2017年02月05日

「偏愛蔵書室 」諏訪 哲史 国書刊行会

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本書を読んでいて感じたのは偏愛というより、随分と偏った一昔前の選書だなあ~ということ。
また、本書の文体が無意味に硬くて、それでいて大して意味が無いこと。

よくもまあ、こんな偏った内容の本ばかり集めて、しかも説明がさらに歪んでいて、書き下ろしかと思ったら、なんと新聞に連載されてたそうです。結構、期間も続いているし、地方の新聞、恐るべしですね。

依頼する方もする方だけど、新聞の購読者がこの内容を拒否らないんだ、すっげぇ~というのが率直な感想。

しかもしかも、私が興味ないんで知らないんですけれど著者は芥川賞を受賞された方だそうで、あの「種村季弘」氏のお弟子さんにあたるとか。よくよく見ると出版社も国書だし、その繋がりでかなあ~と思う。

でもね、種村さんから何を学ばれたのかな~とも思う。
全然違うじゃん!勿論、違ってもいいのだけれど、というか違うのが普通なのだけれど、種村さん関係ないような気がしてなりません。まして、澁澤さんも関係ないでしょう。

その割に結構、時代的なものが自分自身と被るなあ~と思ったら、まさに同年代だったりする。

でも、だからこそ、著者の文体(スタイル)には拒絶反応が出てしまう。

幾つか読んでいて、拒否反応と説明に対する越え難い違和感で、結局飛ばし読みした。
もしかしたら、面白い本が少しくらいあるかと思って・・・。

でも、本書を読んで読みたいと感じた本は無かった。
私的には本書は不要な本でした。
【目次】
1 不治の言語病患者 「チャンドス卿の手紙」 ホフマンスタール 2 倦厭の闇、一瞬の光源 『檸檬』 梶井基次郎 3 世界を造形するまなざし 『リルケ詩集』 リルケ 4 「リアル」ということ 『遠野物語』 柳田国男 5 漫画のなかの「詩性」 『赤色エレジー』 林静一 6 「無限」に触れる筆力 『伝奇集』 ボルヘス 7 「起承転転」の小説 「子之吉の舌」ほか 島尾敏雄 8 「幼年」という名の庭 『トムは真夜中の庭で』 ピアス 9 選ばれた「文体」と「生」 「青炎抄」ほか 内田百間 10 小説──「過剰性」の言語 『泥棒日記』 ジュネ

11 いかに詩を「観る」か 『静物』 吉岡実 12 「少女」の発明 『少女コレクション序説』 澁澤龍彦 13 「無実の日常」を生きる 『愛について語るときに我々の語ること』 カーヴァー 14 いざ、「枝路」の方へ 「蔵の中」 宇野浩二 15 詩の言葉で小説を 『肉桂色の店』 シュルツ 16 漢詩──視と聴の悦楽 『李賀詩選』 李賀 17 「独身者」の愛の機械 『モレルの発明』 ビオイ=カサーレス 18 「人外」──反地上の夢 『幻想博物館』 中井英夫 19 「幼稚さ」への意志 『バカカイ』 ゴンブローヴィチ 20 存在の「外」を覗く 『闇のなかの黒い馬』 埴谷雄高

21 小説とは、「反」小説である 『幻想都市のトポロジー』 ロブ=グリエ 22 変節する複数の「僕」 『数』 ソレルス 23 「低級感覚」の復権 『ナージャとミエーレ』 山口椿 24 異界としての「家」 『赤い蛇』 日野日出志 25 架空の時・架空の自己 『失われた時を求めて』 プルースト 26 「食材」「調理」「吟味」 「春は馬車に乗って」ほか 横光利一 27 他者──意想の「外」の住人 『優雅な獲物』 ボウルズ 28 言葉の前に立ち尽くす 『ambarvalia』 西脇順三郎 29 芸術──個の魂のための倫理 『短かい金曜日』 シンガー 30 変態と震災 「瘋癲老人日記」 谷崎潤一郎

