2026年03月22日

「化身 探偵・朱雀十五の事件簿7 (角川ホラー文庫)」藤木 稟 KADOKAWA

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今回は零落した神(妖怪っぽい)がテーマとなります。

当初は一見すると横溝正史風のノリと言いましょうか? そんな感じだったのですが、閉鎖的な村社会を舞台に時代的な背景を「激動の時代」とすることで大きな時代の奔流の中でより一層特異で際立つ内容となっています。

ネタバレしない程度に語ると、たたら製鉄と一つ目っていうのは、民俗学とかその手の本では有名な話であり、地域限定で祀られる神とかって好きなんですよねぇ~。天津神に負けてしまった国津神の国譲りとか、未だに地方の神社とかで奥宮に祀られている本来の土地神様とか伝承を調べると示唆に富むことが多く、楽しかったりする。

そういう感じのネタ満載ですね。本書は。

また、今回の特筆すべき点として、これまで解き明かされることのなかった朱雀の盲目になった理由やその素性について、明らかになります。
なるほど・・・そういう背景があったりする訳ですね。
朱雀ファンには、必読の書かと。

いつも以上に謎解きも楽しく、納得感のあるストーリーで楽しかったです。
改めて、続編も待ち遠しいですね♪

化身 探偵・朱雀十五の事件簿7 (角川ホラー文庫)(amazonリンク)

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ラベル:書評 小説
posted by alice-room at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 【書評 小説C】 | 更新情報をチェックする
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