2018年12月15日

「銀河英雄伝説外伝〈1〉星を砕く者」田中 芳樹 東京創元社

銀英伝外伝.jpg

単行本で大昔に本編は読了していたものの、外伝には全く手を出していなかったんだよねぇ~。
今更ながら、タイトルを見つけてふと手に取り、読み出し始めました。

うん、懐かしい内容ですね。

そして普通にあの散文調の淡々とした形の語り具合が懐かしくてイイ♪

ミッターマイヤーとロイエンタールがどういう経緯でラインハルトの旗下に入ったのか、その辺のことが語られた内容となります。
何気にオーベルシュタインと一緒じゃん!とか言わずに、これはこれとして楽しめる作品です。
残りの外伝も読んでしまうかな?と思いました。

そうそう、単行本は講談社だったような気がしますが、いつのまにか創元社に売り飛ばされてたんですね。版権は。

銀河英雄伝説外伝〈1〉星を砕く者 (創元SF文庫) (amazonリンク)
ラベル:小説
posted by alice-room at 23:05| Comment(0) | 【書評 小説C】 | 更新情報をチェックする

「忍物語」西尾 維新 講談社

忍物語.jpg

正直なところ、もう順番通りに読んでいないので今回の作品を読んでいたら、ずいぶんといろんな知らない人やその後のあれこれがあった後のお話となっていて、時系列的にはどの辺なのかも分からないまま、とりあえず久しぶりに読んでみました。

アニメもその後も続いているようで、そちらも見ているのだけれど、一体どんな順番だったか、そちらも定かではなかったりする。

そんな私の感想ですが、うん、この作品は素直に面白く読めました。
吸血鬼の忍ちゃんの過去のしがらみ関係のお話なのですが、絶世の美女で身も心も美しい女王様時代の懐かしいお話とかも再び出てきます。
面白さ的にはちょっと微妙な八九寺の大人の時の話とか、その前に読んだ何冊かの本よりはこちらの方が純粋に面白かったです。

まあ、ネタバレするのもあれなのでストーリーは書きませんが、こういう作品ならまた読んでいってもいいかも?
本作とは直接関係ないですが、いつのまに幼馴染とか出てたんだろう???
大学の友人まで出来て普通に学生しているなんて、興ざめだ、とは言いませんが、まあ、それなりに登場人物達もあれやこれやしているようで良かったです。

置手紙さんのもまだ読み残している巻があるし、はてさてどれから未読を片付けていけばよいのやら?

忍物語 (講談社BOX) (amazonリンク)
posted by alice-room at 22:47| Comment(0) | 【書評 西尾維新】 | 更新情報をチェックする

2018年12月10日

「緑衣の美少年」西尾 維新 講談社

緑衣.jpg

紅一点には何故かなり得ない、いささか病んだひぬくれ者もどきの眉美ちゃんが相も変わらず、頑張ってます。
柄に合わない生徒会長を務めながら、大切な(唯一の取柄である)おめめさえも失明の危機に瀕します。

でも、そこはジュブナイル!
良い子で頑張ってしまおうとする姿が健気(?)で涙を誘います。
勿論、誘いませんが、読者の関心をうまく引っ張りながら、次巻へと誘います。

という訳で続巻が出るのを楽しみにして、その間に『物語』シリーズでも読んでます(笑)

緑衣の美少年 (講談社タイガ) (amazonリンク)
posted by alice-room at 22:01| Comment(0) | 【書評 西尾維新】 | 更新情報をチェックする

「紀元千年のヨーロッパ」 L.グロデッキ 新潮社

著者があのグロデッキで翻訳者が柳 宗玄だったので読んでみました。

もうちょい、ゴシック建築とかロマネスク建築、聖遺物や装飾写本とか出てくるかなあ~と思ったんですが、フランスのものが意外と少なく、シャルトル大聖堂とかほとんど出てこないうえに、ドイツの中世建築とか・・・ね。

なんか私の求めているものとは、かなりずれているのを感じました。
説明文も多いのですが、中世美術や宗教関係の記述もちょっとなあ~。
ヤンツェンやフォションが引用されてたりするが、ちょっと違うんですよね。

ざっと全頁をめくって興味が持てそうなところだけでも拾い読みしようと思ったのですが、全くそれに値する箇所もありませんでした。
本書のポイントがいまいち私には理解できませんでした。

紀元千年のヨーロッパ (人類の美術) (amazonリンク)

ブログ内関連記事
「図説世界建築史(8)ゴシック建築」ルイ・グロデッキ 本の友社
「ロマネスクのステンドグラス」ルイ グロデッキ、黒江 光彦 岩波書店
ラベル:書評 中世
posted by alice-room at 21:50| Comment(0) | 【書評 美術】 | 更新情報をチェックする

2018年12月09日

「中世の知識と権力」マルティン・キンツィンガー 法政大学出版局

う~ん、このシリーズは時々、面白いものがあるので読んでみたのですが、ハズレですね。

現代的視点から、中世を見てどうのこうの言うってのは、まあ、分かるんですけどね。
人は常に自分の立ち位置からしか、それ以外のものを見ることは出来ないってのは確かに歴史というものが内在せざるを得ないものであることは別として、個人的にはそんなこと不要で、さらに言うなら無駄な著者の独り言でしかないかと。

それ以外にもなんというか、説明のポイントが私の知りたいことには全くかすることさえなく、こんなの読まない方が良かったというのが感想です。実際に飛ばし読みしつつ、目を通したのですが、それさえも途中で止めるほど私には得るものの無い本でした。

【目次】
1 中世の知識と中世における知識―近代への道
2 修道院の僧房と権力中枢―中世からの道


中世の知識と権力 (叢書・ウニベルシタス)(amazonリンク)

関連ブログ
「中世の大学」ジャック・ヴェルジェ みすず書房
ラベル:書評 中世
posted by alice-room at 01:06| Comment(0) | 【書評 歴史B】 | 更新情報をチェックする