろうと考えているので、200枚オーバーは確実でしょう。

予備のバッテリーが必要という判断です。

いろいろ調べてみると互換品の中国製品は、メーカー正規品が500回ぐらい使用できるのに対して300回であるとか、電池残量表示が徐々に減るのではなく、急になくなるとか問題はあるらしいのですが、とりあえず、数日分の予備バッテリーとして使えればOKな私には、互換品で十分です。

勿論、過充電やデジカメの精密機器に悪影響を与えるような基本性能に問題があれば別ですが、そうじゃなければ、安ければ安いほどヨロシ。
楽天で850円だったもんな、このバッテリー。送料込みでも1102円。

安くデジカメ購入して予備バッテリーに何千円も出す馬鹿なことはできないからね。

今、互換バッテリーでいろいろと撮影してますが、特に支障はないようです(満足)。うん、久しぶりにデジカメでの撮影が楽しみです♪
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2010年05月16日

FUJIFILM FinePix F70EXR(デジカメ)購入

FinePixF70EXR.jpg

以前シャルトル大聖堂に行った時、ステンドグラスの写真が綺麗に撮れなくて非常に悔しい思いをしたことを覚えています。

来月再訪する予定ですが、それに備えてどうしても高倍率ズームが欲しかったりする!!

現在、使っているPENTAXのOptio M40(800万画素)も軽くて、電池の持ちもいいし、不満はないのだけれど、光学ズーム3倍というのがね。

基本はL判サイズにしか焼かないので、全く問題ないのだけれど、あのシャルトルの『青い聖母』にはたちうちできなさそう・・・ふぅ~。

よって目標を光学7倍ズーム以上に決定!

だけど、旅行代も結構かかるので2万円代には抑えたいところ。画素数は800万あれば十分なんだよね。以前、デジタルプリントの会社にいたのでその辺はある程度勉強したしね。最近のプリント時の自動補正機能凄い事っていったらもう~ね。


まあ、それは置いといて調べてみると、型落ちの中古や新品なら2万円代でデジタル一眼も買えるですね。うわあ~安い、安過ぎる♪

でも、なんだかんだ言っても重いし、かさばるんだよね。軟弱な私は重いの大っ嫌いなので、デジカメ一眼は、やっぱり断念。光学ズームが18倍以上とか半端なくて、メチャクチャ魅力的ですが、こんなの持って歩けません。

Let's noteでさえ、モバイルとして持ち歩けない根性無しの私には、iPhoneが精一杯だったりする。

デジカメもこれで5台目 or 6台目の購入になると、視点が変わってきます。casioのexslim系はスタイリッシュで好きだったんですけど、よくあるようにレンズ内に埃が入ったしまい、わずか二年で使い物にならなくなってしまったからなあ~。

カメラの中古は外観だけでなく、中がどうか心配なので新品を購入することにして、新品のデジカメで物色。

有りました&有りました!

FUJIFILM FinePix F70EXR。
光学ズーム10倍15780円(送料込み)が決めてですね(笑顔)。
【スペック】
型番 FinePix F70EXR
有効画素数 1,000万画素
撮像素子 1/2型 スーパーCCDハニカムEXR 原色フィルター採用
記録メディア SD/SDHCメモリーカード
レンズ焦点距離 f=5.0mm~50.0mm(35mmフィルム換算:27mm~270mm相当)
レンズ開放F値 F3.3(W)~F5.6(T)
絞り F3.3/F6.4(W)、F5.6/F11.0(T)、NDフィルター併用
撮影感度(*4) AUTO、ISO100/200/400/800/1600/3200/6400/12800(標準出力感度)
測光方式 TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ
露出制御 プログラムAE/絞り優先AE/マニュアル
ブレ防止機能(モード) ブレ防止モード(CCDシフト式)
露出補正 -2.0EV~+2.0EV1/3EVステップ
シャッタースピード(*5) 1/4秒~1/2000秒(AUTO時)、8秒~1/2000秒(全モードあわせて)、メカニカルシャッター併用
本体外形寸法 (幅)99.3mm×(高さ)58.9mm×(奥行き)22.7mm(突起部含まず)
本体質量 約180g(バッテリー、メモリーカード含まず)
撮影時質量 約200g(付属バッテリー、メモリーカード含む)
もう一台、他にも候補あったんですが、そちらはレビューを調べてみると、埃が内部に入り易いようであれは致命的なんでそちらを避けてこれ決定!!

だって光学10倍ズームで、1万5千円台ですから。画素数1000万でまだ一年前くらいでしかない。勿論、新品ですよ~。

あとSDカードが使えるのも基本。ピクチャーカード、割高だし、少数派で使い回しきかなそうだからね。維持コストって結構、大切ですから!

正直、分厚いデザインと今のと比べると1.5倍以上くらい重い感じがしますが、どうしてもズームの関係で仕方ないのかなあ~と思います。

木曜の夜中に注文したら、金曜の夕方に届き、早速昨日近所を撮りまくってました。電池の寿命を試したかったのと、早く使い方に慣れたかったので。

うん、使ってみるとそれほど重くはない。ただ、今までずっとストラップを手首に通してデジカメ持ち歩くスタイルなので、ちょっとそれはキツイかも? iPhoneをそれ用にして、このデジカメはバッグに入れることにしました。旅行中は。

しかし、実際に撮ってみると、これはイイ♪
メチャクチャ大きくなる! これは感動もんですね。

遠くから盗撮できそうなくらい(苦笑)。

この後で実際に撮影したものを乗せますが、これはシャルトルでも期待できそう。後は、暗い状態でどこまでノイズ入れずに、高感度で綺麗に写るかですね。

三脚無しでも手振れ制御で、最大倍率は、昼間まったく問題ないです。あとは、暗い状態で最大倍率を試してみたいな。さてさて・・・?

FUJIFILM デジタルカメラ FinePix F70 EXR(amazonリンク)

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デジカメ(FinePix F70EXR)用予備バッテリー(NP-50互換)購入
ラベル:デジカメ
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2010年03月22日

大聖堂~読書メモ

「大聖堂」パトリック ドゥムイ 白水社

先日読んだ上記の本の抜き書きメモ。
元大司教であったカリストゥス二世が1119年に教皇に選ばれてからは刷新された司教団が、ふたたびローマ教会の屋台骨を支えることになった。司教自ら、司牧訪問、説教、司祭を召集する教区会議などを積極的に行い、学問を積んだ聖職者たちの協力を得ながら、異端に陥りがちな教区民をしっかり教え導くことがすべての基本であるとされたのである。

 大聖堂は、教区民が集う場であり、言葉、図像、さらにはそれぞれの教区の長い歴史を物語る聖遺物の聖なる力による教育の場であり、また聖体の秘蹟を通してキリストが臨在する超越の場である。

 こうした意味で、大聖堂再建の大事業は、聖堂神学校を舞台として繰り広げられた信仰と理性を結び付けようとする試み、あの十二世紀の知的ルネサンスなしにはありえなかったのである。

 アーウィング・パノフスキーによれば、ゴシック建築とスコラ学の間には明らかな並行関係がある。スコラ学とは、聖書をはじめとする古典的文献を厳密な問題設定の方法にしたがって批判注釈する学問であるが、その問題設定の方法とは、時間的照応のみならず、明確な分類や序列化に基づくものであり、それによって、言説の構造と論理が浮き彫りにされる。明確な分類と序列化、それは大聖堂の構造と論理でもあった。(P60)
以前に私も書いたことがありますが、12世紀ルネサンスがあって、初めてあのシャルトル大聖堂などのゴシック建築が可能になったものだと心底共感します。

建築は物質的なモノではありますが、優れた建築物には自ずから体現された思想・論理が内在し、顕在化しているものだと思わずにはいられません。
擬ディオニュシオスによれば、人間の精神は、物質的なるものの導きにより、非物質的なるものへと、みずからを高める事ができる。というのも、すべての目に見えるものは、神ご自身であるところの真の光を反映する物質的な光にほからないからだ。

「目に見えるものも、見えないものも、あらゆる被造物は、万物の光の父によって存在せしめられたひとつの光なのである。

・・・・この石も、この木切れも、私にとってはひとつの光にほからない。

・・・じっさい、その光が美しく善きものであり、またその光がそれ自身の均整の法則に基づいて、存在し、その数によって規定されていることが、私には感じられるのだ。

・・・ここにあるこの石のなかに、これらの属性、またそれに類したものを私が認めるやいなや、それは私にとって光となり、私を明るく、照らし出す。そこで私は自問することになる―――石の中に含まれるこうしたさまざまな属性を、石はどこから得ているのか、と。

・・・・やがて私は、理性に導かれつつ、これらすべてのものを越えて、これらのものに場所、順序、数、種、類、健康、善性、美や本質など、ありとあらゆる恵みや性質を付与している究極原因である神ご自身へと至るのだ。」(P61)
まさに光の形而上学ですね。新プラトン主義がうかがわれます。
シャルトルでは、1205年に聖女アンナの頭蓋骨がもたらされたことによって、北門扉口の彫刻人物配置が変わってしまった。すなわち、玄関柱の彫像が、聖堂守護聖人である聖母マリアから、その母に取り替えられてしまったのである。(P88)
おお~、聖アンナの聖遺物があったことは知っていましたが、それが具体的な建築にまで影響を及ぼしていたことは、本書で初めて知りました! よし!6月に行ったら、確認してみよっと。
「ステンドグラスの窓は、真の太陽の光を教会に降り注ぐ神聖なる書物である。真の太陽とは神ご自身のことであり、教会とは信者たちの心である。かくして、この神聖なる書物は信者たちを明るく照らすのである。」

13世紀の終りにマンド司教ギョウーム・デュランは、こう書いている。(P88)
神学者たちは、聖書をくまなく調べ、そこから四つの意味を引き出そうとする。まずはイスラエルの歴史についての字義通りの意味。つぎに寓意的意味。すなわち、聖書のテクストから人間が生きるうえでの倫理や教訓を引き出すこと。第四に彼岸的意味。すなわち、義人たちがやがてそこに挙げられる事になる永遠の栄光に関わる意味。

ニコラ=ド=リール(1340年没)が要約して述べているように、「文字は事実を教え、寓意論は信ずべきことを、比喩論はなすべきことを、彼岸論は向かうべき方向をそれぞれ教える。」

かくして、神学者や倫理学者や説教師などが熱心に説いたこうした教えを彫刻師たちが、参事会員の監督のもとで、あれこれ工夫しながら形にしていゆくわけである。

・・・・
シンボルは秘儀へと至る道である。扉口に描かれている数多くの像があれほど複雑に入り組んでいるのも、その背後にある教え自体がそうだからであって、それらをすべて読み解くことは、すでに当時から、誰にでもできるというわけではなかった。

・・・・
このように、ファサードを前にして二種類の解読がありえたのである。聖書を熟知し、また祈りの言葉や聖務日課の読書のすべてのレパートリーに通じている聖職者には、その図像プログラムは多様な意味層にわたってさまざまに語りかけてくるが、一方、自分の守護聖人を見つけたり、祭りの装いで生き生きとしている天使たちを眺めたりするだけで満足している俗信徒たちにとっては、それはこの世に現出した天国の映像に他ならない。(P96)
俗信徒でさえなく、聖書もろくに読んだ事のない非キリスト教徒の私が最初見た時でさえ、まさに『聖域
』の空間を感じて恍惚としたものですが、今度は是非、もう一種の解読を試みてみたいものです。予習がんばろうっと!
今では想像しがたいことだが、聖堂内部も彩色が施される。シャルトルでは、壁全体を黄土色の顔料で塗りつぶし、そこに白い筋で切れ目を入れる。しかし、この切れ目は、実際の石と石との接合部に合わせてひかれているわけではない。この白の切れ目は上に行けば行くほど狭まっている。そうすることで。だまし絵のように、高さの効果を出しているのだ。こうした壁面が、色鮮やかなステンドグラスを縁取っていたのである。(P112)
法隆寺も創建当初は内部が極彩色に彩られ、まさに視覚的に天上世界のイメージを喚起させる様子だったらしいですが、どこの世界も一緒ですね。うんうん。

そういえば、サン・マルコ寺院の金色に輝く天井や壁もまさに至上のエルサレムを彷彿とさせてましたっけ?

そういった効果も再現されたら、更に凄いんだろうなあ~シャルトル大聖堂・・・。見てみたい!!
エミール・マールの根本主張は、大聖堂とは彫刻され、また描かれた、さまざまな主題からなる世界であり、その内容や組織を理解するには、それらの主題の典拠である聖書をはじめとするさまざまな書物に当たらなければならない、言い換えるなら、大聖堂のスポンサーたる高位聖職者たちの学識や教養の中身を調べねばならない、ということである。

・・・・

キリスト教の典礼と神学が目に見える形となったもの、それが大聖堂である。

・・・・

「中世では、芸術とはひとつの教育手段であると考えられていた。形とは思想の衣装にほかならない。思想が素材の内部で働き、その素材を造形すると言ってもよかろう。このように、形はそれを作り出し、生かしている思想から切り離すことはできない。」(P137
エミール・マール信者の私と致しましては、もうおっしゃられるがままに、その直接的背景たる思想をお勉強していたりする。

その割に、知らない事ばかりで情けない話ではあるものの。まあ、少しづつ学ぶしかないですねぇ~(苦笑)。

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2010年03月14日

2010年 国際稀覯本フェア in 六本木泉ガーデンギャラリー

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去年から楽しみにしていた稀覯本のイベントです。3年に1度の開催だったっけ?

2010年 国際稀覯本フェア Tokyo International Antiquarian Bookfair 2010←公式サイト

サイト上ではあまり出品目録が載ってなくて、私の好きなのあるかいささか懐疑的な気分でお出掛けしたのですが、想像以上にいろいろなものが出品されてました。

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高価なものは公式サイトの方にも載っていますが、目録の方に詳しく出ていて眺めているだけでも結構、楽しめます。

手持ちの株でも売れば、ある程度のものは買えるかもしれませんが、生活できんし・・・。自分で会社作って上場でもしない限り、ちょっと買えそうにありませんけどね(涙)。

でも、素敵な本をたくさん観れて満足(笑顔)。まさに眼福でした!

奈良絵本って、改めて見ると彩色が鮮やかなんですね。地蔵縁起(御利益譚)みたいなものから、あのダーウィンの署名入りの本とか、ウィリアム・モリスのオリジナル版とか、おおぉ~とか思っちゃいます。

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こちらはケルムコット・プレスの奴。

私の好きなデューラーの図版や、相当綺麗な手彩色写本の一頁とか、欲しいなあ~。本当に。前回の時も同じようなこと言ってた気がしますが・・・ふう~。

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今回は、鯰絵とか百鬼夜行図とかもありました。グーテンベルク聖書の1頁もあったしね。インキュナブラ・・・。博物学関係のものとかも。

本だから、お金があれば買えるんですねぇ~しみじみと・・・・。

iPhoneで読む本もいいのだけれど、ヴェラム革の本のあの感触・手触り感は捨てがたいでしょう。まして、歴史に残る稀覯本ともなれば。

また、「ナインズ・ゲート」とか見たくなっちゃいました。

そういえば、イタリア政府(?)とgoogleがアンティーク・ブックのデータ化に合意したとかいう記事を先日読みましたが、ネットでまたそういうのが見られるようになっていくのは、本当に幸せです。

と同時に、リアルな本の素晴らしさも無くならないんでしょうね。

まさに眼福な一日でした。実はそのあと、上野の西洋美術館でモローの作品を、水彩画含めて4点も(!)観れたので最高に幸せでした♪

上野公園の入口では、桜ももう咲いていましたよ~。

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2008年 国際稀覯本フェア初日
「百学連環-百科事典と博物図譜の饗宴」印刷博物館

ラベル: 稀覯本
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2009年12月31日

靖亜神社、東光書院のその後

ずっと前から気になっていたことがある。

あまり知られていない話だと思うので、備忘録としてメモしておこう。

埼玉県比企郡嵐山町にかつて「東光書院」という神社があった。個人の住居のように白いプレートに書かれていた文字を見た覚えがある。

現在は、そのプレートもなくなり、そこにあった建物もすっかり取り壊されていてその痕跡は無い。

10年ぐらい前だろうか? そこにあった神社が都内の某所へ移されたらしく、その移転時の様子を紹介した写真があった。当時の県知事を始め、自民党の県幹部、党本部からも政治家が来てものものしくやったらしい。

ずっと気になってはいたのだが、何かの文献でどうやら、そこに祀られていたのは日本が戦争中に海外の植民地などに持っていった神社等の一つだったらしいことを知った。

確か『靖亜神社』だったと思う。

近くには国立女性教育会館があるが、何故、こんなところにあるのか不思議でならない。そのすぐ横には、昭和天皇へのご進講や平成元号の草案者としても有名な陽明学の大家、安岡正篤の郷学研究所(?)があるのも、政界へのパイプと無縁とは考えられないでしょう。

当然、そのすぐ側にあった今は無き「東光書院」が人目を避けて隠されていたのもむべなるかな。この場所も意味がありそうですね。

ネットで探しただけでも、以下のようなことが分かりました。へえ~、愛知大学とも絡むんだ。

実に興味深いです。今度、暇ができたら国会図書館で調べてみよっと。全くお国というのは、いろんなことをしていそうですね。ふむふむ。

大晦日にこんなこと、書いている私も暇な人ですが・・・。

海外神社一覧
【靖亜神社】
祭神:近衛篤麿、荒尾精、根津一 
設立許可年月日:昭和10年2月11日
所轄領事館及び鎮座地:上海 法華区貳拾捌保

愛知大学東亜同文書院大学 記念センターニュースレター
【以下、同上より抜粋】
2007年6月30日(土)午後、村上武氏を招いての講演会が愛知大学豊橋校舎研究館で開催されました。村上氏はご尊父・徳太郎氏(同文書院18期卒、元書院中華学生部助教授)が祭主を務めた靖亜神社(同文書院内にあった近衞篤麿、荒尾精、根津一を祭神とするもの)、ならびに1931 年に創立した東光書院を1970年に受け継がれた方です。靖亜神社祭祀は1996年に滬友会に返還し、現在は東光書院院主、東光書院機関紙『回光』(月刊)編集・発行者であります。
 講演主旨は福澤諭吉の対アジア認識の問題点を指摘しつつ、東亜同文書院の源流であり上海に設置された日清貿易研究所の所長を務めた、西枇杷島(愛知県)出身の荒尾精(1859~1896年)の思想と比較し、荒尾の先見性を検討することで、現在の対アジア問題を考える一助としようとするものでありました。
 今泉潤太郎記念センター客員研究員の司会のもと、ポスト・ドクターの武井義和による講師紹介で始まった講演会は、ご尊父の紹介、靖亜神社と村上氏との関係がまず語られました。そして、西郷隆盛の「征韓論」が実は遣欧使節団による言いがかりであり、西郷としては朝鮮と平和的な国交樹立を望んでいたことや、日清戦争時に荒尾が発表した『対清弁妄』(当時の清国への賠償金や領土割譲を要求すべきではないと主張)は「ビスマルク流」帝国主義者への反論であることなどについて、カラー印刷されたレジュメを用いながら明快な説明をなされました。
ラベル:寺社仏閣 歴史
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「XX-CAKE!」というフリーソフト



こないだニコニコ動画を見ていて凄いなあ~と思ったのは、この「XX-CAKE」というソフト。

二次元の画像の一部を振動させて動画にする画像変換ソフトなのですが・・・。使い道は、女の子の絵とかイラストを取り込み、胸の部分を動かすというモノらしいのです。

いやあ~、最初失礼ながら、馬鹿馬鹿しいと軽く思っていたのですが、それを利用した動画がニコ動に次々アップされるのを見ていて、ちょいと感動してしまいました。

実に、動きが滑らかで面白い!
何よりもたくさんの人がそれを利用し、作者へフィードバックすることでバージョンが上がっていき、私もダウンロードしてみましたが、既にバージョンは2.64になってました。

開発はやっ!
うちのとこの業者さんも見習って欲しいぐらい(笑)。まあ、モノが違いますけどね。

C++で作られているそうですが、こうやって面白いアイデアで生まれたものが、周囲の盛り上がりと共にフィードバックも進み、開発の意欲を増して、ドンドン改善されていくのは、凄いなあ~と率直に思いました。2ちゃんにもスレ立ってるらしいし・・・。

情報伝達の早さも凄いね。こういうのはネットの素晴らしいところですね。ホント!

まさに社会に貢献する有益なソフトだなあ~と大変感心した次第です。(どんな社会に? どこが有益とか? 聞かないのが大きなお友達のお約束だね)

いやあ~私も社会に役立つものが作れるようになりたいと心を新たにしたのでした・・・・(マジっすか?)

しかし、まだまだ日本にも面白いものがあるってことが分かっただけで来年へ希望が持てますね(笑顔)。技術立国日本、ワラタ。

XX-CAKE! まとめWiki ←作者さんのサイト。ここからダウンロードできます。

ブログ内関連記事
「ウェブ進化論」梅田望夫 筑摩書房←まさにコレですね!
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2009年12月23日

未読本リスト(20091223)

本に関するあれこれをメモ。

今年中に絶対に読破しておくもの。
「コンピュータ科学入門 ソフトウェア編」工学図書
「コンピュータ科学入門 ハードウェア編」工学図書
「CHARTRES」
図書館から借りてる本
「聞書抄」谷崎潤一郎
「癒快温泉 関東編」
「関東小さな町小さな旅」
「3時間でわかるデータベースの基礎」翔泳社
今年中に買ったまま、たぶん買ったことさえ忘れていたもの。見覚えはある。他にもあちこちに転がっているので気づいた範囲でメモ。あと、日経ソフトウェアの雑誌も山積みだあ~。読まんと!
「3年で辞めた若者はどこへ行ったか」
「人間の考え方 プログラムの考え方」
「アルゴリズムの論理学」
「SQL言語活用入門」
「武士道」
「フロイト城幻夢譚」
「邪魅の雫」
「1週間でわかる初級シスアド集中ゼミ午後編」
「1週間でわかる初級シスアド集中ゼミ午前編」
「シルクロードの伝説」
「ストレスと不安が消えていく魔法のテクニック」
「中世の遺贈」
「LA ALHAMBRA DE GRANADA」
「STAINED GLASS」
「LA COLLECTION WILDENSTEIN」
「MANTEGNA」
「THE BOOK OF DURROW」
「新版 ヨーロッパ建築序説」ニコラウス・ペヴスナー
「ゴシック美術形式論」ヴィルヘルム・ヴォーリンガー
去年クリスマスプレゼントでもらった時祷書も読みたいんだけど・・・。読まないうちに洋書も溜まったきた・・・。資格試験の勉強もしないと・・・・。

まあ、いっか。
昨日で今年中に完成させたかったプログラムはほぼ出来たので明日以降二日で動作テストとヘルプを作れば今年のお仕事は完成!!

昨日、届いたUQWIMAXは、どうやら圏外で使えないらしい。ちぇっ。週末の熱海の温泉で使ってみるか?

さて、今日は部屋の掃除して、図書館で勉強するか、秋葉のジャンク街をうろつくか・・・。あ~他にも細々とやることが。

読んだ本の書評も実はまだ書いてないのが何冊もあるのだけれど・・・。「トヨタ伝」、「英語の冒険」等どうしようかなあ~???

とにかく、プライベートもあと少しがんばろうっと。株価も少し戻してきたしね。

そうだ!「松屋浅草17回古本まつり」これの目録が来てたな。1月2日ー12日。年始参りの後は、これいっとくか。
ラベル:書籍
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2009年12月12日

古川美術館『ブシコー派の画家の時祷書』

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今、一番悩んでいること。

名古屋の古川美術館でやっている特別展「祈りのこころ」。ここで4年ぶりに公開されているのが、私の大好きな写本の時祷書だったりする・・・。

うっ、見たい! 
しかし名古屋って行く用事がないんだよねぇ~。年末なら、ブラブラ旅の途中で寄るというのもありだけど、会期12月20日までというとピンポイントで日帰りかせいぜい一泊でしょ。

時間と費用をかけて、たいした展示やってなかったら泣いても泣き切れないもんなあ~。中途半端に費用かけるなら、NYのモーガンライブラリーに行った方がいいっしょ。

でも、気になる。とっても観たいかも?

古川美術館 特別展「祈りのこころ」

他の宗教画なんて、本場でいっぱい見てるし、わざわざ観に行く価値ないだろうし・・・。

写本、ばらしてないとすれば・・・せいぜい観開き2頁かな?
それだけの為に、わざわざ名古屋行くべきか???

今月は、下がっている株を現物か信用でナンピン買いする予定なんだけどなあ~。

年末は旅行もあるし、くぅ~辛いな。都内の企画展に貸し出したりしないのだろうか?

この写真を見ると、心の平穏がかき乱されます。

時祷書欲しいなあ~。円高だし、海外から洋書取り寄せるか?
かくして、未読の洋書も積まれていくことになる・・・鬱。

そういやあ~、新宿のブックファーストで洋書の70%オフのフェアやってたな。

あのコクーンタワーのB2Fの寒い吹きさっらしのところ。今週、お昼に何度か行って物色したけど、欲しい本は一冊も無かった。一律で定価の70%オフなんだけど、値段を見ると、今よりはだいぶ円安の時の価格がついており、本も日焼けしたものや店頭に置かれて汚れたものなどが多い。

正直70%オフでも、安いというほどではないな。

何よりも、ブックファーストは洋書の扱いでおそらく実績無いところだろうから、品揃えもつまんないレベル。manuscriptやmediaval絡みのはほとんど皆無。rose of nameがあったけど、原書はイタリア語のはずだから、英語で読んでも意味ないしね。あ~あ。

明日は、部屋にある未読本の山に挑戦するか、国会図書館でも行くか。夜は飲み会だし・・・・。
ラベル:アート 時祷書
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2009年12月07日

ストラスブール~読書メモ

「ストラスブール」宇京頼三 未知谷を読んだ時に、なるほど~と思ったものを抜き書きメモ。
ヴィクトル・ユゴー「ノートルダム・ド・パリ」で「中世においては、建築物が完全に出来上がったというときには、地上にある部分とほとんど同じだけのものが地下にあった・・・教会、宮殿、城塞はいずれも半身を地下に埋めている」P45
オペラ座の怪人も地下の水路を使ってましたね。あの場面を彷彿とさせます。パリのオペラ・ガルニエの地下には、実際、地下水の湖があるそうですし・・・ね。
「こどもの井戸」とコウノトリ伝説 P47

むかしむかし、子供たちに次のような話が語りつがれた。弟や妹が欲しかったら、窓際に砂糖をひとかけら置いて、コウノトリに願い事をすればよい。そうすると、コウノトリが現われて、大聖堂の地下の湖に子供を探しに行ってくれる。そこには、ストラスブールで生まれることになる、あらゆる子供たちがうじゃうじゃしている。

白いあごひげのこびとの地の精がいて湖をまもり、アルザスの夫婦の願いを記録しており、しかるべき日にコウノトリに子供を渡すと、その家に届けるのだ。

この地下の湖に直接通じているとされたのが「こどもの井戸kindelsbrunnen」と呼ばれた井戸である。

この井戸にはまた別な言い伝えもある。これは、古代ケルトのトリボック族が崇めていた、聖なる森の三本の樫の木の時代にすでに知られていた深い泉に源を発する。

泉は異教の時代、熱烈に崇拝されていたので、ローマ教会がこれを聖別化した。以後、この井戸は初期キリスト教徒の洗礼に使われた。五世紀に、司教サン・レミはそこでフランク族の王クローヴィスに洗礼を施したと伝えられている。後にこれは、アルザスの多くの司祭がここに洗礼に必要な水を取りに来たので、「こどもの井戸」と呼ばれるようになった。

この井戸があったとされる同じ場所に、ストラスブール大聖堂の基礎が築かれるのは、これよりもずっと後の1015年である。

一説によると、むかし、この井戸は聖堂内の南側廊の辺りにあり、十七世紀末、ときの司教が儀式の行列行進の邪魔になるとして、井戸の縁石壊し、撤去させたとされる。その位置は今でも認められるというが、この井戸から前述のような伝説が生まれたのである。
これも実に興味深いです。本書の中でもシャルトル大聖堂の聖なる泉について言及されていますが、まさに同種の発想になるモノですね。

あのクローヴィスの洗礼がここのストラスブールだったというのは、初耳で何かに絡んできそうで気になります。
「鼠の塔」の伝説(ヴィクトル・ユゴー「ライン河」)P65

マインツに強欲な大司教で大修道院長がいた。凶作の年には、この大司教は小麦を買い占めておいて一儲けしようとした。ある年大飢饉になり、領民たちは泣きながらパンを求めたが、大司教は頑として応じなかった。

飢えた領民たちが大司教の宮殿を取り囲むと、この強突く張りは領民たちを穀物倉の中に閉じ込めて、倉に火をかけた。「石も泣き出すような光景」の中で、領民たちが断末魔のような叫び声をあげても、大司教は「鼠がちゅうちゅう鳴いているのかな?」とうそぶくだけだった。

翌日になると、穀物倉の中から鼠が雲霞のごとくわき出て、町のありとあらゆる建物をはいずり回った。仰天した大司教はビンゲンの町に逃げ込んだが、鼠はどこまでも追いかけてきた。そこでライン河の中に塔を建てさせて、そこにたてこもったが、鼠どもは河を渡ってなおも追ってきて、地下牢に隠れた大司教をいきてままむさぼり食ってしまったという。
こういう凄みのある伝承って好きだったりする♪ グリム童話の残酷さにまけないぜぃ~(笑顔)。
ステンドグラスの色ー「青の出現」P179

エジプト人を除いて、古代人はこの色(青色)を無視しており、ローマ人は青を蛮族、例えばゲルマン人が好む色としていた。女性にとって、青い目はいかがわしい女のしるしであり、男には滑稽さの表れであるとされたのだ。

これは青という言葉の語彙にも反映されており、古典ラテン語では青の語義は不安定・不正確であr、ロマンス諸語が語源としたのはゲルマン語のblauかアラビア語のazraqであるという。19世紀のある文献学者たちは、ギリシア人は青色を見分ける事ができなかったと、まじめに信じていたそうである。

ところが、12-13世紀になると大きな変化が起こる。これも前述したが、人心の変化、とりわけ宗教観のうえで決定的な変化が起こり、 キリスト教徒の神は光の神となる。そして、光とは・・・天の青なのである。西欧ではじめて天が青色で描かれたのである。それまでは天は黒か赤か、白か金色であった。しかも、ときは聖母マリア信仰が盛んであり、天にまします聖母が黒ではなく青いベール、青いローブ姿で思い描かれたのである。
これは恥ずかしながら、知りませんでした。青が高価である、聖なる色であることは知っていましたが、光の形而上学の反射的効果とでもいうべき、空の青だったとは・・・うかつだ! これだけでも私には十分に読む価値ありました。
「むかしむかし、聖なる森に三本の樫の木と泉があった・・・」 P252

伝承によると、ストラスブール大聖堂はイル川の支流に挟まれた小高い地にある、異郷の神々に捧げられた、2000年以上も前に遡る信仰の場があったところに建てられた。そこには、漁師が住んでいたが、生い茂った小さな聖なる森(Heiliger Hain)が広がり、神秘のざわめきに満ちていた。

堂々たる三本の樫の巨木が中心にあって、その根元には円卓のような原始的な祭壇が置かれ、戦の神(krutzmanna=keirgsmann)に捧げられた生贄や供物が供えられた。白衣のドルイド僧が聖なるヤドリギの枝を手にして、祭式を執り行った。祭壇の横には、清らかな泉が流れ、その周りに井戸があって血を好む軍神の生贄にされた動物や人間を洗うのに使われていたという。

トリボック(Tribogques)族というケルトの古名は、三本の樫を想起させるが、これは聖なるものは自然に宿るとされた、一種のアミニズムにおける聖樹信仰である。ケルト民族のドルイド教では、この聖樹(樫、ブナ、ヤドリギなど、いずれも常緑樹)、聖水(泉、湖、川)や巨石(メンヒルとかドルメン)が象徴的に崇拝された。彼等は風で三本の樫が大きく揺れざわめくたびに 、地にひれ伏して戦の神に祈ったという。

ローマ時代になると、この三本の樫は切り倒され、ローマ人はそこに彼らの軍神マルスを祀った広大な寺院を建てた。支配民族は変われども崇拝するのはつねに戦いの神なのだ。その歴史に顕著に表れるストラスブールの軍事的宿命は、すでにこの有史以前の時期に始まっていたわけである。

時代が下がり、アルザスがキリスト教化されると、この聖地は信仰の場に変わる。キリスト教の黎明期、南からきたアルザスの使徒とされる聖マテルヌスが軍神像に代えて十字架を建てた。ある伝承によると、ローマ人の寺院はそのままキリスト教信仰に使われていたが、次第に崩れていき、聖アマンドゥスによってストラスブールに司教座が置かれるとともに、そこに最初のキリスト教会堂が建てられた。

五世紀に蛮族の侵攻によって破壊されたが、後にクローヴィス、ダゴベール、ルードルフ・フォン・ハプスブルクなど諸王のおかげで再建された。アルザスの初期キリスト教徒の間では、これが”クローヴィスの教会”となり、中に聖泉とか戦の神の井戸と称される泉があり、後にキリスト教の洗礼堂になった。フランク王クローヴィスはこの井戸の水によって、聖レミから洗礼を受け、キリスト教に改宗したのである。

以後、これも前述したようにアルザスの司祭はこの井戸の水を使って信徒を洗礼し、16世紀の宗教改革によって禁止されるまでは秘跡に使っていた。この井戸は南側廊の中央柱の前にあり、深さ34ピエ(約100m)あった。なお、この井戸水は教会の外にある通称”魚のいる泉”でも取られ、イル川の方に流れ出ていて、ノートルダム事業財団の石工たちにも使われたという。
三女神かと、3人の乙女とかいうのに繋がるお話ですね。ふむふむ。
井戸伝説余話 P253
17世紀末、あるフランス人兵士が「こどもの井戸」に落ちて溺死した話である。

この兵士は、地下の湖に通じる深い井戸に怯えた人々の前で、井戸の底に降りていって、戻ってきてみせると豪語していた。伝説によると最初、兵士は高笑いして”船で散歩しているよ・・・今まで見たこともないようなものが見える・・・” と、井戸底から叫び伝えていたが、そのうち教父におののき震えた声で助けを求める絶叫が聞こえきた。

それは、地上の教会前のシャトー広場のあちこちで、下からうなり声のように上がってきたという。どんな助けも無駄で、やがて兵士の声は途絶えてしまった。

二日目の晩、大聖堂の僧と番人たちは、”神かけて言うが、なんびとも私がしたようなことをしないように、この井戸をふさいでしまえ”という声を聞いた。司祭が祈りを唱え、すぐさま井戸はふさがれた。夜、大聖堂のそばを通りかかると、いつも聞こえてくるのは無謀な若者の声だった。

実際に井戸がふさがれたのは、18世紀末、ミサの時の聖行進の邪魔になるからであった。なお、こうした「聖なる井戸」がほとんどの中世のゴシック教会にあったが、前述したシャルトルの地下聖堂の、4世紀に遡るという「サン・フォールの井戸」ははじめ、万病に効く癒しの効用のために崇拝されていた。だが、ストラスブール大聖堂の井戸は洗礼とか秘跡に使われていたのである。
ほらほら、シャルトル出てきたし・・・。ただ、こちらは洗礼用らしい。
クローヴィス王のキリスト教受洗と聖母崇拝の大聖堂に捧げられた最初の寄進 P254

異教徒のクローヴィス王は、トルビアックの戦いで勝利した暁には、キリスト教に改宗すると、キリスト教徒である妃のクロティルド女王に約束していた。戦勝後、ストラスブールにきてアレマン族の王宮殿に居を定めると、約束どおりに改宗した。そして、六世紀初め、クローヴィスはマルスの神殿を倒すと、はじめてのキリスト教の寺院を”フランク族”方式で建立させ、多くの宝物を寄進した。

8世紀半ば、ピピン三世がストラスブールにきて、司祭礼拝室の上に石造の内陣を建設するよう命じ、息子のカール大帝によって完成された。後者も多くの聖遺物や金銀細工品、宝石類を寄進した。

敬虔王ルートヴィヒの頃(9世紀)から、初期ストラスブール大聖堂はライン流域の他の宗教寺院を圧倒していたといわれ、天使や聖人、聖母マリアが頻繁に訪れ、そのたびに数々の奇跡が起こったという。
天使の柱の不思議 P262

天使の柱はその基部に四人の福音史家、中央に喇叭を吹く四人の天使で飾られており、さらにその上に、四人の天使像が見下ろしている。ひとりは十字架を、もう一人は王冠を手にしている。

ところが、もとは、この柱には彫像も飾りも無く、滑らかなままの石肌だった。ある日、サタンが大旋風を起こして現れ、柱を倒そうとしてその周りに一陣の風を巻き起こした。

だが、聖母マリアがこれを見守っており、柱に一連の彫像を出現させた。すると、サタンはあわてふためき、お急ぎで立ち去った。まさに悪魔よけである。

それ以来、大聖堂の奥ではいつも一陣の風が吹きぬけることがあるという。サタンがしつこく現れ、天使の柱を倒そうとしているのだ!

これにはもう一つの逸話がある。むかし、悪魔が風にまたがって空を飛んでいた。すると、大聖堂に自分の肖像が彫られているのに気づいた。自尊心をくすぐられ、好奇心にかられて悪魔は中に入って、他にも自分の彫像があるかどうか見たくなった。

ところが、聖なる場で囚われの身となって出られなくなってしまった。風は教会の前庭でずっと待っており、今でも大聖堂の周りの広場を苛立って吹きまくっている。悪魔も激怒して、教会奥の天使の柱の上で一陣の風を巻き起こしているという。
この辺もお約束のようにありがちではあるものの、なんとなく好きなんだよねぇ~。

法隆寺とかでも天邪鬼を踏みつける像があったりしたが、基本はあの路線ですね。やはりこういう伝承とか好きなんだよねぇ~。黄金伝説や今昔物語と同じような面白さを感じちゃうなあ~(笑顔)。

ブログ内関連記事
「シャルトル大聖堂」馬杉 宗夫 八坂書房
「図説 ケルトの歴史」鶴岡 真弓,村松 一男 河出書房新社
「色で読む中世ヨーロッパ」徳井淑子 講談社
ゴシックのガラス絵 柳宗玄~「SD4」1965年4月より抜粋
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2009年11月16日

ACCESS用VBAサンプル フォーム上のコントロールボックスの可視・不可視の切替 

フォーム上のコントロールボックスを状況に応じて、可視化 or 不可視化と切り替える。

データ自体の条件によるものでもいいが、今回は、チェックボックス「仕入表示」のチェック有無で変化させる。

actips20091115a.JPG

まずは、フォーム上のコントロール「仕入価格」で可視を「いいえ」に変更しておく。
Private Sub 仕入表示_Click()
 If Me.Form!仕入表示 = True Then
   Me.Form!仕入価格.Visible = True ’可視化
  Else
   Me.Form!仕入価格.Visible = False ’不可視化
 End If
End Sub
チェックボックスの有無による実際に表示例。

actips20091115b.JPG

ちなみに「商品」フィールドの赤フォント、緑背景は条件付書式を利用。特定フィールドのみ色を変えるのは、なかなか有用であったりする。後ほど、これもサンプルにしておこう。
ラベル:access VBA
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2009年11月12日

【歌】ドグラ・マグラより~キチガイ地獄外道祭文~ by ニコニコ動画



こないだリファーを見ていて、「ドグラ・マグラ」の検索でうちのブログに来ていたので、ちょっと検索をかけてみたら、何気にニコ動でこんなのを発見してビックリした!

自主制作物で、販売もしているようですが、なんか凄いよね。

正直最初は、映画で歌われてたチャコポコ、チャコポコ・・・とはリズムも違うし、女性の声で違和感があったんです。

でも、しばらく聞いていたら、こういうのもアリかも?って感じになってきました。結構、耳に残ります。声質は、好き嫌いあるだろうなあ~。

若い女性の声ではないね。この手のものがいかにも好きそうなタイプ。昔の知り合いにいたような・・・?(笑)

まあ、それはともかく、これはもっと知られてもいいような気がします。妖しい、否、怪しいんだけど・・・ネ。

以前、速攻で購入した映画「ドグラ・マグラ」のDVDをまた見たくなりました。これ、好きなんだよねぇ~。

しっかし、カルト系っつか、サブカル系ばっかりだね、私の好きなのって。

ここに映画の予告編もありました!


ドグラ・マグラ [DVD](amazonリンク)

ブログ内関連記事
映画「ドグラマグラ」のパンフ
ドグラ・マグラ(1988年)松本俊夫監督
日本経済新聞(2009年4月28日朝刊)文化「九相図に魅せられて」
「楊貴妃後伝」渡辺龍策 秀英書房(1980年)
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2009年11月10日

2千円でmicroSDHCスロット搭載 MP3 FMトランスミッター内蔵 MP2008

mp3fm.jpg

知り合いから、お風呂の中でMP3の音楽を聴きたいと尋ねられました。

普通なら、防水(防滴)のMP3プレイヤーか、通常のMP3プレイヤーを収納できる防水ケースとかを買うことになるんだけど・・・。あれって、値段が高い割に大きくて使い勝手良くなさそう。

何か手頃な値段で、目的が達成できないかと思って調べていました。

そこで見つけたのがこのガジェット。つ~か、まんまオモチャですね!
要はMP3PLAYERにFMトランスミッターが内蔵されています。

radiobousui.jpg

先日、池袋のヤマダ電機のオープニングセールで防滴ラジオ(lalatone LAD-7703/A)が780円の激安だったので、これを買ってamazon購入のこいつと組み合わせます。

MP3プレイヤーで音楽を再生したものをFMで飛ばして、お風呂場に置いた防滴ラジオのFMで受信するというもの。

いやあ~、なんか面倒っぽいけど、面白いですよね。

勿論、本体だけで1GB付いてるので普段は通常のMP3プレイヤーとしても外出時に使用してもいいし、microSDも増設できるのでなんか最強だったりする。

無駄に録音までできるし、多機能過ぎません? その割にトリセツ(取り扱い説明書)のちゃちさが、おお~一昔前のノリの外国製?胡散臭さ満点だったりする(笑顔)。

これが2千円で買えるのが凄い、凄すぎる(苦笑)。

つ~か、買う奴が怪しいんだけど・・・・・。

結構、こういった怪しげなモン、好きなんだよねぇ~。サンコーレアモノショッピング系とかね。あれっ、高いから買わないけど。

私、以前にアキバで購入したサン・ディスクのMP3プレイヤーさえ使ってないんだけど、つい買ってしまうんだよね。う~ん、無駄遣いのキワミだ。

まあ、人にあげるからいいんだけどね。

そうそう、実は単体でFMトランスミッターを探してたら、需要がないのかめちゃくちゃ高い。数少ないしね。

あってもほとんどが車載用でシガレット電源を使うタイプ。用は、カーオディオにラジオ以外無い方が使う為のものばかり。へえ~知らなかった。

まあ、いろいろと探すとあるもんです。

microSDHCスロット搭載 MP3 FMトランスミッター内蔵 MP2008 1GB ホワイト(amazonリンク)

lalatone シャワーラジオ LAD-7703/A(amazonリンク)
ラベル:MP3プレイヤー
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2009年11月03日

第50回東京名物神田古本まつり(20091103)~その二

第50回東京名物神田古本まつり(20091031)

土曜に行ってきたばかりだけど、人が多過ぎて&時間もなくてゆっくり見れなかったので改めて出掛けてきました。この寒いのに・・・ブルブル。

最終日なのに、さすがに今回は人手が少なかったです。10時ちょっと過ぎだったから、それもあるかな?

先日行った時には、気づかなった本が何冊かありました。既に持っているので購入しなかったギュスターブ・モローの1995年の図録とか、修道院の洋書とか。

洋書のTOYOTA WAYがやっと読了したので、新しい洋書も解禁~♪

修道院のも買おうか最後の最後まで悩みましたが、う~ん、内容は悪くないもののどうしても欲しいってほどじゃなくて、値段も微妙だったんでね。図書館に寄って、予約本で来たのも3冊ほどピックアップしなければというのがあり、重いのがネックでした。

結局、それが一番の理由で断念。

fruchusei.jpg
購入本は以下の2冊でした。
「中世の遺贈」1000円
「フランスの中世美術」(上の写真)1972年の西洋美術館の図録 500円
改めて思ったけど、やっぱり中世いいなあ~。写本、本当に好き♪ 手元になる時祷書とかの写本の本も読破せねば。

まずは、まだ半分残っているchartresを今月中の読破が目標。

しかし、今日は本当に寒かった。昼食も取らずに、夢中になって本の背表紙を見ていてあまり寒さに気づかなったけど、売り子のお店の方達は、じっとしている中、寒風が吹くので本当に寒そうでした。ご苦労様です。

うっ、風邪引き気味だし、私も気をつけないと!
ラベル:神田 古書 東京
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2009年11月01日

500円のMP3プレイヤー(Kana micro GH-KANAMR)

grmp3.jpg

池袋の三越跡に出来たヤマダ電機の開店セールに行ってみた。

初日は1万5千人と新聞記事で読んだけど、本当に混んでいて驚いた! 物の豊かな国日本で、そこまでして行くもんじゃない気がするが、まあ、私のような暇な人が日本にはいっぱいいるらしい。

確かに、幾つかの品は安かった。

ツレがお風呂場で聞く用に格安のMP3プレイヤーを探していたので、一緒について行ったところ、なんと500円の品を発見!

GREEN HOUSE製の「Kana micro GH-KANAMR」。

秋葉に行けばどこのメーカーか不明なMP3プレイヤーを800円~千円ぐらいで売っているのをよく見ていたものの、さすがに500円は安いでしょう。一応、どことも知れぬメーカーではなくグリーンハウスだしね。

ipodとかの出る、はるかはるか昔のMP3プレイヤーの最初期の頃。64MBのサムソン製のが2万円で日本製と比べると破格の安さで購入したことを思い出しました。今もあるけど、ほとんど使ったことない。

私って、語学学習以外に音楽ほとんど聴かないんだよね。自宅ではPCで聞くし、外では本を読むので音楽は邪魔なんだもん!

