2018年04月03日

「古書街キネマの案内人 おもいで映画の謎、解き明かします」大泉 貴 宝島社

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神田神保町にある名画座映画館を舞台にした作品。

ヒューマン・フレンドリー系のぬるい映画探偵物と言えば良いのでしょうか。
全般的にはそつなく慣れた感じで書かれた文章で悪くない感じですが、あえて続きを読んでみたくなるほどの作品でもありません。そこが残念かな?

また、謎解きを一応、ウリにしているのですが最後の作品については、ノーヒントで冒頭から分かってしまうのはいささか残念過ぎかと。他に思い浮かばないし、それで正解になってしまっては・・・。
ネタバレは避けたいので詳述しませんが、内容に深みはないかもしれません。

ただ、こんな映画館なら行ってみたいとも思いました。

古書街キネマの案内人 おもいで映画の謎、解き明かします (宝島社文庫) (amazonリンク)
ラベル:書評 映画 小説
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2018年03月11日

「芸術と青春」岡本 太郎 光文社

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本書を読むまで岡本太郎という人物を全く誤解しておりました。

パリとかにいたのは知っていたし、岡本かの子の子供であることも知っていましたが、ソルボンヌで民族学や社会学とかやっていたのは意外でした。

他にも芸術というものに対する、『真摯な』・・・という表現を通り越した、激烈な生き方という姿勢に感銘を受けました。若さ故というありきたりな言葉では語り切れない、情熱の迸りを感じる文章ですね。

実に興味深いです。

太陽の塔やグラスの底に顔があってもいいじゃないか。だけではなく、芸術家岡本太郎氏に強く関心を持ちました。

太陽の塔のコンセプトが当時の万博の経済成長に浮かれた中で、あの当時、距離を置いたスタンスであったこと、また、それを知りつつ、許容し、あえて岡本太郎氏に依頼した当時の万博の主催者、まだまだ日本に余力と勢いがあった当時が偲ばれます。本書を読んで、ふとそうしたことを思い浮かべました。

一読しておいて損はないかと。
著者の他の作品も読んでみたいなあ~と思いました。
【目次】
1 青春回想
2 父母を憶う
3 女のモラル・性のモラル
芸術と青春 (知恵の森文庫) 文庫 (amazonリンク)
ラベル:書評 アート 芸術
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「本の文化史」庄司 浅水 雪華社

その筋では有名な庄司 浅水氏の本。

でもねぇ~、時代のせいですかね?
今から読むと内容は薄っぺらな感じが否めません。書物の敵は抄訳だしね。普通に全訳を読んだ後、読むには及ばないしね。

文化史自体もその類の本を何冊も読んでるうえで読むと、広く浅く、特に内容の浅さが半端ないような・・・。

一番頂けないのは、誤字の多さ。
昔のエロ本並の誤字の多さで本の文化史のタイトルからすると、情けないの一言に尽きる。
文字校とかやってる?つ~か、これで著者校やってたら冗談で終わってしまいそうなくらいの酷いレベルです。

普通の本でもこれだけ酷いのは、過去に見たことないぐらい。
出版社、印刷所どこだよ~(苦笑)。

手元に残しておく価値はないですね。すぐに売り払う予定。
【目次】
Ⅰ本の文化史
Ⅱ書物の敵
Ⅲ愛書異聞


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ラベル:書評
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「男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (3) ―Time to Pray―」時雨沢 恵一 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス

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前作の2巻までで上下で完結していたと思った作品の続編。

大概、この手の流れでは続編はおまけで前作よりも面白くないのが普通ですが、本作はその予想を大いに裏切ってくれました。つ~か、こちらの3巻は私好き! こちらを読むための伏線というか、前置きの為だけに1、2巻読んでもいいぐらいですね。

いい意味でこれまでの1、2巻がこの3巻で生きてきます。

作中の物語ではありませんが、コテコテの王道ラベコメ(どこがコメディ?とかは置いといて)って感じです。唐突に重い話が出て来たりもしますが、まあ、ご都合主義もそれほどなく、許容範囲でJK眼鏡っ娘が魅力的に描かれてます。

後書きに著者のお遊びで続刊の予定が書かれていますが、続きが読みたいですねぇ~。
予定のストーリーはちょっと・・・という冗談レベルですが、続刊が有り得るなら、是非読みたいです♪

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (3) ―Time to Pray― (電撃文庫) (amazonリンク)

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「男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど 年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている」(1)(2)時雨沢 恵一 KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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2018年02月27日

「立ち飲み屋」立ち飲み研究会 創森社

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もうだいぶ昔の本になります。ブームになる前の頃の立ち飲み屋に関する雑文ですね。

特に大した内容はありません。
角打ちとか、本当にただ単にお酒を飲める場所で椅子がないところ、っていうぐらいの定義で括られる範囲内の居酒屋未満でしょうか?

私は基本的に立って飲むってのは、昔から好きでないのでどんなところでも座れるところがいいですね。
若い頃からそこは変わりません。

安くてお酒が飲めるってのはいいのですが、乾きものや缶詰ばかりってのは、どうなんでしょうかね?

個人的には、コンビニでそれらを買って、景色のいい屋外で肴をつまみに酒を飲むのは素敵だと思いますが・・・。桜の季節とか四季の移り変わりっていうのは、特にいいですよね。

安くあげたいのに、わざわざ、定価でつまみ買って、立って飲むってのがどうもね?
その分、いい酒やいい肴を安く買って、じっくりと家で好きな映画やアニメ、録画した番組見ながら、飲み食いする方が楽しかったりするんだけどなあ~。

飲むのに満足したら、そのままゴロンってなって本を読みながら、寝落ちする。
そういうの好きなんでね。だなあ~。
風情はあって良さそうですが・・・・。

まあ、嫌いではないんですけどね。本書みたいなの。

そうそう、よくよく見たら複数人で書かれているのですが、あの吉田類さんも実はこの中に含まれていました。この当時は、まだ有名じゃなかったんでしょうね。扱いが大勢のうちの一人で影が全然薄くて、最初、気付きませんでした。

今だったら、帯にでも大きく書かれているでしょうけれど・・・笑。

まあ、あえて読むほどの本ではありません。
その割に立派そうな本ですが・・・(笑)。
【目次】
序章 立ち飲み屋のルーツと立ち飲みの流儀
第1章 酒屋の一角はオアシス納得の酒ラインナップ
第2章 焼き鳥&焼きとんのモウモウたる煙に巻かれて
第3章 酒のあては鮮魚からうなぎ、串揚げまで
第4章 立ち飲みゾーン「神田vs.新橋」徹底踏破
第5章 バッカス&バーフライのスタンディング舞台
第6章 堂々の立ち飲みスポット根掘り葉掘りガイド
立ち飲み屋(amazonリンク)
posted by alice-room at 23:01| Comment(0) | 【書評 未分類A】 | 更新情報をチェックする