2017年05月26日

第82回 彩の国 所沢古本まつり 5/24

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今回は平日にもかかわらず、初めて初日に行ってきました。
やっぱり早い時間に行くと違いますねぇ~。
何度か目にしていても、いつでも買えるだろうと値段次第と購入を先延ばしにしていたタイプの本が安くて綺麗な状態でたくさんあったので、新書や文庫は思いっきり買い漁ってしまった・・・。

既読の本も結構あるんだけれど、借りて読んだので機会があれば購入して手元に置いておきかったりする。
トマスの福音書とかね。

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寺山修司って、実は私あまり読んでいなかったりする。
ただ、なんというかその周辺関連については、結構縁があって、その系統の小劇団(月蝕歌劇団)とか以前見ていたり、青森の都市ジャックにもたまたま居合わせたこともあったり・・・「身毒丸」もなんかもね・・・あれは蜷川さん演出で文化村で観たっけ。

そういやあ~J・A・シーザーも天井桟敷関連だったっけ?
「少女革命ウテナ」の曲もそうでしたね。確か。

さて、今回、一番高ったのはこの本なんだけど、売れ残ったやつだと思う。自由価格本として売られてたみたいだし・・・。スリップも残ってたし・・・。

気に入ったのは、非常に独特の色彩感覚、言語感覚溢れる、当時ならではのポスターとかの写真。
唐とか、三島とかそういうあの時代的なものを感じさせる写真がたくさんあって、「THE 昭和」って感じでしょうか? 時代的な資料になりそうな本です。こういうノリ好きだったりする・・・私。

今は無きパルコ出版っていうのもイイ。感性企業、な~んてうたっていた西武グループも身売り話が飛び交う昨今ですしね・・・。昭和は遥かなり。

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ここも今は無き大陸書房の一冊。
オカルト系の胡散臭い本をよく出していたっけ?

そこが出していたアマゾン探検話。しかも黄金でエルドラードですよ~。
昔いったブラジルも今はもう良い思い出です。また行きたい・・・。
うちのワンちゃんが寿命で亡くなったら、すべてを捨てて行ってみたい!!

存命中に行くなら、サンチャゴ・デ・コンポステーラで巡礼二人旅だけどね。

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そうそう、あの「プロテスタンティズムと資本主義の精神」。
マックス・ウェーバーで有名な大塚先生が書かれた、日常の専門を離れた視点で語った文書。
これって珍しそう・・・・。
大学で講義受けれなかったのがつくづく残念でした。

いささか黴臭くて埃っぽい本でしたが、次に目にする機会はいつになるのか分からないのでとりあえず買ってみました。

それ以外の本について。
パノフスキーはね、読んでも良く分からないんだけれど・・・時々、他の本で言及されていて知らないで済ます訳にもいかなそうでね。まあ、非常に安かったのでとりあえず手元に置いておく。

談山神社。
奈良にある神社。大化の改新で蘇我馬子を暗殺した場所でここも訪れたことがあり、懐かしい。
歴史読本の特集本みたいだったのでこれも読んでおきたいですね。

ガラガラに詰めて帰ってきましたが、重たくて腰痛くなった・・・orz。


そうそう・・・ブログを書くにあたり、少し寺山修司について検索してみたら、没後20年ってことであちこちでイベントやってるみたい。知らなかった!

あと・・・私が経験したような都市劇をまたやるみたい。三沢市で。
おお~すっげぇ~行きたい!!
無理して行くかな???

幻想市街劇「田園に死す」三沢編

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ラベル:古書 古書市
posted by alice-room at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 【備忘録C】 | 更新情報をチェックする

2017年05月21日

「皇帝ネロの密使」上下 ジェームズ・ベッカー 竹書房

キリスト教(カトリック)のレーゾンデーテルにかかわる重要機密を巡る謎解き物ですね。

装丁(カバー)が流行りのシグマシリーズと同じ感じだし、謎解きもそれっぽいので期待して読んでみたのですが、やっぱり別物ですね。最新の科学的知見を元ネタにして謎解きに絡め、知的好奇心を煽るあのシリーズとは異なり、こちらはそういった側面無しに淡々と謎解きをするのですが、登場人物も正直魅力に欠けるし、単なる警官には荷が重いかと。

一応、銃撃戦とか銃が使えるという為に必要でも、他にも何も無いし、組織的暴力集団に対してはあまりに無力過ぎでがっかり以外の何者でもない。それなのに・・・そんな一個人が組織に対抗しちゃうのって、なんだかね?

謎解きもつまらないし、バチカンを出してもあまり意味ありげに思えません。
最後の展開も、あれれっ?って感じで残念感が半端ないです。

暇つぶしにしてもお薦めしません。

皇帝ネロの密使 上 (竹書房文庫)(amazonリンク)
皇帝ネロの密使 下 (竹書房文庫) (amazonリンク)
posted by alice-room at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 海外小説B】 | 更新情報をチェックする

2017年05月18日

「古本道入門」岡崎 武志 中央公論新社

確か著者の本を以前読んであまり面白くなくて、もう読まない、とか書評に書いたことがあったような気がするけれど、古書関係の本を読みたくて他のが適当に見当たらなくて選びました。

う~ん、読んでみると・・・やっぱりほとんど知っていることばかりですし、掘り下げ方も正直それほど深くなくて、もっとあるでしょう・・・とか読みながら一人ツッコミを入れたくなってしまう。