しかし、本当に隔世の感があります。毎度思うのだけれど・・・。

さてさて、使用してみた感想。
microSDで2GBまでとのことでしたが、pqiの4GBのSDHCをあっさり認識しています。音楽の再生も問題無し。

ただ、付属の付属のヘッドフォンは、再生される音質が良くないです。サンディスク付属のヘッドフォンの方が音は、はるかにいいです。あちらも安物だけどね。ヘッドフォンだけ別なものを使用すれば、そこそこ使えるかも。

USB経由の1時間充電で再生2時間。ちょっと再生時間が短過ぎません?

でも、このお手軽さは重宝しそうですね。確か1,2GBぐらいのmicroSDは秋葉で200~300円で売ってたし、それ一つ突っ込んでおけばいいでしょう。

ネット上の口コミを読んでみると、SDカードの容量によって音質やノイズに影響があるようです。もしかしたら、2GBにすると音はもっとよくなるかも?

操作性は慣れるまで微妙で分かり難かったですが、ボタンは3つしかないので、分かれば単純です。スキップや一曲戻り、音量の大小の調整ができます。

通常のSDカードリーダーでも300~500円すると思えば、買っておいて損は無いでしょう。実際に使うかどうかは別として、おもちゃとしてつい買ってしまった一品でした。

091101mp3.jpg

そういえば、先週アキバで買った100円のSDカードリーダー。これも2GBまで対応と書かれてましたが、4GBでも使えました。

なんかちょっぴり嬉しい。別にどうというわけでもないのですが・・・。

使い道があるのか不明なまま、こうしたゴミで部屋が埋まっていく。困ったものだ。
ラベル:MP3プレイヤー
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第50回東京名物神田古本まつり(20091031)

kosyoiti091031.jpg

毎年行っているのだけれど、今年も行ってきました。いささか義務感のような・・・今年に入ってからもブログには書いてないものの、なんどかあちこちの古書展行っているのですが、欲しい本がない・・・。

最近、本当に無いのですよ・・・!

ネットでいろんなことが調べられ、古書店の目録がネット上で調べられてしまうので、本当に欲しけりゃ、たいがい入手できるし、入手しちゃっているしね。

私は稀覯本コレクターではなくて、単純に知りたい情報が欲しくて本を読む人なので、いざとなれば、国会図書館に行って読んじゃうし。面倒だけど、確実に読めるからね。

そんなこんなで、購入意欲がおそろしく低い中でのお出掛けでした。

たぶん、掘り出し物もないだろうと思ったのですが・・・。う~ん、本を見てるとやっぱり欲しくなるなあ~。読みたくなる。会社に行って、新しい動作をするプログラムを作るのも面白いけど、ずっと本を読んでいたい誘惑にも囚われますね!

本が売れないというだけあって、古書の相場は、確かに下がっていると思います。ネット店や素人せどりとの競合もあるでしょうし、高い金出して本を読む余裕のある人は、限られるでしょうしね。

今回も思いましたが、年寄りつ~か、自分含めて少なくとも若者でない人ばかりでした。もっとも学生だったら、平日行くでしょうし。

前置きがうだうだと長いが、予想に反してやっぱり欲しい本がありました! ちょっぴり反省。

どんなに無数に本があり、ネットで調べられても、書名も知らない本、現時点では関心さえ持っていない本でも、本棚に並んでいる書名が目に入り、あるいはたまたま手にとって急に関心が湧き、読みたくなるものってあります。

あと、以前は関心があったけど、時の忘却の彼方で忘れてしまったジャンルや書名など。

改めて、たまには違う環境で本との出会いを作っていかないといけないなあ~と思いました。(そういやあ~最近、オフ会や合コンに出たこともないので、人との出会いも少ないなあ~。ちょっとそれも問題)

一人旅にでも出ていないし、自分自身も小さくまとまりつつあって良くないなあ~。仕事のスケールも小さいけど、志まで小さいのはいけませんね!!(反省)

ようやく本題。

今回、目に付いたのは澁澤さんの本が以前にも増して安いです。相場の価格が相当に落ちているのを実感しますね。あと、近世文学とかの本が大変安かった。非常に綺麗な本が500円ぐらい。説話系の話や怪談もあって買おうか迷ったけど、結局、別な本を買ってしまい、重くて買えませんでした。

洋書は、あまりめぼしいもの無かったかも? exlibis絡みもあったけど、こちらは結構高かった。

地獄絵図もあったんだけど、かなり大きくて場所を取るうえ、値段も安いとは言い難かったのでパス。絵がもうちょうい多ければ、買う気だったんだけど・・・。
今回の購入品は2点。
「アルゴリズムの論理学」田代博司 北樹出版 600円
「美しき時祷書の世界―ヨーロッパ中世の四季」木島俊介 3000円
アルゴリズムは、プログラムの処理を考えていて、もっと勉強せねばと痛感したのと、どこぞのそれ用の薄っぺらな知識よりもこの手のは、根本的な思考方法を身に付けたほうが、はるかに応用が効くのが分かっているので一度きちんとした本を読みたかったので。

内容は思いっきり、徹頭徹尾、論理のお話です。定価の3千円出して読破する自信はないものの、とりあえずチャンレンジする勇気の出る値段でしょう。図書館で借りると、かえって断念しそうだし、買って目に付くとこにおいてプレシャーをかけることができそう(笑)。

次は、もう何度も読んでる&見てる、時祷書の本です。

ハードカバーでない方は、2冊ほど持ってましたが、こちらのハードカバーのは、絶版後プレミアムがついて入手できないでいました。

ほとんど新品と変わらない美品で、定価以下で買えるとは実にラッキー♪ いい本だけど、9千円は出したくないしね。

つ~か、あれだけの人がいても誰の目にも止まらなかったし、買われていなかったというのが、不思議だあ~。

まあ、以前の時も澁澤さんのサイン本も誰も買ってなかったし。本は自ずから所有すべき主を選ぶということなのでしょう。

あとは、エミール・マールのサイン本が欲しいなあ~。フランス行った時に探してみようか? 真冬に大聖堂に延々とたたずんでステンドグラス見てるのは辛いもんなあ~。輝きも夏とは違うだろうし、来年の夏までそちらは御預けか、ちぇっ。

今年の冬は、どこ行こうか???

それはともかく、3日の祝日も行ってこようかな? 

【追記】
行ってきました。
第50回東京名物神田古本まつり(20091103)~その二

ブログ内関連記事
「美しき時祷書の世界」木島 俊介 中央公論社
第49回東京名物神田古本まつり(11月1日)
第48回東京名物・神田古本まつり
第48回東京名物・神田古本まつり~其の二
第47回神田古本まつり(11月1日)
神田古本まつり 10月29日
第11回新宿古本まつり(20080626)
ラベル:古書 東京 神田
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2009年10月24日

未読本リスト(20091024)

今日、また読むかも怪しい洋書ばかりを5冊も買ってしまったので、一応メモ。
"THE BOOK OF DURROW" TOWN HOUSE
"STAINED GLASS" PITKIN
"LA ALHAMBRA DE GRANADA(ENGLISH)" EDITORIAL EVEREST
"LA COLLETLETION WILDENSTEIN"
"MANTEGNA"
まあ、英語は関心のある分野だし、読めなくはないですが、フランス語の本が2冊も入っていたりするんだけど、読めるんだろうか?

問題の本は、2冊とも展覧会の図録みたいなものだから、読まなくても絵だけ見れれば、まあ、十分に元は取れるからいっか? 毎日、漫画雑誌を購入しているのを考えれば、よほど安いでしょう。

置き場所が問題ですけれど・・・ね?

そういやあ~会社のロッカーにも未読本が3冊ぐらいあったなあ~。え~っと・・・。
「ゴシック美術形式論」 ヴィルヘルム・ヴォーリンガー
「他人を見下す若者たち」速見敏彦
「管理者になったとき困らない 実践的ソフトウェア開発工程管理」竹山寛
で、図書館で借りている本は、
「イコノクラスト!1」
「THE TOYOTA WAY」
「ずばりわかる! データベース SQLのルール、設計のルール」
部屋に転がっている未読本は、
「闇の左手」
「風立ちぬ」
「フロイト城幻夢譚」
「危険な二人」
「幻の法隆寺」
「邪魅の雫」
「CHARTRES」
「新版 ヨーロッパ建築序説」ニコラウス・ペヴスナー
まあ、他にもあちこちの部屋に散らばっているので全部数え上げたら、数十冊はあるでしょうが、とりあえず、今年購入したもので、未読のうち、目に付くのはこの辺かな?

プレゼントにもらった洋書もまだ未読でたまっているし、是非チャレンジしたいなあ~。

他にもなんかいっぱいあったけど、キリないので止めておこう。さて、TOYOTA WAY あと20頁読まねば(10/25 23時追記)。
ラベル:
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2009年10月18日

ACCESS用VBAメモ~日付データのインポート時のエラー(20091018) 

EXCEL上にある日付型のデータをACCESSにインポート時のエラーについて。

日付データには1900年1月1日以降を対象にシリアル値が割り当てられているが、それ以前の日付にはシリアル値が割り当てられていない為、マクロのアクションでインポートした際に、インポートエラーになる。

エラーになるのは ”2008/10/08” このような”/”の入った場合。”20081008”等なら、単なる文字列として認識されるので問題無し。
(但し、今日、自宅で任意で作成したデータで再現しようとしたが、再現しなかった?)

【試行錯誤】
インポート前のセルで、cstr関数やstr関数で文字列に変更しても失敗。単なるシリアル値になってしまう。
セルの書式を .NumberFormatLocal="@" にしても失敗。

【対処方法】
セル上のデータを一旦、文字列宣言した変数内へ代入。
その時、あまりにもベタだがleft(○○,4) & "/" & mid(○○,6,2) & "/" & right(○○,2)としておく。

それから、元のセルの書式を .NumberFormatLocal="@" で文字に代えてから、変数経由で元のセルにデータを置き換える。

for next文で全件処理後、改めてインポートすると、エラーにならずに全件取り込み完了!

ACCESS上でも問題なく日付型になっているが、スマートじゃないよなあ~。処理件数が千件にも満たないので別に使用上、支障はないが、他にもっと良い方法がないか、考えてみようっと!
ラベル:VBA access
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2009年10月04日

オクトーバーフェスト in 湘南(20091003)

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今回はこの為だけにわざわざ藤沢に泊まってきました。う~ん、暇人?

都内でもオクターバーフェスト、先月やっていたのは知っていたのですが、いまいちじゃね?とかあまり食指が動かなかったのですが・・・。

しかし&しかし、最近、何度か行くようになってお気に入りの酒造メーカーさんも自分のとこだけでオクターバーフェストをやっているのを知り、出掛けてきました。

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あいにくの雨で混雑しなかったのは幸いですが、残念ながら、室内メインの今回でした。

緑がいっぱいだし、店外も風情があって良さそうだったんだけど・・・ね。ちょっと残念。

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まあ、なにはともあれ、酒好きは美味しい地ビールに、美味しい酒の肴さえあれば、オールOK!

よく冷えた黒ビールをぐびぐび飲むと、熱々の料理をぽいぽいとお口へ運びます♪ う~ん、美味いッス♪

ホタテやナスに、右側のは海老をふわっと包んであげたものに甘いタレをかけて頂きます。思わず笑顔になっちゃいます。

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大正時代の土蔵を改装した店内は、天井も高く開放感いっぱい。使い込まれて味わいのある木の柱や梁もなんか落ち着きますね。

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石釜で焼かれたピッツァやペンネ、サーモンマリネやソーセージなど、ビールが進むこと進むこと。白くて丸いのはモッツラレラチーズ。こっちのピッツァはクリームチーズの奴。

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こっちは、トマトのピッツァ。ローストビーフに、さつまいもさん。

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パスタと青椒牛肉みたいな奴。ビールは4種類に、樽酒もあり。ソフトドリンクもあるので、飲まなくても楽しめます。家族連れで来てる人もいるしね。

みんながいろいろ楽しめます。何故かおにぎりまであるんだもん!ちょっと食べてみたかったけど、何倍もビール飲んでたんでお腹に余裕がありません。

デザートもパンナコッタとか、何種類かありましたね。ケーキもあったか。私は連れのをちょっとつまんで味見する程度でしたが。

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壁にはビール関係の洋書やら看板みたいのが並べられ、いい雰囲気です。

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え~っと、モッツラレラと生ハムとアボガドとかのサラダ。もう、この辺りでは、だいぶ酔っていてテンション高く何かを話していたんだけど、全然内容を覚えていません。

料理の写真を撮るのさえ面倒臭くなっているのに、手と口を休めることなく、ビールを、日本酒と、料理を口へ運ぶ『マシーン』と化していたりする(笑顔)。

うん、こういうのオクトーバーフェストは楽しいネ♪

ドイツの本場へ行きたくなりました!チェコのプラハとかもいんじゃね? あすこビール美味しかったもん!!

この後、ホテルへ戻り、昼間っから寝ていたのは当然ですね。ハイ。
うん、いい週末を過ごしました。

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二階から店内を見下ろしたところ。来年も行こうっと。

皆さんも美味しいお酒を楽しんで下さいませ。
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2009年09月27日

ノートPC(Let's note CF-T2)へ、メモリ増設(DM333-256M)

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ノートPC(Let's note CF-T2)の購入&HDD交換

先日、格安で購入したLet's noteだが、実は一つ問題点がある。メモリーが256MBで、さすがにちょっと物足りない。

無駄なサービス止めたり、視認性に影響を与えない範囲で視覚効果も外してチューニングしてあるものの、絶対的に足りないでしょう。

来週末には、こちらか以前購入してあるCF-T4の方かどちらかを人にあげるので、それまでには両方とも道具として快適に使えるレベルにはしておきたいところだ。

実は、本体を購入してきたその日の晩には、既にヤフオクでBUFFALOのメモリーをしっかり購入していたりする。送料込みで1380円。

金曜日には、商品が届いたので、早速、ネジ一本を外して差し込む。所要時間15秒ってところか?

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これのネジを外すと。

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一枚奥に刺さってますね。で、空いてるスペースに差し込めばOK!

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うん、ちゃらい。

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でもってOSを起動させれば、上記のようにちゃんとメモリーを認識しており、動作も快適になりました。後でこの状態でバックアップだけ外付けハードディスクに作成しておけば完了ですね。うん。

さて、どちらの Let's note をあげようかな?

BUFFALO DM333-256M(amazonリンク)
【製品仕様】
規格 PC2700 172Pin MicroDIMM
バッファ Unbuffered
使用メモリ DDR SDRAM
CASレイテンシ CL=2.5(FSB166MHz時)/CL=2.0(FSB133MHz時)
SPD 対応
bit構成 256MB:32M×64bit、512MB:64M×64bit
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2009年09月23日

ノートPC(Let's note CF-T2)の購入&HDD交換

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7月に中古の Let's note を購入して以来、その軽さにはまってネットブックには手を出す気にならず、ひたすらコストパフォーマンスの良い出物を探す毎日だったりする。

現在手元にあるLet's note(CF-T4)は、HDDを新品に交換し、メモリも768MBに増設した為、メチャクチャ快適なのですが、誕生日プレゼントに貰われていくことになりましたので(新品はちょっとあげらんないし・・・)、この連休前後から、代替機を物色していました。

ヤフオクも高くはないんだけど、PC関係はそれなりに需要が多い為、常に安いとは限らなかったりする。ま、たまに安いのはあるけど・・・。

秋葉をうろついて、ジャンク系のものを扱うショップを根気良く探す方がいいんだよねぇ~。14800円前後でOSにXPpro付きの12.1インチのノートPCとか確かに売っているんだけど、使用感がね。

中古で安いに越したことはないけど、液晶が劣化してたり、外観が綺麗じゃないなら、ネットブックを新品で買っちゃうもんなあ~。ただネットブックのATOMは、どうもイマイチ感があってね。こないだUMPCを買った時にも微妙に思ったし、現在もあるセカンド用デスクトップがATOM330を使ってますが、ちょい不満なんでね。

できれば、PentiumのMの方が処理早くていいなあ~。特に立ち上がり時の感覚が違うし。

そんなこんなで、いつものように現金握り締めて秋葉をうろついていたら、偶然にもお目当てのもの発見!

先日購入したもの(CF-T4)よりは型が古いが、実に綺麗なlet's noteを見つけました。外観はほとんど使用感無し。HDD無しの為、OSも無く、当然ドライバー等も自分で探してね?状態でジャンクもどきの扱い。(でも保証1ヶ月なのでジャンクではないか)

その代わり値段は、かなり安くて13800円。店員さんに声かけてBIOSまでの通電確認をさせてもらって問題無さそうなので、即購入決定。

バッテリーやACアダプターもついてるし、きちんとHD用のマウンターもあるので一安心。よく見ると、まっさらで新品のマウンターみたい。通常の場合、中古は法人などで使用してると、データセキュリティの為にHDDを取ってしまうというのはよくあることですが、マウンターがまっさらってことはもしかして一度も使用されてない、とか・・・?

なんか大人(メーカー or 販売店)の事情のあるものかもしれませんが、もしかしたら・・・と思ってHDDを乗せる作業をしていて確信しました。

これ新品です。内部が綺麗で一度も使用した形跡がありません。ACアダプターも完全に一度も使用されていない感じでしたし、当然バッテリーも。なんか嘘みたいにラッキー♪(満面の笑み)

HDDはHITACHIのリファビリッシュを40GB(UATA)を3000円で購入。これも実質未使用品だしね。新品同士を組み合わせます。
【型番HTS541040G9AT00のスペック】
容量:40GB 回転数:5400rpm シリーズ:Travelstar 5K100
キャッシュ:8MB インターフェイス:Ultra ATA100
厚さ:9.5mm ディスク枚数:1枚 平均シークタイム:12ms
う~ん、出来上がったのヤフオクで高く転売したいかも?(爆笑)

以下、個人的なメモも含めて作業過程を書いてみます。

ちなみに先達の情報を参考にしつつ・・・というのは当然ですね。
いつもながら、感謝&感謝です。以下のサイト様、大変助かりました。

Let's Note CF-T2 HDD交換
「CF-T1・T2」のHDDを交換してみよう!


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銀色の袋を破って登場。

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もうお約束ですが、41ピンと44ピンを折って絶縁しておく。

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この状態で私は底面コピーを取り、外したネジは、コピーした紙の該当ネジ部分にセロテープで貼り付けて紛失防止とネジ位置確保に利用。

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先達のサイトにあるように、マイナスドライバーを差込、少しづつずらせば横に外れます。

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外れた状態。

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反対側も同様にして外した状態。

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底面のネジを外す。ネジは、たくさんあるのでなくさないように注意。

液晶側から、キーボードを外していくと、このようになります。無理しないように気をつけて。

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ここでスピーカーにつながるケーブルを外す。

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キーボードケーブルを外す。ここは分かり難いが、マイナスドライバーでくぼみに差し込んで、少しづつずらす。すると締めていた部分が緩んで、ケーブルを外せるようになります。

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これでようやくカバーが外せます。下の部分に隠れている2箇所のネジも忘れずに!

で外したところの写真ですが・・・。デジカメで間違って消してしまった! うっ、使えない私。

cft2_12.jpg

マウンターの写真だけあった。ただ、基本はCF-T4の場合
と一緒ですね。HDDをマウンターに差し込んでから、ケーブルを差し込む。但し、マウンターは新品のままだとHDDを包み込んでしまい、放熱効果が落ちそうなので、できる限り、くりぬいたりして、HDDが外気に触れやすくしておきましょう。

最初、それを忘れて固定してしまい、私はもう一度全部やり直しました。それもあって、ゴチャゴチャして、写真消しちゃったりしたんだけど・・・(言い訳)。

そうそう、マウンターの周辺はスポンジで振動等の衝撃を吸収できるようになっていますが、あれが厚過ぎて、HDDをPC内に設置したら、きちんと閉じなくなってしまいました。

しかたないので、カッターやハサミでスポンジ部分を削ってなんとかスペースに合うようにしましたが、その辺、初めてだと抵抗感あるかも?

ある程度、仕組みが分かると、これぐらいは大丈夫だと判断して出来ますが、初めてだったら、私も怖くてできなかったかもしれません。

衝撃を吸収する為だから、ある程度きつくないといけないのですが、どうしても駄目な場合は、自分で調整しましょう。当然ながら、自己判断でどうぞ!

後は、楽勝でネジ締めればOKです。

あっ、忘れずに言っておくとネジを締めるのは、通電してBIOS画面が正常に起動し、HDDを認識しているのを確認してからです。それで大丈夫だったら、しっかりと緩まないように締めていきます。

確認もせずに終わったと思っていると、痛い目にあいますよ~。

元通りになったら、いよいよこれからがスタートです。
OS等を入れていきます。

幸い、今回購入したものは底面にしっかりプロダクトキーがあったので、それを使ってXP proの認証もすんなりOK。

一応、XPのhomeはまだ余分に持っているのですが、それを使わないで済んだのでラッキーでした。

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いつものことながら面倒ですが、updateもしっかりやってOSはSP3に上げておきます。セキュリティーソフトを入れ、レジストリクリーナーで掃除後、デフラグまでやって完全に仕上げます。

結局、昨日の晩から、今日の午後3時までかかってしまった。あ~時間が・・・。労賃を考えれば、全部設定が終わっているのを買ってもペイするものの、なんかつまんないんだよねぇ~。

これだけ手間をかければ、さすがに愛着も湧きます。また、今回は特殊な型番ではなく、メーカーのサイトからドライバーを調達できたので完全に新品で一台作れた感じですしね。それだけでも結構嬉しいです♪


メモリだけ256MBで、正直モタつくので、追加で256を1380円で買いました。今週中にメモリも512MBへ増設できるかな?

そこまでやれば、旅行用PCとしては十分でしょう。

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液晶なんかどうみてもやっぱり新品だもんね。わ~い♪

実はこの連休中、MYSQLのお勉強などもやってたんだけど、あれもこれに入れてもいいかも?

軽いから、自宅のどこでもデータベースのお勉強できるかな?って、別に要らないんだけど・・・・(苦笑)。
【CF-T2AW1AXR スペック】
CPU 超低電圧版★ インテル(R) Pentium(R) M プロセッサ 900 MHz (システムバスクロック:400 MHz)
チップセット インテル(R) 855GM チップセット
メインメモリー 標準256 MB / 最大512 MB (PC2100 / DDR SDRAM)
2次キャッシュメモリー 1 MB
ビデオメモリー 最大64MB(メインメモリーと共用)
ハードディスクドライブ 40 GB (Ultra ATA100) 
表示方式 表示方式 XGA (1024×768ドット) 12.1型TFTカラー液晶
LCD表示 1024×768ドット:約1600万色
無線LAN インテル(R) PRO / Wireless 2100
IEEE802.11b準拠、Wi-Fi準拠
LAN 100BASE-TX / 10BASE-T
サウンド機能 PCM音源(16ビットステレオ)、モノラルスピーカー
カードスロットPCカードスロット PCカード(TYPE II)×1スロット CardBus対応
SDメモリーカードスロット SDメモリーカード ×1スロット
拡張メモリースロット 172ピンマイクロDIMM専用スロット×1 ( PC2100 / DDR SDRAM )
インターフェース 音声 マイク入力( モノラルミニジャック )、オーディオ出力( ステレオミニジャック )
USBコネクター USBコネクター×2( USB2.0 )
外部ディスプレイコネクター アナログRGBミニDsub15ピン
キーボード OADG準拠キーボード(87キー):キーピッチ19mm
ポインティングデバイス ホイールパッド
電源 AC100 V~240 V(50 Hz/60 Hz)(AC コードは100 V専用)、標準バッテリーパック(7.4 Vリチウムイオン・4.4 Ah)
消費電力 最大約40W、バッテリー 駆動時間 約5時間
充電時間 約3時間(電源OFF時)、約3時間(電源ON時)
外形寸法(突起部除く) 幅268 mm×奥行210 mm×高さ26.1 mm/39.1 mm(前部/後部)突起部除く
質量(バッテリーを含む)約1070 g
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2009年09月12日

NHK知る楽 仕事学のすすめ 佐々木常夫“ワーク・ライフ”超両立論(20090910)

TVは基本的に時間の無駄なんで見ない私(アニメはリアルではなくて見る)ですが、たまたまいつも新聞を眺めている時間にTVがついていて見てしまったもの。

NHKの朝5時半から6時までで再放送分。

東レ経営研究所社長と元伊勢丹トップバイヤーで福助足袋の社長をやってた藤巻氏が出てた。

なかなか興味深い話で、ついつい朝の忙しい時間なのに全部を見てしまった。
【深く同意した点】
時間管理・・・大切なことを正しく把握する
       →重要でないことを素早く行う=時間の効率的な配分

時間予測と習慣化

但し、研究者や20代から30代の若いうちは、徹底して仕事をすることで深い知識や技術を身に付けることが必須。

時間の短縮が可能なのは、あくまでもマネジメントや事務処理部分であることに注意!
この番組を見ていて、自分の仕事を振り返りました。

う~ん、メリハリのない仕事をしている人が確かに多いような気がする。幾つかの会社を経験したが、1日の定時の時間内であってもフルのテンションで仕事してたら、持ちません。

逆に言えば、それぐらいの集中力でやる時はやるわけで、2時間を一区切りでそれ以上は、仕事の内容を変えないと絶対に効率落ちますね。

朝は始業前に、メールを処理して一日の段取りを決めてしまい(通勤時の電車の中でだいたいの予定を組んでおく)、朝は10時半ぐらいまでが一番効率の上がる時間帯。

複雑で難しいプログラムの仕組みを考える時は、ここを当てます。

それ以後は、考えた仕組みの実装をすべく、ちょこまかと作っては動かしてバグつぶし、さらに作り込みをして、お昼。

昼は食べ終わったら、出来るだけ付近を歩いて脳に刺激を与え、足から活性化を促します。

で、あとは3時ぐらいまで、午前中とは違った角度で模索しつつ、ネットや本で、使える手法や処理方法を勉強しつつ探す。

3時以降は、全く違った別のプログラムの修正や単純だけど、面倒なプログラムの動作確認などを一つづつやるのだけど・・・手は動くもののは頭はかなり停止した状態。メールのチェックと細かいプログラム作成以外の雑務をこなす。

マニュアル作成などは、大概この時間帯。スクリーンショットを取ったり、操作方法を記入するなど、頭は全く使わない作業なので。

4時以降は、今日の予定内での残っているものの処理。メールの確認、明日以降の準備。自分以外の人の処理待ちの仕事の進捗状況、ケース・バイ・ケースでさりげなく督促。

どうしても頭が動かない時は、チャートなどをわざわざ手書きして、体を使って内容の整理。

2時以降、自分のテンションが落ちた時間は、他人へ研修することで気分転換になるし、いささかのいらつきと共に、ストレスによる不愉快な活性化が見込める(うわあ~嫌な考え方だ)。

そんなこんなで、基本定時な私です。

もっとも以前から、どこの会社でも原則定時上がりだったもんなあ~。
どうしても会社でやらざるを得ない時は、徹夜もよくしたけど、それ以外は絶対にダラダラ会社に残ることはしないなあ~。

仕事が残っていたら、会社でやるのが大嫌いで自宅や休日にやってたし、今でも日曜とかに仕事で使う勉強してるしね。定時以後に会社でグダグダしているのを見ると、なんか人生浪費しているようでいたたまれない気持ちになります。

勿論、仕事に追いまくられている場合は別だけどね。

さて、週末こそ勉強する時間が取れるのだから、バリバリ知識を身に付けましょう。やりたいことはいっぱいあるし、それには自分の能力が欠けていることも痛感してるからね!

昨日も、会社のシステムがトラブってる時に、ぼ~っとしている人がいたが、アホかと思った。その間、できない仕事があるなら、復旧した際に、すぐリカバリーできるように周辺の準備を進めておくか、別なできる仕事をすすめておくのが常識でしょう。

忙しく調整しつつ、仕事をしている人達がいる一方で、手持ち無沙汰にしている人達はなんだかなあ~???

この人達は、通常の仕事でも業務を滞らせる側の人なのは明らかです。いやあ~歯痒いです。

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2009年09月01日

ACCESS用VBAサンプル 一括更新

こんなシンプルなものが出来ずに、延々と悩んでいた私って・・・。

Recordsetで固定して順繰りに更新する、というアイデアは考えていたものの、何故か1件しか更新されなかったりして結局、仕様が固まってから数ヶ月もかかってしまった。

まあ、他のものを作るのが忙しくてこちらに時間はほとんど割けなかったものの、ずっと気になっていたんよねぇ~。

日曜日にこれを調べるだけで3時間かかっちゃったし・・・。ふう~。

実際は、別のフォーム上で入力した値を一括入力&更新し、入力値がnullの場合、エラーメッセージを出し、null以外は更新するという仕様。

ようやく実装完了! 昨日は、これ出来ただけでもう速攻帰りたかった。たまにはご褒美必要だよなあ~。みんな忙しいそうで、そうもいきませんでしたが、一人でこっそり大喜びしてました(笑顔)。

だって、これで仕様として構想した機能でプログラム上で実現できなかったものが無くなったのですからネ! 

勿論、出来るだろうとは思っていましたが、実際にどう実現するか分からない状態で漠然と考えていたものを形にするのは面白いなあ~。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
同一フォーム上にある、テキストボックス「入力」内の値を、コントロール「グループ」へ入れてレコードを更新。それをレコードセットの最後まで実行。

refreshでフォーム上へ反映させる。
Private Sub 一括登録_Click()

  Dim RS As Dao.Recordset
  Set RS = Form.Recordset.Clone

  Do Until RS.EOF
    RS.Edit
    RS!グループ = Form!入力
    RS.Update
    RS.MoveNext
  Loop

  Me.Refresh
  RS.Close
  Set RS = Nothing

End Sub
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2009年08月30日

ACCESS用VBAサンプル インデックス

データ件数が増加してきたので、作成したプログラムの処理速度の低下が気になるようになりました。インデックスの作成は、当然考慮していたんだけど、プログラムへの組み込み方が分からず、後回しにしてしまいました。

最近、その弊害の方が大きいのでようやく方法を探し出し、修正しました。結構、作業効率UPすると思うんだけど・・・?
SQLのアクションで
インデックス作成(重複無し):
create unique index インデックス名 on テーブル名 (フィールド名)

インデックス作成(重複有り):
create index インデックス名 on テーブル名 (フィールド名)

インデックス削除
drop index インデックス名 on テーブル名 ← フィールド名は不要
VBAとして組み込むなら、

DoCmd.RunSQL "create unique index インデックス名 on テーブル名 (フィールド名)", -1

DoCmd.RunSQL "drop index インデックス名 on テーブル名", -1
ラベル:VBA SQL access
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2009年07月22日

ノートPC(Let's note)へ、メモリ増設(ETM400-256M)

ETM400.jpg

昨日、京都&奈良&伊勢神宮旅行から戻ってきたばかりなのに、デジカメの写真の整理をする間もなく、ノートPCの増強を図る私って・・・暇な人???

まあ、良いです。

旅行中、毎晩ネットで旅行の情報を検索したり、メールチェック&株価チェックと大活躍してくれたノートPC君なのですが、旅立つ前にメモリの増設を準備していたりする。実際は、タッチの差で間に合わなかったのですけど・・・ね。商品が届くのが2日くらい遅かった!(残念)

2万円で購入した中古Let's note(CF-T4)は、現状でも十分に快適なのは、旅行で実証済みですが、せっかくなので、更に快適さの向上を図るべく手を入れてみる。

さて、当初はデスクトップの時のメモリ増設同様に、中古で安いのを買おうと思っていたら・・・調べてビックリ!

ノートPCのメモリも規格がいろいろあるのね。Panasonic用の172ピンって、独自規格かよ~。中古でもそれほど出回らないから、安くならないジャン。

Lets's note 用のメモリは、172ピンで通常のノート用の200ピンと違うんです。HDDも特殊でしたが、メモリもかよ・・・トホホ(涙)。出来は、すっごくいいモノなんですが、なんでも特注なのは、コストかかるよ~。だから価格高いんですね、分かります。

中古でも私が購入したのと同型機で6、7万円するのも納得しました。OS、OFFICEインストール済みのものね。

しかし、いかに安く且つ性能を向上させるかが、この手のおもちゃ(おいおい、いつからおもちゃになった?)をいじる醍醐味なんで、高いお金かけたら意味無いしねぇ~。

秋葉のジャンクとかでも物色したけど、172ピンでいい出物がなく、お店で見つけた中古品も軽く5千円以上して、超・ショック!!

新品は、モノによりけりですが、512MBだと1万円を軽く越えるんですね。現状のノートPCは512MBで最大1GBまでいけるみたいなので、当然512MBを探しているのですが・・・ない&ない&ない・・・。

いや、金さえあればあるんだけど、どうせ旅行に行く時にしか使わないし、サブPCはデスクトップで持っているので、予備用でさえないもんで。

そんなこんなで1,2週間、秋葉の店舗の店先やネットで安いのを探していましたが、駄目でした。せいぜい2千円以下でないとトータルコストからして、無駄な設備投資になっちまいますもん。

半ば諦めかけてたら、ヤフオクでな・なんと256MB(ELECOM ETM400-256M)を500円で発見! 

512MBの方がいいのだけれど、それだと数千円もしてなんかお徳感無いんだもん。結局、172ピン(DDR2/MicroDIMM PC2-3200/DDR2-400)256MBを500円で落札。メール便の送料160円を追加して、総額660円で新品をGETしちゃいました(ワ~イ)。

ノートPCのメモリ増設は、初体験なのですが、HDDディスクの換装と比べると、結果的には異様に楽でした。だってネジ一本外して裏ブタをとり、斜め上から差し込むだけ。3分もかからない。つ~か、1分作業で完了。

BIOS起動してメモリーを確認してみると、無事768MBになりました。

OSの起動も早くなったし、アプリの動作もキビキビ動くようになりました(笑顔)。メモリによる性能向上としては、まずまずだと思います。

たったの660円の出費増にしては、言う事無しですね(笑)。

さて、旅行中にこの Let's note を使っていてその快適さにだいぶ食指を動かしていたツレが狙わっていたけど、どうしよっかな?

もう一台、超・小型の携帯用PCでも自作したら、これあげてもいいかも? 少しぐらい費用の一部を回収できればOKッス。

ELECOM Panasonic専用メモリモジュール 256MB ETM400-256M(amazonリンク)

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2009年07月11日

Let's note(CF-T4)のHDD交換

先日、中古で購入したノートPC(Let's noteのCF-T4)。全然問題なく使用できていて、今度の京都旅行で活躍してくれそうですが、気になる点が1点!

hd.jpg

CrystalDiscInfo でハードディスクの状態を見ると、健康だし、使用時間も5000時間台で問題無さそうですが、使用時にカシャカシャ音がするんですよ~。ファンレスで、他の部分がほとんど音しないので特に気になってました。

おそらくHDDを交換しちゃえば、改善するだろうし、PCのトータル性能もUP!な~んてことを考えておりましたが・・・・旅行前にいじくって、失敗して肝心な時に使えない・・・な~んて馬鹿な事態だけは避けようといじくるのを我慢してました。

でもでも、今週末急に暇になってしまい、手持ち無沙汰の余り、つい・・・旅行中に使えなくなってもかまいやしないぜ、若者(馬鹿者)は NO FUTURE だぜぃ~とか、悪魔の囁きにそそのかされ、急遽、PCのHDD換装に着手しました。

いじくる前に、まず予備知識の確認。
Let's note(CF-T4)のHDDは東芝製のMK4025GASLでロジック系が3.3V・駆動系が5.0Vの特殊なHDDらしいのです。従って、普通の2.5インチのUATAのHDDにただ置き換えたんでは駄目なんだって!

今時、製造中止のUATAの2.5インチで更に特殊って、なんか追加の金かかりそうでせっかく安く買ったノートPCの意味ないじゃんと一時は諦めかけましたが、実は、私持ってたんですよ~そのHDD。

使えないメディアプレイヤー用に購入して取り付けたものの、あまり使わず放置していたソフマップの中古未使用品80GBってのが、まさにうってつけ!!

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SEAGATEのST980210A(80GB)ってもので、ネットで調べてみると、ピンに加工することで見事に成功例も見つけられて、いよいよやる気になりました(笑顔)。

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まずは41ピンと44ピンを折って、絶縁代わりにセロテープ巻いておく。

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ネジを外すのですが、種類がいろいろと違ううえに、数が多くてかなり面倒です。

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私は、ノートPCの底面をコピーしておいて、そこの該当するネジ部分にテープでそのまま付けて紛失防止とネジ整理に使用しました。

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薄っぺらな金属片で留めてあるのですが、なかなかうまく外れません。マイナスドライバーを差し込んで持ち上げつつ、後ろのひっかけてある部分からずらして外します。

他の部分でもそうですが、少しづつ動かしてどういう構造になっているのかを理解しましょう。考えながらいじれば、気付きますが、強引なことは禁物です。

hddchange5.jpg

これは、下の方(写真では右の方)にずらすことで外れます。そのまま外側に引っ張ってもとれません。

hddchange6.jpg

キーボード部分の上側からゆっくり動かすと外れます。外れたのがこの状態。

どこから取れるのか、最初全然分かりませんでした。先達者のサイトを拝見しつつ、考えながら、やってみましょう。

hddchange7.jpg

キーボードをつなぐ奴の上にある金属片(放熱板)は、接着剤 シリコングリスでとめてあるだけなので、それを剥がすとこんな状態になります。

hddchange8.jpg

分かりにくいのですが、プラスチック部分のすきまにちょうどマイナスドライバーを入れるぐらいの余地があります。注意深くそれをずらして緩める構造です。

hddchange9.jpg

緩めたら、キーボードへ繋がっているケーブルが外せます。この構造も知らなかったので、最初はおっかなビックリでしたよ~。

hddchange10.jpg

ようやくお目当てのHDDが見えてきました。

hddchange11.jpg

実は、HDDは単なる黒い紙に包まれて、黒ビニールテープで固定されているだけです。

hddchange12.jpg

ジャンパーピンは、特にいじる必要ないんですね。ただ、元々のHDDに繋がっている部分を外して、新しいHDD(ピン折り済み)に換装して戻せばOKです。

ここでキーボードケーブルなどを繋ぎ直し、キー入力できる状態に戻したうえで、本格的に固定する前に電源を入れる。

F2などで、BIOS画面が正常に起動していること、キーが正常に反応していることなどを確認したうえで、いよいよ固定作業に移る。

hddchange13.jpg

戻す際にHDDの空間が狭くてなかなか入りませんでしたが、なんとか納めてテープで軽く補強しました。

hddchange14.jpg

この金属片(放熱板)を戻すことを忘れ易いので要注意!
だって、一度忘れたまま、作業を進めてしまい、慌てて外して付け直したりする。

hddchange15.jpg

ジャーン、完成!!

何気ない作業にも関わらず、二時間以上時間かかりました。
う~、こりゃ暇な人以外お薦めしないなあ~。確かにメーカーに委託してやってもらったら、それなりのお金とるのも分かる気がします。

hddchange16.jpg

全体像は、こんな感じ。

hddchange17.jpg

光源の関係で、テカっているように見えるが、いわゆるテカリや文字のかすれ等は皆無。液晶のムラやドット抜けもなく、かなり素敵な感じのおもちゃです♪

で、この後は・・・。
外付けDVD-ROMから起動させて、OSのインストールCDでHDDをNTFSフォーマット。40~50分かかった。

フォーマットが完了したら、途中でCDをTRUE IMAGEの起動用CDに交換。

別途USBの外付けHDD内に保存してあるバックアップファイルを使って、元々の設定環境を復元しました。ここで約30分。

BIOSの起動の設定をローカルのHDDに変えて、XP起動。ネットにつながることを確認しました。おお~、HDDの動作音がほとんど無音に近い。

苦労した甲斐がありました(満面の笑み)。ついでにデュアルブート用になっているubuntuの起動も確認。保存してあったニコニコ動画などを再生して、音が出る事も確認して最終的に完成。

いやあ~、だいぶ遊べました。他にもっと有意義なことできたのに・・・とか野暮なことは言いっこ無し。

私もたくさんの方のサイトを参考にさせて頂いたので、誰かの為に役立つかもしれないので、この記事書いておきま~す。

大変参考になったサイト様
Panasonic Let'snote テンプレ Wiki
Let's note「CF-T1」で遊ぼう
あらざねblog Let's Note CF-T4 HDD換装メモ

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2009年07月05日

ノートPC(Let's note)を中古で購入

letsnote.jpg

実は2万円で購入したUMPC(EEEPC)ですが、さんざん手間掛けて設定し、officeを初めとして外出先で使えそうなツールも厳選して入れて、チューニングもバッチリで、英語キーボードも楽勝♪
となった矢先のことです。

液晶モニターの右側が完全に色調がおかしい。最初は気付かない程度だったのに・・・ドンドン酷くなる一方、保証期間内だったのが不幸中の幸いでしたが、止む無く販売店に持ち込みました。

しかし、お店の対応悪くってねぇ~。あのサイトからウィスルをばらまたいたので超・有名になった、そう、あのお店です。

最初の店員さんの対応は普通だったのに、次に出てきたのが最低。そりゃ、たまに不具合起こすのあるのは分かるけど、事実として不良品売ったのはそちらでしょ!

わざわざ交通費と時間をかけて、持ち込んだのに謝罪一つなく、さらに電話で言ったのと全く違う対応で、論外! あそこ安いんだけど、従業員のレベル低いなあ~。人件費の安さがそのままサービスレベルに直結する悪い例ですね。

基本、中古品を売るお店ではなく、ジャンク品を売るお店なんですね。その割に商品知識もたいしたことなかったような・・・?

返金してもらった二万円を持って秋葉を梅雨模様の中、うろついていたのですが・・・。

さて新品の型落ちを4万円ぐらいで買うか、中古の12インチ(1kg以下)の奴を2万円以下で買って、完全におもちゃとして実験道具とするか迷っていました。

ソフマップを覗いていたら、先ほどのような論外の対応する店員さんはおらず(当たり前ですねGENOとは違う)、実にマトモな対応できちんと話も通じるので、結構、買う気になっていろいろ見せてもらいました。

ただ、最後に迷ったのは液晶の状態がイマイチで断念。

次には、山田電気グループ入りしたTUKUMOへ。
ここは夏のボーナスセールで23800円が19800円になっていて4000円引。キーボードも綺麗だし、どこにも不具合の無い状態。おまけに大変軽い~♪ ただ、OS無しのBIOSのみの動作確認だったりする。

お店の人と話して、ドライバーはメーカーサイトで落とせるかと聞いたら、法人向きへ特注で卸していたようで同一型番(CF-T4WCBBXS)が無いらしい。リカバリCDもないので、まさにソフト無ければただの箱、状態。
(これは、自宅に戻って判明したのですが、末尾Sが法人なんだって。CF-T4まで一緒でも残りが一致せず、メーカーサイトにも載ってないとは・・・店員さんの言うとおりでした)

もっともその割に2万円もするんだけど、それなりにいい状態です。もっと安いのも巷にはあるんですが、いろいろと不備な点がね。

自宅にXPのOSがhomeとprofessionalが一つづつあったはずだし、ネットブック用に外付けDVD-ROMも買ってあるので、これはチャレンジしてみるべき!と天からの声が!

仕事関係でムシャクシャしてたし、ストレス解消には、おもちゃの分解が一番でしょう(笑)。今回は分解しないけどね。たぶん、もう数ヶ月したら、メモリーの増設やら、HDD交換やらで分解することになりそう・・・ですが・・・(ニヤリ)。

とりあえず、OSのインストールからスタート。すんなり進んでproのSP2まで行ったのでSP3のパッチを当てる。で、デバイスマネージャーをみると、見事にあちこちにエクスクラメーションマーク(!)の嵐。

まずは、メーカーサイトでPANASONICのサイトを見てみる。
CPU-Zではなく、CrystalDiskMarkを入れて、CPUやチップセットの情報を収集。

そっから、INTELのサイトへ行って、一生懸命に該当するチップセットのドライバーを探します。何度か、適合しないとはねられたりするもののようやくお目当てのものをみつけて、グラフィック関係やプロセッサ周りからは!が消える。

実はその過程でも、サウスブリッジがどうたら、ノースブリッジがなんとか、AHCI 機能とか、あ~聞いたことあるけど、よく分からん!ってのをいちいち調べていたので、えらく苦労しました。勉強になりましたけどね。逆に何も知らない自分の無知が悲しかったりもするが・・・・。

それは置いといて。
!は減っても、まだまだ残ってるんだよねぇ~。

よく分からないまま、とりあえずrealtekのAC'97のを入れたら、深刻なシステムエラーとか言って、久しぶりに見ましたブルー画面。ああっ、もう駄目?

何度か別な形で試しても、ブルー画面が再発し、結局断念。ファイルとかぶっ壊れてそうで、OSの起動さえやばい感じになったのでチェックディスクをかける。

時間はかかるが解決しない~(涙)。

とりあえず、音が出ない以外は、支障ないないようなので京都旅行に持参する時は、ニコニコ動画を見れないのだけ我慢すればいいさ、っと自分を励まし、officeを入れてSP3を当てる。最適化ツールを入れて、視覚効果もいじり、起動時間も5秒に変える。

ccleanerでお掃除したら、すっきりデフラグもしっかりかけておく。中古のPC故、HDDはやはりイマイチ。交換したいけど、UATAなんだよねぇ~、東芝製の40GBなんだけど、これも調べてみると特殊らしくて参りました。SATAにしとけよ~。古いから駄目なのかな?

デスクトップと違いスペース無さそうだから、UATAをSATAに変換するパーツを入れる余裕はないだろうなあ~。もう生産中止のUATAでしかも特別仕様じゃ探せないよ~(涙)。あっても高くつきそう。安物買ったのに・・・さ。

だったら、CFカードやSDカードを変換してHDDにしちゃう奴使えないかな? 旅行から帰っていよいよHDD駄目そうなら試してみたいところです。

true imageで外付けHDDにバックアップさえとっておけば、HDDの換装さえできれば、あとはいくらでもやりようがあるし・・・。

google crome入れた後は、デスクトップから、お気に入りやメーラーのアカウント、アドレス帳をUSB経由でお引越し。gmailもオフラインで同期とっておく。ふう~、どんなに手間かかるんだろう。職場のPCの何倍も手間かかるなあ~。自分の為だからやってられるけれど・・・。

散々苦労して、ようやく自爆したネットブックと同様な環境にまで作り上げました。音は出ないんだけど・・・。せっかくgomplayerも入っているのに・・・ネ。

ただ、先日デスクトップPCで遊んでいて、光学ドライブを仮想化してマウントさせる DAEMON TOOLS を使ったことを思い出す。外付けのDVD-ROMなんてうざいのでそれもここに入れておく。

そしてそして、ふと音の解決方法が!

