2026年04月20日

「JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則 」ニック・マジューリ、 児島 修 ダイヤモンド社

justkeep.jpg

これも少し前に流行った本ですね。

JUST KEEP BUYING (ただひたすら買い続ける)

長期的に株式市場(全体)は成長し、株価は上昇し続ける。その前提の下では、市場全体にBETして(具体的には市場インデックス投信・ETF購入)、とにかく購入して売却せず、時間を味方にして成長の果実を享受する、といった今時のインデックス投資そのもののお話になります。

本書の前書きにもありますが、あくまでもアメリカを前提にして書かれていますので、日本向きに解釈するにはその辺を斟酌して適宜、補正や配慮しないといけませんが、まあ、大筋の原則論からすれば、だいたいそういうことだなあ~って感じの内容です。

今のご時世的には目新しいものないかな? 

著者も書かれていますが、自分の関心のあるところ、役に立ちそうなところだけでも読んでね、みたいなこと書かれていますので既にFIREしている私的には第2部から読み始めました。その後でパラパラと速読モードで第1部も読んでみた。

一応、順番的にいうと入金力の部分だけど、この辺は正直読む価値無いかな? 
この手の本だとあちこちに書かれている内容。

まずは収入を増やすべく、自身の能力開発に投資したり、節約はしつつも過度なものにならない程度に抑えて入金力upを図るっていうだけ。
まあ、うちは住宅ローンを組む際に現金一括支払いも可能だったけど、あえて5年間金利固定の15年ローンを組み、当初は5年で残りは繰上返済予定だったけど、株式市場が好調だったのであえて住宅ローン減税ギリギリの10年までになるよう、繰上返済しておいてきっちり10年で返済完了させた。

結果的に金融機関の信用がかなりupしたみたい・・・。
FIREして無職になってクレカ作れるか心配だったけど、銀行系の審査厳しめのところでさえFIRE後にすぐ作れたし、ネットでクレカ新規申請して30分で一般カード限度額100万円とかで審査通ってた。個人事業者用のクレカに至っては限度額200万円なってたしなあ~。

やっぱり信用は大切です。クレカのヒストリー、完璧で自宅の土地・建物も抵当権抹消してあるのもきいてるね。おそらく。

おっと、話がそれた。

今時風にデータサイエンティストがどうたらこうたら・・・と書いてますが、あくまでも過去のデータを分析したら、こうでしたという話です。統計的に有意なものでも、その前提条件(期間、対象範囲、考慮要素等々)を変えれば、いくらでもいじれちゃうからなあ~。

それに仮に、その解釈であっていたとしても過去のものが今後も将来的に同じ規則性やルールで継続し、再現するかはまた別問題だったりする。

そうであっても、まあ、人間は過去の延長線上で考えて予想し、継続し続けようとするのは、首肯出来るので、その考えに乗ってもいいかとも思う。

現在の資本主義体制が継続する前提ではありますが、世界経済が成長し、拡大し、それを可能とするのが資本主義ならば、共に繁栄し、継続していくでしょう。そのうえで、金融資産を増やしていくならば、保険の大数の法則ではないけど、個々のリスクに囚われず(=個別株投資)、インデックス投資しとけや~って感じでしょうか?

そうそう、本書ではリバランスでリスク管理にも触れており、税金等も鑑みて追加投資によるリバランスなんてのも提唱してますが、FIREした層にはいらないかな?

人や好みによりけりですが、シンプルに現金とリスク資産で現金を相場暴落時のバッファーにして、リスク資産の売却タイミングと額をコントロールするので良いかと。リスク資産内に債券とかリスクの低いの入れて、それで調整するのは一般的ですが、最近は株・債券・金等々の相関関係が「負」ではなく「正」になったりして、一概に伝統的なリスク管理が難しい兆候もあるので、現金を多めに持っておくのが個人的に妥当かと思いました。

あと、本書では触れられていませんが、私が生成AIに取り崩し戦略で相談してたら、高配当株の保有による配当金を現金バッファーの一部に組み入れる案なんかもあったなあ~。

私一人だったら、それもありなんですが、配偶者がいるので自分が死んで資産を相続した際、複雑にするとたぶん管理できずに破綻しちゃうんだよね。

その辺も加味すると、シンプルにリスク資産はインデックス投資のみとし、1年に1回の売却で現金バッファーに3年分の生活費を維持する仕組みが妥当かな? 売却も今は証券会社で定率or定額を選べるようになって自動で実行してくれるようだけど、出来れば、定率と定額を比較し、その小さい金額の方を採用する仕組みになってくれたら、最高ですね!