31 「私」という独居房 『私生児』 ルデュック 32 己を殺めることの悦楽 「憂国」ほか 三島由紀夫 33 むっちゃくちゃ文学事件 『メルラーナ街の怖るべき混乱』 ガッダ 34 内なる「外国語」との邂逅 『運命』 幸田露伴 35 小説──「かたり」の芸術 「納屋は燃える」ほか フォークナー 36 「贋」の思想 『怪物の解剖学』 種村季弘 37 読者を「再訪」させる力 『ブライヅヘッドふたたび』 ウォー 38 呪詛する機械 『怪談 人間時計』 徳南晴一郎 39 文体の実験工房 「ファイター」ほか ヘミングウェイ 40 明るい不気味な日常 『みちのくの人形たち』 深沢七郎

41 未開の物語・未開の思考 『エレンディラ』 ガルシア=マルケス 42 「物語化」にあらがう 『ポロポロ』 田中小実昌 43 大地の突端・文体の突端 『岬』 中上健次 44 「終わり」を終わらせる 『マーフィー』 ベケット 45 究極の家畜──「日本人」 『家畜人ヤプー』 沼正三 46 孤独の小説機械 『ロクス・ソルス』 ルーセル 47 恐山少年地獄博覧会 『地獄篇』 寺山修司 48 美しく、無遠慮な眼球 『薔薇色ノ怪物』 丸尾末広 49 母と子の静かな崩壊 「かくれんぼ」ほか ソログープ 50 遠い浮世のキネオラマ 『風船紛失記』 正岡蓉

51 怠惰の果ての猫 『猫城記』 老舎 52 うつくしい「不可解」 『ユーゲント』 ケッペン 53 天使たちの「遠い言語」 『路傍の神』 鷲巣繁男 54 無垢──善悪なき獣 『薔薇日記』 デュヴェール 55 混血の言語・流浪の文体 「眼中星」ほか 大泉黒石 56 この路地、通るべからず 『幽霊の書』 レイ 57 神経症と大正デカダンス 『怪異草紙』 畑耕一 58 「完全なる敗戦」を夢みて 『パルチザン伝説』 桐山襲 59 ソ連で「個人」を生きる 『星の切符』 アクショーノフ 60 物質と記憶、そして「詩」 「鰓裂」 石上玄一郎

61 「生きていない生」を選ぶ 『眠る男』 ペレック 62 「人でなし」と人間 「鶏の脚」ほか 池田得太郎 63 読者を愚弄する 『プロタゴニスタ奇想譚』 マレルバ 64 溺死者の息継ぎ 『触手』 小田仁二郎 65 「外」を閉じ込める 『内部』 シクスス 66 様式美としての「少年」 『美童』 山崎俊夫 67 「外国語」の密造 『夜ひらく・夜とざす』 モオラン 68 各人による各人の統治 『アナキスト詩集』 萩原恭次郎 ほか 69 戦争──無秩序の繁栄 『五十万人の兵士の墓』 ギュイヨタ 70 植物姦──不可能なる愛 『妖花譚』 荒木良一

71 ふたたび「物」のそばへ 『物の味方』 ポンジュ 72 オナニズムと文学 『葬儀のあとの寝室』 秋山正美 73 いつか、舶来の街へ 『ふたりだけのSeason』 わたせせいぞう 74 触覚の天国・視覚の地獄 「人間椅子」 江戸川乱歩 75 読者処刑機械 「流刑地にて」ほか カフカ 76 宗教絵本の「遠さ」 『石童丸』 (仏説「苅萱」) 77 狂気と破滅の讃歌 『モナ・リーザ泥棒』 ハイム 78 夏が来たら、死のう 『晩年』 太宰治 79 「奴隷」を生きる 『O嬢の物語』 レアージュ 80 色と音との発狂 「龍潭譚」ほか 泉鏡花