根本的解決にはならないんですが、動画の再生時に音が出ればいいだけなので、ubuntuを入れりゃいいんです。windowsとデュアルブートで解決です。頭いいなあ~私って!(自画自賛)

どうせ、このノートPCは旅行用で自宅ではデスクトップしか使わないから、まさにネット専用機だもんね。普段は慣れたwindowsがいいけど、動画再生時にだけubuntuを使うとは・・・ひ・ひどい差別だけど、やっと使い道を発見!!

早速、仮想ドライブにisoファイルを読み込ませると光学ドライブで読み込ませるよりも格段に早い。知らなかった~、そういうメリットもあるとは。いちいちメディアで持っているよりも、isoファイルにして外付けHDDにバックアップしときゃいいんですね。USBメモリで持ち出せるし、そちらの方がはるかに使い勝手がいいです。

う~ん、技術って凄い! 人間の楽をしたいっていう思いは素晴らしい!!

で、やってみると物の見事に音が出ました。モノラルだけど、ちゃんと音が聞こえるのは嬉しいです。これなら、ヘッドフォンでも聞けるね。いやあ~、これでようやく課題はすべてクリアです。ここが一つの完成点なんで、すぐに外付けHDDへバックアップ。

これで後でまたいくらでもいじくり回せます♪

ただ・・・ここで初めて気付くことが・・・!

3GBくらいの隠しドライブがあったのがtrue image使用中に発覚。慌ててネットで調べると、D to Dリカバリ領域があるみたい。おいおい~それでリカバリCDなかったのね。しかも、HD完全消去済みとか書かれていて、不可視化されていたので最後の最後まで気付きませんでした(号泣)。

もう、いろんなもの入れちゃったよ~。もう一からのリカバリは嫌~(涙)。旅行まで時間がないので今回は、このままで使用しよっと。帰ってきてまた暇ができたら、D to Dリカバリをやってみようっと。

何事にも『先達はあらまほしきものなり』というのを痛感しちゃいました。仁和寺の法師じゃないが、Let's note については、数が出ているせいか、HDD換装や復旧をされてブログとかに書かれている方がいました。

デフォルトで内蔵している東芝のHDDがちょい特殊なのは、それで知ったんですが・・・。

そうそう、以前HDDメデャアプレイヤー用に、UATAの2.5インチHDDを買っていたことを思いだした。これ、使えるか不明ですが、人柱にでもなって試してみようかな?

来月以降に時間ができたら、このノートPCのHDD換装やってみようっと。ジャンパピンの設定なんて忘れてるから、どっかで調べておかねば。

まあ、いろいろとトラブルはあったけど、日本製のノートPCって凄いと今回改めて思いました。消耗品の為、バッテリーは保証対象外ですが幸いなことに生きていたし、何よりも軽くて堪りません!
もう4,5年前のものかな? 普通にサクサクXP動くんですけど~。液晶も普通に綺麗だし、う~ん、だてに高いわけではないんです。

株でもうちょい儲けたら、去年の金融危機での損を通算でもトントンに戻せるので、ちゃんとしたノート買ってもいいかも? 高くてもそれだけの価値があることを改めて認識しちゃいましたよ。


電池取ると、実で767g(SDメモリ装着)。いやあ~、前回のが電池込みで1.45kgだから半分ですよ~。

メモリが512MBなんで後で増設するつもりですし、無線LANとブルートゥースが内蔵されていないのは残念ですが、PCカード中古で1000円切るし、USBメモリタイプの新品でも1700円ぐらいだもんね。

いくらでもなんとかできます。もっとも、旅行先のホテルでしか使いませんけど・・・ネ。いやあ~、まあ、おもちゃとしては、最高です。コレ(満面の笑み)。

まあ、苦労したけど、いい勉強になりますね。ただ、あまりにも時間とってしまい、部屋に山積みの本を読む暇がありません。困った&困った。

Panasonic Let's note T4 (P-753, 512MB, 12.1(amazonリンク)

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2009年06月23日

外付けDVD-ROM(NV-CB2100UC)を購入

nv2100UC.jpg

う~ん、自宅にデスクトップ2台あるんだけど、そのDVD-ROMを共有にして、そこらか先日購入したネットブックへソフトのインストールを企てたのですが・・・。

う~ん、正常に共有されない。

私のPCって、うっとおしいサービスをだいぶ無効にしたり、停止したりしているのでたぶんそのせいだと思う。

個別にサービスを有効化して試すという手もあるが・・・ああ~面倒!

以前、知り合いにあげた外付けDVD-ROMを使っていないというので返してもらおうかと思ったけど、あれって重いんだよね。大きくて場所取るし・・・。

どうしようかなあ~と悩んでいたら、先日秋葉原をうろついていて、ジャンク屋さんを覗いていたら、USB接続の外付けDVD-ROMを発見!

勿論、金さえ出せばいくらでもあるんだけど、せっかく安く2万円で買ったネットブックの為に、4、5千円も出すのシャクでしょう。

外付けCD-ROMなら安いのあったけど、DVDのソフトあるしねぇ~。

つ~ことでようやく妥当だと思える値段2480円でGET! 中古でもこの値段で動くならOK!

もっと汚れているかと思ったけど、ほとんど未使用状態ですね。USBのバスパワーのみでも動くし、AC電源まで別についていたりもする。ほお~。

マニュアルも附属ソフトも何も無かったけど、動作1ヶ月保証なんでジャンクではないし、相性等が悪くない事だけ祈って買ってきました。

でもって、まずはデルのデスクトップに接続。おお~、問題なく認識するし、中にDVDのソフトを入れたけど、正常に映画を再生できました。ヨシヨシ。

正常稼動を確認したうえで、今度は、本命のUMPCにつなぐ。

こちらも全く問題なし。こちらでも映画の再生できました。バッテリー稼動のネットブックのバスパワーでも大丈夫でした。

ただ、ドライブの認識を見てたら、TEACって出てる。よお~く見ないで買ってたんですが(おいおい見ろよ)、製品自体はNOVACなんですが、中のものはTEACがOEMで提供しているみたいですね。へえ~。

製品番号でネットで検索したら、メーカーのサイトでマニュアル等を見つけました。

http://www.novac.co.jp/products/hw-discon/nv-station/nv-cb2100uc/specific.html
■主な仕様
対応CD/DVDサイズ 12cm、8cm
対応インターフェース USB2.0/1.1インターフェース
データ転送速度(最大) 読み取り DVD-ROM 8倍、DVD-RAM:2倍速、DVD-R/RW:4倍速、CD-ROM:24倍
書き込み CD-R:24倍速、CD-RW:24倍速
対応フォーマット
(読み取り) CD :CD-DA、CD-ROM、CD-ROM XA、CD-R、CD-RW、
   Photo CD、Video CD、CD-Extra、CD Text
DVD:DVD-ROM、DVD-R、DVD-RW(Ver.1.1) 、DVD-RAM、DVD+R、DVD+RW
アクセス時間(ランダム) 130ms(CD)、180ms(DVD)
バッファ容量 2MB
サイズ 143(W)×144(D)×20(H)mm
重量 340g(本体のみ)
軽くて邪魔にならずに、綺麗で大当りでした(笑顔)。

そもそも附属する、B's Recorder GOLDやPOWER DVDって持ってるし。NEROとかあったはず。何故かいろいろ持っていたりする(笑)。バージョン、古いんだけどね。

さて、今週末は翻訳ソフトとかphotoshopでも入れるか? 使わなさそう・・・。そうそう、office 入れられるかなあ~? それよりもvisual studio入れようか? でも、わざわざあんな小さなネットブックでプログラム書く気はないし・・・。

はてさて・・・?

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ラベル:DVD-ROM
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2009年06月15日

La Foneraを購入して無線LAN

fonの公式サイト
http://www.fon.com/jp/main 

せっかくネットブックを購入したので、自宅を無線LANにすることにしました。デスクトップをメインで使うし、ルーターは設置してあるので普通に有線LAN接続でもいいのだけれど、まあ、親が一階でPC使いたいかもしれないので・・・。

既にルーターあるのに、改めて無線LAN用にルーターを買うのもシャクなので、ただ追加するだけでいいfonにしました。

なんたって機器の価格が安いし、どこか別なところへ行っても無料で使えるからね。(実際は、あまり使えるところがないようだけど?)

もっとも中古の無線ルータとかだと3500円ぐらいなんだけど・・・。

とりあえず、支障なく使えています。速度も特に問題無し。まあ、いいんじゃないですかね。少し熱を持つのが嫌だけど。夏に部屋を閉め切っていた時に過熱しないかちょっと心配です。

FON La Fonera (ラ・フォネラ) FON機能搭載 無線LANルータ FON2200E(amazonリンク)
ラベル:無線LAN fon wifi
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2009年06月10日

英語キーボードのIMEで入力モードをひらがなにする

先日、USキーボードのネットPCを買って喜んでいたのもつかのま。いきなり問題発生です。

英語キーボードを使用していて面倒で困ったのが、日本語入力時、ひらがなになっていないこと。いちいち言語バーのとこまでいって切り替えるのだけは、死ぬほどウザイ。つ~か、メンドイ。

IME設定で初期入力モードをひらがなにしてもON/OFFがうまくいかない感じで途方にくれていたのですが・・・。

ネットで探してもうまく見つけられませんでしたが、あちこちいじっているうちにようやく発見!
「alt + capslock」
でひらがなになります。

ようやく分かってから、ネットで改めて調べると、どうやら
「alt + ~(tabの上)」
でいいことも分かりました!!
つ~か、こちらが正解らしい・・・。まあ、目的さえ適えられればいいのだけれども。

やっぱうま~くググらんといかんね。危うく「ググれカス」と自爆しそうになった(笑)。

しかし、これで当面の問題や不具合はほとんど解消ですね。gmailのオンライン版もネットブックに設定済みでoutlookexpressのアカウントやアドレスも移したし、ブラウザーのブックマークも移したので、メインPCとほぼ同じ環境が完成。

翻訳ツールは不要だと思うし・・・、あとはofficeでも入れるか。何故かいろんなソフトばっかり持っている私です。pdfツールはいらないでしょう。

adobeのphotshop はさてどうしよう? picasaで十分な気もするなあ~。

動画等のデータ用に60GBぐらい残しても、通常のソフトたっぷり入れられる。まあ、ネットブックでそこまでしても処理能力の問題でどうかと思いますが・・・・?

あっ、関係ないけど、一応、メモ。
英語版XPで日本語キーボードを使用すると、かなり死にます。
@・・・これが出せずにえらい苦労しちゃった。日本語キーボードだと確か数字の
「shift + 2」
なんですが、そんなの誰も知らないって!

英語OSを使用するときは、USキーボードが必要です。シール貼るのはうざいっしょ。せっかく二台のPCのモニターとキーボード&マウスを共有して使えるようにしたのに意味なくて悲しくなりました。

まあ、何事も経験と学習です。そういって自らを慰める私。

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2009年06月07日

ネットブック2万円で購入(ASUS Eee PC 1000HD)

1000hd.jpg

う~む、ついに買ってしまった。来月祇園祭に行く時に持って行くノートPCが無くて(以前に家族にあげちゃった)困ったいたのでずっと世間様がネットブックで騒いでいるを横目に我慢してきました。

本当は去年買う予定だったんですが、どうせ家にも職場にもPCあるのにわざわざ持ち歩き用のノートは要らないと、購入資金をバックアップ用のセカンドPC(ATOM330)の自作へ流用しちゃってました。

それはそれで面白かったんだけど・・・2万円で作れちゃったからね。

やっぱり旅行先で使う用に一台必要になりました。去年、PCを持たずに旅行してて、その間に株が大暴落し、追証発生して強制的に処理され、50万円の損失を出す羽目になったのは苦い思い出です。現金は用意してあったのに・・・。

今回、株価がやっと戻って別の評価損50万円がゼロになりつつあるので、ようやく買う気になりました。おとといも20万円ぐらい追加で株買ったばかりですけど・・・。

とにかく家でもネットブックはほとんど使わない予定なので、あくまでもおもちゃ扱い。携帯でのネット利用が嫌いな古いタイプの私としては、ホテルに置いていて部屋のLANでの使用を念頭におきました。

小さい画面や小さいキーボードは効率が悪くて、死にそうなほど嫌なのでモニターは10インチ以上、重さは1.5kg以内。価格は2万5千円以下。

但し、持ち歩かないので電池の持ちは、どうでもいいし、極論、コンセント以外使えなくても可。従って中古品も考慮に入れられます。

さんざん悩んだんだけど、DELLの新製品の10インチモデルが中古で3万3千円。HPのが同じく中古で3万円ちょっとでした。DELLは口コミで評判がかなり悪かったので避けて、発売から時間も経って安定しているHPを考えてました。重さも1キロちょっとぐらいだしね。

ただ、そこで悩んだのが今回購入したASUSの奴。10インチでHD120GB。OSはXP。ただ重さが1.45kgなのがネックでした。それとCPUがCeleron M 353。ATOMじゃないんだよね。クロックがちょっと遅そうで処理速度が気になります。

ただ、リファビリッシュなので価格は2万5千円。一度、工場に戻っているので厳密には新品ではないのですが、逆に動作の確認をされているわけで初期不良が無さそうジャン。

OSが英語版XPですが、既にセカンドPCで英語版XPの日本語化の経験してたので特に抵抗感無かったしね。逆に日本語化してもキー入力は英語キーボードじゃないと困る事に先日、気付きましたし・・・(笑)。

それでも重さが一番のネックで悩んでました。しかし、いろいろと販売店の価格をチェックしていたら、期間限定セールで2万5千円のものを2万円(19,990円)で売るというので、速攻秋葉へ行ってGETしてきました。先週も行ったばかりですが・・・。(最近、月1~2回、秋葉のジャンク屋をうろつく怪しい人になりつつある私)

昨日は、大喜びで早速買ったPCをいじり回したいのを我慢しつつ、イスラエル料理というちょっと変わったディナーを満喫してしまい、ワイン飲み過ぎて夜は速攻寝る羽目に。

今日はそれもあって、一日中PCの設定変更に費やされました。

まずはひたすらwindowsのupdate。それが終わったらようやく設定をいじります。

英語版XPの日本語化は以前同様、すぐに出来たのですが、使うソフトのインストール等はやっぱり時間かかりました。

パワーがないのでウィルス対策ソフトはAVGの英語版(最初日本語版入れたら文字化けしたのでアンインストールして入れ直した)にして、速攻で一度フルスキャンをかけました。(これだけでパフォーマンスが100%いっちゃうので非力なのは事実)

それから、spybotいれてスキャン&免疫化実行。google cromeも忘れずに入れる。すっきりデフラグやwin高速化ツール入れて設定をいじり、それが終わったら、outlookexpressの設定。

メインのデスクトップPCのブックマークやメーラーのアカウント設定をエクスポートしてUSBメモリに入れ、ネットブックへ。

そうそう、ネットブックの起動時ってデフォルトがUSB等の外付けデバイスなんだね。USBメモリ付けて起動させたら、エラー出てビックリしました。

BIOSでHDのプライオリティを一位にしたけど、光学メディア無いから、あちらを見るんだあ~と妙に納得しちゃいました。

そうそう、起動が遅いんじゃないかと心配してのたですが、ASUSって凄いね。実に&実に早い。あれって独自の技術組み込んるんですね。元々マザーボード作ってるとこでしょ。その手の細工はお手の物ってことでしょうか?

いやあ~買って使ってみないと分からないもんです。これは素直に感動します。非力なCPUのくせに、起動だけでなく、結構キビキビ&サクサク動きます。

ニコニコ動画もcarving explorerを入れて、リアルタイムで再生させてみたけど問題ないし、GOM playerでAVIやmp4、FLVと再生させてみたけど、コマ落ちとかは全然無いです。
(動画プレイヤーがかなりの値段することを考えると、PC買うほうがいいな、私は。携帯性は難有りだけど。)

逆に全体としてのバランスが非常にいいです。セカンドPCとしてデュアルコアのATOMの方がなんか遅い感じです。体感的にはですけど。

ATOMの方はアプリの起動時がモッサリしていて非常にストレス感じるんですよ~。一度起動しちゃえば、あとは快適なんですけど・・・。他の部分が早く動くだけにより一層、そこのボトルネック感があります。

一方でネットブックの方は、アプリ起動時にそれほどストレスを感じないので動き始めても普通で、特に早くはないけど、問題なかったりします。十分に私の目的では、実用レベルで合格です。

おもちゃとしては、元が取れそう。来年にはもっと軽くて処理能力のある安いのが出るだろうし、そしたらそちらをまた買うので今回は、とにかく安けりゃOKです。わ~い、嬉しいな♪

しかし、2万円で買えるんだもんなあ~。8.9インチだと新品で2万5千円で売ってるし、時代の変化は恐ろしい限りだ。PCの費用対効果は向上する一方なのに、それを使用する人間の処理能力は、いっこうに変わらないようなのははてさて?

人間を極力、機械的なパーツと看做して処理能力を高めるか、処理のルール自体のを善する方向性で全体としての処理能力を高めるかしかないんですけどね。

そんなことを思いつつ、何もしないでPCの設定だけで時間を浪費する私なのでした。C言語の残り数10頁がまだ読み終わっていない。まずいなあ~(自爆)。

【追記】
skypeがデフォルトで入ってるんですが、私は使わない人なんで速攻削除。メッセンジャーやwindows live mailとかあれ系もいらないので削除。削除した後に、ccleanerでレジストリのお掃除もして快調です(笑顔)

ASUS EEEPC1000H-BLACK(amazonリンク)・・・基本はこれと同じだと思うが、微妙に違うところがあるね。国別に差別化しているんでしょうね、きっと。
【購入したPCのスペック・・・日本未発売版】
Operating System:Windows® XP Home
Display:10.1"
Intel CPU & Chipset:Intel® Celeron M 353
Memory:1 GB (DDR2)
Wireless Data Network:WLAN: 802.11 b/g
Bluetooth
Hybrid Storage:120GB HDD
Audio:HD Audio
Stereo speaker
Battery: Li-polymer Battery 4.5 hr
Weight:1.45 kg
あっと、忘れた! ちょっと気になっている事有り。日本語の入力自体は問題ないんだけど、入力時にデフォルトで直接入力(英字)になっていて、それをローマ字入力のひらがなにならないのが嫌。いちいちIMEバーで選択しなけりゃいけないのがストレス。設定が反映されていない感じなんだけど、これって仕様? そこだけ解決すれば、ほとんどperfectな感じなんですが・・・。

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2009年05月01日

MP3ファイルを編集するフリーソフト

NHK語学講座をMP3でタイマー録音する手段

上記の5千円で購入したオーディオ機器でNHKのフランス語講座をMP3ファイルにはできるようになったのですが、タイマー機能がね・・・。

録音時間が微妙にずれるんですよ~これが!

肝心のフランス語を聞く前に、文学小説の朗読とかを聞くのもなあ~ちょっとね。

なによりも携帯プレイヤーでリピートで聞く時、毎回不要な部分を聞くと、いらついてくる性格(親しい人はご存知だが、実は相当短気)なので、余分な部分の編集しようと探していました。

すると・・・見つけましたフリーソフトの「mp3DirectCut」。

似たような機能のソフトは幾つかありますが、使い易いし、個人的には結構いいかも?って思っています。

無劣化でMP3音声の部分削除・切り出し・分割ができる「mp3DirectCut」~窓の社~

窓の社とか、上記以外にも取り上げているサイトがあったので早速使ってみたのですが、音が劣化しないのですがいいですね。

毎週まとめてPCに取り込んだMP3ファイルをささっと編集して携帯プレイヤーに入れておけば、新宿駅から会社まで歩く間や山手線に乗っている細切れ時間に聞くには、重宝しています。

会社の始業時間の40~50分前に着いて、オフィスに入る前、30分ほど勉強していますが、そういう時にも使えて便利です。お薦めです!!(笑顔)
ラベル:語学 ソフト MP3
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2009年04月22日

ACCESS用VBAサンプル 20090422

Private Sub キャンセルボタン_Click()

 Dim fmname As String '委託者名
 Dim fmwork As String '作業
 Dim fmsdate As String '開始日付
 Dim fmedate As String '終了日付
 Dim fmhdate As String '引落日
 Dim fmcheck As Integer 'チェック {-1,0}のいづれかの値のみ
 Dim fmtanto As String '担当者
 Dim フィルタ条件 As String

 Forms("検索条件")!fm委託者名.Value = Null
 Forms("検索条件")!fm作業.Value = Null
 Forms("検索条件")!fm開始日付.Value = Null
 Forms("検索条件")!fm終了日付.Value = Null
 Forms("検索条件")!fm引落日.Value = Null
 Forms("検索条件")!fmチェック.Value = Null
 Forms("検索条件")!fm担当者.Value = Null

 Me.Filter = フィルタ条件
 Me.FilterOn = False
 Me.Refresh

End Sub
--------------------------------------------------
Private Sub 検索開始ボタン_Click()
 'フィルタ条件が存在する場合のみ、条件を and で追加していく点が大切!(最初、全てのケースを列挙してSELECTで場合分けして処理してて、死にそうになった)

 ’フィルター条件の日付は#で囲む

 Dim fmname As String '委託者名
 Dim fmwork As String '作業
 Dim fmsdate As String '開始日付
 Dim fmedate As String '終了日付
 Dim fmhdate As String '引落日
 Dim fmcheck As Integer 'チェック {-1,0}のいづれかの値のみ
 Dim fmtanto As String '担当者
 Dim フィルタ条件 As String

 Me.FilterOn = False
 Me.Refresh

 '条件として「開始日付」「終了日付」の有無
 If (Not IsNull(Me.fm開始日付)) Then
   fmsdate = Forms("検索条件")!fm開始日付.Value
  Else
   fmsdate = "2009/01/01"
 End If
 If (Not IsNull(Me.fm終了日付)) Then
   fmedate = Forms("検索条件")!fm終了日付.Value
  Else
   fmedate = "2009/12/31"
 End If

 フィルタ条件 = "日付 between #" & fmsdate & "# and #" & fmedate & "#"

 '条件として「委託者名」の有無
 If (Not IsNull(Me.fm委託者名)) Then
   fmname = Forms("検索条件")!fm委託者名.Value
   フィルタ条件 = フィルタ条件 & " and 委託者名 = '" & fmname & "'"
 End If

 '条件として「作業」の有無
 If (Not IsNull(Me.fm作業)) Then
   fmwork = Forms("検索条件")!fm作業.Value
   フィルタ条件 = フィルタ条件 & " and 作業 = '" & fmwork & "'"
 End If

 '条件として「引落日」の有無
 If (Not IsNull(Me.fm引落日)) Then
   fmhdate = Forms("検索条件")!fm引落日.Value
   フィルタ条件 = フィルタ条件 & " and 引落日 = #" & fmhdate & "#"
 End If

 '条件として「チェック」の有無
 If (Not IsNull(Me.fmチェック)) Then
   fmcheck = Forms("検索条件")!fmチェック.Value
   フィルタ条件 = フィルタ条件 & " and チェック = " & fmcheck
 End If

 '条件として「担当者」の有無
 If (Not IsNull(Me.fm担当者)) Then
   fmtanto = Forms("検索条件")!fm担当者.Value
   フィルタ条件 = フィルタ条件 & " and 担当者 = '" & fmtanto & "'"
 End If

 Me.Filter = フィルタ条件
 Me.FilterOn = True

End Sub
--------------------------------------------------
Private Sub 本日作業分ボタン_Click()

 Call キャンセルボタン_Click

 Dim fmsdate As String '開始日付
 Dim fmedate As String '終了日付
 Dim wdate As String '日付渡し用変数
 Dim フィルタ条件 As String
 Dim Path As String

 fmsdate = Format(Date, "yyyy/mm/dd")
 fmedate = fmsdate
 Forms("検索条件")!fm開始日付.Value = fmsdate
 Forms("検索条件")!fm終了日付.Value = fmedate
 Me.Refresh

 フィルタ条件 = "日付 between #" & fmsdate & "# and #" & fmedate & "#"
 Me.Filter = フィルタ条件
 Me.FilterOn = True
 Me.Refresh

 DoCmd.OpenForm "警告"
 Forms![警告].Filter = "アラート日 = #" & fmsdate & "# "
 Forms![警告].FilterOn = True

End Sub
--------------------------------------------------
ラベル:VBA access
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2009年04月07日

ハードディスクムービープレイヤー(DN-HMP218S)を買ってみた

hdpl.jpg

ずっと気になっていたものの、本当に使えるのか疑問で手を出さなかったのですが、株価が上がってきたのでこれぐらい損してもいいや!っていう人柱的な気持ちで、上海問屋から購入してみました。

2.5インチのハードディスクに入れて、TVにつなげるとPCじゃないと再生できない動画(AVIファイル等)が観られるというレア物グッズです。

アイデアはいいものの、動画ファイルのいろいろなエンコード形式に対応するのって相当難しいはず。余っているHDDでもSDカードでも両方使えるというのは、いかにも何でも有りの中華っぽいが、その胡散臭さに惹かれてしまう、しょうもない奴が私だったりする。

実際問題、映画やアニメなどのファイルは無数にあり、容量だけでも1TB以上あるわけだが、普段はDVDFLICKとかのソフトで変換してDVD-ROMに焼いて知り合いに貸してあげたりしていた。でもね、エンコードって時間食うんですよ~。いちいち焼くのも面倒だし、かといってノートPCを使っている人だとPCよりTVで観たいそうだから・・・。

そういった手間をとにかく省きたくて、思わず買っちまいました!

うん、運がいいと・・・っていうか、とりあえずだいたい再生できるんだけど、使い勝手は相当悪い。日本語表示に対応していないので文字化けするんだけど、いちいち英文表示にファイル名を変換するのも面倒。

私はそのまま無視して使ってます。

それとメニュー画面がねぇ~。なんか心もとない。リモコンも反応が・・・。

当初は余ってた2GBのSDカードをさしてみたら、一応、認識して再生できたけど、できないものも半分あった。SDの方がおまけだろうと思ったので、余っていない2.5インチHDDを結局購入してしまいました。この製品の為だけに・・・。

現在は、普通SATAだけど、IDEもまだ残っていると思っていた私が甘かった。もう生産中止されてるんですね。中古でジャンクっぽいのを買えばいいと思っていたので泣きそうになりましたよ。家にあるのは3.5インチのIDEのHDDだけだったし・・・相場を調べたら、生産中止のせいで結構の値段していて更にショック!

なんだかなあ~? 安くあげるつもりだったのに・・・。

まあ、いざとなったら、別なPCでも作るときに利用できるかも?って思い、勉強の意味も兼ねてソフマップの未使用中古品80GBを4680円でGET! 7000円で1TB買えるご時世なのに・・・いろいろと思うことがあったが、小さくて軽いんだね。今までノートPC使ったことはあってもバラしたこととかなかったので恥ずかしながら初めて知りました。

う~ん、軽いのが気に入った。今度、2.5インチとか1.8インチの使ってPC作りたいなあ~。あれこれ別なことを考えつつ、フォーマットをする。

ここでも初めて知ったことが・・・。
FAT32でフォーマットしなくちゃいけない(=正常に認識しないようだ)らしいが、買ってきた80GBのHDDをフォーマットしようとしてできなくて大いに焦った。どうやら容量制限があるんだね。ググって思い出した!

特別なツールを使わないと32GBかな?それ以上のサイズは、デフォルトのOSからは駄目らしい。

そういやあ~ずいぶん昔にそんなことあった気がするが、今時NTFS以外のフォーマットなんてしないんで完全に忘れていたりする。

インターフェースがIDEといい、FAT32のフォーマットといい、いろんな意味で規格が古いんだよなあ~これって! いじっていてようやくその事に気付きました。そのくせ、SDカードとか使えるっての・・・??? もっともAV端子はRCA端子だしね(赤と白、逆ってのもまたご愛嬌)。HDMIって何それ美味しいのって感じです。

結局、FAT32で80GBをフォーマットするには別なツールを使う必要があるみたいなんだけど、メンドイよ~。楽するために買った製品がなんでこんなに面倒なんだか? 

試しにNTFSでフォーマットして使ってみたら、普通に認識したので結局、NTFSで使ってます。もうこの手のものって何でもありのガジェットだから・・・♪

そういやあ~HDDを取り付けるのも取説の英語を読んだけど、どこにも書かれてないし・・・適当にやったら、分かったけど。初心者には、ちょっと大変かも。私、当然初心者だけどネ。

ネジ穴もなかなか入らずに苦労しました。ちっこいチープなドライバーまで入ってますが、別なものを使った方がいいです。外側のケースならこれで十分ですが、HDDの固定には良くない。ネジ穴壊しそうになりますんでご注意を。あとコンデンサーが変な位置にあるので、気をつけて外向きに曲げないとHDDの取り付け場所にぶつかったりする。

まあ、なんだかんだでテレビにつけて、映像が動いた時はそれだけで満足しました。HDD買ったので結局1万円近くの出費になったけど、まあ、おもちゃ以上の何物でもないな。(余っているSDだけにしとけば、余計な出費はゼロでしたが)

まあ、軽いから今度旅行に行く時にDVDプレイヤーを持っていく代わりに携帯してみたいと思う。使えるかどうかは、その時に。

ただ面白いおもちゃではありました。決して、電化製品と思ってはいけません。楽して使えるようなものではないです。その辺を分かって遊べる人じゃないと、泣きますよ~(笑)。まあ、買わないでしょうけど・・・。

上海問屋 メディアプレーヤー機能付き 2.5インチHDDケース(シルバー) DN-HMP218S(amazonリンク)

ラベル:HDD 動画
posted by alice-room at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2009年04月05日

NHK語学講座をMP3でタイマー録音する手段

musiccarry.jpg

なんだかんだ言って、アテネ・フランスに通う気力さえない私は、NHKのフランス語講座を聞き始めたのですが、夜11時30分開始って辛い。

朝5時起きなので、毎日はさすがに・・・。

中学生以来、この手のあまり継続した自信ないしなあ~。やさしいビジネス英語は内容が面白いから、割合聞いてたけど。

今年の夏は、ふたたびシャルトル大聖堂に行く予定なんで、とりあえず会話はおさえておきたいところだね。語学の上達次第では、エミール・マールの原書を買ってきてもいいかも?

まあ、夢や楽しみを持ちつつ頑張る為にも、継続学習に録音は必須!
必要条件は以下の4点:
1)AMラジオが入る
2)タイマー録音
3)MP3ファイルにできる(変換できれば可)
4)PC経由で、ポータブルプレイヤーでも聞けること
・・・3)と4)は、密接に絡むけどね。

去年もそんなこんなで探したけど、ありがちなトークマスターとかしか見つからなかったんだよね。でもあれって、どう考えてもボッタクリでしょ。

機能と原価を考えたら、納得できない価格設定で我慢できずに買えませんでした。フリーソフトでAMラジオから直接アナログ入力した音源をMP3にすることはできたのですが(そこそこ音もいい)、タイマー録画の部分がネック。

PCは自動で起動させられても、ラジオのオンオフ管理ができないし、それようのタイマーも高いのでコストパフォーマンスが低い。

勿論、絶対に語学講座をやり続ける自信があれば、トークマスターとかに4万円出してもペイするけど、2ヶ月後にやめてしまうものに大金出す愚は、もうしたくないんだよねぇ~。散々経験してきたから!

最初はSDカードが使えてCDやラジオのついてるラジカセを考えたんだけど、タイマー付きじゃないんだよね。タイマー付きだと2万円以上で予算オーバーだし。

そこで見つけたのが今回アマゾンで買った奴。発売当初は3万円以上したんだっけ? 今じゃ値崩れしてるそうでまさに投売り価格です。5千円でお釣りきちゃうしぃ~。人気によって価格差が極端で、同じ機種なのに色の違いだけで値段が倍。なんかすげぇ~。

店頭では、もっと安いとこもあるらしいが、いちいち探しに行く手間とそれを持ち帰る面倒さを考えて速攻で注文しました。翌日の木曜日に届いたけど、結構いい買い物だったかもしれない。

期待してなかったけど、スピーカーもしっかりしているし、いざとなったら単なる外部接続用スピーカーとしてだけでも価格分の元はとれそう。ラジオからMP3への録音も問題ないし。音質も合格点でしょう。

PCにUSBケーブルでつなげれば、リムーバルメディアとして認識されるので、音源ファイルもあとはいかようにもできるしね。私は当然ポータブルプレイヤーに移して電車内で聞く予定。SDカード(4GB)も600円か700円で先日買ったばかりだし。

勿論、不満もある。色はやっぱりセンスが悪い。マジックで塗り直そうかと思ったが、たぶん汚くなるので実用品と割り切ってやめておくけどね。
あと、重いってことかな? 想像以上に音が及第点だったのとトレードオフになったのかもしれない。場所も少し取る。
それに今時512MBの記憶容量は少ないよね。

最低でも一週間に一回は、PCに移すから、実際は問題ないんだけど、今時の感覚からすると不満ではある。

そこで実は、いじくりたい野望がある。もし、語学講座を挫折したら、この中を分解してみようと思う。記憶容量部分が直付けでなければ、買ってきたメモリと入れ替えてみたいんだけど・・・無理かなあ?

まあ、値段を考えればおもちゃとして壊してもいいぐらいだけど、半田ゴテでも握っていじくりたいかもしれない?

もっともそれは本末転倒なんだけどね。まずは、毎日ラジオ講座聞いて、会話は慣れで、どっかのタイミングで文法を徹底的に三ヶ月やりたいところです。

その前に英語のシャルトル本、読破しておかねば~。

SHARP MUSIC CARRY メモリーオーディオシステム QT-MPA5(amazonリンク)

【補足】
MP3ファイルでフランス語講座は確保できても、録音時間が微妙にずれて悩んでいましたが、フリーのMP3編集ソフトを見つけて解決しました! 「mp3DirectCut」コレ、お薦めです。

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MP3ファイルを編集するフリーソフト
ラベル:語学講座 MP3
posted by alice-room at 00:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2009年04月04日

ウィルコムの着うた(まりあ†ほりっく)

kiri.png

今日、ニコ動を見ていたら、こないだまでの私の唯一の楽しみだった(?)「まりあ†ほりっく」のコスプレエンジェルの着うたをやってた。

普段は、うっとおしいので着うたとか冷ややかな目で見ている人なのですが、ふと世間様のひんしゅくを浴びたい気持ちに駆られて自作しました。

音源はTVから採ってもできますが、ニコ動をcarving explorerでwavに保存してそのまま流用することもできるかも?

その辺、微妙なので自己責任でやって下さい。音源あれば、簡単です。

窓の社とかどっかからフリーソフトの「SoundEngine Free」を持ってきます。これでサンプリング・レートとかを16ビットにしておきます。

それを某所から探してきた「Ring Tone Converter」でmfmpファイルへ変換し、出来上がったものを手作業で拡張子を mid に変えたらOK!

でも、ずいぶん小さくしたつもりでもファイルサイズは500kを少し切るくらい。デ・デカイ!

作成した音源データは、携帯附属のデータフィラーというソフトで、PCから携帯へUSB経由でコピー。データフォルダ内で該当ファイルを再生したら、ちゃんと鳴りました♪

明日は待ち受け作ろうか?桐さんのお姿で。なんか暇な私。
昨日の飲み会の影響でいささか脳が退行化現象起こしているような・・・? 今日、花見にも行かず、昼間は寝て過ごしちゃいましたし。新宿の怪しげなお店と怪しげなメンツの飲みは、要(酔う)注意です!

せっかくなんで作成した音源ファイルも貼り付けておきます。
 まりあ†ほりっく 着うた(コスプレエンジェル)右クリックしてリンク先を保存すればOK


おまけ:
私が着うた作成した時に、参考にさせて頂いたサイト
ウィルコム「9 (nine)」「WX320K」などで似非着うた/着うたフルが利用できる方法が見つかる

ブログ内関連記事
まりあ†ほりっく 第1章~7章
posted by alice-room at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2009年03月15日

Windows XPの英語版と日本語版

先日作成した自作PC(ATOM330)は完全にテスト用おもちゃと化してます。

先週、XP professionalのインストールCDが来たのでXP home の英語版が入っている状態を外付けHDにバックアップをとってから、クイックフォーマットとして、windows7のβ版をインストール。

一ヶ月以内にアクティベートしないといけないそうで面倒だなあ~と思いつつ、MSNからメール来たのでライセンスキーを探す。

Windows Automated Installation Kit (Windows 7 Beta)。これをイメージで落としてDVDに焼き、インストールしようとしたんだけど、うまくいかない?

vistaより軽くて使えるという噂だったのでせっかく人柱になろうとしてたのに・・・ちぇっ!

どちらにしろ、今年の九月ぐらいまでしか使えないお遊び用のつもりでしたが、うっ、時間もったいない。7のテストはやめてXP professional をインストールしました。でもって、いつものようにドライバー入れた後、セキュリティソフト(AVG、SPYBOT)を入れた後に、ccleanerやら最適化ソフトを入れます。

それらが終わったら、視覚効果をいじって極力pcへの負荷を軽減し、不要なサービスも個別に止めてみたんですが・・・。

う~ん、微妙に快適感が足りない。マウスの反応速度もいじくり、デフラグなどもしっかりしたのにちょっとねぇ~。

各種ソフト起動時のもっさり感がなくなりません。homeとprofessional版の違いというよりも英語版と日本語版の違いでしょうか? ネットで調べてみるとやはり英語版の方が使用するメモリ量も少なく快適らしい?

結局、ちょっと違った方が面白いかと思うし、少しあちらの方が軽いので英語版に戻すことに決める。

まあ、この状態でバックアップとっておけば、いつでも戻せるしね。こういう時、バックアップソフトって非常に便利!

もっともテスト環境だけ作るなら、VMの環境であれこれする方がいいんだけどね。以前、ソフト会社でテスターもどきの仕事をしていた時にはVMでさんざん試していたので慣れてもいるしね。セキュリティソフトで実際に感染させたりなんてこともやったっけ?

今、機能制限はあるもののVMさえ無償で提供されているこのご時世。実に素晴らしい世の中になったものです。VBやCの統合開発環境(IDE)でさえ、無償で使えるんだもんね。う~ありがたや&ありがたや・・・。使ってませんが(苦笑)。

さて、sp3まで当てた状態でprofessional環境のバックアップを作成し、改めてHOME英語版のバックアップより復元する。さすがに復元はちょっと時間がかかり13分くらい。

それでも一からインストールするよりはなんぼかマシですが・・・。

で、復元後、いろいろと動かしてみると、やっぱり微妙。日本語版よりは早いのだけれど、やっぱり起動直後にもっさり感あり。起動後は普通にサクサク動くんだけれど、CPUの性能上これが限界なのかなあ~。

タスクマネージャーでCPUの使用率を見ると、起動時に60~70%ぐらいまでいくが、すぐに一桁になるんだけど・・・。まあ、現在のメインとの比較しちゃうのがいけないのかな?

スペック的には負けてる会社のpcよりも、カスタマイズされてるし、余計なソフトやサービス止めているから、はるかに快適。そういやあ、会社のPCって、CORE2DUOだけどメモリ1GBぐらいだっけ?
いろいろとまずいものがあるのでサービスとかいじってないしなあ~。

あれやこれやと思いつつ、貴重な時間をおもちゃで浪費し、週末が過ぎていくのでした。あ~花粉症で偏頭痛が・・・。

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XP(英語版)&ドライバーのインストールと設定変更、高速化
ラベル:OS XP ソフトウェア
posted by alice-room at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2009年03月07日

PCの切替器

先週末に秋葉で格安マウスを買ってきたのだが、やっぱりイマイチだったのと、家にあった未使用キーボードの接続が今のPCには使用できない規格だったので、数日はいちいちキーボード・マウス・モニターを繋ぎ換えてPCのセッティング等をしていました。

もう、かなりウザイっす。

PCの切替器で手頃な価格のものが見つからず悩んでいたのですが、ネットで検索したら、なんだいくらでも安くてあるジャン。

PCショップ巡りをしていた時には、高いのしか見つからなかったけど、ネットで探したら、ずいぶんとたくさん見つかりました。サウンドも一緒に切り替えられれば、ベストですが、モノはあるものの値段等や種類でちょっとねぇ~。

PC2UVMN.jpg

結局、ネット通販でタイムセールをやってたものの中に、ちょうどおあつらえ向きのものがあったのでそれを購入しちゃいました。CG-PC2UVMNで代金2200円。かなり安いよね、これって。

「ホットキー2回押し+エンターキー」での切替ですが、これでモニター、キーボード、マウス一式を共有できるので場所も取らず、実に有用だったりする(ニコニコ)。

さっきのOSインストールの前に、ubuntuとXPのPCを共有させたけど、ホットキーによる切り替えに支障はありませんでした。いやあ~実に快適♪

今回は、この切替器を十二分に活用し、英語版XPをインストール際に不明な点などは、ググったりしつつ、ネット環境をフル活用できて最高でした。

あとね、インストールしている間って暇で手持ち無沙汰だし、その間何もできなくてすっごい時間を浪費しちゃうんだけど、会社ではモニター・キーボード・マウス一式をそれぞれ別個に計2セット準備して仕事をしてました。

今回は、自宅でもインストールしている最中は別なPCでニコ動を見たり、必要な調べ物をしたりしながら、実に有意義に時間を使えました。大・大・大満足ですね♪

皆さんにもこの手の切替器はお薦めです。もしPCが二台あるなら、必須でしょう。

買う前は、音の方はどうしようかと思っていましたが、別に両方のPCで動画を再生する必要もないので、音を出す時だけ、特定のPCを使用すれうばOKですね。

結果的には、むしろ切り替わらない方がベターだということにも気付きました。音は同じPCの方で継続させた方が絶対にいいです。


そうそう、切替器を買う際につい、使うあてのないものまで購入しちゃいました。PQIのマイクロSDカード4GBで880円 or 980円。価格もう忘れた・・・。

SDカードとしても使えるアダプター付き。マイクロSDのあの小ささに関心があったんだけど、必要もないのでずっと買わなかったのですが、まさに衝動買いです。秋葉でもかなり安く売ってるんですけどね。

まあ、新しい自作PCでSDカードリーダーがついているのも、試してみたくなった原因かな。ubuntuで試したみた限りでは、書き込み速度は7~8mb/秒 ってぐらいかな? 結構遅いのだけれど、まあ、何かに使えるでしょう。デジカメには既に4GBのSDカード入れているのだけど、マイクロSDも入れてみた。

当然問題なく撮影できる。書き込み速度が遅いせいか、少し次の撮影までに時間がかかる気がするが、通常使用なら特に支障は無さそう。静止画しか撮影しない私なら問題ないですね。

はて、何に使えばいいのやら???

まあ、単純に現代の技術力に感動した訳でした。同時にメモリーこんなに安いのってやっぱりおかしいですね。ITPROか何かの記事で、メモリーの安さの原因を説明したのがありましたが、VISTAが売れなかった余波がこういうのにも波及していたのかと改めて考えさせられますね、ホント。

corega CG-PC2UVMN(amazonリンク)

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デュアルコアPCの自作(R11S4MI-BA)① 
デュアルコアPCの自作(R11S4MI-BA)②
XP(英語版)&ドライバーのインストールと設定変更、高速化
メモリ増設&メモリのチェックテスト
PCのHD交換
ラベル:PC 切替器
posted by alice-room at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

XP(英語版)&ドライバーのインストールと設定変更、高速化

デュアルコアPCの自作(R11S4MI-BA)②の続き。

ubuntuを入れてしばらく遊んでみたのが前回まで。ネットやメール、動画鑑賞ぐらいは問題無し。

OSとしてXPのprofessionalは購入済みだが、結局、今週中に届かなかったのでとりあえず、手元にあるXP homeのプロダクトキーは余っているのでそちらのインストールを試してみようと思う。

日本語版のhomeのインストールCDは持っているのだが、ネットで調べていたらXPってマルチ言語対応なんですね。知らなかった!

ちょい苦労して英語版のXPのインストールCDをGET! 

どうせ、余っているおもちゃPCということで早速ubuntuの入っているATOM330PCにインストールしてみることに決定
(我ながら暇人だなあ~。先週末に会社のPC2台にOSをインストールしたのだけれど、まるでキッティング専門の業者になったような気がする・・・なんだかなあ~?)

ほお~当たり前なんだけど、インストールのインストラクションとかみんな英語だ(当たり前ですね)。基本、日本語版のインストールと変わるところはありません。

インストール時に変更するのは、以下の点ぐらいかな。
・キーボードや時計の時刻設定の場面で、「region and language options」のLanguagesタブで「Install files for East Asian languages」にチェックを入れると、日本語が追加され、選択できるようになる

・後はどのタイミングだったかな?
「Text service and input languages」のDetailsの中で日本語選択し、キーボードも日本語のになってればOK
現地語版Window XP/Vistaの日本語化
こちらに分かり易く説明されてますね!