それが可能だと暴落時に売り過ぎを抑制し、最終的な資産寿命が延びるというシミュレーションは出来ているんだけどね。
自分が生きている間は、手動でやればいいけど、遺族にそれを委ねるのは難しいかなあ~。

そうそう、それと本書を読んでいて一番、頭に浮かんだのは銀行時代の元上司の言葉。
「株は買うけど、絶対に売らない」
資本主義の世界で、資本家になるにはそれしかない、というのがその真意だそうだが、飲み会で聞いて、なるほどなあ~と心から思いました!!

私は中学生から債券投資して、高校から株式投資やってるけど、利益出ると売っちゃうんだよねぇ~。
株価が下落すると塩漬けして、なんとか元値を回復して売るから、表面的な損は出ないものの、資本効率が悪く、時間選好率を考慮したら、実質マイナスだったりする。

まあ、勉強にはなったからいいんだけど。

本書を読んで初めて知った事は無かったですが、一応、自分の投資スタンスの納得感はUPしたかも?
本書を読んだ価値はそれぐらいかなあ~。

もっとも、私は配当4%前後で今後も成長するだろうと確信できる銘柄をまさに今日売ってたりする。
ホルムズ海峡閉鎖は長引くと思っているので、わずかな利益で個別株を売って、定期預金でしばらく寝かせておく予定。

出来れば、暴落時の購入資金に充てたいなあ~。既に今年分のNISA枠は1月に一括で埋めていてもう買えないから、出来れば年末辺りに暴落して来年度のNISA枠で買えたら、短期的には大成功。

本書でも言うように、そんなの無理だし、長期的には誤差程度の些細なことなんですが、10年程度の短期間だと大きいんだよねぇ~。
さて、残りの個別株も売りきっていきましょう♪

【目次】
【はじめに】
全米屈指のデータサイエンティストによる、お金を貯め、富を築くための証明済の方法。
投資初心者からベテランまで、わかりやすく、面白く学べる唯一無二の本。

【第1章】どこから始めるべきか?――お金がない人は「貯金」を、お金がある人は「投資」を重視すべき理由

【第1部】貯金力アップ篇

【第2章】どのくらい貯金すればいいのか?――思っているほど多く貯めなくても大丈夫
【第3章】こうすればもっと貯金できる――パーソナルファイナンス最大のウソ
【第4章】罪悪感なしでお金を使う方法――「2倍ルール」と充実感の最大化
【第5章】収入アップに合わせて生活レベルを上げるのは、どれくらい許される?――世間で思われている以上に、給料が増えた分、豊かさは享受できる
【第6章】借金はすべきか?――クレジットカードの負債が必ずしも悪ではない理由
【第7章】家は借りるべきか買うべきか?――人生最大の買い物をどう考えるか
【第8章】頭金を貯める方法――なぜ「時間軸」が大切なのか?
【第9章】いつリタイアできるか?―― 一番大切なのは「お金」ではない

【第2部】投資力アップ篇

【第10章】なぜ投資すべきか?――お金を増やすことが重要な時代になった3つの理由
【第11章】何に投資すべきか?――「富への唯一絶対の道」は存在しない
【第12章】個別株は買うな――個人投資家を焼き尽くす投資哲学
【第13章】いつ投資すべきか?――なぜ早いほうがいいのか
【第14章】安値を待つべきではない理由――神でさえ「ドルコスト平均法」には勝てない
【第15章】投資が「運」に左右される理由――と、なぜ「運」を気にしすぎる必要がないのか?
【第16章】相場の変動を恐れるな――投資で成功するための「入場料」
【第17章】暴落時の投資法――パニック時でも平静さを保つメンタル
【第18章】いつ売ればいいのか?――リバランス、集中投資状態、投資の究極の目的について
【第19章】資産が増えてもお金持ちと感じられない理由――なぜ、あなたはすでに豊かなのか?
【第20章】一番重要な資産――なぜそれはこれ以上増やすことができないのか
【巻末プレミアム】 「ジャスト・キープ・バイイング」21の黄金ルール――タイムトラベラーのゲームに勝つ方法

JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則(amazonリンク)

ブログ内関連記事
「MMT(現代貨幣理論)の教科書」真壁 昭夫 ビジネス教育出版社
「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」クリスティー・シェン (著), ブライス・リャン (著), ダイヤモンド社
「トマ・ピケティの新・資本論」トマ・ピケティ 日経BP社
「まぐれ」ナシーム・ニコラス・タレブ ダイヤモンド社
「カオスの帝王」スコット・パタースン (著), 月谷 真紀 (翻訳) 東洋経済新報社
「10年先を読む長期投資」澤上篤人 朝日新聞出版
「気になる株の売買チャンス99の公式」和光経済研究所 こう書房
「肩をすくめるアトラス」アイン ランド  ビジネス社
「データサイエンティスト」橋本 大也 SBクリエイティブ
posted by alice-room at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 実用・ビジネスC】 | 更新情報をチェックする

2026年04月10日

「MMT(現代貨幣理論)の教科書」真壁 昭夫 ビジネス教育出版社

mmt.jpg

ずいぶんと久しぶりにこの手の本を読んだ気がします。
一般向けの経済解説本で、基本的なマクロ・ミクロとかやってれば比較的ライトな内容ですが、うん、最近は表面的な指標とか指数とか経済解説とか見聞きしてなかったのですっごく新鮮でした。

クラウディング・アウトとか、そうそう、そういうのあったよねというお恥ずかしいレベルの私です。
一応、大学院ではその辺が専門だったはずなのに・・・ね(苦笑)。

高過ぎる税率なら、減税した方が税収UPになるという、減税したい政治家になんとも都合の良いラッファー曲線(ラッファブル曲線と揶揄されたアレ)や、金持ちや企業が儲かればおこぼれが庶民にも生き渡るというトリクルダウン理論のように、MMTは胡散臭いキーワードですが、まあ、興味深いのは間違いないです。

個人的にはハイパーインフレとデフォルトで不良債権にまみれて経済低迷にならないか懐疑的ではありますが、ジリ貧よりはいいのか?

プライマリーバランスを意識した政策なんて過去の遺物ですかね?
今の日銀のようにETF買ったり、国債買ったり、中央銀行の独立性もあってないようなもんだし、アメリカのFRBもアレでしょ。
う〜ん、今日も株価上がってるが、楽観論に終始し過ぎのような???

本書でMMTとは、自国の通貨で債権を発行できる国家は、デフォルトに陥ることははく、財政悪化の懸念無しに国債を発行して景気刺激策を推進できるという理論と定義されます。

その条件として①経常黒字②自国通貨での国債発行③インフレ未発生、を挙げてます。

そして日本がまさに上記の条件を満たし、国債の残高が異様なほど累積しているにも関わらず、インフレや金利上昇に至っていないのが、MMTの実例として一部で見做されてしまっている状況について触れています。

そういやあ~ネットとかでプライマーバランスの規律至上主義の財務省批判が一時、盛り上がっていましたが、ポリュリズムの方向性としてはバンバン金ばらまけや~となるんでしょうね。

中国の対外進出やホルムズ海峡封鎖など、安全保障上の困難が山積みの中、人口減少で人口の高齢化が進む日本で経済成長を維持するには、積極財政により経済の勢いをつけながら、なんとか成長への道標を作り、繋げていくしかないというのが現高市内閣の方針なんでしょうね。

本書が書かれたのは2019年でかなり古い為、金利上昇が夢であった時代ですが、現在は長期金利がじわじわ上がってるし、確実に物価も上がっているのでいよいよ財政拡大も正念場にかかってきてますね。

