「編集者の仕事」柴田 光滋 新潮社

本はそれなりに読むものの、モノとしての本についての執着心はそれほど強くないので結構、無頓着だったりするかもしれない。 ただ、装飾写本とかはそれなりに好きで海外旅行に行ったりすると、それを目当てに美術館や教会を訪れたり、綺麗な画集や図録なども集めているが、本そのものについては驚くほど知らなかったりする。 本書を読んで、そういったことを改めて痛感しました。 編集の仕事というと漠然と…

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「図説 英国ファンタジーの世界」奥田 実紀 河出書房新社

正直、もっと面白いかなあ~と期待してたのですけれど・・・。 図版が多い分、文章量が少ないからでしょうか? 読んでいて薄っぺらな感じがして、一歩踏み込んだ関心事に至らなかったように思えます。 そのせいか、ガイドブックに毛が生えた程度の説明に思えてしまうのです。 このぐらいの内容なら、他の本を読んでも分かる程度に感じられてしまい、あえて本書を読む意義を見出さませんでした。写真も目新し…

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「たまゆらり」高橋 克彦 実業之日本社

著者の本は時々読んでおり、怪談も面白いのがあったりもするのですが、面白くないハズレもかなり多い。 本書は個人的にはつまらない本だと思いました。 読んでいて途中で読了するのをやめて売り飛ばしました。 時間の無駄だもん。 お薦めしません。たまゆらり (実業之日本社文庫) (amazonリンク)

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「学歴分断社会」吉川 徹 筑摩書房

感情論やジャーナリスティックな一部分だけを誇張した話とは一線を画し、淡々と現代日本の抱える社会状況を分析していく姿勢は、最近ではあまり見られないだけに貴重な感じがしました。 どうしても格差社会とか、階層の二極分化とか世間の流行りに踊らされてしまうところもある私ですが、学校歴ではなく、名実共に明確な学歴(大卒か、高卒か)による社会的分断があることを本書を読んで実感として納得しました。 …

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「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」ロバート キヨサキ 筑摩書房

この金持ち父さん貧乏父さんシリーズは、ご多聞に漏れず私も何冊も読んでいるが本書もその中の一冊。 読んでいるとやる気になるし、やれる気になる、自己啓発系の本です。 たま~に読むと、改めて考えなきゃねって思わせてくれるだけの刺激はある本です。 キャッシュを生み出す資産を買え、レバレッジを利かせて資産を増やすスピードを上げろ、出来ない自分ではなく出来る自分をイメージする、とかある意味、正…

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「不動産投資「やっていい人、悪い人」」長嶋 修 講談社

実は年明け早々、ロバート・キヨサキ氏の金持ち父さん貧乏父さんの5冊目かな?読んでいて、それと並行して投資用物件の情報を調べていて、こちらが先に読み終わった本になります。 著者はホーム・インスペクションで有名なさくら事務所の方。 うちも自宅購入前にここ依頼したことあるので、そういう意味では信頼感があったりします。 さて内容ですが・・・、不動産投資関係の本としては正直、それほど特筆すべ…

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「古本屋ツアー・イン・ジャパン それから」小山 力也 原書房

古書店探訪の本ということでいつものノリで読んでいると、本屋に関する情報はさておき、そのお店での取り扱いジャンル、というか具体的な書名があまり載っていないのが最初、気になった。 ジャンルはちゃんと書いてあるものの、何というか古書を買う人向けの話というよりは古書店に行くこと自体、古書店の存在確認自体が目的で、古書を買うのはその余禄的な位置付けになっているような気がします。 著者はちゃんと…

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「東京 無敵の名酒場」まのとのま 河出書房新社

本書で取り上げられるのは他のこの手の酒場本でよく出てくるオーソドックスな店ばかりで、本書独自のものはほとんどない。著者自身も他の酒場本を見てから、店に行っているので良くも悪くも二番煎じの域を出ない。 また、本書を読んでみても普通のお酒が好きな女性が有名な古典酒場巡りをしました~。 それをイラストで表してみました。それ以上でもそれ以下でもない。 ただ・・・イラストがうまいとは…

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「酒場のオキテ」吉田 類 青春出版社

もう文化人として名が通っている吉田類氏の酒場絡みの本です。 だってNHKにも出てたし・・・ね。 酒場のお店の歴史から料理、酒、風情、人情、エトセトラ。 一切合切を絶妙な語りで切り取って文章にしたもの。 正直、美味しいお酒や肴ばかりではないはずですが、その辺、実にうまく表現している。 物事の良い面ばかりを評価して、マイナス面は大人の寛容さで温かく見守る感じが出ています。 良…

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「教会の怪物たち」尾形 希和子 講談社

もう少し内容がある本かと期待したのですが、非常に薄っぺらな内容の本でした。 美術史がご専門の方らしいですが、だったら・・・エミール・マールやパノフスキー、フォションがどうとか中途半端な記述をせず、その辺の流れをもう少し丁寧にして、具体的に解説される図像の説明に際して、どこまでが従来のものでどこからが著者の言われるアプローチの成果なのか、明示して頂きたかった。 ところどころに不要な著者…

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