私の場合は、勘で適当にいじっていたら、出来ましたけど(オイオイ、適当過ぎ~)。

OSの後、PCについてたドライバーをインストール。

そうそう、windowsのupdateをしに行くと、英語で表示されるので「設定の変更」のとこで日本語を選択するのもお忘れなく。SP3に問題なく更新されました。

ようやくoffice2003のprofessionalを入れて、update完了。word、excel、accessをそれぞれ起動するが、日本語のものと全く同じ表示ですね。へえ~。

これで基本はOKなのですが、セキュリティー関係の問題があるので、spybotとAVGを入れて、HDD全体にスキャンをかける。

あと、IEのセキュリティレベル等をカスタマイズ。履歴等もすぐ消すように設定。メインは高速で動くchromeにしたいのでそちらもインストール。

ようやく快適さが増してくるが、まだまだ!!

vectorから、「Win高速化 PC+」を落としてインストール。高速化設定。

その後は、コンパネの「パフォマーンスとメンテナンス」で視覚効果をいじる。カスタムで見た目の快適さは維持しつつ、極力無駄な効果を外す。目に見えて、体感速度が向上。本当にサクサク動くよ~。

さて、ここまできてから「サービス」で不要なサービスを極力無効にする。これ素人はあまりやらないほうが安全です。念の為。私も素人だけど・・・(苦笑)。たまに使う可能性があるのは、停止した後、手動にしておく。自動は極力避ける。

その合間にさりげなく、ドライブもインデックス化もチェック。

でもって、いよいよ高速化は最終局面へ。ccleanerを探してきて、不要ファイルを削除。この段階でも不要ファイルあるんだよねぇ~。

ここいらでデフラグもかけておく。

ようやくこれで綺麗且つ高速な快適サクサクPCができたりする!!

増設用HDDのユーティリティーでついてきた true image をインストール。これでこないだ買った1TBの増設HDDにバックアップファイルを作成する。容量8GBほどで4、5分。

出来上がったものにベリファイかけて問題ないことを確認して全て完成。わ~い♪

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とここまで完成させておいて、これらは全部消去するお遊び用だったりする。今日これだけで一日終わってね。私って、間抜けっぽいことに気付き、いささか落ち込む。

まあ、いいや。いつでもバックアップファイルで復活できるので、安心して本来のXPのprofessional届いたら、そちらでインストールしようっと。

明日は舞台観劇で、何もする暇ないだろうしね。来週の月曜日にaccessのVBAが一つ完成するので、火曜以降はexcelでツール作成するかな?

なんかしらない間に依頼されているプログラムが溜まっているのだけれど・・・ふう~。今月中に終わるのだろうか???

あっ、C言語の本も読んでない。写本の本も手付かず、シャルトル本も途中だし・・・。PC自作で遊んでいる場合でもないんだけど、こういうものを作ったり、いじくったりするの好きなんだよねぇ~。

日経ソフトウェアの4月号もまだ読んでな~い。なんだかな、私って?! それなのに「とある魔術の禁書目録」だけしっかり21話まで見て、R.O.D も9巻まで読了。

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PCの切替器
デュアルコアPCの自作(R11S4MI-BA)①
デュアルコアPCの自作(R11S4MI-BA)②
ラベル:XP OS 自作PC
posted by alice-room at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

一ヶ月遅れの誕生日プレゼント(洋書3冊)

bookofhours20090220.jpg

アメリカのamazonから送られてきたのを最初見た時、こんなの買ったかなあ~と頭を悩ませました? でも、送り状を見たら、【GIFT】と書かれていてようやく安心しました。

かなり大きな・・・というか巨大な本2冊に、小さな文庫本サイズの本1冊の計3冊のお誕生日プレゼントでした! うわ~い、嬉しいな♪

中は大変美しいというか、綺麗な時祷書の本です。結構、欲しかった奴。

ただ相当な大きさで、本とPCに場所を占拠された私の部屋のどこに置こうか頭を悩ませています。図版が大きくて綺麗なのが嬉しい反面、置き場所はかなりの難問です。

現在はなんとか置いてますが、これから読むことを考えると奥にしまってはいけないので、いつでも手に取れて読める範囲に置きたいので知恵が必要かも?

余談ですが、この洋書達はPCと全く同じ日に家に届き、ほとんど同じ大きさの箱二箱が重なって玄関に置かれていました。最初は、二箱が一箱に見えたぐらいです。

箱を部屋に運ぼうとしてようやく二箱に分かれているのに気付きましたが、当初はPCのパーツが分けてあるのだとずっと勘違いしてました。それっくらい、洋書は大きな箱で海を渡って届いたのでした!

The Bedford Hours: The Making of a Medieval Masterpiece(amazonリンク)

The Rohan Master: A Book of Hours(amazonリンク)

The Master of Mary of Burgundy: A Book of Hours for Engelbert of Nassau : The Bodleian Library, Oxford(amazonリンク)

ブログ内関連記事
「The Hours of Catherine of Cleves」John Plummer George Braziller
「Les Tres Riches Heures Du Duc De Berry」Jean Dufournet
「The Golden Age of Dutch Manuscript Painting」James Marrow  George Braziller社刊
ラベル:洋書
posted by alice-room at 21:33| Comment(7) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

デュアルコアPCの自作(R11S4MI-BA)②

デュアルコアPCの自作(R11S4MI-BA)①からの続き。

さて、実際に電源を入れてBIOS起動を確認してみると、メモリも正常に認識されているし、光学ドライブやHDDの認識も問題なし。それが当たり前なんだけど、ちょっと嬉しいよね♪

OSも実は購入してあるんだけど、まだ手元に届いてないのでとりあえず試してみたかったubuntuを入れてみた。

おお~、普通に使えるんですね。タダのOSなのに・・・と思うと、改めて感慨無量(無料?)です!!

ネットにも問題なく接続できたし、文章の入力もOK。USB外付けのHDDに保存してある動画も見れたし、ニコニコ動画を視聴しても全く問題なし。おお~、全て無料って素晴らしい!!

XPのOS要らなかったかも?

ただ、私のメインPCには、かなりのソフト入ってるのでやはりそれらは利用したいかも? それらを使わないのなら、ubuntuで全く支障ないですね。ネットやメール、動画だけなら問題無しです。

このサプPCで動画のエンコなどもする気はありませんし、ネトゲとか3Dバリバリのゲームなんてやらないので、動画がコマ落ちせず見れれば全然OKだったりします。ワ~イ!

ベアボーンって簡単だと聞いていましたが、これほどとは・・・。相当あっけないです。本当に買ってきたパーツを組み込むだけで、ちゃらいっす!

しかもこんなんでデュアルコアだし、メモリ2GBでDVDとかも22倍速だったかな? うわ~何に使うんだろう? 消費電力もかなり少ないから常時電源オンのサーバーにしてもいいけど、用途が・・・???

やっぱり完全なおもちゃ以外の何物でもないなあ~。そう思いつつ購入し、いじっていたんだけど・・・実は。

キーボードやマウス、モニターはメインPCのを外して使ってみたけど、いちいち取り外すのも面倒なのでどうしようかと思案しつつ、昨日も秋葉で店巡りしてました。

ブルートゥースのワイヤレスUSBが1400円ぐらいで売っていたけど、小さ過ぎて、指が疲れそうなんで諦めて、普通のUSB光学マウスを444円で購入。なんかトイザラスみたいな価格設定。

キーボードも750円や千円ぐらいで売ってたけど、自宅にあるのを思い出し、試してから購入することにしました。

で、今日埃を払いつつ、どれくらい前のものか不明の未使用キーボードを探し出すと・・・。アレレ? 接続するピンの部分の形状が違う。PS2とかでもないし・・・あ~やばい規格が古過ぎて論外だあ~。昨日買っておけば良かったと後悔することしきり。

安物のマウスは心配した初期不良もなく、正常に動くのですが、クリック感が重い。つ~か堅めみたいで指が疲れる・・・。ニコ動とか見てると、指がつりそう・・・。難しいもんですね。慣れもあるんでしょうけど・・・。

そ・れ・と・・・。
実はモニターを複数台置くと場所を取るのでPCの切り替え器で安いのを探していたのですが、無い、見つらない。物はあるのですが、どれも高くて手が出ません。8800円~14800円ぐらいか。

PCがOSを除くと全部新品で22000円で出来たのに、追加で14800円ってなんか違うっしょ。中古の15インチモニターが4500円とかで売っていたりすると、余計切り替え器に金出したくなりました。

ただ、場所取らないので高いだけの価値はあるんですけどね。分かっていてもどうにもひっかかります。うっ、貧乏性ですね。

さて、気長に特価品や中古品で激安のものが出るまで気長に待ちましょうか? ヤフオクとかで探してもいいかもしれない。

C言語の勉強をそっちのけでしばし遊んでいたので、今週は頑張らないとなあ~。あっ、月間目標の冊数分読んでないし。4月からSQLへ行く前にC言語の基本ぐらいは押さえておきたいのに・・・。

といいつつ、またPCパーツを物色している暇な私です。なんだかなあ~。

そうそう忘れないうちにメモ。
今回組み立てたPCの凄いところ。ベアボーンキット内にメモリースロットを内蔵している点。BIOSを見てたら、直接このメモリースロットから起動できるらしい。今メモリが驚異的に安いでしょ。SDHCとかにOS突っ込んでおいて起動できるんじゃない。そういう発想自体がなかったので驚きです。まあ、私が物を知らないだけかもしれないけど。

あと、驚きついでに昨日、秋葉のパーツショップで見つけたモノ:
SDカードやコンパクトフラッシュとかを3.5インチや2.5インチのHDD接続できるようにするもの。2500円~3000円ぐらいだったけど、これって簡易SSDみたいジャン! すっげぇ~と驚嘆しました。私。

ノートPCとか持っていたら、何はともあれ試してみたくなることでしょう(笑)。久しぶりに小学生や中学生の頃、電子工作で遊んでいた気持ちが蘇りました。何でもモノをいじるのは面白いですね。分解して壊したり、作ったりするのは楽しいです♪

XP(英語版)&ドライバーのインストールと設定変更、高速化
こちらへと続く。

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デュアルコアPCの自作(R11S4MI-BA)①
ラベル:PC 自作 ATOM330 ubuntu
posted by alice-room at 20:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

デュアルコアPCの自作(R11S4MI-BA)① 

pcbuild0.jpg

本当は流行のネットブックを買うつもりでした。去年ぐらいから、ずっと手頃になったUMPCを物色していて、あの薄さが非常に気に入った【Eee PC S101】を先月中は買うつもりでいたんです。

ただ、いざ買おうとしたら、はたと困ったのがその使い道!?

私の場合、会社でも家でもデスクトップのPCを使っていますが、ノートPCなんて使うタイミングがない! 通勤電車の中は、ひたすら読書かライナー乗って熟睡してるし、せいぜいが旅先のホテルに置いて使うぐらい。

自宅では部屋に入るなり、まずPCの電源を入れると数十秒ですぐPC起動するし、キーボード打つならやっぱりデスクトップのものの方が便利だしね。で、ネット通販のカートに入れたまま、放置していたのでした。

ところが、先日秋葉のPCショップをうろついていたら、R11S2MI-BAというベアボーン(マザーボード、電源、ケース、CPUがセット)が1万5千円以下で売られているのに気付き、ふと興味が湧きました。

処理能力は劣るものの、消費電力の少ないネットブックで使われるATOM230というCPUらしい。ほお~だったら、現在、自宅には一台しかPCなくて何かあった時に大変不便なので気になっていたので、いっそのことバックアップ用PCとしてデスクトップを購入することにしました。

更に調べると、なんとATOM330というCPUはデュアルコアでhyper-threadingという高速化技術まで使われているそうで、なんか楽しくなってきてしまいました。思わず、昔のホストコンピューターにおけるTSSの処理を思い出してしまいますね。

そのATOM330付きのベアボーンを探していたら、もっともコストパフォーマンスが良く、しかも静音性も合格レベルっぽいのが今回購入した【R11S4MI-BA】(FOXCONN社)だったのでした。HDDは3.5インチが使えて経済的だしね(SATA接続)。光学ドライブも5インチのやつでOK。

でもね、これが発売直後でどこ探しても売ってないんですよ~。ネットで探しても、メーカーに取り寄せとか3週間から一ヶ月待ちとかばっかりで即納がない!

今月の前半はずっとネットですぐ入手できる店を毎日探しておりました。(だからブログ書く暇無かったりする)で、ようやく1万7千円ぐらいでようやく即納可能な店を見つけ、早速購入。それが先週の日曜日。

月曜発送で火曜日にブツが届く。でも組み立てるパーツが無い。HDDは、デルPCのHDDを320GBに換装して余っていた80GBを利用すれば良いのだが、光学ドライブとメモリが必要なのです。

もうちょい時間があれば、秋葉の裏通りでジャンクでも買い集めて激安で作りたいものですが、何気にPCの組み立ては初めての私としては、ちょいリスキー過ぎるのでとりあえず無難な新品の安物で組み立てることにしました。ジャンクでの組み立ては、今後のお遊びにとっておきます(笑)。

でもって、火曜日の夜に速攻で以下のものをネット購入。
日立LG社製GH22NS30:2,838円
バルクメモリ DDR2/800/2GB:1,885円 ・・・・ DDR2 240 ピン DIMM

木曜日に上記のパーツが届き、翌日は会社休みたいなあ~と思いつつ、約1時間ぐらいでPCはすぐに組み上がりました。


##########################

以下、備忘録としてデジカメで撮ったので載せておきます。

pcbuild1.jpg

とりあえず、ケースを開けて中を出したところ。ここから組み立てスタート!

pcbuild2.jpg

ファンと結束された電源ケーブル。

pcbuild3.jpg

これが2GBのバルクメモリ。購入時にJEDEC準拠とは書かれてなかったけど・・・・? 実際、どうなんでしょうね。当たり外れのバクチの世界か。あとでメモリのテストでもやってみようか・・・MemScopeとかで。

pcbuild4.jpg

外付け用のケースに入れている1TBの内蔵HDDをこちらに入れてもいいのだけど、あくまでもセカンドPCとして軽めにしておきたいので使われずに忘れ去れてた80GBをこちらに流用します。

pcbuild5.jpg

これって日立とLGの合弁会社なのかな? DVDコンパチだったかスーパマルチだったか忘れたけど、読み書きの速度も速く、性能は悪くないみたいです。・・・なのに新品でこんなに安いのって何故なんだろう???

pcbuild6.jpg

でもって、ドライバー一本あれば、すぐに組み立てられます。ネジだけなくさないように注意。中に入っている取り扱い説明書が8ヶ国語か9ヶ国語ぐらいで書かれていたのにはチョイ驚きました。さすがは、業界最大手の会社、いろんなところに輸出しているんでしょうね。

ちなみに・・・あちこちで書かれていますが、初回出荷分は箱が間に合わなかったようでエアーパッキンでグルグル巻きにされた簡易梱包で箱に入れられてきます。うちに届いたのもそれでした。

デュアルコアPCの自作(R11S4MI-BA)②へ続く。

ベアボン R11S2MI-BA リンクスインタ-ナショナル 4529327850007 R11S2MI-BA(amazonリンク)

玄人志向 DVDドライブ/GH22NS30 ブラック KRDV-GH22NS/BK(amazonリンク)

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XP(英語版)&ドライバーのインストールと設定変更、高速化
メモリ増設&メモリのチェックテスト
PCのHD交換
ラベル:PC ATOM330 自作
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2009年02月04日

エミール・マールの古書がアメリカから届いた

chartresbook1.jpg

う~ん、早いもんだね。アメリカの古書店から1月26日に購入した本が、今日届いてた。standard便だったはずだけど、約10日で届くとは・・・。

condition は very good って書かれてたけど、アメリカのvery goodと日本のでは、結構違うからねぇ~。実は心配していました。

案の定、梱包は透明なラップかけられて普通の厚紙(薄いけど)に包まれてたので、輸送中に一部角が剥き出しになったようで、へコンでるし・・・(鬱)。

ただ、以前に時祷書の洋書を購入した時もそうだったけど、思ったよりは悪くなくて安心しました。shippingが$13 で書籍代はそれよりも安い$11だったりする。

計24ドル。1円80円ちょっとだと2千円ぐらい。いくら円高とはいえ、安い!安過ぎる! 嬉しいけど・・・♪

大きさは28×20cmくらいの大型な本で当然ハードカバーだもん。25年ぐらい前の本で少々黴臭いのは仕方ないけど、カバーもちゃんとあるし、中は本当に綺麗。誰も読んでないのかもしんない?

綺麗にアルコールでお掃除してフキフキしたので、いい感じで宝物ですね♪ 中世美術の大家エミール・マールのシャルトル大聖堂本ですもん!ワ~イ!!

ただ、最初英語だとは知ってたので、エミール・マールが英語で書いた本だと思っていたのですが、英訳者が別にいるらしい。ちぇっ、残念。

購入時には全然気付きませんでした。ま、いっか。年代を経ても色褪せない写真も幾つか入っていますが、全部で189頁あるらしいので、現在の仕事絡みの問題が解決したら、まとまった時間を作ってどこかにこもって読もうっと! 楽しみです♪

海外から洋書を買うのは、バクチみたいな当たり外れがあるのでドキドキしちゃうんですよねぇ~。今回は、まあ中当たりぐらいでしょうか?こんなに大きな本とは知りませんでした。送料足りたんだろうか???
本のデータ:
Title: Chartres (Icon editions)
Author: emile male
Photos by Pierre Divinoy & Jacques Nestgen
Publisher: Harper & Row,First edition
189 pages
Binding: Cloth,Hardcover
chartresbook2.jpg

クロス装丁。この写真では分かり難いが右下に型押しがされている。

chartresbook3.jpg

背表紙も綺麗な状態です。中身はもっと綺麗なんですけどね(ニコニコ)。

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Hours of Catherine of Cleves 獲得までの経緯
「ゴシックの図像学」(上)エミール マール 国書刊行会
「シャルトル大聖堂」馬杉 宗夫 八坂書房
シャルトル大聖堂 ~パリ(7月5日)~
「シャルトルの大聖堂」ジャン・ジャック ブリズバール 西村書店
「シャルトル大聖堂」アンティークポストカード
「凍れる音楽-シャルトル大聖堂」~メモ
「Chartres Cathedral」Malcolm Miller  Pitkin
「大伽藍」ユイスマン 桃源社
ラベル:洋書 古書
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2009年02月02日

イタリアン・レストランでお誕生日

いつも行ってる馴染みのお店ですが、今回はツレの誕生日で静かにゆっくりと料理を楽しんできました(笑顔)。いつも本の紹介ばかりで味気ないのでたまには、食べ物も良いでしょう♪

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生ハムとルッコラのパルミジャーノサラダ

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海鮮グリルの盛り合わせ

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仔牛のミラノ風カツレツ

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ニョッキグラタン

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シンプルポモドーロ

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パエリア

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4種チーズのペンネ

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バースデーケーキ。

普段はイタリア・ワインが多いのだけれど、今回は相手の希望を優先してボルドーワインでした。結構、料理に合っていて、美味しかったです♪

個人的には、京芋のニョッキグラタンが絶品ですね! これを赤ワインで流し込むのが最高に美味しいのですよ~(満面の笑み)。

さて、今週は和食にでもしましょうか? お腹すいたかも~。
ラベル:料理
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2008年12月31日

ACCESS用VBAサンプルソース 20081231

・ACCESSのフォーム上にあるボタンをクリックして、EXCELの対象ファイルを開く
・その際、現在のフォーム上の値を取得し、EXCEL上の所定の場所に値を引き渡す


EXCELから特定の条件に合致するACCESS上のデータをテーブルから取得する部分は、別のところで既に利用していたのですが、ACCESSのフォーム上のデータをEXCELに渡すことができずに、四苦八苦しておりました(涙)。

年度内に解決して良かった!!

この部分ができないままで、部内では既に使用されていましたが、個人的には大変不満足で気になっていました。
(作業的な流れからも、ここで一旦止まってしまうからね)

他の庶務的な作業が多くて、じっくりプログラムをいじってられなかったのですが、26日にようやくまとまった時間がとれたので改良できた本当に良かったです。自画自賛であっても、他の部分と合わせてかなり機能的なツールになっているはず。

これ以上効果的にするには、業務プロセス自体の再構築必要だけど、ポジション的にできないもんなあ~。そこいら辺は大変はがゆいがしかたないですね。私が管理職の時は、業務フローから何から全て自分が中心になって決めて、作業ツールも作成(或いは外注)し、仕組みができたら、部下に振っていたが、まあ、なかなかそういう訳にもいきません。

その分、責任を負わなくてもいいのが救いかな? なんでもそうだけど、モノを作るのは楽しいな♪ バイヤーで新規商材を生み出すのも楽しいけど、プログラムを作り出すのも楽しい♪ 来年はWEB上で動くもの作りたいなあ~。
Private Sub excel起動_Click()
  Dim oApp As Object

  Set oApp = CreateObject("Excel.Application")
  oApp.Visible = True
  oApp.UserControl = True
  
  ’対象ファイルを開く  
  oApp.Workbooks.Open FileName:="C:\~~~~\~~~~\サンプル.xls"


  ’赤の部分がポイント。
  oApp.cells(3, 2).Value = Forms!練習.ID
  oApp.cells(3, 3).Value = Forms!練習.事項

End Sub
VBA関係の本はそこそこの数を読んだものの、イマイチ不明な部分も多く、ネットで調べて試行錯誤することが多かったりします。

今回のやり方は以下を参考にさせて頂きました。
Access2000 ADOでクエリーのレコードを参照 Excelへ出力

大変勉強になることが多いのですが、サイトの管理者様は自称「三流君」とおっしゃられてます。う~ん、そしたら、私は変わり者AB型の6流ぐらいなんだろうなあ~と思います。

まあ、それが事実なんで仕方ないですが、頑張ってスキルを向上させていきたいですね。来年の抱負としてはCを少々にSQLメインで頑張ろうっと!

目指せ!『データーベース系マーケッティング』って感じで、行きたいですね。未だに周囲からは、システム系の人と誤解されていますが、本来はバリバリの企画屋さんなんだけどなあ~。

美味しい日本酒を飲んで、少しテンションの高いalice-roomでした。皆さん、良いお年を!!

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excel用VBAサンプルソース 20080926
アクセスVBAでの作業メモ(20080515)
「Excelの極意(6)「VBA」を極める」早坂 清志 毎日コミュニケーションズ
「仕事に使える Excel マクロ&VBA の基本がマスターできる本」小館由典 インプレス
「実践VBAマクロプログラミング」森岡 邦雄 工学社
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2008年12月24日

2008年 クリスマスカード

kells20081224.jpg

今年のクリスマスカードとして知人に送ったもの。『ケルズの書』の四福音書記者の象徴が描かれています。
第一の生き物は獅子のようであり、第二の生き物は若い雄牛のようで、第三の生き物は人間のような顔を持ち、第四の生き物は空を飛ぶ鷲のようであった。
~ヨハネの黙示録より~
ケルズの書には、聖母の場面もあるのですが、ビジュアル的にこちらの方が私の好みってことで!

先月だったかな? 
芸大で『ケルズの書』のファクシミリ版を見たこともあり、実物ではないものの、その精巧さに感動したので、早速今年のデザインに決定!

数日前に実際にトリニティカレッジまで行って、「ケルズの書」を見た人にも出会って、なんか不思議な縁を感じます。やっぱり一度は観に行きたいですね♪

私へのサンタさんからのプレゼントは、【健康】をお願いします!!

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クリスマスカード
2007年 クリスマス・カード
聖ニコラウス伝承(巷にいうサンタクロースさん)
「ケルズの書」バーナード ミーハン 創元社
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2008年12月23日

未読本リスト(2008年12月23日現在)

う~ん、9月時点の未読本がほとんど残っているんだけど・・・ああ~どうすればいいの? 

読もうと思っていた本ばかりが溜まる一方だし、月一回の未読本リスト作成さえ、守れていないし・・・(鬱)。
<図書館本 未読分&読書中>
てくてく歩き12 京都
てくてく歩き13 奈良大和路
C++トレーニングブック これから始める人のC++プログラミング練習帳
世界一わかりやすいCプログラミングの授業
これだけで身につくC入門例題80
図解版 夢に日付を!~夢実現の手帳術~
<読みかけ放置>
はじめてのvisualbasic.net
元吉原考
証券アナリストのための企業分析
世界の古塔
<読了済み、ブログ記載無し>
キリストと黒いマリアの謎
英語の冒険
<未読本>
満鉄に生きて 
CHURCH WINDOWS(Stained glasss art in postcards)
暗黙知の共有化が売る力を伸ばす
かんたんプログラミング visualbasic.net
指導力の研究
鬼を斬る 藤木禀著
今日からはじめるTOEIC TEST
ORACLEデータベースの基本と仕組み
初級シスアド図解教本
海軍戦略 海軍司令部
シャルトル大聖堂 マルコム・ミラー
The Cathedrals of England
BT 1996年6月号増刊 ヨーロッパの美術館
CGI/PERL ハンドブック
ステンドグラス
ジャンヌ・ダルク処刑裁判
性の宗教
<読書予定リスト>
今日の早川さん coco
「キリスト教修道制の成立」
『諜報員たちの戦後』斉藤充功 角川書店
大航海時代叢書シリーズ『インディアス史』ラス・カサス
天才と分裂病の進化論』ディヴィッド・ホロビン 新潮社
『エリック・ホッファー自伝 構想された真実』作品社
『行動ファインアス』ダイヤモンド社
時載りリンネ! 1
クレジットスコアリング エリザベス メイズ シグマベイスキャピタル
室町小説集 花田 清輝
社会人のための東大科学講座
「トヨタ生産方式」ダイヤモンド社 大野耐一
「現場経営」日本能率協会マネジメントセンター 大野耐一
「決断」日経ビジネス文庫 豊田英ニ
機械の中の幽霊 アーサー ケストラー 筑摩書房
東アジアの巨大古墳 上田正昭、白石太一郎 大和書房
日本の地下人脈―戦後をつくった陰の男たち 岩川 隆 祥伝社
馬雲のアリババと中国の知恵 日経BP社
満鉄四十年史 満鉄会 吉川弘文館
紀田順一郎「永井荷風 その反抗と復讐」リブロポート
永井荷風「来訪者」
平井呈一「怪奇幻想の文学」全4巻 新人物往来社
フローラの神殿 荒俣宏 リブロポート
紙と羊皮紙・写本の社会史/箕輪成男
「NHK知るを楽しむ」の『私のこだわり人物伝』『澁澤龍彦 眼の宇宙』
Gothic Image   Emile Male
Religious Art in France of the Thirteenth Century  Emile Male
Medieval Birds in the Sherborne Missal (Medieval Life in Manuscripts) (Paperback) by Janet Backhouse (Author)
ベアトゥス黙示録註解―ファクンドゥス写本
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未読本リスト(2008年9月8日現在)
未読本リスト(2008年7月21日現在)
未読本リスト(2008年5月11日現在)
読本リスト(2008年1月14日現在)
ラベル:未読本 読書
posted by alice-room at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

食中毒、尿路結石、腰痛と続く2008年12月

今年は、病気やケガらしいことは11月まで殆どなかったのに、今月に入ってから、非常についていない。

最初に深夜の腹痛で、2時間我慢したがおさまらず、生まれて初めて(厳密には、赤ん坊の時にもあったらしいが、本人に記憶はない)、救急車で近所の病院に運び込まれることになった。

繰り返しの嘔吐と、腹痛。

病院では食中毒ということで、点滴を受けた後、数時間後には帰宅。数日休んだ後、会社に復帰するが、またも腹痛が再来し、緊急外来へ(今度は電車&タクシーで)。

病名がいつしか変わり、尿路結石に。激痛は、どうやらこの為らしい。幸い石は小さく、水分を大目にとって経過観察で良いとのことだったでした。

結論としては、その日のうちに石が排出したらしく、1週間後のレントゲンで確認できました。

しかし、尿路結石の為、身体の別な筋肉に負荷がかかったらしいのと、折り悪く、職場のレイアウト変更や新規入社に伴うPC設定&移動が重なり、PC筐体の移動作業等で、腰に無理な力が加わったようで、今度は腰痛に。

自宅近くの整骨院に行きましたが、筋肉繊維の断裂などではなく、筋肉の疲労蓄積などによるものではと言われました。

高周波治療&マッサージ&温湿布を継続しています。うっ、腰痛い!

今月の目標としては、C言語関係の本3冊と札所の縁起関係の本の読了があったのですが、腰が痛くて何にもする気になれません。ふう~、腰痛いと集中力が減退するねぇ~。

通勤途上の読書さえ、辛いんだもん。困った!

今週末の京都旅行も、あまりあちこち回れないなあ~(涙)。今年はあまりついてない一年だったかもしれませんね。株も5割ぐらいの評価損だしなあ~。

厄年でも前厄でもないんだけど・・・・。

もっとも、入院するほどの大病でもないし、全財産を失った訳でもないので、小さな不幸で良かったと考えるべきかもしれません。

健康の大切さを改めて痛感するいい契機になりました。何事にも意義があるんでしょうし、生かしていきたいですね。勉強ができないので健康について少し考えてみたいと思います。

スポーツクラブ通いを復活させようかなあ~? 最近、散歩時間が少ないのも良くなかったかもしれません。健康は、『幸福』の前提条件ですね。前提無しには、幸せになれません!

こんな時に、イグナティウス・ロヨラの自叙伝を読んでいるのですが、妙に分かるような気持ちになります♪
ラベル:病気
posted by alice-room at 08:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2008年12月16日

HD103UI (1TB SATA 300 5400)のHDDが7980円也

本当はUMPC(ネットブック)を買おうと、いろいろと比較してたんだけど・・・。通勤の往復って貴重な読書時間でPCやってる暇ないんだよねぇ~。最近は、旅にもあまり出ていないし・・・。

どうせ、家と職場の両方でPCは常に触れてるし・・・。

キングジムのポメラが微妙だったりする。ずっと注目していたし、実物もいじってみたんですが、どうしてもアレに2万円以上かけるのには、抵抗感があって。デルやHPが出してくれれば絶対に1万円以下にできるだろうけど、ニッチ過ぎて手掛けてくれないだろうなあ~。はあ~、残念!

気がつくとPCパーツを見ていたりする。

すると、既にHDDが一杯で困っていた私には、すぐにでも役立つHDDの膨大な容量が目に付きました! ソフマップのネット限定品で1TBが8千円!! これって凄くない?!

SAMSUNHDD1TB.jpg


サムソンの製品サイト(HD103UI)
【スペック】
Drive Configuration
Capacity * 1 TB
Interface Serial ATA 3.0Gbps
Buffer DRAM Size 32 MB
Byte per Sector 512 bytes
Rotational Speed 5400 RPM
Performance Specifications
Average Seek time(typical) 8.9 ms
Average Latency 5.52 ms
Data Transfer Rate / Media to/from Buffer(Max.) 140 MB/sec
Data Transfer Rate / Buffer to/from Host(Max.) 300 MB/sec
Drive Ready Time(typical) 12 sec
Reliability Specifications
Non-recoverable Read Error 1 sector in 10^15 bits
Start/Stop Cycles 50,000
Acoustics
Idle 2.70 Bel
Performance Seek 2.90 Bel
去年の6月末に九十九電気で購入した日立のバルク品HDD(HDT725032VLA360)は320GBで7999円。その三倍の容量で正規リテール品が限定品と言っても7980円(3千円以上送料無料)だもん!

いやあ~、メモリの価格暴落速度も恐ろしいが、HDDも凄いとしか言いようがないですね。1TBでこの価格ってねぇ~。業界関係者でなくって本当に良かったと思います。

それはそうと、思いっきりの価格下落の恩恵をこうむろうと考えた私ですが、調べてみるとHDDメーカーの定番の WESTERN DIGITAL とかも同じ価格であったりする。

まさかサムソンがHDDを出しているなんて、知らなかったので、定番メーカーの方がいいかなあ~と思っていたのですが、ネット上のレビューを見ると、断然サムソンのこちらのHDDの方が静からしいです。WESTERN DIGITAL が結構うるさいそうで静音性では駄目みたい。

実はバルク品で購入した日立のHDDは、PCに内蔵しているんですが、そちらは日立のサイトで提供されているツールを使用して静音性を向上させてます。比較してみると、その日立のHDDよりもサムソンの方がはるかに静か。

今後、使用を継続して安定性とかも確認してみないと分かりませんが、サムソンのこのHDDって、結構、当たりだったかも?(笑顔)

ちなみに、外付け用アルミボディケース(GW3.5AI-SU2)の中にサムソンのHDDを突っ込んで、USB2.0で使用していますが、実に快適です。

さすがに1TBのフォーマットなんで、パーティションを300、300、400GBと三つに切った後、あちこちの外付けHDDからバックアップ用にデータをコピーしてたら、トータルで8時間以上かかったかな? 

気が遠くなりそうでしたが、その間、使用していてもほとんど熱くもならなかったし、感動しました!(まあ、冬で室温が18~20度だったこともあるかもしれないが)

むしろデータの移動元である外付け用のバッファローHDD(320GB)の方が熱くなってたもの。しっかし、静かだなあ~。サムソンのスペック表にも書かれてますが、Acousticsの項目で Performance Seek 2.90 Bel だもんね。

でも、まだまだデータの分散したHDDから、整理していかないといけないんだよねぇ~。大変だあ~。  
ラベル:HDD PCパーツ 1TB
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2008年12月01日

日経新聞 経済教室「比較サイト普及とネット上での価格形成」2008年11月28日 

2008年11月28日の日経の朝刊に載っていた記事がなかなか面白かったのでメモ。

一橋大学物価研究センターと価格ドットコムとの共同プロジェクト。
全商品をバーコード単位で定義したうえで、それぞれの商品を扱っている各店舗がおのおの何時何分何秒に価格を変更したか、それに対して利用者がいつ特定の店舗をクリックし購入したかの履歴からの分析。

ネット普及当初は一物一価の法則で一番安い店の一人勝ちが想定されたが現実は全く異なったものだった。最安値以外の店でも購入者が存在する。

価格は需要の強い繁忙期に大きく下げ、需要の弱い閑散期に若干戻すというパターンを繰り返す。教科書的な需要が強いと価格が上がるのとは正反対の現象が起きている。

消費者が実際に購入する価格の変動の大部分が流通段階で創出されていることを示唆する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これって、経済学的にも面白いがマーケティング的にも、非常に興味深い。

この記事では触れられていないが、繁忙期に価格が下げられる商品は、人気が高い商品であり、それを安く売る店とは、全体的にモノを安く売っている店(=シグナル)としてのイメージ向上に大きく資する。宣伝効果を考慮しても、トータルで売上が増すと思われる。

また、安く売ることで単位当たりの利益率は減少しても、ネットのような世界では、その減少率以上に販売個数の増分率が期待でき、トータル利益の向上につながるのも容易に想定できる(ベタな価格弾力性の話です)。

企業サイドでの価格引下げ行動も、実に合理的なものと考えられるだろう。こういうのって楽しいんだよね。でもって、それを踏まえた販促企画で利益が上がると更に愉快♪ う~やっぱりマーケティング職に戻りたいなあ~。


ラベル:日経新聞 価格
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2008年11月04日

第49回東京名物神田古本まつり(11月1日)

furuhonmaturi1.jpg

例年通り、神田の古本まつりへと行ってきた。まずは、いつも行くロシア料理を食べて軽くウォッカを2杯ショットで飲んで、テンションを軽くあげてから向かう!

今回は、他に用事があったので出掛けるのが遅れたのでいつも以上の混み具合にいささか滅入る。だって、人が多くて本がゆっくり見れないんだもん。

しかたないので、人の間からタイトルだけを垣間見て、掘り出し物がないかとうかがうので精一杯。定価の50%offなどもたくさんあったが、欲しい本でなければ意味無いしねぇ~。

すずらん通りは、出版社ごとに分かれているのでおおよその推測がつくのでめぼしいところはしっかりと、そうでないところはほとんど素通りでチェックしていく。

furuhonmaturi2.jpg

その後は、通常の古書店の並びへ。先々週に店の中は見ているので、歩道沿いに並んでいるところだけを流れに負けずに覗き込む。いやあ~、不況のせいかマスメディアのせいか、いつも以上に盛況のようだ。でも、私の欲しいマイナーな本はあまり無い。

まあ、読むだけなら先週もうろついていたが、国会図書館で読めばいいんだけどね。気に入ったものは手元に置いておきたいんだけど・・・。

今回の収穫本:
「ダーティペアの大活躍」高千穂遥
「ダーティペアの大冒険?」高千穂遥
「敵は海賊」神林長平
「るんるんカンパニー」とり・みき
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上、サイン本

「ゴシック美術形式論」・・・綺麗な割に、値段が格安だった
「THE ALHAMBRA AND THE GENERALIFE」・・・洋書だがアルハンブラ宮殿の解説書

まあ、掘り出し物は無かったけど、去年買えなかった本が買えたので良かったです(笑顔)。しかし&しかし、欲しい本は見つからなかったのでネットで探さないとなあ~。

またまた本の置き場所に困る日々です(鬱)。

madonna112jpg.jpg

その後は、上野の国立博物館へ行って「親指のマリア」1点だけを見た後、芸大の図書館で展示されているケルズの書のファクシミリ版を見てきました。

夜は、お刺身の美味しいお店で日本酒を飲んで楽しく過ごしました♪

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第48回東京名物・神田古本まつり
第48回東京名物・神田古本まつり~其の二
神田古本まつり 10月29日
ラベル:古書 神田
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2008年11月02日

日泰寺 本物のお釈迦様の遺骨(仏舎利)があるお寺

今、読んでいる「世界の古塔」という本の中の文章を見て驚いた!

お釈迦様の本物の遺骨が19世紀に発見され、その一部が日本にも送られてとあるお寺に祀られているというのだ。そりゃ、胡散臭い「イエスの墓」とか「楊貴妃の墓」とかの話は知ってますが、本物なの??

大いなる疑問を持った無知な私は、そんな話を一度も聞いたことがなかったので調べてみると・・・・

な・なんと! 外務省のサイトにその記事が!!

すっげぇ~、国家のお墨付きかよ~。驚愕の余り、柄が悪くなってしまいました。しかし、それっくらいの驚きですね、本当に。

何故か名古屋にあるし、宗派を超えてるし、住職も持ち回りですか?

しかし、正真正銘本物の聖遺物じゃないですか? 時代が違うとはいえ、まさに巡礼者が押し寄せてもいいと思うのですが・・・絶対、ご利益ありそうなのに・・・?

聖遺物により奇蹟とかは起らないんだろうか? 中世とは違い、今の日本では奇蹟が生じないんですね。残念です。でも、今度行ってみたいなあ~。

nititaiji.jpg

日タイ修交120周年~外務省のサイト
【以下、外務省のサイトより転載】
日泰寺

 愛知県名古屋市に日泰寺というお寺があります。日泰寺は、1900年にシャム(現在のタイ)国王から贈られた仏舎利、つまり釈迦の遺骨を奉安するために1904年に創建され、「日本とタイの寺院」という意味で日泰寺と名付けられました。御本尊はこの御真骨と、同じくシャム国王から贈られた釈尊金銅仏であり、御真骨を安置する奉安塔は1918年に、釈尊金銅仏を安置する新しい本堂は1984年に完成しました。この日泰寺は、仏教徒にとって最も価値のある真の仏舎利を奉安していることからもいずれの宗派にも属さない日本で唯一の超宗派寺院であり、19宗派の管長が輪番制によって3年交代で住職を務めている特異な寺院です。その敷地は10万坪と広大で、現在は桜やツツジのお花見や観月の名所として親しまれています。

日泰寺ができるまで

 1898年、イギリス人のウィリアム・ペッペという人がネパール国境に近いインド北部で人骨の納められた古い壷を発見しました。その壷に刻まれていた古代文字を解読したところその人骨は仏舎利であることが判明し、当時インドを治めていたイギリス政府は仏教国であるタイ王国(当時のシャム)のチュラーロンコーン国王陛下に寄贈しました。そこからビルマ(現ミャンマー)やセイロン(現スリランカ)、日本といった国々に分与されました。建立地は仏教各宗派の代表と協議の結果名古屋市となり、山号は釈迦を意味する「覚りの王」の覚王山となりました(所在地は現在の愛知県名古屋市千種区法王町1-1)。当初の名前は日暹寺でしたが、1932年にシャムからタイに国名が変更されたのをうけて、1941年に日泰寺と改称されました。

建立記念行事とタイ要人の参詣

 日泰寺は二国間の良好な関係を表すものであり、タイ国王室の方々も訪れていらっしゃいます。1931年にはラマ7世陛下と王妃陛下、1963年には現国王のプミポン国王陛下(ラマ9世)と王妃陛下がご参詣され、日タイ修好100周年にあたる1987年にはチュラーロンコーン大王像建立祝賀法要にワチラロンコーン皇太子殿下に御臨席を賜りました。また毎年10月23日のチュラーロンコーン大王記念日には、タイ政府関係者や在日タイ人が献花に訪れています。日泰寺は2000年6月15日にチュラーロンコーン大王からの釈尊御真骨及び釈尊金銅仏拝受100年を祝い、2004年11月15日には建立100 周年記念法要を行いました。
 2月15日の涅槃会、4月8日の花祭り、6月15日の奉安記念法要、11月15日の奉還記念法要12月8日の成道会など年に数回は仏舎利を拝観することができます。

在京タイ王国大使館のサイト
【在京タイ王国大使館のサイトより転載】
覚王山日泰寺の歴史

1898年、英国人考古学者が、ネパールに程近いインド北部の古墳での発掘作業中に、人骨が納められた西暦紀元前3世紀頃の古代文字が刻み込まれた壷を発見しました。
その壷を採取、文字を解読したところ、中に納められた人骨は仏舎利であることが判明、つまりは釈尊なる人物はこの地上に実在しなかったとする見方を覆し、その実在が立証されたわけであり、この発見はアジアにおける一大発見となりました。
当時インドを治めていた英国政府は、こうした真の仏舎利は仏教徒にとって最も価値あるものと考えました。タイ王国(当時のシャム)が唯一の独立国家としての仏教国であったため、タイ国王が当時世界で唯一仏教を守る人物であると理解したインド政府は、この仏舎利をチュラーロンコーン国王陛下に寄贈、国王陛下はバンコクのワットサケート寺のプーカオ・トーン(黄金の丘)の仏塔に安置されました。
その後日本を始め仏教を信仰する各国の僧侶、外交団等からこの仏舎利を分与して欲しい旨依頼があり、国王陛下は仏舎利をこれらの国々に分与、日本に関しては宗派を特定しない日本のすべての仏教徒に対する贈り物としてお分けになられたのです。
日本仏教各宗管長は御真骨を自国に持ち帰るためにバンコクに使節団を派遣、1900年6月15日にチュラーロンコーン国王陛下より御真骨を拝受、御真骨奉安のための寺院を超宗派で建立することをお約束申し上げたところ、御本尊にと釈尊金銅仏及び建立費の一部を下賜されました。この釈尊金銅仏は大変美しくまた伝統あるもので、当時のタイ国にとって重要な芸術品のひとつでした。
使節団がタイ国から帰国後、仏教各宗派の代表と協議した結果、名古屋市民の要望が強かったことから名古屋に新寺院及び奉安塔を建立することになりました。そして、タイと日本の友好を象徴する日泰寺が1904年11月15日に名古屋(現在の愛知県名古屋市千種区法王町1-1)に誕生しました。
釈尊御真骨を安置する奉安塔は、東京大学伊東忠太教授の設計により1918年に完成しました。この奉安塔は伊東教授の代表作となり、後々日本国内で壮麗な仏教建築と賛辞を受けることになります。
タイ国から拝受した釈尊金銅仏を安置する新しい本堂は1984年に完成しました。プミポン・アドゥンヤデート国王陛下にこの新本堂の完成を御報告申し上げたところ、金銅釈迦如来像と直筆の勅額一面を下賜されました。勅額にはタイ文字で「釈迦牟尼仏」と記され、両脇にはそれぞれプミポン国王陛下とチュラーロンコーン大王の御紋章が刻まれており、現在は本堂外陣正面に掲げられています。
その名が「日本とタイの寺院」という意味を持つ日泰寺は、二国間の良好な関係を表す寺院であり、いずれの宗派にも属していない単立寺院であって、その運営に当たっては現在19宗派の管長が輪番制により3年交代で住職を務めるという、日本でも特異な仏教寺院です。
日泰寺は、チュラーロンコーン大王が日本人仏教徒のためにと釈尊の御真骨と釈尊金銅仏を下賜されたことから建立された寺院で、タイ国にとても近い存在です。特にタイ国王室との関係は特別なものがあり、王族の方々が幾度となく訪れていらっしゃいます。1931年、訪日中でいらっしゃったプラチャティポック国王陛下(ラマ7世)とラムパイパンニー王妃陛下が日泰寺を御参詣され、1963年にはプミポン・アドゥンヤデート国王陛下、シリキット王妃陛下も御参詣されました。また、日・タイ修好百周年に当たる1987年、日泰寺は本堂前にチュラーロンコーン大王像を建立、同年9月27日の祝賀法要にはワチラロンコーン皇太子殿下に御臨席を賜り、銅像の除幕式を執り行いました。
毎年10月23日のチュラーロンコーン大王記念日には、タイ政府関係者及び在日タイ人が、大王の慈悲深い御心を今一度思い起こすために献花に伺っております。
日泰寺は、2000年6月15日にチュラーロンコーン大王からの釈尊御真骨及び釈尊金銅仏拝受百周年を祝い、また2004年11月15日には建立百年記念法要を執り行いました。
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2008年09月27日

excel用VBAサンプルソース 20080926

【メモ】・・・・赤字部分参照 
EXCELからACCESSのデータを呼び出し、検索キーに該当するデータを取り出す時、変数が利用できずに大変苦労した!