81 人肉たちの夢 『ミッドナイト・ミートトレイン』 バーカー 82 銀河を旅するための言葉 『春と修羅』 宮沢賢治 83 悪の勝利、文学の勝利 『ジュリエット物語あるいは悪徳の栄え』 サド 84 小説──筆先の「分裂」 『普賢』 石川淳 85 不在の神への薔薇 「フーエディブルー」ほか ツェラン 86 古典美=死体美 『眠れる美女』 川端康成 87 通約不可能な生 「一九〇〇年頃のベルリンの幼年時代」ほか ベンヤミン 88 冬籠り文字の獄舎に季語の檻 『現代の俳句』 高浜虚子・永田耕衣ほか 89 律を出ても一人 『尾崎放哉全句集』 尾崎放哉 90 悪魔に捧げる花々 『悪の華』 ボードレール

91 小説、その美しい「狂い」 『草枕』 夏目漱石 92 「生」に意味はない 『嘔吐』 サルトル 93 気のふれた天使の言語 「川」ほか 岡本かの子 94 読者ども、俺の尻を舐めろ 『ユリシーズ』 ジョイス 95 読者を作者に仕立て上げる 『ドグラ・マグラ』 夢野久作 96 黒く塗れ 『夜の果ての旅』 セリーヌ 97 少年の無言の世界 『生家へ』 色川武大 98 その名はCTHULHU 「クトゥルフの呼び声」 ラヴクラフト 99 スタイル、そして逸脱 『昆虫図』 久生十蘭 100 芸術──純真なる倒錯 『ロリータ』 ナボコフ あとがき──わが「言語芸術論」のために
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タグ:書評
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「1年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法」金森 重樹 ダイヤモンド社

正直言って、タイトルだけでまともな人は避けるであろう、胡散臭い投資関連書、というイメージでした。

著者の運営している通販大家さん、でしたっけ?
まあ、あれの宣伝の為の本でしょう。よくあるように。

物件の収益性を基準にして、銀行融資を引き出し、レバレッジをかけて自己資本を使わずに資産を急激に増やしていく。まあ、株で信用取引やデリバティブ使うのと発想は一緒ですかね。

金持ち父さん貧乏父さんも似たようなもんです。

ワンルーム投資の危険性を説く部分はもっともだと大いに共感しましたが、借金で借金を膨らませていくあたりの説明は、バブル時代の考えと違いはほとんどありません。

しかし、気になったのは胆力を持って投資しなければいけないとか、失敗しても大したことないとか、成功して成り上がってやる的な社会底辺の人が成り上がった系の発言ばかりが多くて、その時点で私はドン引きしてしまいました。

あと先祖伝来で不動産を受け継いだ人に、土地に執着心を持っていることを嘲笑い、収益性の高い土地にしないなんて・・・とかいう著者個人の勝手な思い込み(価値観)を他人に向けるあたり、人として信用できないと思います。

いろんな人がいて、いろんな思いがあるので別に他人に干渉する必要はなく、自分がエバンジェリストよろしく自分に従わない人は、愚かで駄目な人々・・的なことをいう方が薦める投資法を採用する気にはなりません。

しかし・・・なんで不動産投資の本を書く人は、発想がそういうのばかりなんでしょうか。
ロバートキヨサキ氏しかり。たまたま、買った不動産が当たっただけで不動産市況次第で破産した多くの先人達の一員になるかならないかも、本当に運次第のような考えなんですけれど・・・。

まあ、かくいう私も不動産投資を検討しているので偉そうなこと言えませんけれどね。

ただ、著者のビジネスは上手だと思います。
基本的に仲介に徹することで、自己資本を使うことなく、リスクも負わず、寺銭稼ぎのビジネスでしかも自分が客を集めて、その客に次々物件を買わせて回転させるスキームをうまく作り上げてますよね。

客はラットレースから抜け出ようとして、新たなラットレースに入れられて、結局、美味しいところはその仕組みを考えた人の懐に入るというのですから。

まあ、何でもビジネスはプラットフォームを築き上げて、そのプラットフォーム上に上がった参加者から広く浅く、しかし確実に長く利益を上げるのが勝ちですもんね!