紹介される本もなんだかね。
個人的に興味無いし、やっぱり薄っぺらに感じてしまうのですが・・・。

但し、ブックオフの直営店とフランチャイズ店との値付けの違うなどは知らなかったのでそこは勉強になりました。あと・・・自分の行っているお店が何店か紹介されていたので意外でした。

勿論、神保町のお店は別としてですが・・・。

最近は、高田馬場や神保町で古書店巡りしてもそれほど目新しいもの見つからないんですよね。
たまにあってもあそこは高いので、ネットで検索してどうしても安いところで買ってしまったりする。

特に洋書だったら、海外のAmazonの古書を買った方がshipping込みでもそちらの方が安いからねぇ~。
最近は円高じゃなくなってきたので微妙になってきてはいるものの・・・。

ブックオフせどりも本書が書かれた当時は流行っていたみたいですが、参入の容易さから素人参加が増え過ぎて価格競争が激化した結果、労力に比して利益が出せなくなり、にわかせどり師がだいぶ淘汰されたんじゃないでしょうか、今は。

一時はヤフオクやAmazonのマーケットプレイスで投げ売りしてましたもんね。
まあ、私も要らない本の処分として一時やってたことありましたが、今は面倒でする気もないですし・・・。


【目次】
第1章 いま、古本屋がおもしろい
第2章 本じゃなくても古本だ―重文級からハルキまで
第3章 オカザキ流、古書の森のさまよい方
第4章 世界一の古書街「神保町」ガイド
第5章 全国8大おすすめ古本町
第6章 ブックオフの使い道
第7章 即売展のたのしみ
第8章 古本を売る、店主になる

古本道入門 - 買うたのしみ、売るよろこび (中公新書ラクレ) (amazonリンク)
ラベル:書評 古書
posted by alice-room at 05:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 本】 | 更新情報をチェックする

「撫物語」西尾 維新 講談社

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順番は分からなくなってしまい、読んでない本から読んでる「物語」シリーズの一冊です。

今回は千石撫子だけで一冊終わっています。
時系列的には神様になった後の話です。

【以下、ネタバレ有り】


スクール水着とか露出過多気味のキャラでしたが、手ブラでブルマーという服装にまで至りました。
斧乃木余接ちゃんといつの間にか知り合いになっていて、お友達になっていたりする。

その辺でしょうか?あえて書くべき内容としては。

うん、まあ、読んでて普通にそこそこ面白いです。
その辺が作者の腕の良さなんでしょうが、以前のように絶対お薦め!とかそういうレベルではないんですが、他のつまらない作品読むくらいなら、読んでもいいかな~とか思えるレベルです。

あれだけ書いていてもこの水準っていうのは逆に言えば、凄いんでしょうけれど、もっと刺激的な作品も読んでみたい!っていうのも正直なところだったりする。

撫物語 (講談社BOX)
posted by alice-room at 05:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 西尾維新】 | 更新情報をチェックする

「ルポ 難民化する老人たち」林美保子 イースト・プレス

いやあ~、下流老人とか昨今のNHKスペシャル見ててもお先真っ暗な日本の未来ですが、この手の本を読み慣れていて個々の章の内容もほとんど知ってはいることばかりでしたが、改めて救いようのない内容で暗澹たる気持ちになりました。

想像していた以上に、気分が沈みます。
ちょっとしたことがあり、ちょうど鬱的に落ち込んだタイミングで読んでしまったのも悪かったのですが、やっぱり働かないといけないんですよねぇ~。当たり前かもしれませんが・・・もう働きたくないなあ~。

なんというか働くのが嫌なのではなく、今の仕事が好きではないのですがそれはどこに行っても同じかな?
努力してもそれが空回りするようで・・・辛い・・・。

もっとも年金のサイトでみても定年まで働いても年金足らないぐらいだし・・・401K始めたの遅かったので溜まってないしなあ~。家のローンも完済まであと数年はかかるし・・・生きていくのは大変です。

つくづくと昔の親の姿を思い出されました。
どんな気持ちで黙々と働き続けていたのか、休みの日に家の庭掃除をしていたのか・・・。

勲章もらってもね、そういうものではないですし・・・。

本当は本の内容に触れるべきでしょうが、精神的に辛くなるので個別具体的にはコメント差し控えます。
まあ、実際はすべてがこれではないですし、必要以上に将来を悲観して人生を楽しめないのはまたいけないですが、意識の片隅にこういったことを置きながら、その一方で希望を持って日々の人生を楽しんでいきたいですね。

自分が不幸だと思ったり、沈んだ気持ちだと周りも不幸にしちゃいますからね。
【目次】
第一章 年金が足りない~底をつく老後資金~
第二章 自分の時間がない~ケアメンはつらいよ~
第三章 仕事がない~フリーランスの末路~
第四章 頼れる人がいない~孤立死の後始末~
第五章 子どもが自立しない~増える年金パラサイト~
第六章 住む家がない~ハウジングプアの悲惨~
第七章 介護施設が足りない~施設不足によって生まれたグレーゾーン~
第八章 お金が戻ってこない~ねらわれる老後資金~
第九章 ローンが終わらない~住み慣れた我が家は砂上の楼閣~
終章 まとめ
ルポ 難民化する老人たち (イースト新書)(amazonリンク)

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「居住の貧困」本間 義人 岩波書店
「貧困女子のリアル」沢木 文 小学館
「ルポ 雇用劣化不況」竹信 三恵子 岩波書店
「ルポ 最底辺」生田 武志 筑摩書房
「下流社会」三浦展 光文社
ラベル:書評 現代
posted by alice-room at 04:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 未分類B】 | 更新情報をチェックする