エラー処理

アラートの停止
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Option Explicit

Sub 住所データ()

 Sheets("入力用").Unprotect
 Dim 検索番号 As String
 検索番号 = Range("c30").Value

 Sheets("入力用").Range("31:32").Delete

'宛名ラベル.mdb(アクセス)から、顧客番号を検索キーとして住所データを抽出

 With ActiveSheet.QueryTables.Add(Connection:=Array(Array( _
   "ODBC;DSN=MS Access Database;DBQ=~~~\02.顧客宛名ラベル作成\宛名ラベル作成.mdb;DefaultDir=~~~\02.顧客宛名ラベル作成;DriverId=25;F" _
   ), rray("IL=MSAccess;MaxBufferSize=2048;PageTimeout=5;")), Destination:=Range("C31"))
   .CommandText = Array( _
    "SELECT 宛名用住所DB準備.顧客番号, 宛名用住所DB準備.郵便〒, 宛名用住所DB準備.住所, 宛名用住所DB準備.氏名" & Chr(13) & "" & Chr(10) & "FROM 宛名用住所DB準備 宛名用住所DB準備" _
    & Chr(13) & "" & Chr(10) & "WHERE (宛名用住所DB準備.顧客番号="& 検索番号 & ")")
    .Name = "MS Access Database からのクエリ_1"
    .FieldNames = True
    .RowNumbers = False
    .FillAdjacentFormulas = False
    .PreserveFormatting = True
    .RefreshOnFileOpen = False
    .BackgroundQuery = True
    .RefreshStyle = xlInsertDeleteCells
    .SavePassword = False
    .SaveData = True
    .AdjustColumnWidth = False
    .RefreshPeriod = 0
    .PreserveColumnInfo = True
    .Refresh BackgroundQuery:=False
  End With

  Range("c30:f32").Font.ColorIndex = 2
  Sheets("入力用").Protect

'初期契約手数料シート上へ転記
  Sheets("初期契約手数料").Range("c5").Value = Sheets("入力用").Range("d32").Value
  Sheets("初期契約手数料").Range("c6").Value = Sheets("入力用").Range("e32").Value
  Sheets("初期契約手数料").Range("c8").Value = Sheets("入力用").Range("d30").Value
  Sheets("初期契約手数料").Range("f9").Value = Sheets("入力用").Range("e30").Value

'お知らせシート上へ転記
  Sheets("お知らせ").Range("c5").Value = Sheets("入力用").Range("d32").Value
  Sheets("お知らせ").Range("c6").Value = Sheets("入力用").Range("e32").Value
  Sheets("お知らせ").Range("c8").Value = Sheets("入力用").Range("d30").Value
  Sheets("お知らせ").Range("f9").Value = Sheets("入力用").Range("e30").Value

End Sub

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Sub kokyaku_sort()
'マクロ記録日 : 2008/9/25

'事前準備の確認を表示
  Dim 事前準備 As String

  事前準備 = MsgBox("DWHからの xxx01.csv を更新しないと、" & vbCr & "『送付先更新日』 が更新されません。" _
  & vbCr & vbCr & "処理を継続しますか?" _
  , vbDefaultButton1 + vbOKCancel, "事前準備の確認")


'処理作業を継続させるか否かの分岐処理
  If 事前準備 = vbCancel Then
      MsgBox ("処理を中止しました。")
      Exit Sub
  End If

'----------------------------------------------------------------------------------
' cc対応 Macro ・・・CC対応準備シートのA~C列をE~Gにコピーし、顧客番号・完了日の順に降順で並び替え

  Sheets("CC対応準備").Select
  Range("A6:C6000").Select  
  Selection.Copy
  Range("E6").Select
  Selection.PasteSpecial Paste:=xlPasteValues, Operation:=xlNone, SkipBlanks _
    :=False, Transpose:=False

  Range("E6:G6000").Select
  Selection.Sort Key1:=Range("E7"), Order1:=xlDescending, Key2:=Range("G7") _
    , Order2:=xlDescending, Header:=xlGuess, OrderCustom:=1, MatchCase:= _
    False, Orientation:=xlTopToBottom, SortMethod:=xlPinYin, DataOption1:= _
    xlSortTextAsNumbers, DataOption2:=xlSortNormal
'----------------------------------------------------------------------------------
' 在庫件数 Macro
'変数の宣言
  Dim 在庫件数 As Integer
  Dim 処理済件数 As Integer
  Dim 再送付検印者 As String
  Dim 破棄検印者 As String
  Dim 返戻理由 As String
  Dim 理由1 As Integer
  Dim 理由2 As Integer
  Dim 理由3 As Integer
  Dim 理由4 As Integer
  Dim 理由5 As Integer
  Dim 理由6 As Integer
  Dim i As Integer
  Dim 対象件数 As Integer

  Sheets("管理シート").Select

'『対象件数=在庫件数+処理済件数』
  対象件数 = 9999 - WorksheetFunction.CountIf(Sheets("管理シート").Range("b1:b10000"), "")


'在庫と処理済み件数の計算
  For i = 3 To 対象件数 + 2
  再送付検印者 = Sheets("管理シート").Cells(i, 17).Value
  破棄検印者 = Sheets("管理シート").Cells(i, 20).Value

   If 再送付検印者 = "" Then
     If 破棄検印者 = "" Then
      在庫件数 = 在庫件数 + 1
 '返戻理由の内訳を計算
      返戻理由 = Left(Cells(i, 4), 3)
        Select Case 返戻理由
          Case "転居の"
            理由1 = 理由1 + 1
          Case "転居先"
            理由2 = 理由2 + 1
          Case "あて所"
             理由3 = 理由3 + 1
          Case "転送不"
             理由4 = 理由4 + 1
          Case "保管期"
             理由5 = 理由5 + 1
          Case Else
             理由6 = 理由6 + 1
          End Select
        Else
          処理済件数 = 処理済件数 + 1
      End If
    Else
      処理済件数 = 処理済件数 + 1
   End If
  Next

  Sheets("在庫管理").Range("c3").Value = 対象件数
  Sheets("在庫管理").Range("c9").Value = 在庫件数
  Sheets("在庫管理").Range("c10").Value = 処理済件数

  Sheets("在庫管理").Range("G11").Value = 理由1
  Sheets("在庫管理").Range("G12").Value = 理由2
  Sheets("在庫管理").Range("G13").Value = 理由3
  Sheets("在庫管理").Range("G14").Value = 理由4
  Sheets("在庫管理").Range("G15").Value = 理由5
  Sheets("在庫管理").Range("G16").Value = 理由6
'----------------------------------------------------------------------------------
' 送付先更新日 Macro
'変数の宣言
  Dim 送付先更新日 As String
  Dim 顧客番号 As String
  Dim j As Integer

'「送付先更新日作業用」と名付けた新規シートを追加&アラートの停止&復活
  Application.DisplayAlerts = False
  Sheets("送付先更新日作業用").Delete
  Sheets.Add.Name = "送付先更新日作業用"
  Application.DisplayAlerts = True

'「送付先更新日作業用」上記シート上にcsvファイルのデータを取り込み
  Cells.Select
  With ActiveSheet.QueryTables.Add(Connection:= _
    "TEXT;~~~\02.顧客宛名ラベル作成\xxx01.csv", Destination:=Range("A1"))
    .Name = "xxx01"
    .FieldNames = True
    .RowNumbers = False
    .FillAdjacentFormulas = False
    .PreserveFormatting = True
    .RefreshOnFileOpen = False
    .RefreshStyle = xlInsertDeleteCells
    .SavePassword = False
    .SaveData = True
    .AdjustColumnWidth = True
    .RefreshPeriod = 0
    .TextFilePromptOnRefresh = False
    .TextFilePlatform = 932
    .TextFileStartRow = 1
    .TextFileParseType = xlDelimited
    .TextFileTextQualifier = xlTextQualifierDoubleQuote
    .TextFileConsecutiveDelimiter = False
    .TextFileTabDelimiter = True
    .TextFileSemicolonDelimiter = False
    .TextFileCommaDelimiter = True
    .TextFileSpaceDelimiter = False
    .TextFileColumnDataTypes = Array(1, 1, 2, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1)
    .TextFileTrailingMinusNumbers = True
    .Refresh BackgroundQuery:=False
  End With

'「顧客番号」の列を切り取って、第1列に挿入
  Columns("C:C").Select
  Selection.Cut
  Columns("A:A").Select
  Selection.Insert Shift:=xlToRight
  On Error Resume Next

'処理をする件数は、実際に当社受入日が入力されている件数(=対象件数)を加えたもの
  For j = 3 To 対象件数 + 2
    送付先更新日 = ""
    顧客番号 = WorksheetFunction.Trim(Sheets("管理シート").Cells(j, 6).Value)

    送付先更新日 = WorksheetFunction.VLookup(顧客番号, Sheets("送付先更新日作業用").Range("a2:c3000"), 3, False)

    Sheets("管理シート").Cells(j, 10).Value = Mid(送付先更新日, 1, 4) & "/" & Mid(送付先更新日, 5, 2) & "/" & Mid(送付先更新日, 7, 2)
  Next j

  On Error GoTo 0

'「送付先更新日作業用」シートは非表示にしておく
  Sheets("送付先更新日作業用").Visible = False

'作業完了メッセージ表示
  MsgBox ("更新作業完了しました。")
End Sub

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Sub お知らせ作成_入力用() ・・・・・20080919 最新版

'変数を宣言。手数料金額(月間基本)を m とする
  Dim m As String
  Dim 行 As String
  Dim 列 As String  
  Dim 振替日FLG As String
  Dim 振替日 As String
  Dim 振替日区分 As String

  Dim 請求件数As Integer
  Dim 請求金額 As Integer
  Dim 振替不能件数 As Integer
  Dim 振替不能金額 As Integer
  Dim 振替済件数 As Integer
  Dim 振替済金額 As Integer
  Dim 資金不足件数 As Integer
  Dim 資金不足金額 As Integer
  Dim 取引なし件数 As Integer
  Dim 取引なし金額 As Integer
  Dim 預金者都合停止件数 As Integer
  Dim 預金者都合停止金額 As Integer
  Dim 依頼契約なし件数 As Integer
  Dim 依頼契約なし金額 As Integer
  Dim 委託者都合停止件数 As Integer
  Dim 委託者都合停止金額 As Integer
  Dim その他件数 As Integer
  Dim その他金額 As Integer

' シート非表示
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Visible = False
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Visible = False

' 「入力用」シートで指定された条件に合う振替日を探す
  振替日区分 = Sheets("入力用").Cells(10, 5).Value
  行 = WorksheetFunction.Match(Sheets("入力用").Range("d10"), Sheets("口座振替").Range("a1:a226"), 0)
  列 = WorksheetFunction.Match(Sheets("入力用").Range("c10"), Sheets("口座振替").Range("a3:ca3"), 0)

  Select Case 振替日区分
    Case "a"
      If 振替日区分 = Sheets("口座振替").Cells(5, 列).Value Then
        Else
          MsgBox ("振替日区分が間違っています。確認して下さい。")
          GoTo 200
      End If
    Case "b"
      列 = 列 + 1
      If 振替日区分 = Sheets("口座振替").Cells(5, 列).Value Then
        Else
          MsgBox ("振替日区分が間違っています。確認して下さい。")
          GoTo 200
      End If
    Case "c"
      列 = 列 + 2
      If 振替日区分 = Sheets("口座振替").Cells(5, 列).Value Then
        Else
          MsgBox ("振替日区分が間違っています。確認して下さい。")
          GoTo 200
      End If

    Case "d"
      列 = 列 + 3
      If 振替日区分 = Sheets("口座振替").Cells(5, 列).Value Then
        Else
          MsgBox ("振替日区分が間違っています。確認して下さい。")
          GoTo 200
     End If

    Case "e"
      列 = 列 + 4
      If 振替日区分 = Sheets("口座振替").Cells(5, 列).Value Then
        Else
          MsgBox ("振替日区分が間違っています。確認して下さい。")
          GoTo 200
      End If

    Case "f"
      列 = 列 + 5
      If 振替日区分 = Sheets("口座振替").Cells(5, 列).Value Then
        Else
          MsgBox ("振替日区分が間違っています。確認して下さい。")
          GoTo 200
    End If
  End Select

  振替日FLG = Right(Sheets("口座振替").Cells(行, 列).Value, 2)

'口座振替シート上から、該当する数値をpickup
  振替日 = Sheets("口座振替").Cells(行, 列).Value
  請求件数 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 1, 列).Value
  請求金額 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 2, 列).Value
  振替不能件数 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 3, 列).Value
  振替不能金額 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 4, 列).Value
  振替済件数 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 5, 列).Value
  振替済金額 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 6, 列).Value
  資金不足件数 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 7, 列).Value
  資金不足金額 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 8, 列).Value
  取引なし件数 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 9, 列).Value
  取引なし金額 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 10, 列).Value
  預金者都合停止件数 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 11, 列).Value
  預金者都合停止金額 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 12, 列).Value
  依頼契約なし件数 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 13, 列).Value
  依頼契約なし金額 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 14, 列).Value
  委託者都合停止件数 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 15, 列).Value
  委託者都合停止金額 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 16, 列).Value
  その他件数 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 17, 列).Value
  その他金額 = Sheets("口座振替").Cells(行 + 18, 列).Value

'口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)シートへ該当数値を転記
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("o26").Value = 振替日
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("m29").Value = 請求件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("ac29").Value = 請求金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("m30").Value = 振替不能件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("ac30").Value = 振替不能金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("m31").Value = 振替済件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("ac31").Value = 振替済金額

  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("q36").Value = 資金不足件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("ab36").Value = 資金不足金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("q37").Value = 取引なし件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("ab37").Value = 取引なし金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("q38").Value = 預金者都合停止件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("ab38").Value = 預金者都合停止金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("q39").Value = 依頼契約なし件数

  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("ab39").Value = 依頼契約なし金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("q40").Value = 委託者都合停止件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("ab40").Value = 委託者都合停止金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("q41").Value = その他件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Range("ab41").Value = その他金額

'口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)シートへ該当数値を転記
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("o24").Value = 振替日

  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("m27").Value = 請求件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("ac27").Value = 請求金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("m28").Value = 振替不能件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("ac28").Value = 振替不能金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("m29").Value = 振替済件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("ac29").Value = 振替済金額

  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("q34").Value = 資金不足件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("ab34").Value = 資金不足金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("q35").Value = 取引なし件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("ab35").Value = 取引なし金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("q36").Value = 預金者都合停止件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("ab36").Value = 預金者都合停止金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("q37").Value = 依頼契約なし件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("ab37").Value = 依頼契約なし金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("q38").Value = 委託者都合停止件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("ab38").Value = 委託者都合停止金額
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("q39").Value = その他件数
  Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Range("ab39").Value = その他金額

'削除内容確認アラートの停止&復活
  Application.DisplayAlerts = False
  Sheets("口振委託者一覧").Delete
  Application.DisplayAlerts = True

  Workbooks.Open Filename:=("~~~\26.口座振替\01.委託者一覧表\委託者一覧表.xls")
  Sheets("口振委託者一覧").Select
  Sheets("口振委託者一覧").Copy Before:=Workbooks("口座振替.xls").Sheets(1)
  Workbooks("委託者一覧表.xls").Close SaveChanges:=False

'手数料金額(月間基本)が「無料」か否かの振り分け
  m = WorksheetFunction.VLookup(Sheets("入力用").Cells(10, 3).Value, Sheets("口振委託者一覧").Range("a4:ac100"), 7, False)

  If m = "無料" Then
    Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Visible = True
    Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Activate

'振替日FLGが16日以降か否かで判断
   ElseIf 振替日FLG > "15" Then
       Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Visible = True
       Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料有り)").Activate
      Else
        Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Visible = True
        Sheets("口座振替結果のお知らせ(月間手数料無し)").Activate
  End If

200
End Sub
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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ラベル:VBA EXCEL
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2008年09月08日

未読本リスト(2008年9月8日現在)

どうやっても読書速度が購入速度に匹敵しない絶望的な闘いの中、今日も何故か本を買ってしまう。毎週図書館で本を返す一方で、同数の本を借りてしまう自転車操業、キリがない・・・。

それでも毎日1回は本屋を物色し、時々はネットの古書店やamazonから本を買ってしまうのは何故なの???

これから読む本のリストも別途あるのだけれど、さて、どれから読むべきか???
<本日の購入本>
失敗学のすすめ
トヨタ伝
SEのふしぎな職場
戦略的データベース・マーケティング
<図書館本 未読分>
パルタイ
悪魔のダンス
<読みかけ>
THE TOYOTA WAY・・・130頁
売春の社会学・・・19頁
はじめてのvisualbasic.net・・・113頁
元吉原考・・・82頁
証券アナリストのための企業分析・・・135頁
キリストと黒いマリアの謎・・・
ローマの歴史・・・254頁
<未読本>
日経ソフトウエア 2008年 08月号
日経ソフトウエア 2008年 09月号
満鉄に生きて 
CHURCH WINDOWS(Stained glasss art in postcards)
世界の古塔
暗黙知の共有化が売る力を伸ばす
かんたんプログラミング visualbasic.net
王朝妖狐譚
英語の冒険
30代から始める頭のいい勉強術
指導力の研究
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鬼を斬る 藤木禀著
今日からはじめるTOEIC TEST
ORACLEデータベースの基本と仕組み
初級シスアド図解教本
海軍戦略 海軍司令部
シャルトル大聖堂 マルコム・ミラー
The Cathedrals of England
BT 1996年6月号増刊 ヨーロッパの美術館
CGI/PERL ハンドブック
ステンドグラス
ジャンヌ・ダルク処刑裁判
性の宗教
う~ん、明らかに今年に限定してもここから漏れているのがだいぶある感じだが、時間のロスだから、これ以上はいったん無視しとこうっと。

もうちょい、読みかけ本、整理したいなあ~♪
ラベル: 読書
posted by alice-room at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2008年08月31日

ウィルス(Infostealer.Gampass)に感染した。駆除できたけど・・・。

某mp3ファイルを再生しようとしたら、avastでウィルスが見つかったとアラートが出た。
速攻で削除した後、PCにスキャンをかけたけど、その時は何も検出されなかった。ad-awareやspy-botでも検出せず。

ただ、ウィルス対策ソフトはどの製品でも万能ではないので、シマンテックのオンラインスキャンをかけてみる。
シマンテックのサイト 右下のsecurity checkね。

そしたら、以下のメッセージ。
C:\WINDOWS\system32\KarnaeghDrv.dll は Infostealer.Gampass に感染しています。
C:\WINDOWS\system32\sonC32drv.dll は Infostealer.Gampass に感染しています。
シマンテックのサイトでは駆除方法が載っているけど、検出だけで駆除はできないのでネットでググってみる。

定番の『アダ被』のサイトやOKWAVEにも記述があったので、まずはシステム復元を無効にして、windows live onecareをインストールしようとした。

すると・・・インストール時に競合するのでavast!とad-awareの削除を促される。削除しないとインストールできないようだ。後でまたインストールし直すのも面倒なので、onecareはやめてその統合前のツールwindows defenderをインストールしてスキャンさせる。何にも検出無し。

さて、こういう時は大変微妙だったりする。誤検出の可能性だってあるし、ある製品ではウィルスとみなしても他社製品では、そもそもウィルスとみなさない場合もある(セキュリティポリシーの違い)。

また、単純に他社では検体が入手されておらず、未対応の可能性もあるので一概に言えない場合が多いのだ。

でも、ネット上の情報では、オンラインゲーム関係のキーロガーらしい。ネトゲはしないものの、キーロガーでパスとか抜かれるのも洒落にならないので。私的方針としては、怪しい可能性のあるものは、全て削除することにする。

さて、どっかの有料ソフトの試用版使うか、使っても検出しなかったら悲しいしなあ~と悩んでいたのですが、とにかく他でも検出されるかを調べる為に、シマンテックよりも検出力では定評の高いF-SECUREを思い出して、そこのオンラインスキャンを実施した。

F-SECURE

おおっ! これは当たり!! 以下のようなレポートが出た。
Scanning type: Scan target for malware, rootkits
Target: C:\

--------------------------------------------------------------------------------

Result: 11 malware found
TrackingCookie.2o7 (spyware)
System
TrackingCookie.Adbrite (spyware)
System
TrackingCookie.Atwola (spyware)
System
TrackingCookie.Questionmarket (spyware)
System
TrackingCookie.Revsci (spyware)
System
TrackingCookie.Specificclick (spyware)
System
TrackingCookie.Webtrends (spyware)
System
TrackingCookie.Xiti (spyware)
System
Trojan-GameThief.Win32.OnLineGames (virus)
System
Trojan-GameThief.Win32.OnLineGames.sacc (virus)
C:\WINDOWS\SYSTEM32\SONC32DRV.DLL
Trojan-GameThief.Win32.OnLineGames.stvb (virus)
C:\WINDOWS\SYSTEM32\KARNAEGHDRV.DLL
PC全体をかけると死ぬほど時間がかかるのでCドライブ限定でスキャンをかけたら、こんな感じでHIT!

嬉しいことにオンライン駆除までできるので、見事駆除して頂きました(深謝)!!

今のPCのHDは内蔵の320GB。これをすべてスキャンかけるとシマンテックで3時間以上かかったもんね。その時は、Cドライブでしか問題はなかったので、F-SECUREではCドライブ限定にしてみた。それでも1時間は軽く越えるしね。

時間がかかって大変なんだよねぇ~。ウィルスやスパイウェアの対処って。まあ、tracking cookie は正直どうでもいいんですが、ウィルスがあったんですね、やはり。

さて、後は再度面倒だが、シマンテックにかけてみるか・・・。それで検出しなければとりあえずOKだね。

外付けのHDD320GBとかは、普段、必要最小限で使うとき以外は外しているので、まあ大丈夫でしょう・・・ってオイ! 後で別途かけておくか。
posted by alice-room at 09:36| Comment(3) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2008年07月22日

未読本リスト(2008年7月21日現在)

昨日は、浅草松屋の古書市行くつもりが・・・何故か秋葉のジャンク屋巡り。何やってんだか・・・。

銀座で待ち合わせの為、西武や阪急、丸井をうろつくが見るもんが全く無い! う~ん、困った。茶店で時間まで読書しようと思ったのに、どこも人でいっぱい。いやあ~、ホトホト銀座嫌いになりましたよ~。

その後、ツレがomegaのカスタマーサポートへ修理に出した時計の受け取り。私は付き合いで寄ったが、完全に白一色のエレベータや待合席のインテリアなど、伊達に高級志向で売ってないなあ~。オーバーホールの修理費で4万円近くだったようだが、omegaもスウォッチも同じ企業グループなんだけどね(笑)。

私は携帯の時計で十分です。omegaに15万円や20万円かけるなら、株買います。シャルトルへ旅行へ行くかな、それとも。まあ、嗜好の問題でいいんですけど、勉強になりました。たまには、知らない領域を知るのもいいもんですね。

まあ、余談を長々してるけど、今週はamazonから買った本が届いたし、
図書館で借りたきた本もあるし、古書店で買った本も大量に積読状態になってきたので一旦、棚卸し。
<購入本>
世界の古塔
暗黙知の共有化が売る力を伸ばす
ゴミ投資家のための金融シティ香港入門
会社四季報
戦術と指揮
若者はなぜ3年で辞めるのか
30代から始める頭のいい勉強術
かんたんプログラミング visualbasic.net
はじめてのvisualbasic.net
指導力の研究
図解 できる人の10倍早い仕事術
図解 成功のルール
図解 朝10時までに仕事は片付ける
president 考え方革命
president 情報の達人
president 賢い人の勉強法
<図書館本>
凍れる音楽
聖女の島
書物の歴史
笑う肉仮面
ルータのしくみ
解読!アルキメデス写本
社会不安障害
百物語怪談会
guide to becoming rich
<読みかけ>
キリストと黒いマリアの謎
株の売買チャンス99の公式
日経PC21 2008年8月号
実はまだ残っているのがあるんだけど、キリがないのでとりあえず目についたものを列挙。部屋が本で占拠される・・・!

床抜けるよ、マジに。少しなんとかしないとなあ~。
ラベル:読書
posted by alice-room at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2008年07月10日

windows updateしたら、ネットにつながらなくなった

7月9日にwindows updateしたら、突如ネットに接続できなくなった!

接続障害の診断をしてみると、pingは通っているので物理的には接続されているようだ。outlookexpressも駄目。しかし、ルータは、「接続」と表示されている。

一度、ルータを外して直接接続しても状況は変わらない。

一応、基本となるLANケーブルの接続が緩んだかをチェック。これも当然問題なし。

関係はないと思うが、メモリを増設したばかりなので凄く気になる。同じく基本となる「システムの復元」も試したが、効果なし。

うわ~ん、泣きたくなる! システムドライブはまるごと20GBぐらいバックアップをとってあるのでそちらと入れ替えれば問題は解消するのは確実だけど、PC自体は全く問題がなく動いており、ネットだけつながらないのが不思議でしかたがない。それは最後の最後の手段としてとっておくことにする。

プロバイダーの障害かと思い、10時間後に再度試してもネットにつながらない。いよいよ焦る。ネットができない生活というのは、なかなかに恐怖だ。知らぬまにネット依存気味になっていたらしい。そんな自分に気付き愕然としつつも、元テクニカルサポートのプライドもあり、再挑戦する。

以前、仕事でわざと特定のスパイウェアに感染させた時、winsockを破壊し、ネットに接続できなくする症例があったのを思い出し、spybotやad-awareを試す。問題なし。

HDDの不良による可能性も鑑み、チェックディスクをかける。やっぱりネットにつながらない。

いい加減、うんざりしつつ会社から帰宅後もいじっていた。そして試しにファイアウォールを切ったら、なんだ!つながるジャン!

どうやら、ファイアウォールが原因だったらしい。だから、pingは通るわけね。納得! 障害原因の切り分けの段取りが悪かった自分が情けない。

zonealarmの設定をいろいろいじるが、やっぱりこれを起動しているとネットにつながらないので一旦アンインストールして再インストールすることにした。

で、zonealarmのサイトを見ていたら・・・以下のような注意を発見した!ZONEALARM SECURITY ADVISORY
Severity: High

Workaround to Sudden Loss of Internet Access Problem

Date Published : 8 July 2008

Date Last Revised : 9 July 2008

Overview : Microsoft Update KB951748 is known to cause loss of internet access for ZoneAlarm users on Windows XP/2000. Windows Vista users are not affected.

Impact : Sudden loss of internet access

Platforms Affected : ZoneAlarm Free, ZoneAlarm Pro, ZoneAlarm AntiVirus, ZoneAlarm Anti-Spyware, and ZoneAlarm Security Suite
まさに、この症状ジャン! 突然ネットに接続できなくなるんだもんなあ~。原因は Microsoft Update のバグらしい。

あまり知られてないが、マイクロソフトのupdateのたびに、OSに元々あったバグが表面化し、他社のソフトウェアの機能が制限されたり、不具合を生じたりというのは、結構多かったりする。

元々のOSがバグだらけだからねぇ~。そのしわ寄せで、他社の製品もあわててパッチを提供したりする羽目になるんだよねぇ~。あれって本当に大変なんだ。お客は原因が分からず、マイクロソフトではなく他のソフトウェア会社にクレームつけるからね! マイクロソフトの製品のバグだと言っても、信じないし・・・。

今回、自分がその犠牲者になってホトホト参りましたが、やっぱりメインとサブで環境を変えて所持していないといけませんね。つくづく考えさせられました。

あっ、結局私は、先ほどのサイトに書かれていたように最新のものをインストールして問題を回避しました。英語バージョンで少し使いにくいけど、まあ、無料なんでヨシとしておきます。

英語が苦手な人は、いっそあきらめてwindowsのデフォルトのファイアウォールで我慢しておくのも一つです。hotfixアンインストールするのも微妙だしねぇ~? 間違ってまたインストールしちゃいそうだし。

とにかくネットにつながって一安心!!
posted by alice-room at 21:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2008年07月09日

メモリ増設&メモリのチェックテスト

PCMEMORYTUIKA.JPG

現在、刺さっているメモリを確認したら、512MB 1R×8 PC2-4200U-444-12-D3 DIMM でこれが二つで1GBになっている。
【DELL DIMMENSION C521のメモリ仕様】
タイプ533 MHz、667 MHz、800 MHz(利用可能時)の DDR2 SDRAM
メモリコネクタ4 個
サポートされているメモリモジュール
256 MB、512 MB、または 1 GB の非 ECC
最小メモリ256 MB
最大搭載メモリ4 GB
今回は、最近よく聞くようにメモリが安いというのでちょっと増設して2GBにしてみようと思う。メモリの価格は、ざっとネットで見たが、確かに安い! 後はどこまで安くできるかですね。

まあ、いろいろと勉強も兼ねてと思ったので正規ブランド品ではなくてノーブランドやジャンク品で試してみようと思いました。

ググってみた感じでは、AMAZONのマーケットプレイスも結構安かったりする。でも、最近頻繁に行く秋葉で見る限りでは、メモリって本当に安いもんなあ~。

もっとジャンキーな価格でないかと探していたら、ありました&ありました!

川越のソフマップって、結構、安いアウトレットや中古があるんですが、今日もそこを覗きに行ったら、見つけました!

中古で動作保障無しのジャンク扱いでしたが、240P DDR2 DRAM 512MB(PC2-4200 CL4)が一つ680円。他にもアウトレットで同じようなのが1GB(512MB×2)で2780円だったかな? こちらは1ヶ月保障。

今回はとにかく勉強も兼ねてですので、駄目でも惜しくない価格のジャンクを2枚、1360円で1GBのメモリをGETです。

早速、一枚づつ刺してから、メモリ搭載量を確認します。まず1枚目はセーフ。500MB増えています。次に2枚目を刺して、「1.93GBRAM」と表示されました。OKでぇ~す。運悪く動作しないとか、認識しないといった問題も無く無事1GBの増設完了です。ちょろい&ちょろい♪

ただ、元々積んでいたメモリも含めてちょっと心配だったのでメモリのチェックテストもすることにしました。今までやったことなかったんだけど、一度やってみたかったし、ちょうどメモリを増設したばかりでタイミング的にもパッチリだしね。

調べてみると、ありました。メモリの診断テストの記事。
パソコンのメモリが壊れていないかメモリテストを行うフリーソフト「MemScope」
MemScope Memory Tester
Tech Sheet
(こちらがダウンロードサイト)

上記の記事を読みつつ、isoファイルをCD-Rに焼いておく。でもって、BIOSからbootをCD-ROMにすると、記事のような診断画面になります。
(最初USBメモリからの起動をしようと思ったけど、うまく行かず、同様にUSB接続のFDを先日購入したばっかりなので、そちらのFDにも書き込んでみたが、そちらからの起動もできなかった)

最初、記事をちゃんと読まず、出てきた画面の通りにやっていたら、4時間経っても終了せずおかしいなあ~と思っていたら・・・これ、エンドレスで検査するそうです。あ~、やばかった!! このままずっと待つところでしたよ~(トホホ)。

まあ、その結果、8回テストをパスしてエラー検出はゼロ。全く問題無しです(ワ~イ♪)。でもって、リブートさせてこの記事を書いていたりする。

さすがに2GB載っていると、やっぱり快適感が違いますねぇ~。ストレスフリ~。大満足です。

喉が渇いて購入したジュース代の150円を含めても、約1500円の出費でしかないし、今日は嬉しいなあ~♪。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日、職場でPCの修理を業者に依頼したが(サポートの範囲内)、ファンの交換ってかなり簡単なんですね。今日、実はPC内部のファン周りの掃除を、掃除機&クリーナーシートでしていたら、急にPCをいじりたくなり、メモリを購入してしまったのでした。

本当は、ウルトラモバイルのPCを購入する下見だったはずですけど・・・まあ、こんなもんです。何にも考えてないなあ~。私も・・・。



【おまけ』
他にも同様なメモリのチェックテスト用ツールにこういうのがあります。
Memtest86/メモリ診断ページ

ブログ内関連記事
PCのHD交換
ラベル:PC メモリ
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2008年06月30日

第11回新宿古本まつり(20080626)

こないだ何気なく古書市の開催日を調べていたら、新宿でやっているのを発見! 仕事帰りで疲れている体をひきずり、ウロウロしてみた。

普段の行いが良いせいか(?)、そこそこの本を3冊GET!
・「美しき時祷書の世界」
・「世界の古塔」
・「芸術新潮バロック王国ニッポン」

時祷書の奴は、実は既に一冊持っているのですが、知り合いがすっごく欲しがっていたので後でプレゼントするように購入! 私は2000円で買ったのに状態はずっと良くてたったの千円。いささか癪に障るものの、まあ、いいでしょう♪

古塔のは、以前神田で見た本だと思う。異様に高くて買うのに躊躇したのを覚えています。確かに出版部数少なそうな本ですけど・・・。後でゆっくり読もうっと(ニコニコ)。

実は翌日も古書市に寄ったのですが、微妙な本はあったものの、あまりにも大きなサイズで断念。部屋に置く場所無いんだよねぇ~。

さてそろそろ溜まった本売らなければならないのですが、売りに行くのが面倒。引き取りに来てもらうのも面倒なんだよね。これだから、本は困りもんだったりする。あ~あ、部屋が狭い(涙)。

PCのハードディスクは、いくら買い足してもキリ無いし、ファイルであふれかえってますが、部屋は本であふれかえっている。とかくこの世は住みずらいって! そんなこと言ってる場合でもないし、そろそろ旅行のことも考えないとなあ~。あ~、旅に出たいかも?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ついでにメモ:
雄松堂から古書目録が届いた。う~、ちょっと欲しいタイプの本とは違ったので一安心。それでもそそられるのは確か。やっぱ読めないといけないもんなあ~、しみじみ語学力の無さを憂えると共に、喜びを覚える。読めたら、益々欲しくなりそうで怖い。

そういやあ松屋浅草の古本まつりの出品目録も来てた。さて、また浅草寺界隈を冷やかしつつ、行ってみようか。神谷バーで電気ブランも数ヶ月ぶりだし。

ブログ内関連記事
「美しき時祷書の世界」木島 俊介 中央公論社
ラベル:新宿 古書市
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2008年05月18日

週末の飲み会での気付き(2008年5月16日、17日)

今週末は久しぶりに飲み会が続いた。人と話す事で学んだり、気付いたことが多々あったので忘れないうちにメモしとく。



17日(メンツ、一番最初に働いた会社の同期、T&K2名)

【技術】
アナログからデジタル化が進むにつれ、各社間の差異が縮小orなくなっていく
    ↓
新興国の躍進=製品毎の差異がなくなり、価格競争へ
(デジタルでは、閾値を超えれば0 or 1でありOK。ネットワークでデータを送った場合と同様に一部の欠損があっても影響がない= マイナス1でもマイナス100でも『負』であり、プラス1でもプラス5でも『正』と分ければ、問題ない)
例)それに対する危機感から、トヨタがインベーター関係の技術者を10年ぐらい前に積極的に中途採用 
← 電気自動車では、インバーター&モーターが即ちエンジンに該当し、コア技術で将来を見据えた戦略
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【電気系】
誤差をゼロと仮定して近似値で考える
【機械系】
基本は19世紀に確立。「あそび」部分の存在。
アナログ故に、各社毎の差異有り
 例)アナログカメラの場合、メーカー毎の色合いや色調の違い    例)オーディオで現在、差が出るのはアンプとスピーカー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【睡眠】・・・鬱予防に効果的!
規則正しくとることの重要性
時間よりも、眠りの深さ(質)が大切
肉体的疲労によって、強制的に熟睡させるやり方も効果的




16日(メンツ 中学時代の友人 一人)

【仕事】
常に職場で学べる手本がある
 例)人への仕事の振り方(社員、派遣、他部署)、フォロー等
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【学歴】
結局は人物本位だと思うのは変わらないが、経済学でいうところのシグナルとして、一定のスキル推定の指標にはなる。但し、能力のある人がこれを口にしたところは見たことがない。えてして、能力に問題がある人が自己正当化や言い訳として用いる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【プライド】
周囲にどう見られるかではなく、自分で納得できるか(=自分で自分を認められるか?)がポイント
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【部下】
部下の手柄を、会議等で明示して説明
 →間接的に部下に伝わり、部下の信頼性up(直接、本人にも伝えておくことで相乗効果有り)
 ※ 表面的だったり、心から自分が思っていない場合は、それは絶対に他者に無言で伝わる。逆効果になるので注意!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【仕事の現状】
・改善すべき点が見え、能力が自分にあるのにポジション的な問題で現状のまま甘んじている=不満

・労働時間が原則、定時で済み、残業がほとんどないのはポイント高い

・仕事に使う為、VBAを学ぶ時間がある。実際に必要に迫られているので(+α 具体的なイメージ有り)学習効果が高い

・ネットワークに関するトラブルもあり、それらを学ぶ大きな誘引にもなっている

・実際に使われる様子を見ながらの為、ユーザー視点を非常に良く学べる。
 → 使えるツールの開発


<自分の一番好きな仕事、一番楽しい仕事とは?>
新しい事を生み出す
 ・マクロやVBAでの業務効率化ツールの作成
 ・商品開発
 ・新規事業の立ち上げ
 ・既存事業の業務フローの改善
 ・経営戦略の立案

いつも、どこの職場でも必ず【新しいものを生み出す】という視点であったことに改めて気付いた!!

だからなんだなあ~、どこの会社でも関係なく、一人で本やネットで調べながら独習する時間が常に多かった。常にその職場にないものを作り出してきたので(成果を明示的に挙げてきたので)、仕事関連の勉強していてとやかく言われることなかったしなあ~。

基本はこの路線であることを再認識した。もっとも勤務時間外でも自腹で仕事関係の本買ったり、勉強するのは当然したうえでのことだけど・・・。

さて、この延長線上でキャリアプランは何をするかが問題だ!
さてさて、どうしよっかな? 少し落ち着いてきたのでそろそろ新しいキャリアパスも考えねば&ねば?

といいつつ、読書に逃げ込む私(苦笑)。
ラベル:技術
posted by alice-room at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2008年05月17日

アクセスVBAでの作業メモ(20080515)

今、作っているACCESSでのツールの作業メモ。【heritage】

Me.refresh 及び me.requery で入力中のフォームのソース更新

Me.refresh ・・・ 開いているレコード(フォーム)だけに関して、一旦ソースに更新処理
me.requery ・・・ ソース全体に更新処理

連番の処理が完了したから、来週以降は、個々の処理メニュー&ボタン作成。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Option Compare Database
Option Explicit
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Private Sub 完了報告送付_処理日_Click()
  Forms!基本情報!手続完了日 = Forms!基本情報!完了報告送付_処理日

  If Not IsNull(Forms!基本情報!手続完了日) Then
    If IsNull(Forms!基本情報!連番) Then
      Dim renban As String
      renban = DMax("[連番]", "基本情報")
      Forms!基本情報!連番 = renban + 1
    End If
  End If
  Me.Refresh

End Sub
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Private Sub 顧客番号_Click()

  On Error GoTo 100

  Dim name As String
  Dim adress As String
  Dim yubin As String

  name = DLookup("[氏名]", "宛名用住所DB準備", "[店番口座番号] = [顧客番号]")
  adress = DLookup("[住所]", "宛名用住所DB準備", "[店番口座番号] = [顧客番号]")
  yubin = DLookup("[郵便番号]", "宛名用住所DB準備", "[店番口座番号] = [顧客番号]")

  If Not IsNull(name) Then
    Forms!基本情報!契約者氏名 = name
  End If

  If Not IsNull(adress) Then
    Forms!基本情報!住所 = adress
  End If

  If Not IsNull(yubin) Then
    Forms!基本情報!郵便番号 = yubin
  End If

  name = ""
  adress = ""
  yubin = ""

  Me.Refresh

  Exit Sub

100

End Sub  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Private Sub 代表相続人と届出人が同一_Click()

  If [代表相続人と届出人が同一] = 0 Then
    Forms!基本情報!届出人_氏名 = ""
    Forms!基本情報!届出人_続柄 = ""
    Forms!基本情報!届出人_郵便番号 = ""
    Forms!基本情報!届出人_住所 = ""
    Forms!基本情報!届出人_連絡先電話番号 = ""
  Else
    Forms!基本情報!届出人_氏名 = Forms!基本情報!代表相続人_氏名
    Forms!基本情報!届出人_続柄 = Forms!基本情報!代表相続人_続柄
    Forms!基本情報!届出人_郵便番号 = Forms!基本情報!代表相続人_郵便番号
    Forms!基本情報!届出人_住所 = Forms!基本情報!代表相続人_住所
    Forms!基本情報!届出人_連絡先電話番号 = Forms!基本情報!代表相続人_連絡先電話番号
  End If

  Me.Refresh

End Sub
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Private Sub コンボ222_AfterUpdate()
  ' コントロールの値と一致するレコードを検索する
  Dim rs As Object
  Set rs = Me.Recordset.Clone
  rs.FindFirst "[店番口座番号] = " & Str(Nz(Me![コンボ222], 0))
  If Not rs.EOF Then Me.Bookmark = rs.Bookmark
End Sub
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Private Sub コンボ224_AfterUpdate()
  ' コントロールの値と一致するレコードを検索する
  Dim rs As Object
  Set rs = Me.Recordset.Clone
  rs.FindFirst "[店番口座番号] = " & Str(Nz(Me![コンボ224], 0))
  If Not rs.EOF Then Me.Bookmark = rs.Bookmark
End Sub
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Private Sub コンボ226_AfterUpdate()
  ' コントロールの値と一致するレコードを検索する
  Dim rs As Object
  Set rs = Me.Recordset.Clone
  rs.FindFirst "[店番口座番号] = " & Str(Nz(Me![コンボ226], 0))
  If Not rs.EOF Then Me.Bookmark = rs.Bookmark
End Sub
ラベル:VBA access
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2008年05月11日

未読本リスト(2008年5月11日現在)

いつのまにか、また収拾がつかなくなりつつあるなあ~。
やっぱり月1回の未読本リスト作成を習慣にしたいところです。
<新規購入、古書市購入、部屋で見つけた本>
キリストと黒いマリアの謎
呪禁官 牧野修著
呪禁局特別捜査官 ルーキー 牧野修著
限界を突破する「学ぶ技術」 羽根 拓也著
R.O.D 2巻
R.O.D 3巻
鬼を斬る 藤木禀著
今日からはじめるTOEIC TEST
ORACLEデータベースの基本と仕組み
初級シスアド図解教本
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【以前から継続中】
完全保存版 オペラ座の怪人
シャルトル大聖堂 マルコム・ミラー
元吉原考
The Cathedrals of England
BT 1996年6月号増刊 ヨーロッパの美術館
CGI/PERL ハンドブック
<図書館本>
まぐれ
怪奇礼賛 
悪魔の霊酒 上・下 ホフマン
windowsネットワーク&サーバ セキュリティ
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2008年04月06日

キーロガーの影響?

普通にPCを使用していて、メモリに書き込めなかったとかいうメッセージが頻繁に出るようになったり、タスクマネージャーが起動しなくなったり、不可解な障害が発生した。しかも手順は不明だが、現象としての再現性有り。

元セキュリティーソフトの法人担当テクニカルサポート経験者としては、かなり恥ずかしい事態なのですが、原因は不明。海外のフリーソフトを多用しているので、それらが怪しいかもしれない? 最近、アングラサイトへは出入りして無いし、ヤバメのモノはダウンロードしてないんだけどなあ~、不思議&不思議???

とりあえず、エラーメッセージからググってみてアドビのreaderをアンインストールしたりしたが、変化無し。OSのSP2関係でも以前は同様の障害があったらしいが、今時無さそうだし、困惑していたのですが、MS提供の有害ソフト駆除ツールの記事に、タスクマネージャー関係で類似の症状を見つけたので早速実行してみた。

すると・・・「Win32/Hupigon.AAA」がヒットして削除できたみたい。
マイクロソフトのサイトでは、キーロガーで「Trojan - Password Stealer」に分類されてるらしい。うわあ~やだやだ。

ただね、この手のものって誤検出も結構あるし、マイクロソフト提供のツールってそれほど良くなかったのでイマイチ疑心暗鬼だったりする。
以前のdefenderとかも使えないツールだったしなあ~。

でも、用心してパスワード関係は変えておいてしばらく様子を見るか。

ちなみに、普段の私はavastを常駐させておいて、週1から月2回の頻度でSPYBOTとAD-AWAREをかけてます。FWとしてはZoneAlarm、たまにシマンテックのサイトでもセキュリティチェックはかけてます。

今までひっかかったこと無いんだけどなあ~。以前はIE-SPYADも使ってたけど、面倒で止めた。

まあ、マカフィーとかノートンでもいいんだけど、有料である点以上にスパイウェアに関しては、微妙な検出力なんで信頼できなかったりする。ご存知の通り、検出感度を上げすぎると、問題のないソフトやツールまで誤検出して大変な場合もあって一概に言えないんですけどね。

2年前とかだと大手のセキュリティーソフトでワンクリックウェアなんてほとんど検出できなかったもんね。今は改善したのか知らないけど。

とりあえず、今のところ問題の現象は再現していないのでヨシとするか。皆さんもお気をつけ下さいませ。
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2008年03月19日

「シャルトル大聖堂」アンティークポストカード

chartrespostcard.jpg

単に自己満足以外の何物でもないのですが、先日入手したアンティークポストカードです。

シャルトル大聖堂の写真が気に入ってます。素敵だなあ~♪

ブログ内関連記事
シャルトル大聖堂 ~パリ(7月5日)~
「シャルトル大聖堂」馬杉 宗夫 八坂書房
シャルトル大聖堂の案内パンフ
シャルトル大聖堂の資料写真 其の一
シャルトル大聖堂の資料写真 其の二
「凍れる音楽-シャルトル大聖堂」~メモ
「大伽藍」ユイスマン 桃源社
以上、主だったもの。他にも多数有り。
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2008年03月13日

2008年 国際稀覯本フェア初日

antique20080312a.jpg

ちょっと前にブログでも紹介した「2008年 国際稀覯本フェア」に行ってきました。今日が初日です。
(写真は、今日購入した本からのものです。会場内はたぶん、撮影禁止だったと思う)

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有楽町の国際フォーラムは展示会でしばしば行くのだけれど、あんな上の階にもあるんですね。初めて知りました。エスカレーターをドンドン上がっていくと、人がドンドン減っていくのでやってのかなあ~いささか不安でした。

でも、行ってみるとしっかり行列を作って人が並んでいました。

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それほど広い会場ではないのですが、こじんまりとしつつも実に面白そうな本がたくさん並んでいます。普段だと、何かの美術展でガラス越しに見るような本が、直接見れるのはなんとも嬉しいですね♪

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ただ、書かれている値段が半端じゃなくて高い。まあ、それだけの価値のあるものだろうから、少なくとも私に買えるような水準ではないなあ~。

でも、ディドロの百科全書(約1千万円)とか、普通に百万円を超える本がたくさん並び、お金さえあれば、それを買えるというのがなんともねぇ~。思わず拝金主義の信徒になろうかと思いましたよ、このときばかりは!!