化粧品ビジネスや通販、金融サービス他、諸々、同じようなもんです。
本書を読んで改めてそれを実感しました。

さて、私は種銭作りに今年も株関連で頑張りましょう♪
で、不動産市場が弾けたら、いつでも不動産投資に行けるよう、準備を進めないとね。
【目次】
第1章 億単位の借金をしなさい
第2章 投資における心構え
第3章 危険なワンルームマンション投資
第4章 巨額の自己資金なんて必要ない
第5章 RCはアクセル、木造はブレーキ
第6章 エリアマーケティング
第7章 物件の選び方
第8章 不動産投資の体験談
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2017年02月04日

「ぼくはオンライン古本屋のおやじさん」北尾 トロ 筑摩書房

オンライン本屋で起業っていう、一時流行ったブームを実際に起こした当事者たる先人として有名な方のお話。

なんか非常に気楽に、素人の手探り感満載でそそられる内容だったりする。
でも、昔からあるビジネスだけに特に仕入れは大変そう・・・。
せどりメインって、きつ過ぎでしょう。買取とかは憧れますが、いいものを売るんでしょ。

気に入ったものを売ることができて初めて、商売になるなんて因果な商売のような・・・。
月に10万円以上の利益を上げるってのは凄いと思うのだけれど、本の重さで腰悪くしそう。
本を置く場所を考えても私にはそれをビジネスとして進めることは出来ないだろうな~。

要らない本やダブリ本をAmazonのマーケットプレイスで売ったりはしてたけれど、まあ、誰でもがやっているやつで安定的に儲けを出すなんて無理でしょうね。私には。

本の売り買いは自分の趣味の範囲にしておくのが幸せそう。
こういうのは他人事として読んで楽しむのが一番だと思います。

金を稼ぐなら、それようのビジネスをやって儲けた金で趣味の本、購入にあてたいと心から思います。
さて、どうやって稼ぎましょうかね・・・???(笑)
【目次】
第1章 オンライン古本屋ほど素敵な商売はない!?
第2章 オンライン古本屋の作り方
第3章 「杉並北尾堂」ただいま営業中
第4章 ぼくが出会った愉快な仲間たち
第5章 オンライン古本屋の眠れない日々(1999年10月~1999年12月
2000年1月~2000年7月)


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「古本暮らし」荻原 魚雷 晶文社

まあ、エッセイであることは良しとしよう。
表紙も今から思えばそれっぽいしね。
でも・・・あまりにタイトルにある「古本」と内容がかけ離れてないかな?

最初はなんとか、かろうじて古本に関する文章ではあるんだけれど・・・段々、古本とは全く関係のない、家庭内の家事の分担とか、裁縫の話とか、もうどうでもいいゴミみたいな話ばかりになっていきます。

まあ、文句言いながら、しっかりと投げ出さずに読んでしまうのだから、良く分かりませんがさすがはそれで食べているプロなのかもしれません。

読後感も決して悪くはなかったです。嫌いでもない。役には立たない本だけれど、役に立つことが価値あることとも思えないってのも私の中に感情があったりして・・・なんだかなあ~。

同年代なのに、思いっきり時代から外れて、その時代でも有り得ない「左」に行ってしまった人の人生なのかもしれません。予備校の講師とかだとよくいたりしますが、ちょっと驚きました。

でも、それで生活で来ているんだから、いいっすよね。
私は会社作っても成功しなかったし、食っていけなくなりそうだったんで仕方なく会社員やってますが、これももう限界近いかなあ~。そろそろ、転職でもしないと潰れそう・・・。

心から、もう働きたくないなあ~と思う今日、この頃でした。
文章書いて生活出来るのは率直に憧れですね。それはそれで、たぶん、辛いし、大変なのかもしれません。
生活の為に物書きたくないってのもあるんだけど、それで生活の為にもっとやりたくない事務仕事してるんだと思うと、それもおかしいと思ったりする。

まあ、年内に転職すべく準備すべきなんでしょうなあ~。

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「メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット」伊藤 計劃 角川書店

ゲームの世界をノベライズ化した小説。
ゲームも知らず、単に伊藤計劃の本が読んでみたくて手に取った本です。
そもそもゲームのノベライズであることも知らずに読みました。

本の選択からして、間違っているような気がしないでもないが・・・。
それなりに読ませる内容でした。

ただ・・・戦争の英雄がお年寄りっていう設定には驚愕しました。
えっ、設定無理し過ぎでしょう?