為替もここ数年で激変してますし、このMMTの行く末が大変気になりますねぇ~。生成AIに振ると、この辺も楽しかったですが、まずはもう少し関連書籍も読んでみようと思います。

そういう意味で私にはよい刺激になり、勉強になった本でした。

個人的には、もうチャレンジする気もないので完全に守りですね。NISA枠をオルカンかSP500で埋めて、ポイ活分は金の投信を買って、後はひたすら寝てますか。本日の株価のように停戦を楽観視なんて、とうてい思えないので現金化できる分だけキャッシュにして数年は息ひそめて待ってます。暴落を・・・。

【目次】
第一章 MMTの定義
・MMTとは何か
・誰がMMTを提唱したか
・いつから、なぜMMTは注目されているのか
・MMTとポリュリズムの関係
・日本がMMTの先駆者?
・MMTの問題点

第二章 なぜ、いま、MMTか
・景気を支えることが主な目的
・主要国の金融緩和による景気刺激
・限界に直面する中央銀行
・金融政策にはマイナス面もある
・より強力な景気刺激策への期待
・財政支出をしても金利が上がらない

第三章 これまでの理論との比較、違い
・これまでの理論とどこが違う
・財政政策には、本当に規律は必要か
・これまでの理論では財政支出は金利を上昇させる
・財政政策は為替レートにも影響を与える
・借金を増やすと国債はデフォルトするか
・物価はコントロールできるのか

第四章 MMTの主な問題点は何か
・MMTは万能薬ではない
・中央銀行国債を引き受けるとどうなる
・為替レートへの影響
・”悪い金利上昇”の恐れ
・ハイパー・インフレーションへの懸念
・借金が増え過ぎると国が最終的につぶれてしまう

第5章 わたしたちの生活への影響
・一時的な効果は考えられる
・長期的には続けられる政策ではないかもしれない
・結局、国民の負担が増える
・軽視できないインフレリスク
・政策だけで景気が拡大し続けることはあり得ない
・わが国の財政状況はすでに「火の車」

MMT(現代貨幣理論)の教科書(amazonリンク)

ブログ内関連記事
日経新聞 経済教室「金融機能の健全化急げ」2010年10月15日
ラベル:書評 経済 財政 金融
posted by alice-room at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 実用・ビジネスC】 | 更新情報をチェックする

2026年04月07日

「最近の人類は魔王をナメている」木口なん、SHICON、夕霧  デジカタ編集部

saikinnno.jpg

異世界転生ものですね。
最近は、トラックにひかれたり、神様に転生ボーナスもらうお約束とかはないんですね。あっ、でも、理不尽に殺されたりはしたか。
いきなり、異世界に転生して『魔王』になってスタートします。

当然、魔王なんで人類と闘うのですが、中世ヨーロッパの設定は変わらないものの、時代にそぐわないロジカルな思考する人類が戦闘の参謀をしたりするのですが・・・。

う~ん、まあ、転生した魔王は現代知識チート無法をするわけではなく、今風のコスパやタイパの良い合理的な思考で情報収集し、戦略を立てて人類に奪われたものを一つ一つ解放していく・・・ってな感じのお話となっています。

変に凝ったところもなく、オーソドックスなプロットですが、それ故、破綻もせず、読んでいても自然な感じですね。
特別なものを求めなければ、そこそこ楽しく読めるかと思います。

ただ・・・この手のたくさん読んでると・・・よくある作品の一つになってしまうのでそこは割り切りですね。
過大な期待を抱かなければ、普通の楽しい作品です。

最近の人類は魔王をナメている(amazonリンク)
posted by alice-room at 01:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 【漫画 アニメ】 | 更新情報をチェックする

2026年04月04日

「ウルフハンター赤ずきん」アルティム・アクセネンコ (監督)

wolfhunter.jpg

たまには、ほのぼの童話系ファンタジーでも観ようかと思ったのですが、かなり、ぶっ飛んだ内容のファンタジーでした。

森の支配権をめぐり、狼一族と伝説のウルフハンターの一族が争っています。
ウルフハンターの男性は、狼に敗れ、狼さんに食べられてしまいます。その後、時は流れ、殺されたウルフハンターの男性の子供は成長するのですが、それこそが『あの』赤ずきんちゃんなのでした!