それぐらい魅力的でした。和本のちりめん本なんかもありましたよ~。

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そうそう、見ていて思ったんですけど、フランス語やラテン語の本もかなり多いんですよ。英語がやっとの私には、書名さえもわからず、ただ眺めているばかり。改めて、勉強しないといけないんだなあ~と痛感させられました。

少しはラテン語やフランス語、理解できないとせっかくの機会でも堪能できないんですね。大いなる刺激になりました。

それと・・・日本でやっているフェアですが、普通に話し声は英語ばかり聞こえてきました。私もお店の方に声掛けられたのですが、高い値段の本に圧倒されて、会話らしい会話をできなかったのが実に(!)情けなかったです(涙)。

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たかが英語なのに、場の雰囲気に飲まれていた感じですね。お店の方の話は分かるのですが、自分の興味のある本をうまく伝えられなくて悲しかったです。

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かろうじて、"golden legend"とか"book of hours"とか伝えるぐらいで精一杯でした。やっぱ、英語ぐらいもっとできないと駄目ですね! 久しぶりに劣等感に襲われましたよ(トホホ)。


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ただ、さすがはこの手の本を取り扱ってるお店の方、今はないけど、時々入ってきますよとおっしゃってました。英語版とラテン語版のどちらがいいですか?と聞かれたので、かろうじて読めるだろう英語版と答えちゃいました。

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メアドは伝えたので入荷したら、教えてくれるそうです。うわあ~いくらなんだろう??? もしメールが来たら、借金でもして買ってしまいそうで怖いです。うっうっ・・・・。

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とまあ、いろいろと初めての体験で実に面白かったです(笑顔)。

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見るだけで買えそうなものは、ほとんど無かったのですが(値段的にね)、かろうじてGETしたのが、ここで写真を紹介している本です。

これは最近の本だけど、中の挿絵とかが実に綺麗で買ってしまいました。2冊も。

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この会場としては場違いに安かったのですが、異様に重いんですよ~。1冊で3キロ超えてるんじゃないの? 2冊で5キロは超えてそう。死にそうな思いで、なんとか持ち帰りました。

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ふう~疲れた&疲れた。あ~、本眺めたり、ブログ書いてたらこんな時間に。明日も早いんだけどなあ・・・。

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まあ、近くの方、行ってみるだけの価値があると思います。会社から抜け出て、見てから会社に戻って徹夜で残業でもして下さいネ!

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あ~、しかし、お金があるとああいった本が買えるんですねぇ~。溜息ばかりが出てきちゃいます。

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やっぱ、写本はいいです。数は少ないけど、写本ありましたよ~。

ブログ内関連記事
2008年 国際稀覯本フェア開催のお知らせ
ラベル:稀覯本 古書
posted by alice-room at 00:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2008年02月19日

2008年 国際稀覯本フェア開催のお知らせ

2008年 国際稀覯本フェア開催のお知らせ
日時: 3月12日(水) 17時-20時
13日(木) 10時-20時
14日(金) 10時-15時
場所: 東京国際フォーラム Hall B7
先日、この国際稀覯本フェアへの出品目録が送られてきたので、何度も物欲しそうに眺める日々を過ごしています。お金があるからと言って幸せになれるわけではないとは思うのですが、お金があれば、あんな本やこんな本も買えるんだなあ~と思うと複雑な気持ち・・・・。

もうちょっと世間のレールに乗って、たいした仕事もしないでたくさんお金のもらえる仕事をしておけば良かったかも? な~んてことが、頭をよぎってしまいます(後の祭り)。

いくつか欲しいものがあったので挙げてみると。
ブラント/ロッヒャー訳「阿呆船」1498年 リヨン刊 600万円

(死の舞踏)マルシャン「偉大な死の舞踏」1728年 94万5千円

ディドロ/ダランベール「百科全書」パリ版 全35巻 1751-1780年 997万5千円

高い車でも買ったと思えば・・・とか、マンションを買うよりは安いジャン・・・とかは買えない人間のいう言葉ですなあ~。まあ、100万円以下なら、他の物買わなきゃ買えるかもしれませんが、旅行行ったらすぐに何十万円だもんなあ~。

いくら倹約しても、追いつかないもんです。ふう~。

平日限定でしかやっていない稀覯本フェアですが、仕事帰りになら、寄れるな。いざとなったら、仕事なんてばっくれて行ってしまおうか? などと不埒な考えがよぎる今日この頃です。

最近、疲れて電車内で本を読んでるとすぐ寝てしまうので、いっこうに積読本が減らないし、困ったもんです。読みたい本に押しつぶされそう~!!

はあ、ヴァラム革の本欲しいなあ~。
posted by alice-room at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2008年01月14日

未読本リスト(2008年1月14日現在)

定期的に現状把握をしないと、何が何やら分からなくなる毎日。今後は月1回を目安にまとめようっと。
<新規購入、部屋で見つけた本>
基礎フランス語研究・・・読書中
このマンガがえらい!
はじめてのACCESS VBA
アルハンブラ散策
シャルトル大聖堂 マルコム・ミラー
完全保存版 オペラ座の怪人

<古書市、古書店で購入分 新規>
週間朝日百科 世界の美術 初期中世とロマネスク美術
週間朝日百科 世界の美術 江戸時代後期の絵画Ⅱ
週間朝日百科 世界の美術 中世の写本画と工芸
週間朝日百科 世界の美術 ゴシック美術
週間朝日百科 世界の美術 中世末期の美術
週間朝日百科 世界の美術
不味い! 小泉武夫・・・読書中

<古書市、古書店で購入分 継続・未読>
BT 1996年6月号増刊 ヨーロッパの美術館古書市や古書店での購入本
The Cathedrals of England
魔術探偵スラクサス
CGI/PERL ハンドブック
成毛式実践マーケティング塾
聖徳太子鑚仰 四天王寺編
イスラム・スペイン建築への旅
ステンドグラス
ジャンヌ・ダルク処刑裁判
性の宗教

<図書館本>
中世末期の図像学(下)・・・読書中
アレクサンドロス大王東征記(下)
ロマネスク彫刻の形態学
災いの古書
世界の古書店Ⅱ
物語 大英博物館
歌行灯 泉鏡花
ユダとは誰か
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未読本リスト 2007年12月31日
ラベル:未読本 古書 書籍
posted by alice-room at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2007年12月31日

未読本リスト

う~読んでも&読んでも溜まっていく本達。図書館で借りたものは、返却すればまだスペース的には助かるものの、次はいつその本を借りて読む気になるのか・・・疑問だ! かといって、デパートの古書市とか古書祭りだとついつい買ってしまうものの読まないままその存在さえ忘れそうな本もあるし・・・。

欲しい本や読みたい本は山のようにあるのものの、手元にある本さえ読まないうちにまた買うの?って言われると鬱になりそう・・・(涙)。

特に洋書は、入手するのが手間だったり、値段も安くなかったりでたまにしか買えない(買わない)が、手元にものも読まないうちに新しいものを買うというのは・・・やっぱりいけないよなあ~。

年末年始で頑張って10冊くらいは消化したいところ。仕事絡みの本も読んでおきたいし、頑張らねば! 部屋の掃除や年末の買出しも済んだし、今日中にあと二冊ぐらい行けるだろうか??? ふう~、娯楽の読書なのに何故か時間に追われている馬鹿な私。

さっきワイン飲んで、余計頭の回転も落ちてるのに・・・なあ~。

とにかく未読本のリストを作っておこう。(取り消し線は、その後読了したもの)
<図書館本>
中世末期の図像学(上)
中世末期の図像学(下)
アレクサンドロス大王東征記(上、下)
ゴシック名訳集成
ロマネスク彫刻の形態学
windowsネットワーク・トラブル対策大全 ← 未読のまま返却
ACESS2000裏技テクニック
超図解ACESS2003 XP 総合編
ユニクロVSしまむら
入門ナレッジマネジメント ← 未読のまま返却
トリプルプレイ助悪郎

<12月29日京王百貨店の古書市で購入分>
BT 1996年6月号増刊 ヨーロッパの美術館
The Cathedrals of England

<それ以前に古書店で購入>
魔術探偵スラクサス
CGI/PERL ハンドブック
親切がいっぱい
鏡像の敵
成毛式実践マーケティング塾
日本漫画家大全 めるへんめーかー
THE GOLDEN AGE OF DUTCH MANUSCRIPT PAINTING
聖徳太子鑚仰 四天王寺編
イスラム・スペイン建築への旅
ステンドグラス
ジャンヌ・ダルク処刑裁判
性の宗教
なんか手元にある一部を書き出しただけでこれだけあるんだもんなあ~。見えないとこにある本を考えると、鬱になる・・・。

まあ、今日は部屋掃除も終わったし、年末の買出しも終わったし、後はひたすら読書でいいか。明日の年始参りの順路等も調べておかないと・・・。昨日、大江戸温泉物語に始めて行ったが、あまり休めなかったので年明けにどっか温泉行こうかな? そういやあ~18切符も残ってるし、消化しないと・・・うわあ~休みがあっても足りないぞ!

貧乏人はかくして忙しい日々を送ってしまうものらしい。今までがずっと暇だったのだから仕方ないですね。でも、まだ喉が痛いし、体調万全じゃないんだけれど・・・。皆様もお体にお気をつけ下さいませ。
ラベル:書籍 古書 未読本
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2007年12月24日

ceteris paribus(他の条件が同じならば)

友人と話をしていて、先ほど大恥をかいたので戒めの為にメモ。

英語の文章や論文でよく見るラテン語由来の単語として、こんなものがある・・・という話題で話していた。アド・ホックとか、etcとか。

まあ、それはいいのだけれど、ふと「他の条件が同じならば」という意味でよく見かけた単語を言おうとして、何故か出てこない。

最近、経済学の論文なんて読んだこと無いので、使ってないとすぐに忘れるなあ~と思っていたら、あろうことか「パリス・バーバラ?とかいう単語って無かったっけ?」と口走ってしまった私。

ググレども駄目、辞書引いても全然出てこないし、友人からは「パリス・ヒルトン?」などと冷やかされる始末。悔しくて延々と探し続けていてようやくこの単語に至る。

ceteris paribus

全然、違うじゃん。読み方も。なんか全然別な単語とアホな私は混同したらしい。「パリ」と「バ」しか合ってないし・・・あ~あ。

ちなみにこの単語を見つけたのは2ちゃんの板にて。みんなよく知ってますね。尊敬しますよ~。

つ~か、あまりにも勉強不足だな、私。もうちょっと勉強しようっと。その前に仕事の勉強もやらなきゃなのだけど・・・。

単語のもっとも詳しい説明はwikipediaより。
【以下、wikiより転載】
Cēterīs paribus is a Latin phrase, literally translated as "with other things [being] the same," and usually rendered in English as "all other things being equal." A prediction, or a statement about causal or logical connections between two states of affairs, is qualified by ceteris paribus in order to acknowledge, and to rule out, the possibility of other factors which could override the relationship between the antecedent and the consequent.

A ceteris paribus assumption is often fundamental to the predictive purpose of scientific inquiry. In order to formulate scientific laws, it is usually necessary to rule out factors which interfere with examining a specific causal relationship. Experimentally, the ceteris paribus assumption is realized when a scientist controls for all of the independent variables other than the one under study, so that the effect of a single independent variable on the dependent variable can be isolated. By holding all the other relevant factors constant, a scientist is able to focus on the unique effects of a given factor in a complex causal situation.

Such assumptions are also relevant to the descriptive purpose of modeling a theory. In such circumstances, analysts such as physicists, economists, and behavioral psychologists apply simplifying assumptions in order to devise or explain an analytical framework that does not necessarily prove cause and effect but is still useful for describing fundamental concepts within a realm of inquiry.



Ceteris paribus in economics

One of the disciplines in which ceteris paribus clauses are most widely used is economics, in which they are employed to simplify the formulation and description of economic outcomes. For example, it can be predicted that if the price of beef decreases — ceteris paribus — the quantity of beef demanded by buyers will increase. In this example, the clause is used to operationally describe the relationship between both the price and the quantity demanded of an ordinary good.

This operational description intentionally ignores both known and unknown factors that may also influence the relationship between price and quantity demanded. Such factors include: the relative change in price of substitute goods, (e.g., the price of beef vs pork or lamb); the level of risk aversion among buyers (e.g., fear of mad cow disease); or the level of overall demand for a good regardless of its current price level (e.g., a societal shift toward vegetarianism).

The clause is often loosely translated as "holding all else constant."
そう言えば、facsimile や vice versa もラテン語由来なんだね。意外に身近なところに転がってますね。
ラベル:学術用語
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2007年 クリスマス・カード

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本日は、クリスマス・イブということで「資本主義」という宗教思想(幻想)以外には無宗教の私も世間様に媚びてみました(笑顔)。

上のものは、某写本からスキャンして作成し、知り合いに贈ったお手製クリスマスカードです。図案は「聖母とイエス」。

madonna1224b.jpg

こちらも同様にして装飾写本から作ったもので、実際に何人かにプレゼントしたもの。東方の三博士がイエス様の誕生に際し、乳香・沒薬・黄金を持参してお祝いを述べている場面です。

さて、サンタさんは何か私にもプレゼントあるのだろうか? 伝承上のサンタさん=聖ニコラウスの話は、現代のサンタさんとはだいぶ違うようですが・・・。詳しくは以前書いたことがあるので以下を観てね。

それでは皆さん、素敵なクリスマスを!!

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クリスマスカード こちらは去年のもの。
聖ニコラウス伝承(巷にいうサンタクロースさん)
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2007年12月05日

『姦淫聖書』(Wicked Bible)誰か買って!

なんか凄い物を発見しちゃいました! 金のある方、誰か買って!!
サンタさんにお願いします。いい子にしてたんで、プレゼントにコレ下さい。 

<さてこれを見つけた経緯>

先日、何かの本で誤植により、姦淫を勧める文言が書かれた聖書のことを読んだ。そう言えば、どっかで聞いたことあるなあ~と思い、その事を友人に話すと、それ有名な話じゃないといつものように言われた。

そこで、肝心の書名を聞くとその人も知らないという・・・使えないだろ、ソレ! いばってたくせに・・・(ブツブツ)。

いろいろとネットで調べてみると、どうやら日本語では『姦淫聖書』(英文直訳だと「邪悪な聖書」だけど)というらしい。

wikipedeia「誤植」より、以下引用
姦淫聖書
1631年に英国で印刷業者ロバート・バーカー(Robert Barker)によって印刷された欽定訳聖書は、のちに The Wicked Bible 、すなわち「姦淫聖書(邪悪聖書)」と呼ばれた。それは出エジプト記におけるモーセの「十戒」の第七条、"Thou shalt not commit adultery" (汝姦淫するなかれ)から否定のnotが抜け落ちたために、「汝姦淫すべし」となり、神が人々に姦淫を勧める聖書となってしまったからである。このためバーカーは高額の罰金を科されるも、支払えずに投獄されて獄死し、聖書は回収された。しかし密かに隠して取っておいた者が何人もいて、現在も世界に11部残されているそうである。聖書の誤植には必ず引き合いに出されるほど有名。
でもって、好奇心旺盛な私は、更にネット上で調べていたら・・・凄いものを発見しちゃいました。

売ってんですよ~『姦淫聖書』って!
どうやら稀覯本の専門書店らしいのですが、$89,500 だってさ。日本円にして984万5千円($1=110円換算)。家を買うより安いじゃん、誰か買ったりしません? 今なら20%OFFらしいから、800万円でお釣りがきますよ。

クリスマス・プレゼントにこんなのもらったら、きっと相手の事を見直すと思うなあ~。惚れ直すんじゃない?(笑)。

wickedbible1631.jpg

Greatsite.comより、以下転載
1631 "Wicked Bible"

This King James Version Bible is an unspeakably rare collector’s item. The printers were fined 300 pounds sterling for their terrible typographical error in printing the Ten Commandments, omitting the all-important word “not” and rendering the verse as, “Thou shalt commit adultery”! The lot of 1,000 copies were ordered destroyed, but only a handful escaped destruction, making them the rarest of rare. This is the only one for sale in the world.

Offered at $89,500
写真の"Wicked Bible"の白っぽい所が問題の赤字部分です。
【日本語訳】
キング・ジェームズ版聖書(欽定聖書)は、言いようも無いほど珍しいコレクターアイテムです。印刷業者達は、モーゼの十戒で最も重要な単語「not」を除いてしまい、「汝、姦淫せよ!」といった逆のことをさせる、酷い印刷ミスをしたので英貨300ポンドの罰金を科された。千部全てが破棄されるよう命じられたが、ほんの少数が破壊を逃れて残り、それらは希少なものの最たるものになった。ここにあるのは、世界の中で販売されている唯一のものです。

89,500ドルで提供。
う~、欲しいよ~。調べてみると、世界中には11部存在していて、「The Bible museum(in Branson)」に一つあるようです。

そうそう、ついでにおまけ。
キング・ジェームズの命により、英訳された聖書は、幾つかの版が出されているそうですが、毎回のように誤植があったようですね。今回の1631年のものは、その中でも特に酷かったということみたいです。

オーストラリア国立図書館のサイト上に、その辺の経緯が書かれていて大変面白いです。

The History of the Bible in Printed Form
【オーストラリア国立図書館より、以下抜き書き】
・・・
The zenith of ‘Englishing’ the Bible came with the King James Authorised Version. James I of England declared that he had yet to see ‘a Bible well translated into English’, so he directed that the ‘best-learned in both universities’ (Oxford and Cambridge) should begin work on a new translation of the Bible. Companies of translators were set up and, between 1604 and 1611, they completed their work.

The first issue of the King James version had many errors in its text, including ‘and he went into the city’ (Ruth iii. 15) instead of ‘and she went into the city’. The earlier edition was thus called the Great ‘He’ Bible, 1611. The second issue corrected the error and became known as the Great ‘She’ Bible, 1611.

The Library holds a 1613 edition of the King James Authorised Version in its Rare Book Collection. It is large and gilt-edged with a black leather cover, but its status as a ‘He’ version or a ‘She’ is confused. Handwritten notes bound into the back of the Library’s edition suggest that this Bible appears to have been mixed sheets of both previous editions and that it ‘is not an exact reprint of the Great He Bible of 1611, or of the Great She Bible of 1611-1613’. However the Library’s copy shows correctly ‘she went into the city’.

Another printing error gave rise to the Wicked Bible in which the commandment was rendered ‘Thou shalt commit adultery,’ a shock for pious readers. Printers Robert Barker and Martin Lucas were fined severely for their lapse. Gradually errors were corrected and, over the next decades, the King James Authorised Version overtook the Geneva Bible as the most popular Bible among English-speaking peoples. Many editions of the Authorised Version, like the Library’s 1741 edition printed for John Baskett, London, were smaller sized volumes designed for home reading.
・・・
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「悪魔のバイブル」、350年ぶりにチェコに里帰り
悪魔のバイブル(Codex Gigas)に関するメモ
悪魔のバイブル(Codex Gigas)に関するメモ 其の二
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2007年11月12日

中世思想原典集成 (3)~メモ「天上位階論」「神秘神学」

「中世思想原典集成 (3) 」上智大学中世思想研究所 平凡社

を読んで大変な感銘を受けたが、悲しい事に私の頭はすぐ忘れる。今回、画像データとして保存しておいたがテキスト化できなかったので止む無く、『天上位階論』の解説部分だけを手打ちでメモとして残しておく。

この作業をしておかないと、他のところで参照したりする時に、絶対に探し出せないような・・・気がする。面倒だったが、入力作業をしながら何度も読み直したことで、少しだけ内容の理解が深まった気がする。
『第七書簡』において「デュオニュシオス」を自称しているこの著者の正確な名前はギリシア語では「デュオニュシオス・(ホ・)アレオパギテス」(Dionyosios Areopagites)と称される。この名前を構成している「デュオニュシオス」ギリシア人である彼の固有名詞であるが、「アレオパギテス」のほうについては、若干説明を要する。

 古代ギリシアの神話にあるオリュンポス十二神の中の主神であるゼウス(Zeus)とその妻ヘラ(Hera)の息子に「アレス」(Ares)という軍神がいた。この「アレス」に由来する「アレイオス」というギリシア語は「アレスに捧げられた」を意味する。他方で、ギリシア語「パゴス」は「丘」を意味しているので「アレイオス・パゴス」(Areopagus)とは「アレスの丘」という意味になる。丘は今日もそれらしい面影をいくぶんか残してアテナイのアクロポリスから約300メートル西にある。そこには古代アテナイの最高法院が置かれていたために、元来は丘の呼称であったその「アレイオス・パゴス」という言葉は、当の最高法院そのものをも指す言葉となった。「アレオパギテス」とはその最高法院の議員(裁判官)のことである。この機関は殺人、毒殺、放火という重犯罪を審理するほかに、官憲の監督、法律の保護を任務とし、その議員はアルコーン(執政官)の経験者から選ばれ、終身制であった。それゆえ、「デュオニュシオス・(ホ・)アレオパギテス」とは「アレイオス・パゴス(アレオパゴス)の議員(裁判官)のデュオニュシオス」ということになる。

 この人物は新約聖書「使徒言行録」に「彼[パウロ]について行って信仰に入った者も何人かいた。そのなかにはアレオパゴスの議員デュオニュシオス(デュオニシオ)、またダマリスという婦人その他の人々もいた」(使17:34)と述べられている人物にほかならない。すなわち、彼は、アテナイで布教した使徒パウロによってキリスト教に入信したあるギリシア人であり、したがって使徒パウロの直弟子であるが、しかし彼はパウロに師事した後、「パウロに次ぐ」偉大な神学者ヒエロテオス(Hierotheos)なる人物に師事し、その教えを伝えようと著作を著したのである。それゆえ彼は使徒時代に属する最初の教父とみなされることになり、特別に高い敬意を払われるようになった。彼の著作は後に「デュニュオシオス文書」(Corpus Dionysiacum)あるいは「アレオパギテス文書」(Corpus Areopagiticum)と呼ばれ、キリスト教関係の文書のなかでも他を圧して「聖書に次ぐ権威」さえもつようになった。そればかりか、その関係が逆転されて真プラトン主義者たちの先駆者であると誤解されるようにもなったのである。

 しかし十九世紀末から二十世紀初頭にかけてなされた実証的な研究によって、実は「デュオニシュオス文書」が使徒時代に書かれたものではなく、紀元500年頃に書かれたものであることが確証された。すなわち、「デュオニュシオス文書」は当のデュオニュシオス・アレオパギテス自身の著作ではなく、偽書であることが判明したのである。だが、真の著作者が誰であるかということはいまだに確定されていないために、今日ではその著者を「偽デュオニュシオス」(Pseudo-Dionysios)と呼んでいるのである。

「デュオニュシオス文書」は『神名論』、『神秘神学』(De mystica theologia)、ここに訳出した『天上位階論』(De coelesti hierarchia)、『教会位階論』(De ecclesiastica heirarachia)、10通の書簡(Epistulac)から成る。ギリシア語原文が失われてラテン語訳だけが存在している第11番目の書簡というのあるが、それは後で追加された偽書であるとされている。

 これら一群のギリシア語文書は六世紀前半から東方キリスト教思想界に流布しだす。思想界に登場した当初からこの著作に対する疑いがもたれたりしたが、しかし特に七世紀偽に証聖者マクシモス(Maximos Homologetres 580-662年)によりその文書の真作性が確信されるようになると、東方ギリシア語思想圏では急速に広く受け入れられ、高い権威を有するようになった。
 
 他方、西方ラテン語思想圏では「デュオニュシオス文書」の写本が758年に教皇パウルス1世(在位757-767年)から小ピピン(フランク王在位751/52-768年)に贈られた記録があるが、この文書が思想界で注目を浴びるのは、827年にビザンティン皇帝ミカエル二世(在位820-29年)がフランク王国のルートヴィヒ一世(敬虔王。フランク王、皇帝在位814-40年)にその写本を贈呈したときからである。西方で「デュオニュシオス文書」に対する関心が高まったのには、この時代がいわゆるカロリング・ルネサンスの時代で、知識人のあいだでギリシア文化に対する強い関心があったという事情もあるが、特に当時王国の教会政治の中枢にいたヒルデゥイヌス(855/61年没)の果たした役割が大きい。

 ヒルドゥイヌスは、教会政治に対する思惑から、「使徒言行録に記されたこのデュオニュシオスと、パリの初代司教として殉教したデュオニュシウス(フランス語で「ドニ」[Denis]、サン=ドニ[Saint-Denis]と呼ばれた)とを同一人物(実は別の人物)だとし、さらにパリ初代司教のデュオニュシウスはパリの司教も任命されたのではなく、全フランク王国の使徒、つまり教皇代理に任命されたとする虚説を立てた(この点に関しては、本集成第六巻「カロリング・ルネサンス」所収のヒルドゥイヌス『聖デュオニュシウスの生涯』参照)。そのため、デュオニュシオスはフランク王国と、なかでもデュオニュシウスを守護聖人とするサン=ドニ修道院(ヒルドゥイヌスはここの修道院長であった)と特別な関係をもつ人物となっていた。パウロの弟子のデュオニュシオス・アレオパギテスとパリの初代司教のサン=ドニとの同一視は以後エラスムス(1466/69-1536年)に至るまで続いた。

 「デュオニュシオス文書」は初めヒルドゥイヌスによってラテン語訳が試みられたが、これは公にされなかった。九世紀にエリウゲナ(またはヨハネス・スコトゥス 801/25-77年以降)によってラテン語訳行われるとともに、『天上位階論』に対する註解書(『天上位階論註釈』)も著されて、以後「デュオニュシオス文書」は西方においても東方と同様に絶大な権威をもって受容されていき、ラテン語訳は十七世紀までに15種類の翻訳が行われたほどである。かくて、「デュオニュシオス文書」は真作性をほとんど疑われることなく東西キリスト教思想界において高い権威をもって受容された。その真作性が疑われたのはとりわけルネサンスと宗教改革の時代以降であり、その後、述べたように、十九世紀末に至って偽作性決定的に明らかにされた。

 偽デュオニュシオスが「われわれは自分から率先して言うつもりはまったくないけれども、しかし、神について教えている聖なる人々が天使の様子から観想した限りで、われわれに教示されたことを可能な範囲で説明することにしよう」と述べていることからも窺えるように、彼は自分自身の立場をキリスト教の伝統的な教えの伝達者にすぎないとしている。彼の言う「神について教えている聖なる人々」には、彼の師であるパウロをはじめ、新約の聖書記者と旧約の預言者たちも含まれているのみならず、もう一人の彼の師ヒエロテオス(実在の人物かどうか不明)も含まれている。パウロの著作は聖書そのものであるが、ヒエロテオスの著作は偽ディオニュシオスにとって「いわば第二の聖書」と位置づけられている。つまり、「ディオニュシオス文書」が言明している限りでは、彼がキリスト教の伝統的な教えとして直接依拠しているのは聖書とヒエロテオスの著作である。しかし、実際にはそのほかにニュッサのグレゴリオス(335-94年)をはじめとするカッパドキアの教父たちやアレクサンレイアのクレメンス(150頃-215年以前)をはじめとするアレクサンレイアの教父たちにも依拠しているところがある。

 ところが、ヒエロテオスが使徒の仲間であるいう設定にもかかわらず、ヒエロテオスが著している(ことになっている)思想の伝統は、実は異教的な新プラトン主義と深い関係を有しているのである。つまり、偽ディオニュシオスがヒエロテオスから伝承されたとしている思想には、偽ディオニュシオスと同時代(5世紀)の異教的新プラトン主義者であるプロクロス(410/12-85年)の思想との密接な親近性が明白にみてとれるのである。シェルドン=ウィリアムズという現代の一研究者は、偽ディオニュシオスが自分の師匠ヒエロテオスを使徒の仲間に設定したのは、この人物を通じて異教の源泉に権威を与えるために考案した虚構であると見ている。

新プラトン主義もキリスト教もヘレニズム時代の混淆主義(シンクレティズム)という思想状況の下に成立し、展開したものである。そして両思想の関係そのものも初めから混淆主義の内にあったのである。新プラトン主義はプラトン主義を機軸としつつもアリストレスやストア学派やグノーシス主義やピュタゴラス学派その他当時行われたほとんどすべての思想を自らの思想の構成要として取り込んでいるし、この学派の実質的な創立者であるプロティノス(205頃-70年)の思想はキリスト教の立場からは異教的な思想であったにもかかわらず、すでに、東方ではニュッサのグレゴリオスなどにより、西方ではアウグスティヌス(354-430年)などにより、キリスト教の内に受容されていたのである。偽ディオニュシオスと新プラトン主義との関係について哲学史的に重要なことは、プロクロスに代表される後期新プラトン主義が偽ディオニュシオスを通して初めてキリスト教の内部に流入することによって、初期から後期までの新プラトン主義の思想の全体像がキリスト教思想界に知られる事になったことである。そして初めこの東方に起ったのと同じことが、西方ラテン語思想界でもエリウゲナの「ディオニュシオス文書」の翻訳と註解書(『天上位階論註解』)および彼自身の著作『プリフュセオン』(Periphyseon 本集成代六巻所収)を通して九世紀に起ったのである。こうして「ディオニュシオス文書」の登場によって、新プラトン主義の全体が東西のキリスト教思想界において重要な思想財となるのである。

 偽ディオニュシオスと新プラトン主義との関係として一つ注意しなければならないのは、プロクロスが偽ディオニュシオスの思想源泉であるということがしばしば言われるが、しかし偽ディオニュシオスに見出される新プラトン主義的概念や思想の枠組みには、かならずしもプロクロスにのみ帰することができない部分があることである。プロクロスと偽ディオニュシオスとに共通する、先行の新プラトン主義的源泉を想定する必要があろう。しかし、残念ながら、その方面の研究はほとんど進んではいない。

 偽ディオニュシオスが新プラトン主義に負っているもののなかで最も顕著なものは神秘的神術(神の働きを惹き起こす術)であることが指摘されている。従来のキリスト教がさまざまな点で新プラトン主義から影響を受けていた中で、この面に関しては影響は受けていなかったのに対して、偽ディオニュシオスはニュッサのグレゴイオスによる聖書の神秘的解釈と密接な関連をもちつつも、それに加えて神秘的神術を導入した。それは、一言で言えば、魂の上昇は、まず教会の位階における儀礼と祭式を通して、次いで天上の秩序と働きの結果、起るとするものである。

 偽ディオニュシオスが新プラトン主義から取り入れたもう一つの重要な概念はトリアスの概念である。トリアスというのはギリシア語は元来は三という数を表しているが、新プラトン主義においては特に一元的であると同時に三元的であるものを意味している。つまり、もっと具体的に言えば、三つのものが相互に関連して一つの構造や働きをなしていることである。トリアスの概念はすでにキリスト教の三位一体(この言葉の下のギリシア語も「トリアス」である)の教義にも現れ、ニュッサのグレゴリオスなどのカッパドキア教父たちにも広く応用された概念であるが、後期新プラトン主義のもろもろのトリアス概念は偽ディオニュシオスに対してはその思想の全体にわたって、つまり思想体系の基本的枠組みとして、あるいはもろもろの思想の要素概念として、いっそう広範な徹底した影響を与えている。彼の著作に頻出するトリアスの例を挙げれば、(1)あるものがそれ自身に不変にとどまっている相(止留)、(2)それ自身から出て結果を生み出す相(発出)、(3)結果が出てきた源へ回帰する相(還帰)、あるいはまた、(1)分有されず、分有しない相、(2)分有される相、(3)分有する相、あるいはまた、(1)それ自体として存在している相(存在)、(2)発出によって結果を生み出す作用因として存在している相(力)、(3)結果が還帰していく目的因として存在している相(作用)、そのほかがある。

 トリアス概念と密接に関連して偽ディオニュシオスが新プラトン主義から取り入れた方法的・構造的概念に弁証法がある。これはプラトン以来の一(いつ)と多あるいは総合と分割の弁証法の系譜に連なるものである。偽ディオニュシオスの「神についての教え」(文字通りには「神学」だが、本巻収録『神秘神学』解説参照)の最高で最も基本的な概念は「神性の根源」であるが、これは究極の自己同一性に止留しながらも、多様なる被造物に発出する。この発出の過程が一性から多性への分化、分割という上昇の弁証法であり、その逆の多性から一性への還帰の過程が一化、統一という上昇の弁証法である。この二種類の弁証法によって、最高の普遍的一性においてある神性の根源(厳密にはこれは一性をも越えている)から最低の特殊的多性においてある被造物に至るまでの一切がヒエラルキーを成す構造的連関において理解される(拙論「偽ディオニュシオス・アレオパギテスにおける思惟の構造と神学の位置付け」『文化と哲学』第五号1986年、20-39頁参照)。そして、偽ディオニュシオスの「神についての教え(神学)」の体系もトリアス的弁証法構造を成している。神性の根源が被造物に発出する相、すなわち下降の弁証法の局面に対応しているのが肯定神学であり、被造物が神性の根源に還帰する相、すなわち上昇の弁証法の局面に対応しているが否定神学であり、それ自身に止留している相、すなわち肯定も否定も超えた局面に対応する神学が神秘神学である。

 偽ディオニュシオスの思想では、神の次元領域と被造物の次元領域とが大別されるが、被造物の次元領域はさらに知性によって捉える事のできる時限領域(可知的世界)と感覚によって捉えることのできる次元領域(可感的世界)とに区別される。この後の方の区別はプラトン以来の伝統を踏襲している。天上界とは知性によって捉えることのできる次元領域であり、そこに存在している非質量的知性が天使である。『天上位階論』はこの天使の位階を論じている。

 「位階」と訳された元のギリシア語は「ヒエラレキア」であり、これは現代日本語として「ヒエラルキー」と言われて日常的にさまざまな分野で使われている。実はこの言葉を最初に使用したのほかならぬ偽ディオニュシオスである。もっとも、この言葉の派生源である「ヒエラルケース」という言葉は「(高位)聖職者」という意味でキリスト教以前から使われている。「ヒエラレケース」は偽ディオニュシオスにおいて一般的に「聖なる物事に関する創立者、司令者、支配者」の意味で使われており、本訳ではそれが天使である場合は「司令者」と、旧約時代(ユダヤ教)の聖職者の場合には「祭司」と、新約時代
キリスト教)の聖職者の場合には「司教」と訳した。

 ヒエラルキアは元来は「聖なる物事に関する創立、司令、支配」を意味しており、偽ディオニュシオスにおいてこの意味で使われることもあるが、多くの場合それは被造的世界の階層的秩序全体ないしその各部分(全体の位階を構成する各階層(階級)は多くの場合、「ディアコスメーシス」と呼ばれる」を意味しているが、同時にそれは神が顕現する場でもあって、そのような意味ででのヒエラルキアは本訳では「位階」と訳した。偽ディオニュシオスは位階を次のように定義している。「位階とは、できるだけ神に似たものになるところの、また神から自分に与えられた照明に応じ自分の能力に従って神を模倣すべく上昇するところの聖なる秩序であり、知識であり、活動である」。つまり、「秩序」、「知識」、「活動」のトリアスが位階を形成している。「秩序」は、止留、発出、還帰というトリアスの動的構造として確立されているが、このトリアスは相互に一定の法則により関係し合って多様な位階の体系に展開する。隣接する階級のあいだでは直接的に交流し、離れている階級のあいだでは中間の階級を介して交わる。「知識」は神の照明を下位の階級に伝達し、「活動」は照明の源へ引き上げる。

 偽ディオニュシオスは被造敵世界を上位のものから下位のものへと、天使、人間、事物の三階層に区別し、それぞれに天上の位階、教会の位階、律法の位階を割り当てている。これらのうちの初めの二つに関してはそれぞれ『天上位階論』と『教会位階論』という著作が残されているが、最後の律法の位階に関してはそれを主題にした著作はない。律法の位階は感覚によって捉える事のできるレヴェル、教会の位階は感覚によっても捉えられると同時に知性によって捉えることのできるレヴェル、天上の位階は知性によって捉えられることのできるレヴェルであり、魂はこの三つの段階を上昇して神性の根源に向かう。

 『天上位階論』は天使の秩序組織と機能と体系的に解説したものである。天上の位階もトリアスによって構成されている。すなわち、大別して上位、中位、下位の三階級に分けられ、各階級が三隊に分けられている。最上位の階級には熾天使(セラフィム)、智天使(ケルビム)、座天使(王座)が属し、中位の階級には主天使(主権)、力天使(力)、能天使(能力)が属し、最下位の階級には権天使(権勢)、大天使、天使が属している。この構成を見ればわかるように、「天使」というのは天上的知性の全体を指す場合とそのうちの最下位のものを指す場合がある。最下位の知性が特に「天使」と呼ばれるのは、その階級の知性がわれわれ人間に最も近い位置にいて神の神秘をわれわれに伝達する働きが、われわれの方から見るとまさに「使者」としての働きであるからである。
 
 天使のすべては質料からの自由な知性そのものであって(存在)、自分自身が自分自身を知性認識する(作用)ことができる(力)。それゆえ、存在(ウーシア)、力(デュナミス)、作用(エネルゲイア)というトリアスの各要素はすべての天使において互いに不可分に結び付いて互いを包含している。

 偽ディオニュシオスは天使を指すのに「知性」とか「存在」とか「力」など多様な呼び方をしている。このうち、「力」とはもともと旧約聖書で「天の大軍」とか「万軍」とか「天軍」などと呼ばれている神の「軍」のことであるが、それは多くの場合、旧約聖書における天使に対する呼称なのである。

 『天上位階論』が後の思想に与えた影響として特に取り上げなければならないものの一つは、大教皇グレゴリウス(在位590-604年)やダンテ(1265-1321年)に見られるように、中世の全時代を通じて行われた天使論に対する決定的な影響である。また、『教会位階論』とともに『天上位階論』はキリスト教の宗教的象徴の解釈の方法と理論に対しても大きな意義をもった。すなわち、『教会位階論』は宗教的儀式の象徴的行為に関して、『天上位階論』は天使と神に対する象徴的名称に関して、それらの解釈方法と理論の基盤を提供した。 

 もう一点触れておかねばならないのは、中世の美学や美術に対する影響である。偽ディオニュシオスにおいては、感覚で捉えることのできる物質的な美しさはすべて神的な美を分有しており、したがって、それは神的な非物質的・知性的な美しさを象徴する。それゆえ、この世のあらゆる美はわれわれを神へと引き上げる手段となる。『天上位階論』に述べられているこの神学的美学は、九世紀にエリウゲナによってラテン語訳とその註解(『天上位階論』)によって西方思想界に流入することになった。エリウゲナにとっては目に見えるものも見えないものもすべての被造物は「神現」ないし「神の現れ」であり、この世のすべての美しさは神的な美に導く階梯である。そしてエリウゲナやサン=ヴィクトルのフーゴー(1141年没)を介してサン=ドニ修道院の院長シュジェール(1081頃-1151年)は偽ディオニュシオスに鼓舞された美学思想を展開した。彼がサン=ドニ修道院に新しく建てた聖堂がゴシック様式の最初の建築であったかどうかは別にしても、石やステンドグラスなどの建材も含めて聖堂という建物の美が神の美にわれわれを導くものとして解釈したことにより、彼はゴシック建築に美学的基礎を与えたのである。
解説も大変分量があるが、本文はもっとある。しかし、ゴシック建築を理解するには絶対に必要だと思った。『天上位階論』や『黄金伝説』を読まずに、シャルトル大聖堂の解説をする人を私は絶対に信用しないだろう・・・。

ゴシック建築に関心を持つ方には、絶対に目を通すべき本だろう!! これを日本語で読める幸運に感謝&著者達の労作に感謝。

聖書に次ぐ権威が認められていたことも驚きながら、教会における宗教的象徴の解釈や理論に影響を与えたって凄くない?! それって当然、象徴儀式である典礼にも直接的な影響があったんでしょう、おそらく?

まさにキリスト教の根幹に関わる書だったんではないでしょうか? これを知らずしてゴシックの『大聖堂』を理解するとは、やっぱり論外だよね。本書を読まなければ、私は全く知らないままでした。

ゴシック建築やゴシック美術の本を読んでも、ここまで本質的な要素に遡って解説してないもんなあ~。ほとんどの場合。

前川道郎氏の「ゴシックということ」という著作を読んで初めて、ディオニュシオス偽書に関心を持ったおかげです。あの本もいい本でしたが、素晴らしい本は更なる良書へ繋がる好例ですね! 前川氏にも感謝です(最近、お亡くなりになったそうで残念です)。
posted by alice-room at 00:07| 埼玉 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

これから読んでみたい本―「The Rozabal Line」

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ダ・ヴィンチ・コードの騒ぎが終わった後、二匹目のドジョウならぬ百匹目のドジョウを求めてキリスト教関係の謎解き小説が未だに流行っているらしい。

かくいう私もだいぶその手の便乗本を読んだ口だし、えらそうに言える身分ではないのだが、またまた新しいのが出てきたようだ。

「The Rozabal Line(ロザバル・ライン)」というタイトルらしいが、内容はイエス・キリストが十字架で死なず、インドのカシミール地方に逃れて、そこに墓があるという話らしい。この伝承自体は、結構有名であり、私もいろんな本でパラパラと見たことがあるが、その使い古しのネタを恥ずかしげもなく、今頃になって小説にして売る著者と出版社の心意気を買いたい(勿論、嫌味です)。

しかし、youtubeで検索してたら、BBCで放送してた番組等が挙がっていたりして結構、興味が湧いてきたりする。うっ、面白そう。英語のリスニングはちょっと苦手なんだけど、今度聞いてみるつもり。ご興味ある方は、以下のタイトルで探してみてネ。

・Jesus in Kashmir,India(BBC Documentry)
・Did Jesus Die
・Jesus in India
・Did Jesus Die on the Cross or
・Did Jesus learn what he knew from India

そうそう本の紹介をしている記事は以下の通り。

Contentious Novel Supposes that Christ's Descendants Could be Kashmiri Separatists
【PRWebより以下、転載】
A new historical fiction thriller "The Rozabal Line" by Shawn Haigins has claimed that Jesus Christ may have survived the crucifixion, traveled to Kashmir and that his present-day bloodline could possibly be fighting an Islamic Jihad in the ongoing strife along the Indo-Pak border.

Bradenton, FL (PRWEB) November 6, 2007 -- A "Da Vinci Code" type potboiler has claimed that the body that lies in the Rozabal tomb in Srinagar (Kashmir) is actually that of Jesus Christ.

The novel, though a work of fiction, contains a wealth of historical, religious and spiritual suppositions. Haigins claims that Jesus spent his "lost years" in India because India was his spiritual home given that one of the ten lost tribes of Israel had settled down there. The book claims that Jesus derived much of his wisdom from Buddhist teachers and that Mary Magdalene was possibly a temple priestess originally from "Maghada" the ancient Indian Buddhist empire of North India.

The Rozabal Line also explains why it is possible that the Church-promulgated official persona of Christ could have been based on the Hindu deity Krishna. The author establishes his plot on the premise that Jesus was married to Mary Magdalene and that his bloodline may have converted to Islam during the early Muslim incursions into India. The author has then weaved a modern tale in the post 9/11 world of Osama, Al Qaeda and Waziristan.

Blending a commercial fictional plot with historical nuggets such as the commonly accepted view that St. Thomas, one of the twelve apostles, was specifically sent by Jesus to India, Haigins builds up a case to put forward the possibilities that the patriarchal figure of Abraham was loosely derived from "Brahma" the ancient Indian god of creation; that the "sacred feminine" was largely a Hindu concept; and that the trinity of the father, son and holy ghost, was actually derived from the ancient Vedic trinity of the creator, the nurturer and the destroyer. He explains why it is possible that the ritual of baptism was born along the banks of the river Ganges, and why "Spikenard" which was used by Mary Magdalene to anoint Christ was a sacred Indian herb. Haigins explains that the "three wise men" were nothing but Buddhists searching for "an incarnation" of the Dalai Lama, much in the same manner as is done today.

The Rozabal Line does not claim to be historically accurate. Shawn Haigins has clarified that he wanted to spin a racy thriller that could, in parallel, highlight an alternative theory surrounding the life and death of Jesus and Mary Magdalene. "While recent alternative theories have revolved around the Holy Grail and the travels of Mary Magdalene to France, the wealth of historical and religious information linking Jesus to India has remained relatively obscure and I hope that this book will bring it to the forefront," said Haigins.

Even though the book has been released recently in mid-October, it has already notched up significant sales on Amazon.com and has generated considerable interest among the "conspiracy theory" aficionados and religious/historical fiction buffs. Traffic to the author's blog has spiked several times over and Haigins has been overwhelmed with the number of people writing in.

In Srinagar, the Rozabal Tomb has already become an important tourist destination, particularly after Suzanne Olsson's effort to extract DNA from the body buried at Rozabal. Holger Kersten's research summarized in his book "Jesus Lived in India" has also helped popularize the destination.

でもさあ、ジハード(聖戦)はないでしょ、ジハードは。イエスの子孫が国境近くでカシミール分離独立主義者で聖戦やっているというのはちょっと・・・ねぇ~。

創作だとは書いてあっても、悪質だよね。とか言って本を読みたがる私なのでした。

調べてみると、翻訳はまだ出ていないし、英語の本は異様に高いのでしばらくはおあずけ状態。そのうち、アメリカのamazonでタダ同然のセールになったら買おうっと。日本のamazonは更に高くて論外だし。

更に言うと、イスラム教徒の聖典「コーラン」ではイエスは十字架上で死んでいないことが事実として書かれていたはずだから、その辺も絡んでくるのかもしれない?

The Rozabal Line(amazonリンク)
ラベル:小説 キリスト教
posted by alice-room at 23:30| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする

2007年11月04日

縮小均衡する日本―キーワード『減築』

最近のニュースで思ったこと。

木曜日か金曜日の日経朝刊一面で旧住宅公団(?)が老朽化した団地を『減築』で再利用する話が出ていた。例えば、4階建ての建物なら、4階部分を取り除き、1~3階をリフォームすることで重量が軽くなって建物の耐久性が増し、綺麗になって建物の寿命が延びるという。

従来ならば、壊して新しいものを建て替える話だが、減築にすれば、費用は7割程度で済むらしい。入居可能戸数は減るものの、そもそも空き家が多いのだから、十分に採算性に見合う合理的な選択なのだろう。

それとは別にTVのニュースで定年退職した家庭で『減築』がブームと報道していた。子供達が独立し、部屋が空いているうえに維持管理の費用も大きいので例えば部屋数を減らして、維持管理を楽にするのが目的だ。固定資産税が減るのもメリットの一つかもしれない。

上記の項目は、それぞれは合理的な行動だし、単純に増築や新築をするよりも賢い選択肢が広がったという見方もできる。しかし、それらのニュースが背景にしている日本の現状を鑑みた時に、愕然とした。

日本は既に縮小均衡の時代に入っているのではないだろうか?