但し、読むとそれなりに惹き込まれます。そこそこ面白かったと思う。
でもね、あの凄い評価の作家さんの小説だったとしたら・・・率直なところ期待ハズレかなあ~。

今度は虐殺器官を読んでみようと思うんだけれど、それでどういう風に感じられるか?
それでこの作家に対する自分の評価を出来ればと思います。
面白いといいんだけどねぇ~。

そういやあ~制作会社が潰れて大変なことになっていた、映画の方は今日、公開でしたっけ?
見てみたいけど、あとでDVD化とかされたら見てみよっと。

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2017年01月26日

「新・埼玉のうまい蕎麦64選」幹書房

しばらく蕎麦を食べていないので、美味しい蕎麦屋探しの

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タグ:書評 蕎麦
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「成功する大家さんは「新築賃貸住宅」を選ぶ」大川内 拓生、永見 勝  宝島社

不動産投資の本で情報の非対称性でレモンの話が出てくるのは本書が初めてでした!
著者はよく勉強して実際の経験も豊富に持っている方だと思います。

ただ・・・サブリースの問題だとかは本書でほとんで触れていません。
まあ、ご自分で会社をやられている以上、敵を作れば仕事やりにくくなりますからね。

そういう意味では、その辺のことはある程度差っ引いて読まなければなりません。
また、なんだかんだ言っても人口が増えている時代にやられていたわけで人は入っていたんだと思います。学生用の賃貸とかも大学が移転していく都内近郊だったら、大変ですもんね。それを言うときりがないのも事実でしょうが・・・。

そうそうこの手の本との違いとしては、マクロ経済的な視点も含めて大家経営を書かれていることですかね。
マクロ・ミクロで見る視点は嫌いではないですが、個人的にはその辺ある程度分かっているので紙面が浪費されている感じがしました。

逆にいうと不動産投資としての本としては、特に目新しい内容は無かったように感じます。
もう何冊か本も読んで、ネットで物件研究もしてみますが、やはり実際に買ってやってみないと分からないというのが真実でしょうね。

【目次】第1章 混迷の時代だからこそ、賃貸住宅が建つ
第2章 賃貸住宅に「新築」をおススメする、これほどのワケ
第3章 私が新築賃貸住宅経営を始めた理由
第4章 原理原則を踏まえれば、誰でも成功できる!
第5章 こんなに違う新築と中古のアフター・メンテナンス
第6章 間違ってはいけない、賃貸住宅経営の掟
第7章 失敗しない賃貸住宅経営の極意を学ぶ
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2017年01月21日

「プラハを歩く」田中 充子 岩波書店

もっと期待して読んだみたのですが、正直期待外れの本でした。
あれだけの素敵な都市、魅力的な都市に対して非常につまらない解説をしています。

個々の建築物についても歴史一つとっても、もっと書くべきことがあるのでは?と思ってしまいます。
錬金術師や魔女、ゲットー、シナゴーグ、アール・デコ、ミュシャだけでも紙面が足りないでしょうし、フスやプラハの歴史を語るだけでも紙面が足りないでしょう。

それなのに・・・しょうもない著者の個人的なエピソードが無意味に挿入され、それがほとんど無駄でプラハに対して何のプラスの意味ももたらすことなく、呆れ果てます。

中途半端に建築語るなら、ガイドブックレベルの記述は止めて欲しい。
新書にそんなもの求めている人いないでしょう。きっとね。

何もかも中途半端で、あの素晴らしいプラハの街の魅力が読んでいて微塵も感じないのが逆に異常に感じられてならない。ストラホフ修道院のあの図書館一つとってみても本書を読んで私は行きたいとは思わないだろう!!