でもって、狼と赤ずきんちゃんがバトルをするのですが・・・。

どうせ、誰も観ないでしょうから、以下、ネタバレ。




どうして、そうなるのか不明なのですが、いきなり斧で狼と戦い出す、赤ずきんちゃんは斧で地面を打ちつけるとそこが異世界への入口になり、現代のロシアへ『逆』異世界転生します。

そして、不可解なまま、現代ロシアで追い掛けっこをし始め、これまた何故か黄色なかっこいい車(三菱エンブレム)で逃走して・・・。
更に次元も世界も飛び越えて、何故かいきなり大団円に???

えっ、これ?不条理系?

タイトルで調べたら、ロシアのつい最近撮られた子供向け映画らしいがあまりに混沌として脈絡のない展開で、観ていて私は茫然自失となりました。駄目だ、ついていけない。

可愛い少女が赤ずきん被って斧を振り回して、狼とバトルする。
そんなファンタジーファンがいたら、観て下さいね。
私はもういいや・・・。

赤ずきんちゃんが伝説のウルフハンターの一族だったってことだけで、もうお腹一杯でした!

ウルフハンター赤ずきん(amazonリンク)
ラベル:映画 童話 ロシア
posted by alice-room at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 【映画・DVD】 | 更新情報をチェックする

「アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険」宮田珠己 大福書林

fugourinabouken.jpg

教皇からの呼び出しで亡き父の献上した(出鱈目な?)冒険記に記載されたプレスター・ジョンへ親書を届ける旅を言い渡された一行の冒険記。

うちのブログで何度も取り上げているあの『プレスター・ジョン』の名前が出てきただけで即、読むことを決定しました(笑)。
それにスキタイの子羊に、ワクワクの実、マンドラゴラとか、まさにうちのブログの頻出単語かよ~。こりゃ、読まずにいられませんね。

文体は非常に軽いノリで読み易いのですが、最初、テーマ的に翻訳本かと思ったら、日本人の作家さんの小説だったんですね。道理で文体が軽い♪

こう手の異世界譚だとどうしても澁澤さんの「高丘親王航海記」をイメージしてしまうが、ああいう格調高い洗練された文体ではないです。著者も意識してあえてそうしているのかもしれませんが、かなり俗っぽい文体で本書は書かれています。逆に、読者の読み易さや共感は増しているかもしれません。

あと・・・本書の最後の参考文献見てみると・・・・かなりうちのブログに書評で紹介されているやつですね。
読んでいて、かなりアレだよねぇ~とか思いながら、読んでいましたが、そりゃ元ネタはほぼ事前に知っているわけですから、当然か。
それでも、童話的なお話としては悪くないかと思います。

ただ、どうしても表面的な話なので、さらに参考文献を読むとそちらの方(黄金伝説、仏陀伝等々)がはるかに面白いのでそちらも強くお薦め致します♪

そうそう、本書の魅力としては装丁と折りたたまれた絵巻風差し込み、これが秀逸です!
本書を読む際には是非、図像を観て楽しんで下さいね。ご丁寧に解説のチラシまで用意されているので存分に楽しめます♪

アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険(amazonリンク)

ブログ内関連記事
「黄金伝説4」ヤコブス・デ・ウォラギネ著 人文書院
「中世の説話」松原 秀一 東京書籍
「アレクサンドロス大王東征記 上」フラウィオス アッリアノス
「スキタイの子羊」ヘンリー・リー ベルトルト・ラウファー 博品社
「大モンゴル 幻の王 プレスター・ジョン 世界征服への道」 角川書店
「キリン伝来考」ベルトルト・ラウファー 博品社
「エチオピア王国誌」アルヴァレス 岩波書店
「神の刻印」グラハム・ハンコック著 凱風社
posted by alice-room at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 小説C】 | 更新情報をチェックする