経済理論など知らなくても、縮小していく経済に未来が無いのは間違いないのは誰の目にも明らかだろう。国立大でも定員割れする大学入試。中学生の計算ができない大学生。会社で配布される資料の漢字が読めない社員。今後も一番需要が多いソフト技術者の慢性的不足に、益々加速する理工系離れ。

個々の問題点は昔から挙がっていたことだが、それら以上に根本的な要因として、人口が減少する国家に未来が有り得るとも思えない。友人と話すたびに思うが、本当に日本のものづくりの現場ってヤバイらしいし。私が知っている範囲内でも、ナレッジマネジメントなんて出来るところ有りはしない。むしろ、出来ていないから、そんな言葉に注目が注がれるんだろうけどね。人は失ってから、その価値を見出すものだから。

年齢別人口ピラミッドのいびつさと所得(以上に)資産分布の不均衡が、更に日本の階層分化を促進する。

そういえば、最近の若年層・・・

えっ! 途中で話が変わって申し訳ないが、ニュースを見てたら小沢さん辞めちゃったんだ。もう民主党に明日はないなあ~。それ以上に、日本の政治どうなるんでしょう???

政治は決してひとごとではないんだけど、心配で気になります。ちょっとこれ以上書く気が無くなったので止めときます。しかし、民主党もせっかくのチャンスだったのにね。やはり『反対』するしかレーゾン・デートルが無いらしい(残念だ)。
ラベル:減築 備忘録
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分厚い本(厚さ8センチ以上)の複写方法について

(あくまでも個人作業用のメモです。)

【目的】
できれば、OCR認識させて透明テキスト付きpdfにでもして保存したい。文字認識が駄目な場合は、最低限で画像で文章が読めるぐらいにする。


【試行錯誤】
(1)見開きで(2頁まとめて)スキャン → しばしばあるように中央が歪んで黒くなり、画像の質が悪い。OCRソフトで読み取らせても文字認識率が悪く、肉眼でも読み取れず、却下。
保存ファイルをJPEGからtiffなどに変更して試してみても、やっぱり認識できない。
スキャン画質を300dpiのグレーで実施。モノクロや解像度を変えても駄目。

(2)1頁づつスキャナの端を利用してスキャン → 端の文字が入りきらない。

(3)分厚い本の場合、製本を崩してバラバラにするのが最も良いのだが、借りてきた高価な本の為、それも不可。

(4)ネットで検索していてOKWAVEでデジカメスキャンの話題を見つける。元々はスキャナーを所有していない人の代替策としてのデジカメ利用だが、分厚くて綺麗にスキャンできない場合には、有用かも?と思いつく!

(5)デジカメのマクロ(接写)機能を利用し、三脚を使って撮影。どうしても中央部や端の部分には歪みが出るものの、十分に読めるのでOK。

(6)但し、歪みがあり、使用したテキストが日本語・英語・ラテン語等の混在であった為、認識率は低くて実用レベルにまでいかなかった。これは止むを得ないとして断念。
(文字認識を実用レベルで使うには、単一言語でスキャナー取り込みは必須であることを再確認)

【スキャン時の注意点】
・本をそのまま下に置いたのでは、三脚の関係でカメラのレンズと本は並行にならないので必ず歪むことを意識する。
・対処方法として、本の下に何かを挟んで傾斜をつける。そして本と並行になるようにレンズを傾斜させる。
・並行になっているか否かの目安は、撮影した本の文字の部分が平行四辺形になっているかどうかで判断する
・照明として蛍光灯のスタンドを利用したが、カメラのホワイトバランスで蛍光灯を選ぶと青白い画像となってしまう。そのままオートに任せた方が自然な発色。
・シャープネスの設定はシャープにしたが文字が細くなったのでノーマルがベター。
・撮影後に加工するのは時間の浪費なので、基本としてはいじらない。
・デジカメの画像は1024では小さ過ぎたので、やっぱり2MBぐらいにしておく。ファインなら、ノーマルぐらい。それでも一枚あたりの容量は600~900KBぐらい。
ラベル:複写 コピー
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2007年11月02日

シャルトル大聖堂の資料写真 其の二

シャルトル大聖堂の資料写真 其の一
上記の続き。

シャルトル大聖堂のステンドグラスです。どうしても暗い中での撮影の為、綺麗に写りません。いささかピントがぼけているのが残念&悲しい。

まあ、それでも資料にはなるかな?

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2007年10月31日

シャルトル大聖堂の資料写真 其の一

ゴシック建築やロマネスク建築の本などをだいぶ読むようになってから、しばらく経つがデジカメの写真をふと見ていたら、実は手元にまだ何枚も写真があった。

それなりにしっかり写っているし、いろんな本を読む時の資料にもなるので、忘れてしまわないようにブログ上に置いておくことにしました。

なお、写真は以前フランスのシャルトル大聖堂で私が撮影したもので、一部は既に書いたブログ上の写真と重複しています。

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ボース平原にぽっかり浮かぶ様も撮りたかった。

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ランドマークタワーです。 まんまタワーだし。

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そう!この垂直性こそゴシックの特質の一つでもある。

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フライング・パットレスですね。

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薔薇窓。

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四福音書の象徴がイエスの周りを取り囲んだ図像を示すタンパン。

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こちらは幼子を抱いた聖母ですね。

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天使に両脇に従えて、雲の上で立ち上がったイエスですね。下にいるのも天使かな?

こう見ると、下手な横好きで勉強した甲斐があって、結構分かりますね! ああっ、もう一度行って千枚ぐらい写真撮って来たいなあ~。

関連ブログ
「シャルトル大聖堂」馬杉 宗夫 八坂書房
シャルトル大聖堂 ~パリ(7月5日)~
「世界大百科事典」平凡社(1998年)~メモ
シャルトル大聖堂についての簡潔な説明有り。
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「ロマネスクの図像学(上)」~メモ(続き)

「ロマネスクの図像学」(上)エミール マール 国書刊行会
「ロマネスクの図像学(上)」~メモ
上記からの続き。

マグダラのマリアの伝承がいかにして生まれたのか、非常に面白い話が書かれていたので抜き書きメモ。最初は透明テキスト付きpdf化したのだけれど、文字認識が正確にできないので泣く泣く、死ぬほど面倒ながら手打ちで入力した。しかし、これは貴重な情報だよなあ~。
(P323)『マグダラのマリア』
パリ国立図書館に保存されている十一世紀のある写本には、救世主の復活後、マグダラのマリアが姉のマルタ、弟のラザロとともにユダヤ人の迫害を逃れて船に乗り、マルセーユに到着したと記されている。彼らがプロヴァンス地方に信仰をもたらしたというのである。もう少し後の物語では、彼らとともにエクスの使徒聖マクシマンと、アルルの使徒聖トルフィームも一緒に来たとされる。こうして、オリエントのように光に満ちた美しいプロヴァンス地方は第二のユダヤとなる。ラザロはこの地に福音を説くために墓から起き上がり、マルタとマリアは主の口から聞いた言葉をそこへ伝えにやって来たというのだ。どのような教会がこれ以上高貴な起源を誇りうるだろうか。

 ところでこの伝説は12世紀のプロヴァンス芸術になんらかの痕跡をとどめているであろうか。

 アルルのサン・トロフィーム教会の正面では、聖トロフィームの姿が使徒たちの中央に見られる。彼は司教杖を持ち、二人の天使が、彼の使命の神聖さを示すかのように司教冠を彼の頭に載せている。回廊にもまた、柱を背にした彼の像が見られる。そこでは彼は冠をかぶらず、チュニックを着てマントをまとっており、もし彼が靴をはいていなかったら使徒の一人と見なされてしまったことだろう。聖人のこの二つの像は彼の生涯を語る柱頭彫刻も浮彫も伴っていない。1180年頃のアルルの芸術家たちは、聖トロフィームがラザロ、マグダラのマリア、マルタとともにプロヴァンス地方にやって来たという話を既に聞いていたにちがいないが、こうした物語を思わせるものは何ひとつ刻まれていない。彼らはもっと別の話に関心を集中させていたようだ。芸術家たちは聖トロフィームを聖ペトロのそばに置く事によって、彼が使徒の長聖ペトロによってローマから派遣されたとするアルルの教会の古い伝承に信憑性を与えようと望んだのではなかったろうか。

 それにしても、この有名な伝説の痕跡が十二世紀のプロヴァンス芸術にまったく残されていないとしたら、それはむしろ意外なことであろう。事実、少なくとも一つはその痕跡をとどめている。タラスコンのサント・マルト教会の側面扉口には、献堂の日付け(1197年6月1日)を示す碑銘がきわめてよい保存状態で残され、そこには二つの小さな浮彫彫刻が施されている。一つは祭壇奉献を示し、もう一つは一人の司教と二人の助祭が石の上に横たわる遺体を囲んでいる場面を描いている。この情景はいったい何を意味するのであろうか。献堂の十年前に聖女マルタの遺骨がタラスコンで発見されたと信じられ、その時、この貴重な聖遺物を受け入れるために教会が再建されたことを思うならば、その意味は理解されよう。わらわれが目にしているのは、聖女マルタの聖遺物がこの教会に移された場面か、あるいは彼女が埋葬される場面なのである。だが、この場合にはむしろ後の解釈のほうが妥当であるだろう。なぜなら、聖女の魂を天に運ぶ二人の天使が見られ、さらに立ち会っている聖人の一人は光輪をつけているからである。事実、新約聖書外典の一つは、聖フロンが奇蹟によってタラスコンの聖女マルタの死の床のそばに運ばれたと語っているのだ。

 このようにして十二世紀の終り頃には、ラザロとその姉妹の伝説は確立されていた。タラスコンの浮彫は、この伝説に基づいて生まれたプロヴァンス地方最古の芸術作品であり、ミストラルの『ミレイユ』最後の歌に至る一連の詩情溢れる主題への出発点であった。
 
 このように、プロヴァンス地方ではこの伝説を芸術作品化するまでにいささか時間がかかったが、この点でプロヴァンスに一歩先んじたのは、実はブルゴーニュ地方であったことが今では分かっている。事実、われわれが今日知っているように、この伝説を作り上げたのはブルゴ-ニュ地方なのである。デュシェーヌ神父はその起源を明快に説明してくれた。それはこうである。十一世紀半ば以来、ヴェズレーの修道士たちは聖女マグダラのマリアの聖遺物を持っていることを自慢していたが、この貴重な宝物がどこからもたらされたのかを巡礼たちに説明するのに困っていた。そのために、彼らの一人がマグダラのマリアの生涯についてまったく新しい物語を創り出した。その中ではじめて、聖女がプロヴァンス地方に船でやって来て、そこで生活し、死を迎えたことが語られたのである。作者はさらに付け加えて、プロヴァンスを旅したヴェズレーの修道士が、サン・マクシマンの地下室で聖女が葬られている大理石の石棺を見つけ、ただちにこの聖なる遺体をひそかに運び出してブルゴーニュに持ち帰ったと語る。ヴェズレーを訪れる巡礼たちがそれ以来、修道士たちの口から聞くようになったのは以上のような物語であった。

 十一世紀末には、はやくもそこに新しいエピソードが加えられて伝説を彩ることになった。マルタ、ラザロ、マクシマン司教の三人がマグダラのマリアに結び付けられたのである。こうして、このいわば叙事詩ともいうべき伝説は、実はプロヴァンスではなく、ブルゴーニュ地方で有名になった。そればかりではない。聖女マグダラのマリアの聖遺物を手に入れたばかりのブルゴーニュ地方は、さらにまもなくラザロの聖遺物をも所有していると称するに至る。十二世紀に入るとすぐに、この聖遺物はオータンの大聖堂に安置されることになった。やがてこの聖遺物に惹かれて巡礼たちが群をなして訪れてくる。1120年頃に司教が新しい教会の建立を企てたのはそのためであったろう。それが今日われわれが見るオータンの美しい大聖堂である。

 ところで、十二世紀のブルゴーニュ芸術はこれらの伝説を反映しているであろうか。
 まずヴェズレーのサント・マドレーヌ教会にその跡を求めるのが自然であるが、そこには何も見出されない。扉口は後代の作品で、もとのタンパンの主題を不器用に気取って再現したものである。そこに見られれるのは、マグダラのマリアが描かれている新約聖書の諸場面とラザロの甦りであるが、例のプロヴァンスへの旅については何も示されていない。身廊の柱頭は実に数多く、また多様であるが、一つしてマグダラのマリアについて語ったものはない。内陣はたしかにゴシック期に修復されており、もしかしたらそこにあった聖女の墓のまわりにこの聖女の伝説が描かれていたのかもしれない。だが、この伝説が誕生し、あれほど多くの巡礼たちがこの伝説に耳を傾けたこの教会に、今日ではそれを思い起こさせる芸術作品は何一つ見られないのである。

 聖ラザロの教会であるオータンの大聖堂では、われわれはヴェズレーよりも恵まれているであろうか。柱頭とタンパンを調べてみると、やはりそうではないと思わざるを得ない。そこでもまた、いかなる作品もプロヴァンスへの旅を描いてはいない。しかし、昔はそうではなかった。十八世紀までは、「最後の審判」を描いた扉口の中央柱に三体の像を見ることができた。そこで巡礼たちが目にしたのは、マルタとマグダラのマリアにはさまれたラザロの姿であり、ラザロが司教服をまとっていたことを知れば、この三体の集まりが何を意味するかは完全に理解できるであろう。芸術家が表現したいと望んだのはプロヴァンスの使徒ラザロだったのである。彼がラザロのわきに二人の姉妹を置いたのは彼女たちが彼の使徒職を補佐したからなのである。

 ブルゴーニュ地方には、聖ラザロに捧げられたもう一つの教会、すなわちアヴァロンのサン・ラザール教会があった。以前は三つあった十二世紀の素晴らしい扉口から中に入ることができたが、今では二つの扉口しか残っておらず、いずれも像と浮彫彫刻は失われてしまっている。今日ではわれわれは、ドン・プランシュの「ブルゴーニュ史」に載せられた平板な二枚のデッサンによって元の姿をうかがい知ることができるに過ぎない。そこには扉口の中央柱に一人の司教像が描かれているが、それが教会の守護聖人ラザロである。アヴァロンでもオータンと同じように、司教の祭服によって聖ラザロがプロヴァンス地方の教会の最高の指導者であることが示されていたのだ。

 オータンとアヴァロンのこれらの興味深い彫像がわれわれに残されていないのは残念なことだ。残されていれば、ブルゴーニュ地方の初期の彫刻家たちが、二度死の扉を超えた謎めいたラザロをどのように思い描いていたかを知ることができただろう。

 オータンとヴェズレーの彫像は明らかに伝説に基づいたものであった。われわれに発見できたのはそれだけであり、しかもその痕跡にすぎない。プロヴァンスの一つの浮彫とブルゴーニュの二つの彫像、これだけがどうやらマグダラのマリア、マルタ、ラザロの伝説が十二世紀の芸術に残したすべてなのである。それはわずかなものにすぎないが、しかしそれが始まりであった。十二世紀には、ヴェズレーの修道士たちの物語がかろうじて人々の想像力を捉えはじめたばかりであったことを考えなくてはならない。それがすべての人々に受け入れられ、キリスト教芸術の生き生きとした源泉の一つとなるのはもっと後の時代になってからのことである。ただ、悔い改めたマグダラのマリアの評判が世間に広まったのはブルゴーニュ地方からであなく、プロヴァンス地方からだった。事実、1279年にプロヴァンスの人々がそれまでヴェズレーの修道士たちが仲間の一人の思い違いによって自分たちが所有していると信じていた聖女マグダラのマリアの遺骨が、サン・マクシマンで発見されたことをキリスト教世界に告げ知らせたのである。その発見は真正なものと見なされ、以後ブルゴーニュの聖地は忘れられ、それに代わってプロヴァンスのサン・マクシマンの墓とラ・サント・ポームの洞窟が巡礼たちの聖地となってゆくのである。歌を歌いながら高いところへ登る事を好んだ巡礼たちは、今度はヴェズレーの丘を捨ててラ・サント・ポームの高い岩山をめざす。ナポリ王を兼ねるプロヴァンス伯がこの伝説をイタリアに伝えたのはこの頃であり、ジョットがフィレンツェの政庁とアッシジの礼拝堂の一つに、プロヴァンス地方の荒野で聖マクシマンの手から聖体を拝領するマグダラのマリアを描いたのもこの頃である。
関連ブログ
マグダラのマリア 黄金伝説より直訳
「フランスにやって来たキリストの弟子たち」田辺 保 教文館
「図説 ロマネスクの教会堂」河出書房新社
「中世の奇蹟と幻想」渡辺 昌美 岩波書店
マグダラのマリア、映画で関心高まる
マグダラのマリア~「中世の巡礼者たち」より抜粋
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2007年10月30日

「ロマネスクの図像学(上)」~メモ

「ロマネスクの図像学」(上)で気になった所を抜き書きメモ。
四、五、六世紀のキリスト教芸術が二つ存在したこと。
1)オリエントのギリシア的大都市、アレクサンドリア、アンティオキア、エフェソスのキリスト教芸術
2)エスサレムやシリア諸地方のキリスト教芸術

マギの礼拝図
1)ヘレニズム型 聖母が横を向いている
2)シリア型 聖母が正面を向いている
以前、柳宗元氏の本でキリスト教美術におけるカッパドキアの意義を指摘されていたが、本書を読んでようやくその指摘の重要性が分かりました。『縁無き衆生は度し難し』だったんでしょうね、私って。
(P117)
シャルトル大聖堂の十二世紀のステンドグラスとプリネーの壁画は、この同じ形態のもとに「洗礼」を描いている。
(形態・・・二つの特徴
 1)水に浸されたキリストはその裸体を自らの両手で覆っている
 2)キリストが浸されている川は奇妙な外観(=釣鐘状に広がるドーム型)を呈している)
(P119)
シャルトルの西正面の柱頭彫刻
「エルサレムの入城」ギリシアの古い型(←オリエント型:驢馬に座っている)
・キリストは驢馬にまたがり、座っていない。
・二人の若者は自分のテュニックを敷き、他の者達は木の枝を切り、使徒達はキリストに付き従っている。
(P122)「弟子の足を洗う」場面。オリエント型
シャルトルのステンドグラスはカッパドキアの壁画の全体的な配置やその細部を驚くほど正確に再現している。ペトロの足を両手でつかみながら身をかがめるキリストの姿勢も、頭に手をやるペトロの身振りも構図の両端に二つの集団をなしている使徒達の配置もみな同じである。
(P135)
注目すべきは十二世紀のフランスの全ての「磔刑図」において、キリストが四本の釘で十字架につけられていることである。これはオリエントの非常に古い伝統に従ったものであり、その表現は十三世紀はじめまで続いていたのだが、この頃古い習慣が崩れ、フランスでは釘が三本に減らされ、両足を重ね合わせて釘付けされた表現に変わるのである。
(P149、150)
十二世紀フランスの諸作品はビザンティンのオリジナルよりはるかに古いモデルに着想を得ていることが認められ、ヘレニズム系芸術やシリア系芸術によって全て説明される。

 メロヴィング時代とカロリング時代にガリアはオリエントからこの初期キリスト教美術を伝える多くの挿絵入り写本を受け取った。そして十二世紀まで、ガリアはこの古い遺産を継承し続けたのである。

 ビザンティン芸術はいわざ豊かな遺産を受け継いだ新参者のようにしか思えないのである。
ビザンティン自体が豊かな伝統の継承者とする視点は非常に新鮮に感じました。

あと、彩色写本って実は中世においてはデザイン集でもあったんだなあ~というのが、率直な感想です。
(P169)「イエス・キリストの幼少時代」に捧げられたシャルトルのステンドグラス。
「降誕図」聖母と聖ヨセフと幼子。幼子は二匹の動物達の間で眠っている。
オリエント芸術の修正点:
・聖母の寝ているのは藁布団ではなく、寝台になっている。
・幼子の寝ている場所は秣桶ではなくて祭壇になっている
 ←教父たちの考えたように祭壇と同一視される秣桶であり、誕生の時から生贄として示されている幼子をそこに見ている。
そう、こういった見方を知らないでは、写本もステンドグラスも真の意味で堪能できない!
(P171)「イエス・キリスト洗礼」
オリエント図・・・立ち会う天使達は差し伸べられた両手をチュニック自体が包み込んでいる。これは敬意によって両手を覆い隠しているのだが、フランス人には不明
 ↑
シャルトルのステンドグラス・・・チュニックをキリストのものとして天使が持っている図になっている
(P179)
キリストの言葉によって開かれ、その獲物を吐き出す怪物のあご、ユダの恐ろしい死者の国の入口が列のところで既に説明したように「ヨブ記」のあのレヴィアタンの口なのだからである。
レヴィアタンって、やっぱポイントですね。時祷書でもひときわ目を惹きます。
(P189)「神殿への奉献」
蝋燭祝別行列を記念して、二人の侍女が火を灯したろうそくを持って立っているデザイン
 ↑
オータンのホノリウスによると
「人の捧げ持った蝋燭のろうはキリストの人性を、その光はキリストの神性を表している」
これも同じく象徴性の解釈。
(P231)
シュジェールの詩より
「愚鈍なる精神は物質を経て真実にまで昇る」
(P230)
中世の図像は建築、彫刻、ステンドグラスに劣らず、多くをサン・ドニに負うていると私は確信する。シュジェール大修道院長は象徴主義の領域における創始者であった。彼は芸術家達に新しい型や新しい組合せを提示し、次の世紀がそれを取り入れてゆくことになる。
(P249、250)
サン・ドニのステンドグラスのデザインにある、キリスト教会とユダヤ教会との間に立つイエス。イエスは右手でキリスト教会に冠をかぶせその一方の手でユダヤ教会の顔を覆うヴェールを持ち上げている。

シュジェールの詩:
「モーゼがヴェールで覆ったものが、キリストの教えによってあらわにされる」
VS
アウグスティヌスの「神の国」:
「旧約聖書はヴェールで覆われた新約聖書以外のものではなく、新約はヴェールを脱がされた旧約以外のものではない」
この考え方って、その後至るところで目にしますね。
(P280)
シュジェールの書物の一節
「パウロは挽き臼で小麦粉からぬかを取り去り、
モーゼの律法の深遠なる意味をあらわにした。
かくも多くの穀粒からぬかの無い真のパンを、
われら天使の永遠の糧を作った。」

意味は、旧約聖書は聖パウロの象徴的方法によって解釈された時、全部新約聖書に変化するということ、つまり、モーゼと預言者の麦は純粋な小麦粉となり、教会はそれによって人々を養うのだということである。
『神秘の水車』とかは、み~んなこの手の類いです。ルター時代の印刷図版にもよく使われてたのを思い出しました。
(P256)
エッサイから一本の大木が生えている。王たちは次々に重なって象徴の木の幹を形成しつつ、段状に並んでいる。彼らは王杖も手にせず、吹流しも持たず、後になって見られるような聖琴を奏でる事もない。彼らは何もせず、ただそこにいるだけである。というのも、彼らの本当の役割は使命を与えられた一族を受け継ぐ事なのだからだ。
 彼らの最後に聖母が玉座に坐し、その上に、精霊の七羽の鳩が頭上を舞う神が君臨することになるのは、まさに彼らがいたからこそなのである。木の両側には、肉の系譜に対する霊のそれのように予言者達が重なっている。神の手、あるいは彼らの頭上の雲の間から現れる鳩が、彼らが霊の息吹を受けた者である事を示し、彼らに使命を授ける。
 代々、彼らはエッサイのひこばえの君臨を予言し、同じ希望の言葉を繰り返す。これが驚くべき新たなる図像のあらましである。
 一つの細部が、この図像の神秘から生じるあの美を付け加える。エッサイはベッドの上に横たわった姿で描かれている。彼は眠っている。日が暮れ、点じられたランプが彼の頭上に吊るされている。つまり、彼が未来を見るのは、夢の中でのことなのだ。この眠り、この夢、この予言的な夜のなんと黙示録的壮大さであろうか。
 そしてまた、「エッサイの株から一つの芽が萌えいで、その根から一つの若枝が育ち、その上に主の霊がとどまる」という『イザヤ書』の一節を図像かするなんという雄大な構想であろうか
こういったことを知らないで見たのでは魅力半減というのも頷けるでしょう。
(P258)
シャルトルのステンドグラスの中で「エッサイの木」の両側に段状に並ぶ預言者たちがまさしく典礼劇のそれと同じである事は注目に値する。いくつかの特殊な細部はとりわけ示唆的である。シャルトルでは、ハバクク、ソフォニア、ザカリア、ヨエル等のそばにモーセ、バラムがいるのだ。この二人は普通は預言者の中には入っていないが、このステンドグラスの中には姿を現している。それは彼らが典礼劇に登場しているからなのである。
・・・
しかし、さらにもっと決定的な証拠がある。シャルトルではモーセただ一人が片手に持つ吹流しにその予言を書き記しているが、不完全な形で書き写されたこの言葉は「神は汝らを励まさん・・・」と読める。ところで、それはモーセが「預言者劇」の中で発する言葉そのものだ。
文字は読めなくても、今度行ったら是非確認したいものです。双眼鏡持参でね。
(P261)
至る所で、玉座につくキリストを頂点とするユダヤの王たちの幹が見られる。聖母はわが子の足元に座を占めている。後に聖母崇敬が盛んになると、この木の頂点に立つのは彼女となる。たしかに彼女は幼子を抱いているが、しかし、ここで讃えられているのはむしろ彼女の方であるように思える。その時、「エッサイの木」は聖母の系統樹となる。かくして「エッサイの木」は最初の構想ともシュジェールの思想とも決定的に離れてしまうことになるのだ。
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悪魔のバイブル(Codex Gigas)に関するメモ 其の二

ちょっと前にニュースで読んだ悪魔のバイブルをその後も、調べてみたので忘れないうちにメモメモ。

【書名】One year in Sweden; including a visit to the isle of Gotland
【著者】Horace Marryat 393頁

Ebba Brahe - well worn from constant carrying in the pocket - you turn to a ponderous tome, three feet in ength, known by the ill-omened name of the "Devil's Bible," - carried off by Konigsmark from a convent in Prague.

On the title-page is preserved a Sclave alphabet, and by its side is inscribed "Abbas Dyonisius, 1360." Between the Old and New Testaments is found, in characters of a far earlier date, a treatise on all the sciences, with columns of unknown matter, supposed to be incantations - things unholy; and last, not least, a picture of the devil.

Tradition tells how a monkish sinner, condemned to bread, water, and bricking up, sought so clamorously for mercy, his judges, to keep him quiet, cried, "Copy out the Bible in a clear text-hand before tomorrow's dawn, from Genesis to Kevelations, and you shall find grace."

The culprit in despair invoked the saints to aid him; then, finding it "no go," he called on the Devil, with whom he made a compact. Old Nick sat to his work; scratch, scratch went the goosequill. "Don't make such nourishes; you'll never finish!" implored the monk, in a cold perspiration; " do pray get on, the night wanes fast." But the Evil One laughed, drawing a palace on a red ground. " See, the ruddy sky foretells the coming day! quick, quick !" Scratch, scratch goes the pen.

The Epistles - oh, how long they seemed - are now at length finished. The last chapter is begun. Gradually a light spreads o'er the horizon. Slowly the sun rises, and, as the quill ceases, darts one fiery ray into the dark cell, leaving the portrait of the Evil One in bright red on the last page of the Bible. Here you may see it - the earliest instance of photography known in the whole world.
えっと、パンと水が禁止されてレンガで閉じ込められている点は他の資料と一緒ですね。聖人も駄目だから、契約してた悪魔(Old NICK)に頼んでるのも同じ。ガチョウの羽ペンを使って書いてるんですね。

他の資料と異なっている最後の部分だけ訳出すると、
「ゆっくりと太陽が昇り、書き終わって羽ペンが止まると、灼熱の光線が暗い小部屋に差し込んでくる。聖書の最後の頁に明るい赤で邪悪な像を残したままで。
 ここに皆さんはそれを見れるかもしれない。全世界で知られている初めての写真の事例を。」

悪魔の図像をここでは写真としているのが、とってもユニークですね! この文献以外は、あまり内容的に目新しいものがないので単なる引用だけにしておきます。
【書名】TRAVELS IN NORWAY, SWEDEN, DENMARK, HANOVER, GERMANY, NETHERLANDS, &c.
【著者】William Rae Wilson  222頁

In the left wing of the palace, which fronts the quay,
there is a large hall on the ground floor, containing a
number of colossal statues on pedestals, and antiquities
brought from Italy, some of which are from Herculaneum.
This room is 140 feet long, and 38 feet broad. At the upper
end stands a bust of Gustavus I., and at the lower that of
Charles XVI.; and in a room above are some pictures.
The public library occupies the whole of this wing, and
over the entry is the following inscription:-


BIBLIOTHECAM REGIAM PUBLICAM
A. GUSTAVO I. INSTITUTAM
AB AUG. EJUS SUCCESSORIBUS AMPLIATAM
GUSTAVUS IV. ADOLPHUS
CAROLO PATRUO TUTAMEN GERENTE
MAXIME DITAVIT ET HIC DISPONIJUSSIT.
MDCCXCVI.


This contains 60,000 volumes, besides manuscripts, and is daily open to the public from ten to one o'clock. I shall
mention a few of the books which are considered most interesting.

One of these, which contains dissertations on Jewish antiquities, is laid by itself, and considered to be a
great curiosity. When shut it appears like a small portmanteau from its size, and is exacdy one yard in length.

It is bound in sheepskin, and had been captured, with other valuables, at Prague, in 1648. It contains 640 pages,
is said to have been written by a monk, and upwards of 600 years old. This is by some named the Giant's Book, most likely alluding to its extraordinary size; but by others it is called the Devil's Bible, from a representation of the enemy of mankind at the conclusion of it.

There is also a Latin Bible, which had at one time belonged to the revered Luther, with notes and commentaries in
his own handwriting. It may be added, that the first book printed in Sweden was by a German, in 1483.

A fire once broke out near the palace, which destroyed great part of this library. The books which fell a prey to it are estimated at 24,672 printed volumes, and 1,386 manuscripts.

Charles XII. repaired the greater part of this loss by liberal donations: among others, he presented the whole
of the books he had taken from Prague in the year 1710.

Gustavus III. also constituted a fund of 150 rix-dollars for the use of the library. The present amounts to 1,000 rix-
dollars, but it has been proposed by the Diet to increase this sum.
【書名】Encyclopfdia of Superstitions, Folklore, and the Occult Sciences of the World
【著者】Cora Linn Daniels

In Stockholm is a Bible so huge that no man can lift it. Each leaf is on an ass's hide, and the whole is bound i wood. It is called the devil's Bible, and has the following legend: A monk had been suspected of the practice of black magic and was condemned to death for it. He begged so piteously for his life that the judge told him if he could produce such a Bible in a single night, he would be pardoned. The monk appealed to the devil, his protector, and this great volume was made in the required time, but to it were also added several other books of Christian lore, in scoren of the judge's doubts of the devil's power.
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「悪魔のバイブル」、350年ぶりにチェコに里帰り
悪魔のバイブル(Codex Gigas)に関するメモ
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2007年10月28日

第48回東京名物・神田古本まつり~其の二

第48回東京名物・神田古本まつり←昨日の分。

台風一過、ようやく秋晴れとなり、今日も昨日に引き続き、神田の古本まつりに出掛ける。

雨ばかり続いて、うずうずしていたらしい人々がどっと集まったらしく、いつにも増して人が多くて閉口する。本が見れな~い!(泣)

ざっとチェックしてみたけど、今回はあまり欲しい本が無くてやれやれ浪費しなくて済むかと思ったのですが・・・。

すずらん通りでちょっと汚れてるから、定価の半額という本を遠目に眺め、ようやく御茶ノ水駅へ向かおうと思ったら、早川書房でサイン本を売っていた。神林長平やら牧野修、夢枕獏にとりみき等々。ついついサイン本という甘い誘い文句にそそのかされて二冊買っちゃいましたよ~。

本当は4冊とも全部買っちゃおうかと思いましたが、さすがに昨日高いの買ったので本日は自粛。ダーティペアで懐かしい夢枕氏(←すみません、高千穂遥氏と間違えました)とくるくるくりんで懐かしいとりみき氏は涙を飲んで断念しました。えらいなあ~私って!

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結局、購入したのは上記2冊。

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しかし、神林氏のサインはいかにもって感じですが、牧野氏のサインってオイオイ・・・女子高生か何かですか?! ちょっと小一時間問い詰めたくなりますが・・・(笑)。

そうそう、昨日のブログで私が買うのを諦めてお薦めした本達。ケルズの書とサザビースのカタログ。今日寄ってみたら、全部売り切れていてなかった。 えっ~! まあ、うちのブログを見た誰かが買ったとは、さすがに思いませんが、ちょっと気になるなあ~。

だって、サザビースのカタログって何冊もあったのになあ~全部売れたってことはおそらく一人の人が全部買ったんじゃないの? 今日、改めてみて良かったら1冊ぐらい買おうかと思ってましたが、ちょっと残念でした! 無駄使いしなくて済んだと一人慰めることにしましょう・・・。

ここで話は変わる。帰宅してみると・・・。

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昨日、購入した写本の本「The Golden Age of dutch Manuscript Painting」が届いた~! わ~い!! 

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ただね、梱包が良くないなあ~。本のプロにしては、かなりお粗末。大きめのダンボールに入れてあるだけで、スペースがだいぶ空いていて詰め物がない。これでは配送途中で本の角がへこんだりしちゃうでしょうに。神田は古書の街といいながら、amazonの梱包より雑で水準が落ちるね、これでは。正直かなりがっかりしました。

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それと改めていい本なんだけど、検索したらamazonで取り扱いがあったりする。あ~あ、結構ショック! レア物だと思ったのに・・・甘かった!!

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でも、本の状態はいいし、綺麗だからとりあえず許す。値段は妥当な範囲内かな。

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喜びは若干薄れましたが、いいんだもん♪ 綺麗な写本の図版がいっぱいだし、モノクロも一部あるけど、かなりの枚数がカラーです。当分、これを眺めているだけで過ごせそうです。英語で文章量もそれなりにあるのでいつ読破できるか自信はありませんけどね(不安&不安)。

dutchmanu6.jpg

まあ、昨日今日と散財しちゃいましたが、それなりの収穫はあったような気がします。しかし、改めて思うのですが、写本って本当に綺麗でいいなあ~。写本の展示会、どっかでやって欲しいなあ~。

dutchmanu7.jpg

そうそう、ついでに本書の書誌データなども書いておくと。
The Golden Age of dutch Manuscript Painting.
オランダ細密写本の黄金時代 
DEFOER,H.L.M.,KORTEWEG,A.S.&WUSTEFELD,W.C.M.デフェール、コーテヴェーグ、ヴュステフェルド、ニューヨーク、ブレイジラー発行、1990年刊.
ピアポント・モーガン図書館展覧会 モロー序。
カラー図版120葉白黒図162点、320頁。295x224mm、版元布装、カバー付き、極美。ヨーロッパ中世写本、カリグラフィー
The Golden Age of Dutch Manuscript Painting(amazonリンク)
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2007年10月27日

第48回東京名物・神田古本まつり

10月27日(金)~11月1日(水)の日程で始まった神保町恒例の古書まつりですが、今年は雨で散々です。一応、今日出掛けて行ったのですが、台風だしねぇ~。いつも以上に店頭に本が無く、雨風が強くて歩くのにも一苦労。大敵の水が心配で、おちおち本なんか買えね~ぜ!と言いたいところですが、今回は古書会館に期待して行ってきました。

結果は大正解!

普段ではなかなか見れない洋書が、かなり多数ありました。しかも値段は相当安くなっています。

「ケルズの書」なんか800円です。私が持っているのと比較するとちょっと落ちますが、写っている写真が違うので買おうかとだいぶ悩みました。それと、サザビーズのカタログ。ベリー公の時祷書を持っているあのフランスのシャンティイから出た写本の数々が値段と共に載っている。きちんと製本されていて、実に上質な紙を使って写真も綺麗だし、展覧会で売られている美術カタログよりはるかに上等。それが一冊たったの500円。テーマ毎に分冊になっているけど、全部買ってしまいたくてマジ悩んだもの。

結局、サザビーズのカタログは紙が良すぎるうえにベージが厚くて重さの為に断念!部屋の床が抜ける・・・ああ~どうする???(涙)

それ以上に、今回は台風にも負けずに行っただけの価値ある本をGET!
以前購入した「The Hours of Catherine of Cleves」(カトリーヌ・ド・クレーブの時祷書)を所蔵しているNYのモーガン・ライブラリー展のカタログが売っていたのですよ~。

確か日本語訳の題が書いてあって「14世紀のオランダ彩色写本展」だったかな? しっかりその中に「カトリーヌ・ド・クレーブの時祷書」もあったけど、とにかくたくさんの中世写本がいっぱい載っている。見ていてうっとりしてしまいます。私はしばらくその本を握り締めて、周囲の人なんて無視してずっと頁をめくっていたりする!

出版社は、時祷書の時と同じGeorge Braziller社。ここの出版社に間違いはないですね、ホント! 解説文の頁と写真の頁では、紙質がしっかり変えてあり、実に綺麗で美しい♪ 値段もかなりのものですが、通常の店頭で購入する値段を考えれば、激安です。今、金欠なのですが気がついたら購入しておりました。書物愛は盲目なのです・・・(オイオイ)。

実は、モーガン・ライブラリーのサイト上のショップで売ってたような気がしたのですが、しばらくNYに行く予定無いし、たまにあそこ売り切れで在庫がなくなってる場合もあるので、「ええい、どうとでもなれっ!」って感じで大枚はたいて購入したのですが・・・。

帰宅してさっき、モーガン・ライブラリーのサイトで確認してみたら、別な本で私が買った本は無かった。ということは・・・国内では入手しにくい本かもしれません。やったー!買わなかったら、一生後悔するところでした(マジ)。

台風の中、わざわざ足を運んだ甲斐がありました。本の神様に感謝です! 以前は、この古書祭りで澁澤さんのサイン入り本を400円で見つけたし、ネットでは有り得ない収穫があるんだから、やっぱり地道に足をつかわないといけませんね。うわ~い♪
(但し、本の現物は5千円以上購入すると送料無料なんで、送ってもらった為、明日にならないと届かなかったりする)

かなりご機嫌なので、皆様にも情報提供です。

明日行ける方は古書会館覗いてみることをお薦めします(会期は確か明日まで)。「ケルズの書」やサザビーズのカタログの他、「ベリー公の時祷書」が千円でありました。これもコンパクトながら、そこそこ綺麗でお買い得だと思います。私も財政的な余裕があれば、ここに挙げた本を全部買おうかと思いましたが、同じ本ではないにしろ、既に持ってるので指をくわえて我慢&我慢。

お好きな方、是非、行って買ってきて下さいね。サザビーズの稀稿本が載ったカタログが週刊雑誌2冊の値段なのですから、買っとくべきですよ~。部屋の床が抜けない人なら!

第48回東京名物・神田古本まつり~其の二
翌日も出掛けたので続きはこちら。

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【追記】
・幾つかの洋書を触ってやっと分かったのですが、羊皮紙の装丁の感触が今まで実はよく分かっていなかったりする。最近、いろんな加工をした本があるから、本物の革なのかレザレットなのか、判断できませんでしたが、今回の経験でようやく自信が持てました。

以前、購入したカトリーヌ・ド・クレーブの時祷書はレザレットではなくて革装でいいみたい。その後、買い足した方は違いますけどね。

・カトリーヌ・ド・クレーブの初版は、Netherlands(オランダ)で印刷されていますが、第3版(確か2002年)はChina(中国)なんですよ~。第3版も実物は悪くないのですが、今回初めてそれを知り、中国と分かると有り難みが薄れますねぇ~。一緒に購入してあげたツレが、かなりショックを受けてました。まあ、私は初版と第3版の両方持ってるから、まだマシですが、ちょっと悲しかったりする。

関連サイト
第48回東京名物・神田古本まつり~公式サイト

The Morgan Library & Museum, New York

関連ブログ
「The Hours of Catherine of Cleves」John Plummer George Braziller
「ケルズの書」バーナード ミーハン 創元社
「Les Tres Riches Heures Du Duc De Berry」Jean Dufournet
これ、ベリー公の時祷書。
神田古本まつり 10月29日
「神聖受胎」澁澤龍彦 現代思潮社
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2007年10月18日

「コンスタンチノープル征服記」~メモ

先日読んだ「コンスタンチノープル征服記」からの抜き書きメモ。
(179頁以降)

 コンスタンチノープルには都のほぼ中央におよそ目にすることのできるもののうちで最も丈の高い、また最も大理石装飾の見事な柱塔の一つがあり、そこへ万人の見守る中、かの者を引き出して突き落とすことになった。このように崇高な裁きは、山と集まる者たちへ見せしめとすべしというわけである。こうして前帝ムルツプロスは柱塔まで引き出され、てっぺんに引き立てられて行ったが、都人は皆この大事を一目見んものと押し寄せた。そしてついにかの者はどんと突き落とされたのであるが、あまり高所から落下したため地面に届いたときは全身ばらばらになり果てておった(1204年11月末)。

 ここにまことに不思議な話がある。かの者が突き落とされたくだんの柱塔には、大理石に刻まれたさまざまな絵図があった。これら絵図の中に一つ、皇帝の姿かたちに彫られたものがあり、それがなんとまっさかさまに落下していく様子を描いていた。というのは、遠い昔よりコンスタンチノープルには、この柱塔から突き落とされる定めの皇帝が現われ出ると予言されていたゆえであった。こうして絵図と予言とがまこととなったわけである。
皇帝位を得る為に、親族の目をくり抜いたこの元皇帝は、復讐によりこの段階で目をくり抜かれていたが、さらにこうした見世物にされたうえで処刑されている。

残虐性を問題視する以上に、予めこうしたことは予定されていたとすることで神の御業にかこつけて自らの所業を正当化しようとしている十字軍の指導者達の姿勢が私には大変印象深かく思われる。『盗人にも三分の理』、だろうか?
【本文 註】より(299頁以降)

「略奪した富や財宝は全ラテン世界にあるものをすべて合わせた以上であり、これらの獲得は神の右腕の力が我々によって具現されたためである」(ボドゥワンⅦ152)。「この度し難い国家が多くの民を死なせ、傲慢のもとであった世俗的富を失うという罰を受けたことも、我々巡礼が尊大な民の遺した財で豊かになって支配することも、またローマ教会が、持つにふさわしくないものから聖遺物を得て、永遠に光り輝くこともすべて当然と思えた。さらにこの都が住人を変え、聖地獲得と保持の為、聖地からずっと近いだけに有効な拠所となることも加筆すべき大いなる実りであった」(ギュンテル11)。

 軍団幹部は、宮殿や豪奢な館を差し押さえ、収蔵される財宝を我が物とした。他方、一般軍士は獲物を求めて都中に散った。侵入者をなだめるため十字架とイコンを連ね、行列して出て来た市民がまず略奪の対象となった。都の中の都とうたわれたコンスタンチノープルは、金銀財宝の他ローマ時代の美術品、キリスト関係の聖遺物、ビザンツ工芸品など九世紀の伝統が育み貯えてきた文化遺産に満ちており、それらの価値を知るヴェネチア人は貪欲に奪った。現在ヴェネチアがビザンツ文明を今に伝えると言われる所以である。

 ところが、フランクのやり口は破壊的で粗暴極まりなく、群となってわめきながら市中の館を次々と襲い、金目の品を強奪し、持ち運べぬ物はぶち壊し、酒倉を蹴破って酒をがぶ飲みした。街角や広場を美しく飾る彫像は、溶かして銅貨にするために引き倒したし、荷をまとめ命からがら逃げ出すギリシア人を呼び止めては金品を巻き上げた。そればかりか、申し合わせで禁じられたはずの教会や僧院にも押し入り、聖画を地面にたたきつけ、聖遺物を不浄の場に投げ込み、貴重な古書を切り裂いた。

 特に聖ソフィア寺院では、様々な宝石を溶かして精巧に創りあげた祭壇を解体して分け合い、種々の典礼具をくすね、皿や杯は自らの食卓用に失敬し、絹の掛布を引き裂き、銀の聖像を蹴倒した。そして祭壇の杯で酒を浴びるその傍らでは、軍団にずっとついて来た浮かれ女が総主教の椅子に座ってフランス猥歌を口ずさみ、それから踵を鳴らして踊り狂った。

 また背に略奪物を負わされたロバが、あまりの重さに動けなくなると、かっとなってその腹を断ち割り、寺院内部は言うをはばかる状態になった。こうした狼藉が人間にも向けられないわけがない。街中では行きずりのギリシア人へ無差別に容赦なく刀を振り回し、きれいな女と見れば獣となった。通りや広場のあちこちで人々のうめきや泣き声が聞かれ、息絶え絶えの姿が見られた。占領した人家では嘆願する夫や父親を尻目に主婦や年頃の娘を犯し、男たちが都の外へ逃げ出した後は召使のように仕えさせた。修道院では尼僧すら辱めたという(ニケタス315~327)。

 もともと十字軍参加者は、聖地回復を果たすまでは清貧であると同時に貞節を守り、女性との交渉は慎むのが最も大切とされた。だが、聖地への遠征途上であるはずのコンスタンチノープルで、あり余る富に目がくらみ、聖なる高揚が一気に崩れ、鬱積を爆発させる野獣と化したのである。ニケタスはこうした行動を黙認した軍団の有識者を最も許し難いと記す。

 奪った美術工芸品は、ヴェネチアはもちろんフランスやドイツに多く渡り、近代になっても骨董商の間をめぐった。聖遺物・典礼具は各地の教会・寺院にもたらされ、ランス大聖堂にはヴィルドゥワンの寄進した典礼具、コルビの僧院には地元出身のクラリがプコレオン宮から持ち帰って奉納した水晶の十字架があった。それらは大革命時の混乱にまぎれ、行方知れずとなった。ヴェネチアでは、聖マルコ寺院内の展示室に数々の逸品が今に伝えられ、また入口の扉の上にはかつてコンスタンチノープルの大広場を飾った四頭の馬の石像が据えられている。
鬼畜の所業だが、戦争になれば中世も現代も変わらないことが分かる。人間のすることは、時代を問わず、文化や教育を問わないのだろう。中南米の軍事政権等では、いまだに日常茶飯事らしいし・・・。

そしてその鬼畜の所業の上に、現在のヨーロッパに見られる素晴らしい文化遺産が存在している事はなんとも皮肉なものだ。ヴェネチアの聖マルコ広場を歩き、あの金色に輝く神の聖堂にある四頭の馬は、私もしっかり見たし、写真を撮った覚えがある。しかし、あの馬達はビザンチンの優れた芸術作品の生き残りであると共に、あの作品の目前でどれほどの罪無き人々が虐殺されてきたかを見てきた証人でもあるのだろう。

大英博物館やルーブル美術館しかり。素晴らしい芸術作品を有することは、その一方で戦争で略奪をした結果であることがままあるのも歴史的真実だろう。悲しい話だけれど。
ラベル:歴史
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2007年10月12日

「聖徳太子信仰への旅」~メモ

先日読んだ本「聖徳太子信仰への旅」日本放送出版協会から、気になった箇所の抜き書き。
「聖徳太子伝暦」より:

聖徳太子の母、間人穴太部皇女が夢に金色の僧が現れるのを見た。僧は「われは救世の菩薩なり。家は西方にあり」と言う。そして、皇女の腹に宿りたいと言って、口から入ってきた。皇女が驚いて目を覚ましたところ、喉のなかになにか物を飲み込んだような感触が残っていた。やげて皇女は自分が身ごもっていることを知った。この時、妊娠したのが厩戸皇子、のちの聖徳太子である。
「聖徳太子伝暦」より:

太子は生前に自分の墓所をさだめ、墓を造らせていた。そして、建設中の墓の中に入って「ここを絶ち、あそこを切れ」などと、墓を造る者達を指揮して、墓室の大きさをととのえさせたという。
・・・・
太子が自ら命じて自分の墓の大きさを切り詰めさせたのは、自分の子孫を断絶させようと太子自身が願ってのことだったという。
願いが叶ったのか、確かに聖徳太子の子孫は、その後、政争に巻き込まれ、子々孫々に至るまで殺されて血筋が絶えたはず。
太子の墓所:大阪府南河内郡太子町・・・磯長(しなが)
へえ~、お墓があるんですね!初耳でした。
「聖徳太子伝私記(古今目録抄)」法隆寺の僧顕信によれば、その中で磯長の墓の中の立石に彫られてあったという聖徳太子の「廟窟偈」が載せられている。それによると、聖徳太子は救世観音、妻の膳大郎女は勢至菩薩、母の穴穂部間人皇后は阿弥陀如来の生まれ変わりという。
1007年に、四天王寺金堂の中にある六重宝塔から「御手印縁起」という文書が発見された。

書かれていた内容:
1)「後世、国が乱れる時は、太子が国王・比丘(修行僧)・長者などに生まれ変わり、仏法の力によって、人々を救う」という予言があった。
2)「四天王寺は極楽浄土の東門にあたる」
恵信尼(親鸞の妻)の書簡「恵信尼消息」より:

六角堂にこもって九十五日目、親鸞の夢に聖徳太子が現れ、太子は親鸞に偈(仏教の真理を詩の形で述べたもの)をさずけたという。その偈の内容には諸説あり、一説は磯長の墓にあった「廟窟偈」であり、また一説には「女犯偈」がある。
「女犯偈」:
 行者宿報設女犯
 我成玉女身被犯
 一生之間能荘厳
 臨終引導生極楽

【訳】
仏道の修行者が宿因の報いとして女犯の煩悩に悩むのなら、われ(観音菩薩)が美女に姿を変えて犯されよう。そして、一生の間一緒にいてその身を飾り、臨終の時は極楽に導いてあげよう。
そういえば、この内容どっかで聞いたことがあったんですが、実に有り難いお話ですね。確かに本能に由来するだけにその煩悩は切実で鬼気迫るものがあったんでしょうね!