私が行ったときは、最初それが見たくてそれだけの理由で宿も取らずにプラハの空港に降り立ち、夜明けと共に宿を探したりしたものだが・・・。非常に残念な本です。

本書なぞ読まずにlonely planetでも片手にぶらりと訪れた方が良いでしょう♪読む価値を見出せない本でした。
【目次】
第1章 城―木と石の技術
第2章 旧市街―石の暮らし
第3章 城下町―スタッコの装飾と芸術
第4章 新市街―都市の空間
第5章 郊外―鉄とレンガとコンクリートのデザイン
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魔女と錬金術師の街、プラハ
「THE GOLD 2004年3月号」JCB会員誌~プラハ迷宮都市伝説~
NHK世界美術館紀行 プラハ国立美術館
タグ:書評 プラハ
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「『百科全書』と世界図絵」鷲見 洋一 岩波書店

本文内でも語られているが、これは「百科全書」について語られた本ではなく、それをネタに著者の趣味のおもむくままに好きなことを語っているエッセイ本みたいになっています。

必要以上に、著者の独り言的なコラムが大きく多数入っていて、タイトルから期待されるであろう内容は、私の場合、ほとんど見つけられなかったです。
【目次】
1 世界図絵の変容と近代
巨大量、収集、分類―世界図絵のなかのフランス『百科全書』
過剰・集積論―記憶術、ベーコン、『百科全書』、そしてアーカイヴ
世界図絵のなかの水車
2 『百科全書』の図版と一八世紀
整合と惑乱
図版のなかのフランス一八世紀
3 理性の夢
繁殖する自然―博物図鑑の世界
一八世紀の夢―気球の旅
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2017年01月20日

「古本屋開業入門」喜多村 拓 燃焼社

タイトル通りの古本屋開業の為のノウハウ本になります。
やっぱり生活費を稼ぐ仕事としてやるのは難しいんだなあ~と思いました。

現在、通販に特化している本屋さんみたいで通販での販売ノウハウは、これまで読んだ古本屋開業の本の中では一番実践的で有用かも?

入手した順番に番号を振っていく在庫管理方法とかは「アリ」かなあ~とか個人的には思いました。もっとも古本屋をする気のない私には関係ないんですけれどね。

そうそう、それでも仕入れの工夫には頭が下がる思いですね。バザーやフリマなどで入手したりとか、立て場は知っていましたが、もうその辺は昨今のセドラーさえ顔出しているのですね。

ブックオフで抜いてアマゾンで売る、そんなにわかせどりは競合相手の増大で儲けがなくなり、ちょっと前は投げ売りが盛大に行われていましたが・・・まあ、本書はその前の話ですもんね。

あと・・・古書の買い取りですが、やっぱり知らない相手には買い叩くんですね。
相手を見て価格を変えるのは商人同士なら納得ですが、知らない一般人にもそれを当てはめるのは・・・違和感を覚えます。不要な本は買い取ってくれないみたいですし、蔵書を売るのは考えものですね。

だから、ブックオフ等で宅配便で買い取ってもらうんでしょう。
送料を持ってくれるだけでもヨシとすべきなんでしょうね。明日も3箱ほど売りますが・・・もう何十箱売ったか分かりませんね。感覚的には粗大ごみとして引き取ってもらっている感じ。だから、売った代金はほとんど期待してませんし。

まあ、脱サラとして古本屋はやはりナシかと。
やっぱり、株式投資と不動産投資ぐらいしかなさそうですね。

もう、今の職場で頑張っていくのは無理そうだしなあ~。
体病んで胃に穴があくのも時間の問題だもんね。というか、もう胃というか腸とかもたなそうだもん!!
【目次】
店舗開店編
通信販売編
セドラーに捧ぐ―あとがきにかえて
古本屋開業入門―古本商売ウラオモテ(amazonリンク)
タグ:書評 古書
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