

コロボックル物語1 だれも知らない小さな国(講談社文庫) (amazonリンク)コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ(講談社文庫) (amazonリンク)コロボックル物語3 星からおちた小さな人(講談社文庫)(amazonリンク)小学生か中学生の時に読んだ本。
すっかり忘れていたのだけれど、先日、関連書籍を読んで急に懐かしくなり、気にしていたら、図書館で見つけました。
書店ではあまり見かけないのだけれど、児童文学うんぬんとかは別にして改めて読んで傑作だと思いました。
図書館で全巻読み直したうえで購入して手元に置いて置こうっと♪
因みに・・・私が子供の頃に読んだのは3巻か4巻までかな?
5巻まで出ていなかったような気がします・・・当時は?
でもね、驚くことに覚えているんですよ!
本の中身を鮮明にね。
友達の誰も知らない秘密の場所。
もちの木の話とか。
あとあと・・・四角い竹のことやかたつむりの罠。
鉛筆削り器の中に隠すところとか。
それ以上に驚いたのが「しんぶん、しんぶん、花びらのしんぶん・・・・」。
このフレーズ、ずっと&ずっと前から覚えていて人生のどっかの場面でふと口ずさんでいた思い出があったりする。
いやあ~、本書を読み返していて、このフレーズを目にした際の衝撃!!
改めて、当時の自分がどんだけ影響を受けていたのか恐ろしいほどです。
だって、今ではあの当時から比較してどんだけ本を読んできたか分かりませんが、全然、読んだ本なんて覚えていないんですもの。
数は読んでるし、読書スピードや読書量は別にして、読んだ端から記憶から消えていく・・・・ような???
というか、はなから読んだ瞬間に記憶にも残っていないような気さえします。
うちの本棚や積読を整理すると同じ本が3冊も出てきてショックを受けたことを思い出しますよ、ホント。
流行りの本とか読むよりもコロボックルシリーズを長閑な里山や旅先で心ゆくまでのんびりと読んでいる時間が『至福の時』なんでしょうね。
私ももう歳なのかも知れません。
今更、説明やコメントする必要なんてありませんが、手元に大切に置いておきたい、そういう本です。
子供の頃に本書に出会えた人は幸せな人だと思いました。
児童文学を今になって読み返して、十分に面白くて改めて感動しました。
素晴らしい本です。
続きが楽しみ♪
ブログ内関連記事
「コロボックルの世界へ」村上 勉 (著), 佐藤 さとる (監修) 講談社
posted by alice-room at 03:29|
Comment(0)
|
【書評 小説C】
|