しかしながら、禁欲によって得られるモノもありますし、一概には何とも言えなさそうですが・・・。節制は転じると、最高の悦楽(法悦?)に通じそうだし・・・ネ。

話それましたが、親鸞聖人って妻帯してたんですね。一休僧正が女性連れだったのは知ってましたが、これは意外でした。でも、ルターも結婚してるしなあ~。

まあ、いろいろ事情があるんでしょう。などと分かったようなことを言う私でした。

関連ブログ
「聖徳太子信仰への旅」日本放送出版協会
ラベル:聖徳太子
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2007年10月11日

神の僕の列福・列聖の根拠:サイト名

Cause for Beatification and Canonization of the Servant of God

John PaulⅡ(ヨハネ・パウロ2世)の列福・列聖運動を奨励するサイトのようです。こんなのあったんですねぇ~。見つけた時には感動しちゃいました。

先日のバチカンが教皇の聖遺物について警告という記事のサイトはここみたいですね、たぶん。

だって、聖遺物に関する内容も以下にしっかり書かれているようです。
John Paul II Relics: Not for Sale, interview with Postulator of Cause
【以下、上記サイトより転載】
News that relics of Pope John Paul II are for sale through the Internet is entirely false, says Monsignor Slawomir Oder, the postulator of the Pontiff's cause of beatification.

The relics have been made available to the public for free, but the selling of religious objects is a sacrilegious act, the priest told ZENIT in this interview.

Monsignor Oder began by saying: I would like to clarify that the distribution of objects or elements from objects belonging to candidates of the altar, to saints or blessed, is an ancient practice in the Church, and is something that accompanies every process of beatification together with the spreading of the knowledge of the spirituality and the life of the candidate to the altar.

Holy cards are distributed, explaining how to pray for an intention and to ask for their intercession. And the same holds true for the process of the Servant of God John Paul II. These holy cards contain prayers. And pieces of his clerical clothing are distributed by the office of postulation; but we are speaking of an entirely free distribution.

Q: Why is the sale of relics considered sacrilegious?

Monsignor Oder: It is absolutely a sacrilege; it is something which goes against the tradition of the Church, and against logic, recalling what Jesus said: “What you have freely received, you must also freely give." The sale of relics therefore would be offensive to God, to the saint or blessed, to the candidate to the altar.

Q: What is a relic?

Monsignor Oder: Relics are part of the logic of the Incarnation, of concrete history. They are a sign of the presence of a saint in history.

I like the expression used by Monsignor Marco Frisina, director of the Liturgical Office of the Vicariate of Rome, in an article we published in our bulletin Totus Tuus, which follows the process of beatification, and in which we have clarified the meaning of relics: When we touch the body of a saint we touch the temple of the Holy Spirit, when we touch an object that belonged to a saint we touch a monument of the presence of grace and God’s mercy in the life of that person.

This is how we must view objects called relics, the memories, the things that remain of the life of the saint. They are the realities that hearken back to the work of grace in the life of the saint.

Q: [So you can give] a clear denial of the report on the sale of objects or fragments of objects that belonged to John Paul II?

Monsignor Oder: I am troubled by this and do not understand the reason for this report. A false report. I repeat: The sale of relics would be a sacrilege.

We have been distributing holy cards containing pieces of the vestments of the Holy Father John Paul II for some time now. People from all over the world have asked for hundreds of these holy cards.

It is an activity that accompanies the process [of beatification] and expresses the great worldwide devotion to John Paul II -- a great renown for holiness that accompanies this process.

Mons. Sławomir Oder
あと、ここにも書かれてるね。
The Sale of Relics, a Sacrilege
【以下、上記より転載】
Bones, more precious than jewels and more expensive than gold.

The early Christians affirmed that the devotion to the holy martyrs and their relics is a demonstration of veneration towards Jesus. The veneration of relics goes back to the times of the first Christians and the cross of Jesus is one of the first relics. Through the intercession of our saints, we turn to our God, and to be nearer to them we visit the places where they lived. We search for their memories and their imprints.

While the process of Beatification and Canonization of John Paul II continues, we desire to have at least one memento of him to feel closer to him. Every memento of him we can revere in a private way, for now, in the silence of our hearts, until the day the Church proclaims him a saint. Mons. Marco Frisina, head of the Liturgical Office for the Vicariate of Rome, explains to us some things necessary to be able to better understand the mystery of relics.

What is a relic and what does it represent in the Catholic Church?

The word “relic” has its origin in the Latin word “reliquiae,” “remnants”. It is a physical memory, the living testimony of a saint or of a blessed. In the Church, a relic has always had great value because, as a remnant, a presence of the historical passage of this saint, it puts us in touch with the historical concreteness of his or her life. A relic has another value for the physical relationship that the saint had with the Eucharist, with the Lord, a relationship that is also sacred. The significance of the body of a person baptized, through the union of grace, is that it is a body-temple of the Holy Spirit, but the body of a saint is even more so because he has lived in his flesh this holiness, a communion of grace with God, and his body has been inhabited by that same grace in a solemn way. A relic allows us to almost be in contact with that body. In history, relics have also had an important role in the fight against the spirit of evil because relics are not loved by the devil since they are a physical reality that has special relationship with grace.

There are two classes of relics…

A first-class relic is made up of parts of the body; a second-class relic, instead, is from the garments or objects that have been in contact with the body of a saint, alive or dead. The objects that have been in contact with the tomb instead have a symbolic value, an affective one, and are called “mementos.” The gesture of touching an object that we use every day, a rosary for instance, to the tomb of a saint has only a devotional value.

When can we start to revere a blessed or a saint?

The veneration begins during the rite of beatification. The relics are brought solemnly to the altar, and from that moment on, the Church allows the veneration of the relics of that saint in a public way. During the process of Beatification and Canonization it is not permitted to revere the Servant of God in that way. In the case of John Paul II, whom we all have revered during his lifetime for the affection that we had for him and for the holiness of his life, we can, for now, use in a private way the prayer card with ex indumentis - bits of his clothing - as a memory of a dear person. One needs to be always prudent and have a lot of patience obeying the Church, waiting for the Church to proclaim him a saint, and this will bring a lot of human and spiritual joy.

Who can have relics?

A first class relic can clearly only be given for public veneration, in which case to a church, an oratory, or a seminary. They have always been put under the altar so that the altar where the Eucharist is celebrated may have as its base a living memory of those persons that have been united with the sacrifice of Christ by means of their lives. You absolutely cannot buy or sell relics (of any kind) because they are something sacred, they do not have a price. The problem of the sale of relics is very diffused on the Internet, and allow me to say that this is a sacrilege. Obviously relics are authentic when the bishop countersigns them.

What are the most ancient relics in the history of the Church?

The relics brought from the Holy Land by Saint Helena, mother of Emperor Constantine I: the nails of the Cross, the stairs of the building of Pilate or the relics of the Cross of Jesus, which you can find in Rome in the Basilica of Holy Cross in Jerusalem. These are relics that tradition has revered for 1700 years, and obviously they have a lot of value for us and for our prayer because they bring us directly to the time of the Lord. The Shroud of Turin also is a famous relic, impressive for its value. In Manoppello, the veil of Veronica instead is one of the relics that have great probability of truth on which however we cannot express us with certainty.

Often people are moved by curiosity or popular devotion and visit a sanctuary only to see the head of Saint Catherine or the tongue of Saint Anthony. Doesn't the devotion to relics distract from the living presence of Christ in the Tabernacle?

We always have to maintain the hierarchy: the first place is occupied by the Eucharist; then there is the Word of God and then the relics, including sacred images, keeping in mind that images are useful to prayer. It is important to have the proper devotion for a relic because it is easy to fall into superstition. A relic is not an amulet. So then, when I go to church, first I kneel in front of the Eucharist, and then I go to revere the saint because I sense his protection. The Saint prays for us and we can pray to the saint, who in turn intercedes with the Lord, the ultimate addressee of our prayer. When I kiss the relic of a saint, it is as if I am kissing the Mercy of God that is realized in this saint. When I pray in front of the body of a saint, I thank God who sustained this person on the way to holiness. We always have to remember that through the saint we adore God, as John Paul II taught us.

Aleksandra Zapotoczny
うん、勉強になりますね。過去の聖遺物ではなく、リアルタイムの話だからより興味深いです。

そうそう、前回言ってた寄付はやっぱりクレジットカードでできるんだあ~。「Free-Will Offering for the Cause」と書かれてるでしょ、ここをクリックすると出てくる。

関連ブログ
バチカンが教皇の聖遺物について警告
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2007年10月10日

「サンティヤーゴの巡礼路」~メモ

「サンティヤーゴの巡礼路」の『サンティヤーゴ巡礼案内書』の全訳を読んでいて気になった箇所をメモ。
福者マリヤ・マグダレーナ(=マグダラのマリア)は、癩者スィモンの家で救世主の御足に涙を流してこれを髪で拭き、さらにそれを貴き香油で濡らしてこれに接吻した人であって、そのゆえに彼女の数多き罪は浄められたのである。なぜなら、彼女はすべての人たちを愛した贖罪者イェスス・キリストを深く愛したからである。というのは、主の昇天後、彼女はイェルサレムの海域を離れて、キリストの弟子の福者アクスィミスや他の弟子と共に海を渡ってプロヴァンス地方に渡りマルセーユの港に上陸した。彼女はまさにそういう人であった。

 この土地では、彼女は穏修士的な生活を何年もして、最後にはエックスの町に埋葬された。というのは、あの同じマクスィミスがこの町の司教になったからである。しかし、その後、長い年月が経ったあと、修道生活で聖人となったバディロヌスという名の人物が彼女の貴重な遺物をこの町からヴェズレーまで運び、そこでその遺物が墓に納められて今日の人々の崇敬を集めている次第である。この地において壮大かつ美麗極まる記念聖堂と修道院が建設された。ここで罪人たちは聖女の愛のおかげで神に赦され、盲人には視力が返され、唖には言語が取り戻され、跛の人たちは真っ直ぐに立ち、悪魔憑きは癒され、その他、言いようの無い幸福が多くの信徒に与えられたのであった。
やっぱり、この古写本の中でも黄金伝説同様に、マグダラのマリアはマルセーユに流れついたことになっている。
ある日、聖エヴルティウスがミサを挙げているとき、神の手が祭壇の上の宙に現れた。それは参列者には人の手のように見えた。そして司祭が祭壇の前でやっていることはすべて神の手も繰り返していた。司祭がパンと聖杯の上で十字の印をすると、手も同じ事をした。司祭がパンと聖杯を高く掲げると、神の手も本物のパンと聖杯を掲げた。聖なる犠牲の式が済むと、主のいとも聖なる手は消えた。このことからして私たちは、司祭がミサを誦する時はいつもキリストが自らミサをサンティヤーゴへの誦するのである、ということを知らなければならない。

 それゆえ学者なる聖フルゲンティウスも言う。「キリストの体と身の犠牲を捧げるのは人間ではない。私たちのために生け贄になったイェスス・キリスト彼自身なのである・」そして聖イスィドルスは自らの考えを次のように述べている。「犠牲がよりよきものであるのは、聖なる司祭の聖性のゆえではないし、それがよりよくないならば、それは悪人の悪意のゆえでもない。」
これはまさに神学的にポイントになる考え方ですね! 司祭個人の聖性は問題ではなく、あくまでもミサ等を行う『機関』でしか無い。だからこそ、叙階が正規の手続きを経ない不正なものであっても、その問題の司祭によって行われたミサそのものは、有効とした解釈などに繋がる考え方だと思います。

是非、神学の専門家である現教皇に教えて欲しいものだなあ~。ふと、そんなことを思ったりしました。教えてくれるわけもありませんが・・・。

関連ブログ
「サンティヤーゴの巡礼路」柳宗玄 八坂書房
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2007年09月25日

悪魔のバイブル(Codex Gigas)に関するメモ

先日のニュース「悪魔のバイブル、350年ぶりにチェコに里帰り」で、大変興味を持ち、海外のサイトで調べてみたのでメモ&メモ。 

「Encyclopfdia of Superstitions, Folklore, and the Occult Sciences of the World」より以下、抜き書き。
Encyclopfdia of Superstitions, Folklore, and the Occult Sciences of the World(amazonリンク)
うわあ~こんな高い本3冊の分冊になってる!欲しいけど、買えん。
In Stockholm is a Bible so huge that no man can lift it.
Each leaf is on an ass's hide, and the whole is bound in wood.
It is called the devil's Bible, and has the following legend:
A monk had been suspected of the practice of black magic and was condemned to death for it.
He begged so piteously for his life that the judge told him if he could produce such a Bible in a single night, he would be pardoned.
The monk appealed to the devil, his protector, and this great volume was made in the required time, but to it were also added several other books of Christian lore, in scorn of the judge's doubts of the devil's power.
【日本語訳】
ストックホルムには、誰も運べないほど巨大な聖書がある。
各々の頁はロバ皮で、全体は木で装丁している。
それは悪魔の聖書と呼ばれていて、以下の伝説を持っている:
修道士は黒魔術をしていたと疑われ、その為、死刑の判決を受けていた。
彼が命を請うのがあまりに哀れであったので、裁判官は彼に言った。もし、一晩で聖書を作る事ができたなら、彼は特別に許されるだろう。
修道士は彼の保護者である悪魔に訴え、この巨大な本は要求時間内に作られた。しかし、悪魔の力を疑う裁判官が軽蔑する中、キリスト教の伝説に関する本をいくつかの他のもそれに加えられた。

Codex Gigas―wikipedeaよりlegend部分を抜粋
According to legend the scribe was a monk who breached his monastic code and was sentenced to be walled up alive. In order to forbear this harsh penalty he promised to create in one single night a book to glorify the monastery forever, including all human knowledge. Near midnight he became sure that he could not complete this task alone, so he sold his soul to the devil for help. The devil completed the manuscript and the monk added the devil's picture out of gratitude for his aid.
ポイントは、修道士としての規律に反したので、生きたまま閉じ込めらるという判決を受けている。深夜近くに、一人ではできないと確信し、悪魔に魂を売って本を完成させた。悪魔の助けに感謝して悪魔の絵を加えた。

Czechs get chance to view rare medieval manuscript
【AFPのソースから以下、転載】Czechs got the chance to examine the world's biggest medieval manuscript, the "Codex Gigas" or "Devil's Bible," for the first time in almost 359 years on Thursday when the precious work went on show as part of a four-month-long exhibition.

The 13th century masterpiece, considered at the time as the eighth wonder of the world, was carried off as booty by Swedish troops from Prague during the Thirty Years' War but has returned at the end of painstaking negotiations and preparations between Prague and Stockholm.

The 624-page, 75-kilogramme (165-pound) work is on display in a specially designed safe-like room in a former Jesuit college in the centre of historic Prague with visitors limited to 10 at a time and rationed to a few minutes each.

The book is so valuable that its Swedish owners insisted on a state guarantee worth 300 million koruna (10.8 million euros, 15.1 million dollars) rather than a normal commercial insurance to cover any eventualities, director of the Czech National Library, Vlastimil Jezek, explained at the unveiling of the exhibition.

The return of the "Devil's Bible," which owes its name to a superb illustration of the devil found inside and the legend about its creator, demanded long-drawn out negotiations.

"During discussions, you could feel on the Swedish side the underlying question: 'If we lend this to you Czechs, will you give it back to us?'" Jezek recounted with a wry smile.

The manuscript was the work of a monk working at the Pozlazice monastery located in the centre of the current Czech Republic. The monastery was destroyed during the 15th-century wars of religion.

Legend has it that the monk was condemned to be walled up alive for committing a grave crime. To escape from that slow death, he proposed to create the masterpiece in a night so that it would bring glory to the monastery and wipe out his sins.

To achieve that, however, he had to solicit help from the devil and, in recognition of that aid, slipped in the illustration of his "helper" in the final work.

Lodged among the Prague treasures of the celebrated arts collector Emperor Rudolph II, the rare book was carried off by troops of Swedish general Konigsmark at the end of the Thirty Years' War.
同じ伝承でもこちらでは、『重大な』罪を犯した、となってます。そして緩慢な死を逃れる為、というからには生きながら食事を与えずに閉じ込めたまま殺しちゃうことみたいですね。

微妙に表現が違っていて面白いです。実は、何十個もこのテーマを扱った記事や文献を探してみたのですが、『黒魔術』と明言しているのは、一番最初に引用した文献だけでした。

でも、生きたまま死刑になるぐらいの罪というと『黒魔術』っていうのが納得いきますね!

Devil's Bible goes on display in Prague after three century absence
【RADIO PRAHAより以下、転載】
The largest historical book in the world is to go on show at Prague's Klementinum Gallery on Wednesday. Known as the 'Devil's Bible', it was written in what is now the Czech Republic in the early thirteenth century, and during the Middle Ages was regarded as a wonder of the world. Plundered from Prague by Swedish soldiers during the Thirty Years War, it is now to return to the city temporarily after an absence of over 350 years. Joshua Singer has more.

The book, which is almost a metre high and half a metre wide, consists entirely of parchment, and is made up of eleven sections. Not only is it the biggest, but also the oldest Czech chronicle written in Latin. Accompanying the bible on display at the exhibition will be detailed descriptions of certain chapters, and a history of the book's journey from its origins in Bohemia to its permanent home in Sweden's National Library, from where it is on loan.

Vlastimil Jezek is the director of the Czech National Library at the Klementinum:

"The Devil's Bible can't be seen by more than 60 people an hour, so we're selling time-allocated tickets which people can of course order over the internet or buy directly from the Klementinum gallery. For those who don't have the internet or who don't want to use this medium, it will be possible on Tuesdays and Saturdays to come to the exhibition without time allotted tickets but those who do so should expect to wait."

History and legend differ as to exactly how the bible - also known as the Codex Gigas - came into existence. Historians believe that it was completed in around 1229 in a small Benedictine monastery in Podlazice, and was the life's work of one man. Legend however, asserts that it is the work of the devil. So the story goes, a Benedictine monk faced death for breaking the code of his order. To save himself from punishment, he sold his soul to Satan in return for creating what he promised to be the biggest manuscript in the world.

In modern times, the Czech Republic is only the third country to be loaned the bible. Vlastimil Jezek again:

Before this exhibition it has been leant out twice in the last 360 years, once to a major exhibition in New York and once to Berlin, before it made its journey back to Prague. I think the fundamental grounds for this loan, are that in the first place, we have very good relations between the Czech National Library and the Swedish Royal Library. In the second place, we had great help from Czech diplomats, and finally one can't possibly ignore the contribution of Prime ministers Paroubek and Topolanek who in the course of Swedish official visits included the issue of the bible in discussions."

One ticket will allow visitors ten minutes to view the Bible, which will be on loan until January, when it will return to Sweden.
こちらはシンプルにベネディクト派の僧が戒律を破って死に直面した、と書かれています。そして世界で最大の写本になることを約束したものを作ってもらう代わりに魂を悪魔に売ったとあります。

【以下、余談】
そうそう、書名であるギガス写本(Codex Gigas)ですが、英語で言うと codex giant でそのまんまの意味である「巨大写本」となります。

それと、どっかの海外サイトにあった記述ですが、この本の不思議なところとして、本来聖書は holy book(聖なる本)で邪悪なモノを寄せ付けないはずです。悪魔祓いでも聖書や聖水を使うのはご存知の通り。その悪魔の大敵たる聖書に悪魔がどうして触れることができるのか? ましてその作成をすることができたのか? これも本書の大いなる神秘と指摘されてました。

ふむふむ、そう言われればそうだ。大いなる矛盾でしょう。この辺の事に触れている文書を探してみたいなあ~。さてさて、悪魔学の洋書でも漁りたいところです。

関連ブログ
「悪魔のバイブル」、350年ぶりにチェコに里帰り
悪魔のバイブル(Codex Gigas)に関するメモ 其の二
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2007年09月23日

「悪魔のバイブル」、350年ぶりにチェコに里帰り

「悪魔のバイブル」問題の悪魔 

上記の写真が、聖書に書かれている問題の『悪魔』。他の写真も全てCzech National Library内の『悪魔のバイバル』より。

「悪魔のバイブル」、350年ぶりにチェコに里帰り
【AFPBB Newsより以下、転載】
チェコの首都プラハ(Prague)にあるチェコ国立図書館(Czech National Library)で20日から、俗に「悪魔のバイブル」と呼ばれる聖書の写本が一般公開されている。
 
 この写本の正式呼称は「ギガス写本(Codex Gigas)」。世界最大の中世文書で、624ページにわたるこの書物の重さは75キロ。書物内に描かれた悪魔の絵とその執筆者の伝説から「悪魔のバイブル」と名付けられている。中世時代には「世界の8番目の不思議」と考えられていた。

 13世紀に現在のチェコ中央部Pozlaziceにある修道院で、ある僧侶がこの写本を作製したと伝えられている。伝説では、その僧侶は重罪を犯したとして幽閉されたため、この写本を一晩で作り上げることで、修道院に栄光をもたらし自らの罪を消し去ってもらおうと考えた。ところが、そのためには悪魔の助けを請わなければならず、その援助への感謝として、書物内に悪魔の絵を描き込んだとされている。

 その修道院は15世紀の戦争で破壊されたが、この書物は戦火をかいくぐり、神聖ローマ皇帝ルドルフ2世(Rudolph II)のコレクションの一部となる。その後、30年戦争(Thirty Years War、1618~1648年)の際にスウェーデン軍に略奪されていた。

 このほど359年ぶりに公開されたこの書物は、チェコ、スウェーデン両国政府の長期にわたる交渉の末、プラハに貸し出されたという。今回の展示に際し、この書物が非常に貴重なものであるため、スウェーデン側の所有者は万が一に備え、通常の保険ではなく3億クローナ(約52億7000万円)の政府保証を求めたと、チェコ国立図書館のVlastimil Jezek館長は話している。「話し合いの間、スウェーデン側の交渉者の顔には、『チェコに貸したら、ちゃんと戻ってくるのか?』という疑問が浮かんでいました」と、Jezek館長は疲れた笑顔を見せて語った。

 写本の展示期間は4か月間の予定。チェコ国立図書館内に作られた特別設計の安全な展示場所で展示されている。見学者は10人ずつ、数分間だけこの稀少な書物を間近にみることができる。
Codex-Gigas2A.jpg

こ、こんな本があったとは・・・『ナインズ・ゲート』じゃないんだからさあ。もう。ドキドキワクワクしちゃいますね! 夢野久作の「悪魔祈祷書」も形無しです、ハイ!

Codex-Gigas4A.jpg

知人のキリスト教徒の人に教えてあげたら、その本とっても有名だよ~と言われてしまった。さすがにプラハへの貸出は初耳だったようだけど、そっか~そんなに有名な本なんだ。

この記事には書かれていませんが、この本に願い事をすると、何でも叶えてくれるとか・・・? そんな話もあるそうです。日本では情報なさそうですが、海外で情報探してみようかな? 実に&実に、面白そう(ワ~イ♪)。

Codex-Gigas6A.jpg

しかし、元はプラハにあったというのが、何ともその写本の信憑性(つ~か、怪しさ)が倍増しますね。悪魔とプラハでは、あまりにも出来過ぎなお話ですもん。

Codex-Gigas7A.jpg

そうそう、更に信憑性のない話ですが、本書と対になる本があるとか、ないとか・・・。ここまでくると都市伝説のたぐいになってしまいますが、そういう話もあるそうです。

もっと詳しい話が知りたいですね。どなたかご存知でしたら、教えて下さいませ(お辞儀)。

ソースも含めて海外でのニュース・文献から集めた情報:
悪魔のバイブル(Codex Gigas)に関するメモ
悪魔のバイブル(Codex Gigas)に関するメモ 其の二

関連サイト
Czech National Library 内のCodex Gigas
全文が画像データ&テキストデータで提供されてます! ちょっと重いけど、頑張って見て下さいね! こういうのって本当に嬉しい♪

関連ブログ
ナインズ・ゲート デラックス版(1999年)ジョニー・デップ主演
「呪のデュマ倶楽部」アルトゥーロ ペレス・レベルテ 集英社
「謎の蔵書票」ロス キング 早川書房
魔女と錬金術師の街、プラハ
「THE GOLD 2004年3月号」JCB会員誌~プラハ迷宮都市伝説~
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2007年09月09日

愛書会で購入したもの(in 東京古書会館)

明治大学の中央図書館で写本とかを展示していると聞いたので、出掛けてみた。正直かなり・・・期待外れだったので、意気消沈したまま、いつものように古書会館で何かやってるかと覗いてみた。

基本的に土日は、だいたい何かやってるからね、ココ。

ここしばらく顔出していても欲しい本はあまりないのだが、今回に限って欲しいものが実にたくさんあった!(笑顔)

あまり出回らなさそうな本が多く、しかも安い♪ 調子に乗ってpick up してたら、あまりに重くなり、重ねていたら本が倒れそうになってきた。う~ん、馬鹿だねこりゃ?

しかたないので購入候補から、ドンドン外していく。
 中国の切手帖・・・千円
 ヒッタイト(洋書)・・・200円
 世界の不思議物語(洋書、少年少女用)・・・300円
 吉原関係の本
 美術史に関する本、等々

中国の切手は、非常に美しいデザインのものがたくさん入っていて見ているだけで楽しくなるのだが、買っても使い道が無いし、場所を取るからなあ~泣く泣く諦めて戻す。

ヒッタイトは鉄器を最初に使った騎馬民族で有名だが、それ自体は興味があまりないのだが、100年近く前のもので実に装丁(表紙・造本)が綺麗。元々の所有者が教養のある方だったようで、書き込みが結構あり、それがかえって面白い。また、蔵書印なども含めてデザインがいいので手元に置いておきたかった・・・。でも、読まないで終わりそう・・・、それで断念。

世界の不思議物語は、それほど古くないが装丁が革っぽくてしっかりしているうえに古いのに非常に綺麗で、中のイラストが色鮮やか。アラビアの話とか、ギリシア・ローマの話とか内容も面白そうでこれも後ろ髪をひかれたのだが、何しろ立派過ぎて本が重い。自宅で邪魔になりそうだし、物理的に持って帰れないので諦めました。

送料払って宅送するくらいならそのお金でもう一冊、本を買うほうを選びますね、私だったら。う~ケチだね。

結局、最終的に残ったのは以下の本。
[9月8日購入分]

「能勢に潜幸された安徳天皇」野木圓之助 平成4年・・・600円

「日本名著選集 怪談名作集」 昭和2年・・・200円

「大満州國建設録」駒井徳三 中央公論社・・・3500円 昭和8年

「京都の伝説」 角川書店 昭和51年・・・400円
これらは、絶対に見つけたら買わずにいられない部類なんで嬉しい反面、重くて嵩張るので何気に憂鬱な面持ちで購入してきました。

安徳天皇はご存知、壇ノ浦の合戦で3歳で入水自殺したはずなのですが、実は生き延びていた・・・という、実に怪しい義経伝説みたいな本です。その割に相当金をかけて作られていて、タイトルなんて金地に盛り上がった文字ですもん。装丁もしっかりしているし、外見で箔をつけようとしたように見えてなりません。読むのが楽しみ♪

満州の本は、満州国の経済全般を担当していた政府高官自身により書かれた本らしく、内容が実に生々しく興味深い。巻末には満州国の法律の条文まで載っていて、ウキウキしますね。専門書を当たればあるのでしょうけど、一般書で満州国の法令をそのまま載せているのって滅多にないと思います。しかも当然著者は立法者でもあるわけで、その点からだけでも更に興味が増します。

古書はどうしても黴臭いのでさっきからお天道様の下、除菌の為、アルコールスプレーで綺麗にお掃除してました。やっと、終わったので部屋に持ち込み、ブログにメモっと。

さて、外出するかな。
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2007年09月08日

「ゴシックの図像学」(下)~メモ

先日読んだ「ゴシックの図像学」(下)エミール マール 国書刊行会より、抜き書きメモ。
『マギの礼拝』:

「コレクタネア」の中でベーダは次のように記している。

 「マギたちの先頭に立つのはメルキオールである。彼は白髪を長く伸ばし長い髭を蓄えた老人である・・・。聖なる王位の象徴である黄金を捧げたのは彼である。二番目のマギはガスパールという名で、若く、髭が無く、血色がよく・・・。彼はイエスに香を贈って崇めたが、香はイエスの神性を示す捧げ物である。三番目のマギはバルタザールという名で褐色(fuscus)で肌をしていて髭を顔中に蓄え・・・、沒薬を捧げることで<人の子>が死すべきことを証したのである。」(P25)
これらの伝承の中で最も出色なのは「カナの婚宴」であろう。この伝承は極めて古くベーダの書物に既に記されているが、福音書がほとんど何も語っていない花婿と花嫁の名前をこの伝承は明言していた。花婿は聖ヨハネ、花嫁はマグダラのマリアだというのである。そしてこのこの婚宴へのイエスとその母の出席を、次のような巧妙なやり方で説明している。聖母とその「子」はマリアの姉であり、聖ヨハネの母であるサロメによってそこに招かれていた。即ち、彼らは花婿の親戚として来ていたというわけである。
 伝承はさらにこう付け加えている。聖ヨハネは結婚の当日に妻を捨てた。食事の後、主イエスは彼に「この妻をここに残してわたしに従え」と命じ、童貞であることを選んだヨハネは主に従ったというのである。(P36)
マグダラのマリアって、人気というか実にモテモテですね。イエスと結婚していたとか、ヨハネと結婚していたとか・・・。う~む、そもそも結婚していたことはあるのだろうか? 

この伝承ではサロメがマグダラの姉になっているが、伝承によってはマルタが姉というものもあったし・・・。

まあ、あくまでも数ある伝承のうちの一つではあるんでしょうけどね。
もしわれわれが13世紀のステンドグラスと写本挿絵に関する「大全(手引書のようなもの)」を持っていたなら、同種の興味深い例を多数数え上げる事ができたであろう。そしてまた、中世の芸術の全ての規範を再発見し、13世紀の「絵画便覧」の各種をほぼ正確に再現することができたであろうに。

 このようなわけだから、書かれた伝承だけでは中世芸術のすべてを説明することはできない。そのためには芸術的伝統と呼びうるものをも考慮に入れなければならないのである。一方また、単なる工房の伝統でしかないものを外典の伝承と思い違いしないようにも注意しなければならない。(P52)
『聖母の奇蹟』

・聖母は絶望的な訴訟の「弁護士」であった。慈悲のあらゆる恵みは彼女の手中にあった。

・中世の聖母はまさに女性そのものであった。彼女は善悪を斟酌せず、愛によってすべてを許す。彼女の讃歌「アヴェ・マリア」の半分だけを毎日唱えれば、それで十分なのである。サタンがいくら精妙な論理を展開しても無駄である。最後の瞬間、聖母はその愛らしい優雅さとガリア的な巧妙さによって、サタンのスコラ的論法を壊滅させるのだ。彼女は姿を変えて、悪魔が予期していない場所に突然現れる。彼女は魂の計量に参加し、天秤を善の側に傾かせることができるのである。
マリア崇拝は今は亡き前教皇も熱心であったことで有名ですが、現教皇はどうなんでしょう? 神学的には、なかなかすんなりと評価しにく感じもするんですけどねぇ~。
シャルトルでは、ステンドグラスと彫像が先を争って、カルヌーテス族の国の最初の証聖者たちを称賛している。「生み出す処女(virgini pariturae)(シャルトルの丘の頂上の「強き者の泉」はドルイド神官たちが集会を行う場所であったが、その傍らに地母神像が祀られていて、その台座にこの文字が刻まれていたという)に何世紀も前から捧げられていたという洞窟の上に教会を建てた聖ポタンティアン、ローマ総督のクィリヌスの娘でありながら、父親によって他の殉教者と一緒に井戸に投げ込まれた聖女モデスト、聖ドニのように自分の頭を運んだという聖シェロン、シャルトル司教になる羊飼いの聖リュバン、ル・ペルシュの森の修道士、せいローメル修道院長などである。(P172)
この井戸ですねぇ~、現在地下ツアーで見れるところって! 次回行った時には絶対見に行きたいなあ~。
シャルトルもまたコンスタンティノープルからの聖遺物の一部を受け取っている。1205年、ブロア伯がオリエントから聖女アンナの頭部をノートルダム大聖堂に送ったのである。特許状の一項は「母の頭は大いなる歓喜の中で娘の教会に迎えられた。」と記している。

 大聖堂北扉口は13世紀初頭に着工されたが、その彫刻群の一つは、この貴重な聖遺物の取得を記念するもののように思われる。中央扉口の中央柱を背にして立っているのは、通常のように聖子を抱く聖母ではなく、聖母を抱く聖女アンナなのだからである。この異常さは大聖堂内部においても繰り返される。北薔薇窓の下に置かれた格子の中のステンドグラスの一つにも、腕に聖母を抱いた聖女アンナが現れているのだ。

 人々がこのような独特な仕方でマリアの母を讃美しようとしていたことは明らかである。教会に聖女アンナの頭部が秘蔵されているという事実のみが、彼女が占めている場所の異常さを説明し得るであろう。

 こうした種類の多くの謎は、もし13世紀にシャルトルの大聖堂が所蔵していた全ての聖遺物のリストが存在するなら、容易に解決する事であろうに。

 例えば、南扉口の聖テホドルスの大きな彫像は長い間、聖ヴィクトのものと看做されてきた。ティドロンはヘラクレイアのギシリア兵士よりもローマ軍団兵の方がフランスの諸教会ではよく知られていたと考えたのである。その頃にはまだ、聖テオドロスの頭が1120年にローマからシャルトルに運ばれてきたことを誰も知らなかったからだ。それが知られるようになったのは1862年に公表された特許状によってなのである。この時初めて、聖ゲオルギオスの像と一対をなしている美しい騎士の像の名を確実に言う事ができるようになったのだ。(P182)
そう、これこれ! 聖アンナの聖遺物って今、触れられている本ってほとんどないんだけど、どうなってしまったのでしょう? あの忌まわしきフランス革命(法律を学んでいた時は、素晴らしい人間の理性の勝利だと確信していたのだが・・・)のどさくさで失われたのでしょうか・・・。心が痛まないではいられません。ステンドグラスが残っただけでも奇蹟かもしれませんが・・・。
三百年以上もの間、聖人伝は芸術家の尽きる事無き材料であリ続けた。聖人伝は西欧においては聖書に次いで芸術に最も深い影響を与えた書物だったのである。(P200)
「黄金伝説」を知らないでいにしえの名画を理解できる訳はないってことを痛感します! ところで美術評論家ってみんな「黄金伝説」とかは最低限読んで頭に入っているのだろうか? 素朴な疑問なんだけど???
13世紀は16世紀とほとんど同じくらい古典主義的であるが、わずかにシャルトルの大聖堂において古典古代の大作家たちの姿が見られるに過ぎない。(P242)
これって、12世紀に盛んだったシャルトル学派の存在が大きいんでしょうね。
宗教芸術の黄金時代である13世紀においては、王も貴族も司教も普通は寄進者の資格においてしか大聖堂中に描かれることはなかった、と。そして、その場合においても、彼らはほとんど常に聖者たちとは明確に区別された態度で描かれていたのである。(P221)
中世が表現した地獄の姿もまた、スコラ的聖書注解から生まれたのである。13世紀のほとんどすべての「最後の審判」図では、炎を吹き出す巨大な口が開いており、そこに呪われた者たちが投げ込まれている。15世紀末の悪魔たちが出てくるのも、もっと節目も多く機能的になっているが、やはり同じような口からなのである。
 このようなイメージが中世全体を通じて忠実に伝えられていったのは何故だったろうか。その本当の理由は、このイメージが芸術家の気紛れな想像からではなく、聖書のテキストから生まれたことにある。地獄の口は「ヨブ記」の語るレヴィアタンの口なのだ。(P269)
私が持っている時祷書にも出てきてましたこの『地獄の口』!!
~聖ペトロは象徴に過ぎず、イエスがこの初代教皇に与えるという形で与えた縛る権能とほどく権能を象徴しているのである。聖ペテロを天国の戸口に置く事によって芸術家たたいが示そうと望んだのは、ただカトリック教会のみがその秘蹟によってわれわれを永遠の生命の中に入らせる力を持つということなのである。(P274)
聖堂は一つの書物なのだ。中世芸術のこの百科全書的性格が最もよく示されているのは、シャルトルにおいてである。「鍵」の各章がそれぞれの場を持っている。シャルトルの大聖堂は視覚化された中世思想そのものなのだ。そこには本質的なことは何一つ欠けていない。そこに描かれたり、彫られたりしている一万もの人物像は、ヨーロッパ唯一の総合的な全体を形作っているのである。(P285)
エミール・マールは著者の中で、シャルトル大聖堂が一番と何度も力説しています。
教会の彫像はステンドグラスによって、中世の聖職者たちは信者はできる限り多くの真理を教えようと努めた。彼らはまだ幼く蒙(くら)い魂たちに対する芸術の強い力をよく知っていた。詩篇編集もミサ典礼を持たず、キリスト教については自分の目で見たことしか覚えていない無学な大衆に対しては、観念を物質化し、視覚的な衣をまとわせねばならなかったのである。12世紀と13世紀においては、教義は典礼劇の登場人物と扉口の人物像のうちに肉体化されている。キリスト教思想は、感嘆すべきエネレギーによってみずからの道具を創り出した。(P267)
サン・ドニ修道院長がまさにゴシックを生み出した所以ですね!
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2007年09月03日

食玩フィギュア~エア・ギア、涼宮ハルヒの憂鬱

ヤフオクやフィギュアショップで買ってしまった食玩フィギュア達です。掃除してたら、出てきた。デジカメの試し撮り用として撮ったので、記念にブログにアップ。

ちょっと、オタっぽい? みんなアニメだけど、もう終わってるのばっかり・・・古い(涙)。でも、これぐらいなら会社の机に飾っといても普通だしなあ~今時の会社は。

あと、らき☆すたの『かがみん』が欲しい! エヴァのりっちゃんも見つからないんだけど・・・。当然、眼鏡バージョンね!(笑) 

エア・ギア 林檎

エア・ギアの林檎。

エア・ギア スク水仮面

こっちは同じくエア・ギアの林檎、スク水仮面バージョン。

エア・ギア シムカ

こちらは、渡り鳥のシムカ。

涼宮ハルヒの憂鬱 長門ゆき

涼宮ハルヒの憂鬱の長門ゆき。しっかり眼鏡をかけているのがお気に入り。あ~企画書の直し中なのに・・・現実逃避してる私。ふう~、徹夜だあ~。
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2007年09月02日

淑徳大学公開講座~シャルトル大聖堂 輝くシャルトルブルー~ 

淑徳大学公開講座:シャルトル大聖堂~輝くシャルトルブルー~
[ポイント]
 北フランスの古都シャルトルの中心にそびえるノートルダム大聖堂は、フランスが生み出 した芸術の中で、もっとも偉大でもっとも奥深い作品です。
  ロマネスクとゴシックの二つの様式が調和した壮麗な建築。西、北、南の三つの扉口を飾る見事な人物円柱の彫刻。中世の信仰世界を詳細に表現するタンパンの浮彫の数々。シャルトルブルーの輝きの中に聖なる物語を描き出す膨大なステンドグラス。
  この講座では、講師が撮影した多数のスライドの映像をつうじてシャルトルの大聖堂の歴史を探り、建築を考察し、浮彫やステンドグラスの図像を読み解きながら、そこに展開する壮麗な中世芸術の世界を隅々まで味わい尽くします。

[講座内容]
1. 10月4日 シャルトルへの道―パリのノートルダムからシャルトルのノートルダムへ
2. 10月18日 大聖堂とは何かーその歴史と建築
3. 11月1日 図像を読むー「諸王の扉口」の浮彫
4. 11月15日 図像を読むー南北の扉口の彫刻
5. 12月6日 輝くシャルトルブルーーステンドグラスの世界

■ 講座番号 A-003
■ 講 師 池田 健二(いけだ けんじ)
1953年広島県生まれ。上智大学文学部史学科卒。同大学院博士課程修了。専攻はフランス中世史、中世美術史。上智大学・茨城キリスト教大学などで中世史や美術史を講じる。20年間、ヨーロッパ各地のロマネスク教会の詳細な調査を続ける。
【共訳書】『ヨーロッパの中世─芸術と社会』、『ロマネスの図像学』、『ゴシックの図像学』、『中世とは何か』『中世の身体』など。
■ 定 員 30名
■ 回 数 5回
■ 曜日・時間 木曜日  15:00~16:30
■ 期 間 平成19年10月4日~12月6日
■ 受講料 10,000円
■ 会 場 淑徳大学池袋サテライト・キャンパス
今、非常に悩んでいます。ちょうどこの講座の講師の方が訳された「ゴシックの図像学」読了したばっかで結構、感動しているうえに大・大・大好きなシャルトル大聖堂に関する講座なんですよ~。しかも、池袋なら通勤途中だし・・・アクセスも良い。

で、でも冷静になって考えると、平日の夕方でしょ。毎月1回半休でもとって早退するっきゃないジャン! う~、それって勤め人にはかなり酷。土曜とかなら分かるけど・・・、普通では無理。

料金は一万円だし、高くはないと思いますが、問題は講義の内容だったりする。実際、どんなレベルなんでしょう? 会社を休んだり、早退して本を読んで分かるレベルだったら、キレちゃいそう。つ~か、号泣ものでしょう。

でも、この時間に公開講座で受講されるのって、私も大して変わらないかもしれませんが、時間と暇を持て余して、ちょっと旅行先で見て気になり、ゴシック建築に興味を持った有閑マダムとか??? 

だったら、講師がいくら専門知識があっても当然そのレベルまで講義の水準を落とすだろうから、金と時間の無駄になりそうで本当に怖い!

本とは異なる付加価値を見出せるのか? う~ここんとこ、ずっと悩んでいます。既に資料請求はしてあり、後はお金を振り込むだけなんですけど、決断しかねてます。どうしよう???

一万円あれば、「ゴシックの図像学」上下2冊がちょうど買えるんだけど・・・。e-laearnigで3千円ぐらいでやってくれると嬉しいんですけどねぇ~。費用も安いし、時間的な制約もないし、ビデオで撮った映像を流すだけでいいんだけど・・・。ふう~。

さて、どうしようかな? 
posted by alice-room at 13:56| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録B】 | 更新情報をチェックする